パーティション化は物理的にメジャーをキューブに格納する方法です。これによって、大きいメジャーのパフォーマンスが次のように向上します。
小さいデータ構造を維持することでスケーラビリティを向上させます。各パーティションは小さなメジャーのように機能します。
関連データはまとめて格納されるため、問合せおよびメンテナンスのために運用データ・セットを小さく維持します。
データ・メンテナンス中のパラレル集計を有効にします。各パーティションは別々のプロセスで集計できます。
記憶域からの旧データの削除を単純化します。旧パーティションをまとめて削除し、新パーティションを追加できます。
パーティション数は、キューブ内のデータのロードおよび集計に割り当てられるデータベース・リソースに影響します。リソースが十分割り当てられているとパーティションは同時に集計できます。
パーティション化アドバイザ
パーティション化アドバイザを実行して、マップされたデータ・ソースの特性を調べ、最適な全体パフォーマンスをサポートするパーティション化戦略を決定します。このアドバイスを受け入れることも、パーティション化ルールを変更することもできます。
パーティション・キューブ
キューブをパーティション化する場合にこのオプションを選択します。パーティション化を行うと、大きいメジャーのパフォーマンスが向上します。
ディメンション
キューブをパーティション化するためのディメンション。ディメンションには1つ以上のレベル・ベースの階層が必要です。また、そのメンバーが均等に分散され、特定のレベルのすべての親にほぼ同数の子が含まれている必要があります。
通常、時間はこれらの基準を満たしているため、時間を選択することをお薦めします。また、データは定期的にロードおよびロール・オフされるため、データ・リフレッシュ処理の一環として新しいパーティションの作成および古いパーティションの削除を行うことができます。
階層
パーティション化に使用する階層。ディメンションに複数の階層が含まれている場合は、メンバーが最も多い階層を選択します。この階層は、デフォルトの階層として定義されています。
レベル
パーティション化に使用するレベル。選択した各ディメンション・メンバーは、その子孫とともに、個別のパーティションに格納されます。上位レベルのディメンション・メンバーまたは階層内に存在しないディメンション・メンバーは、デフォルトのパーティションに一括して格納されます。デフォルトのパーティションのサイズがレベル・ベースのパーティションのサイズを超えないようにする必要があります。
過度にパーティションを作成しないように注意してレベルを選択してください。たとえば、時間ディメンションに、年レベル、四半期レベル、月レベルおよび日レベルで10年間のデータが含まれている場合は、四半期レベルでパーティション化できます。これによって、40のパーティション(四半期ごとに1つ)およびその子孫(月および日)が作成されます。年レベルの10のメンバーは、デフォルトのパーティションに一括して格納され、データの最上位ビューとして簡単に取得できます。ただし、データが非常にスパースな場合は、年レベルでパーティション化します。
目的はメモリーに合うパーティションを作成して、パフォーマンスを最適化することです。コンピュータに搭載されているメモリーを増加すると、パーティションを大きくでき、これによっても、この目的を達成することができます。
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