「記憶域」タブはデータの物理的な格納方法を決定します。この選択内容はキューブのパフォーマンスに影響します。
記憶域アドバイザ
記憶域アドバイザを実行します。キューブの作成または再設計の後は常に記憶域アドバイザを実行します。変更による影響を十分に理解している場合のみ、その推奨を上書きします。
圧縮を使用
このキューブ内のデータが極端にスパースである場合に、このオプションを選択します。極端なスパースは珍しいものではありません。
極端なスパースは通常、次のような1つ以上の要素によって起こります。
キューブに多数(7つ以上)のディメンションが含まれる。
1つのディメンションに300,000を超えるメンバーが含まれる。
2つのディメンションに、それぞれ100,000を超えるメンバーが含まれる。
ディメンション階層にはレベル間でディメンション・メンバーの数の差がほとんどない多数のレベルが含まれるため、多数の親で、複数の連続するレベルに対して1つの子孫のみが含まれる。
圧縮記憶域では使用する領域は少ないため、非常にスパースなキューブの通常のスパース記憶域より集計が高速になります。
一部の集計演算子は、すべての重み付け演算子、すべてのスケール演算子および階層の重み付け平均演算子のすべてのレベルで値が変更されるため圧縮できません。これらの演算子をキューブ内で使用する場合、圧縮可能なディメンションは集計エンジンによって圧縮されますが、キューブ全体の圧縮はできません。
キューブのデータ型
圧縮記憶域の場合、キューブ内のすべてのメジャーが同じデータ型である必要があります。通常の記憶域の場合、データ型は各メジャーに関連付けられます。選択したデータ型に応じて、次のパラメータを追加で設定できます。
精度: 最大有効桁数。
スケール: 小数点から最下位有効数字までの桁数。
サイズ: テキスト・データ型の最大長(バイト単位)
グローバル・コンポジットの使用
パーティション化されていないキューブは、圧縮済でも未圧縮の状態でも常にキューブに対して1つのコンポジットがあります。パーティション化された圧縮済キューブは常に、各パーティションに1つのコンポジットがあります。単一(グローバル)および複数のコンポジットという選択肢は、未圧縮のパーティション化されたキューブについてのみ有効です。
このオプションは各パーティションに対するコンポジットではなく、キューブに対する単一コンポジットを定義します。グローバル・コンポジットを使用すると、次のことが可能になります。
複数のコンポジット間の冗長性を排除することで、記憶域要件を低くします。
全般的なパフォーマンスを改善するために、メモリー内のコンポジット全体をロードします。
次の状況下ではグローバル・コンポジットを選択することをお薦めします。
パーティション化されたディメンションが稠密で、その他のディメンションのスパース・パターンがパーティション間で同等の場合。
集計されたコンポジットは使用可能なメモリー(50,000,000以上)を上回りません。
通常のコンポジットが使用されています。圧縮キューブはグローバル・コンポジットを使用できません。
アナリティック・ワークスペースがマルチ書込みアプリケーションをサポートしていない場合。
注意: グローバル・コンポジットでは、パーティション間のパラレル集計は行えません。アナリティック・ワークスペースのキューブ数が使用可能なプロセスよりも少ない場合は、パラレルでパーティションを集計すると、ビルドのパフォーマンスがグローバル・コンポジットよりも向上することがあります。
判断が難しい場合は、このオプションを選択しないでください。キューブは各パーティションに1つのコンポジットを持ちます。
ディメンションの順序およびスパーシティ
スパース・ディメンションを選択します。
ディメンションの順序は通常記憶域にとっては重要ですが、圧縮記憶域には影響しません。ディメンションを順序付けするには、リストで矢印キーを使用して、スパース・ディメンションを稠密ディメンションより後ろに移動します。(「スパース」ボックスを選択して)スパースと指定したすべてのディメンションは、一緒にグループ化する必要があります。
通常記憶域のディメンションを順序付けする際の基本的なガイドラインを次に示します。
最初に時間を表示して、データのロードおよび時間ベースの分析を迅速に処理します。通常、時間ディメンションは稠密ディメンションですが、ベース・レベルが日である場合、またはキューブに多くのディメンションがある場合、時間はスパース・ディメンションとなる場合があります。
メンバーを多く含むものから順にスパース・ディメンションを表示します。
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