![]() 前 |
![]() 次 |
「ファイルの読込み」タブには、記録中に発生したファイル読取り操作に関する情報が表示されます。
範囲ナビゲートの使用方法の詳細は、範囲ナビゲータの使用を参照してください。
ファイル読取りイベントは、読取り対象のファイルまたは読取りイベントを開始したスレッド(あるいは両方)によって表すことができます。「ファイル別」、「スレッド別」および「イベント別」サブタブを使用して、モードを切り替えます。各サブタブには似ている一連のパネルが含まれ、ファイル読取りイベントのリストと選択されたイベントの詳細が表示されます。
「ファイルの読込み」タブの各サブタブ(「ファイル別ファイル読取り」、「スレッド別ファイル読取り」および「すべてのファイル読取り」)の一番上のパネルには、ファイル読取りイベントのリストを含む表が表示されます。サブタブによって異なりますが、この表には次の列が含まれます。
パスまたはスレッド: データが読み取られるファイルのパス、または読取り操作を開始したスレッド。
期間: ファイルまたはスレッドの読取り操作の時間。
読取りバイト数: ファイルから読み取られたデータの合計サイズ。
読取り数: データがファイルから読み取られた回数。
表のエントリをフィルタ処理するには、対象の列を選択してから、フィルタ処理のための文字列を指定します。フィルタ処理文字列ではワイルドカードを使用できます。また、前にregexp:
を付けて正規表現を指定できます。表に数値が含まれる場合、比較演算子(<
、<=
、>
、>=
)、AND演算子(&&
)およびOR演算子(||
)を使用する論理式を指定できます。
表の使用方法の詳細は、表の操作を参照してください。
「期間内のファイル読取り」パネルには、時間経過に伴って読み取られたデータの容量を示すグラフが含まれます。「ファイルの読込み」タブの開いているサブタブに応じて、このグラフには、選択したファイル、スレッドまたはイベントの読取りデータ・サイズが示されます。
「ファイル読取りトレース・ツリー」には、選択したファイル、スレッドまたはイベントのスタック・トレースを含む表が表示されます。スタック上の各メソッドの読取り操作の回数も示されます。