「キューブ」プロパティ・シート: 「次のようにサマリーを作成」タブ

このタブを使用して、どの値をアナリティック・ワークスペース内で事前に計算して保存し、どの値を必要に応じて計算するのかを決定するために使用する方法を指定します。次の2つのサマリー作成方法から選択できます。

プレサマリー作成なし

実行時にすべての集計データを計算します。

コストベースのプレサマリー作成

この方法を使用すると、OLAPエンジンは最も費用効率の高いデータ領域を特定して、プレサマリーを行います。スライダを使用して割合を指定するか、隣にあるテキスト・ボックスに数値を入力します。ランタイム・パフォーマンスと、時間やディスク領域のメンテナンス制約とのバランスをとるため、一定期間にわたる割合を調整できます。データベースをチューニングするには、様々な割合のプレサマリーでランタイム・パフォーマンスとメンテナンス統計の両方を追跡する必要があります。

ディメンションが4つ以下のキューブの場合、関連するメンテナンス・コストが比較的低いため、最適なランタイム・パフォーマンスを得るには、80%から100%でプレサマリーを行います。問合せ時間が大幅に長くなるため、20%より低くしないでください。

ディメンションが9つ以上のキューブの場合、50%を事前計算します。完全なマテリアライズに比べ、50%では、問合せパフォーマンスを大きく落とすことなく、作成時間が大幅に減少します。20%を事前計算すると作成時間はさらに減少しますが、問合せ時間がかなり長くなる可能性があります。

キューブがパーティション化されている場合、最上位パーティションには、キューブのその他のパーティションとは異なる割合を設定できます。最上位パーティションは通常、最大のパーティションであり、多くのアプリケーションが最初に問い合せるパーティションです。実行時パフォーマンスを向上させるには、作成ウィンドウで許可されるかぎりこの割合を大きくする必要があります。

レベル・ベースのプレサマリー

ディメンションごとに、事前に計算するレベルを選択します。ベース・レベルは必ず選択します。

ディメンション

各ディメンションを選択してそのレベルが表示されます。

レベル

作成プロセスの一部として計算および格納するレベルを選択します。

格納されたデータのレベルを識別するには、各レベルのディメンション・メンバーの比率を決定し、即時計算するメンバーの比率を10対1未満にしておくことをお薦めします。 この方法は、すべての結果セットを速く戻すことができることを前提としています。データは、アナリティック・ワークスペースに格納するか、または10個以下の値を単一の数値にロールアップして計算できます。10個の値のロールアップに必要な時間はごくわずかです。適切に設計されたアプリケーションでは、結果セットは、分析者が簡単に検査できるデータ量に制限されます。ユーザーは、レベルのアクセス頻度を判断してこの比率を変更できます。

データは記憶領域全体に分散されているため、変化する速度が遅いディメンションの集計には時間がかかります。データのメンテナンス用に最適化する場合は、変化する速度が速いディメンションには完全集計を実行し、変化する速度が遅いディメンションはスキップレベル集計を実行します。

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キューブの作成