![]() 前 |
![]() 次 |
「ロック・インスタンス」タブには、Javaアプリケーションのロック・インスタンス・イベントに関する情報が表示されます。
範囲ナビゲートの使用方法の詳細は、範囲ナビゲータの使用を参照してください。
「ロック・インスタンス」パネルには、アドレスごとのロック・インスタンス・イベントのヒストグラムが表示されます。各モニター・アドレスのロック・インスタンスの相対数を示す円グラフが含まれます。円グラフの色をクリックすると、対応するモニター・アドレスが凡例で強調表示されます。円グラフの凡例の表には、ロック・インスタンスを含むモニター・アドレスが示されます。この表には次の列が表示されます。
モニター・アドレス: 同期されたオブジェクトのアドレス。
モニター・クラス: 同期されたオブジェクトのクラス。
カウント: アドレスのロック・インスタンス・イベントの数。
合計継続時間: アドレスのロック・インスタンス・イベントの合計時間。
表の使用方法の詳細は、表の操作を参照してください。
「ロック・インスタンス」表でモニター・アドレスを選択すると、選択したモニターに対応するスタック・トレースが「トレース・ツリー」パネルに表示されます。また、選択したモニターでブロックしているスレッドが「上位スレッド」パネルに表示されます。2つのパネルそれぞれに、スタック・トレースまたはブロッキング・スレッドと、関連するロック・インスタンス数を含む表が表示されます。
「ロック・インスタンス」タブの一番下にある「ガベージ・コレクション」パネルには、記録中に発生したガベージ・コレクション(GC)イベントが表示されます。これは、GCイベントがロック・インスタンスを新しいアドレスに移動することがあり、JFRがそれを別のロック・インスタンスとみなすために行われます。同じロック・インスタンスが複数表示されていないことを確認するために、連続するGCイベント間の時間範囲を選択します。こうすると範囲ナビゲータの位置が調整され、ロック・インスタンスが重複していないことを確認できます。