Skip Headers
前
 
次

履歴データの使用

履歴データ・プラグインは、JMXコンソールの「概要」タブでデータ永続性が有効にされた属性のグラフを融合します。履歴データは、属性の傾向を1つのタブでモニターするためのオーバーヘッドの少ない方法です。

履歴データのロギングを有効にするには、「概要」タブの上部で「履歴データの設定」パネルを展開して、右上隅の「履歴データ永続性のアクティブ化」ボタンをクリックします。リスト内の属性のみがロギングされます。ロギングを有効にするとロギングが開始し、ロギングを無効にするかJVMを切断するとロギングが停止します。バッファされた属性値のみが表示されるJMXコンソールのグラフとは異なり、履歴データ・ログは永久的にディスクに保存されます。したがって、ログ・ファイルで許容されるかぎりのグラフ内履歴データを表示することが可能です。詳細は、履歴データ・ファイルを参照してください。

「履歴データ」タブを開くには、JVMブラウザで、履歴データを表示する対象のJVMがあるノードを展開して、「MBeanサーバー」ノードを右クリックしてから「履歴データを開く」を選択します。

グラフを「履歴データ」タブに追加するには、タブの右上隅にある「チャートの追加」ボタンをクリックします。属性をグラフに追加するには、グラフの右上隅にある「属性の追加」ボタンをクリックします。属性をグラフから削除するには、グラフ凡例でその属性を右クリックし、「削除」を選択します。

デフォルトでは、グラフに追加された各属性に対してすべてのデータが表示されます。グラフで表示する、または非表示にする属性を、グラフ凡例のチェック・ボックスを使用して選択できます。

グラフで表示されるデータの時間範囲を操作する方法はいくつかあります。

また、グラフを右クリックすることで、Y軸範囲およびラベル密度の調整、レンダリング・モードの選択、タイトルの編集、およびグラフの画像としてのエクスポートも可能です。