久保田さん、
> ああ、while ...
> てっきり、「シリアライズ可能フラグ(のようなもの)が真のあいだ、(XML
が) バッファリングされる」という
> ように読み取ってしまいました。
そう見えますよね。ヒントは、while の前のコンマです。
接続詞の前にコンマがあると、たいてい、そこで意味がいったん
区切れています。
The XML structure is preserved while enabling the documents
to be serialized ... だったら、「シリアライズを可能にしているあいだに」
と読めます。
でもコンマがあるので、そこでいったん区切って、「その一方で」と
読みます。
which でも同じようなケース (コンマの有無で訳が違う) がありますよね。
1. The system has been down due to the problem
which no one can fix.
2. The system has been down due to the problem,
which no one can fix.
1 と 2 では、どう違うと思いますか ?
1 の which は the problem を修飾する関係代名詞です。
訳「システムは、誰にも直せない問題のためにダウンしています。」
2 の which は、前の文とあとの文をつなぐ接続詞の役割をします。
つまり、先行する名詞ではなく、文全体を指しているのです。
訳「システムがダウンしていて、それは誰にも直せないんです。」
コンマで区切っているかどうかで、その直前の単語・意味との関係が
変わるという例でした。これ、知ってると結構役に立ちますよ。
れいこ
********************************************
Reiko Saito
Japanese Language Lead
Globalization Project Management
Globalization Services
Sun Microsystems, Inc.
Email: reiko.saito_at_sun.com
Phone: +81 3 5962 4912
Blog:
http://blogs.sun.com/reiko
********************************************
久保田貴也 wrote:
> みなさま、コメント、ありがとうございます。
>
> 09/03/02 Reiko Saito <Reiko.Saito_at_sun.com>:
>
>> 初回作品完成、おめでとうございます!
>
> まだ、緒についたばかりというやつです。
>
> ああ、while ...
> てっきり、「シリアライズ可能フラグ(のようなもの)が真のあいだ、(XML が) バッファリングされる」という
> ように読み取ってしまいました。
>
> その他、目を皿のようにして見てくださいませ。(_ _)
> --
> 久保田貴也