管理ツールへのアクセスを許可する

asadmin グループのユーザーだけが、管理コンソール および asadmin コマンド行ユーティリティーにアクセスできます。この管理ツールへのアクセスをユーザーに許可するには、ユーザーを admin-realm レルムの asadmin グループに追加してください。

  1. ナビゲーションツリーで、「設定」ノードを展開します。
  2. ドメインがクラスタをサポートするように設定されている場合は、変更する設定を選択します。

    たとえば、クラスタ プロファイルや エンタープライズ プロファイルで作成されるドメインなどです。

  3. 「セキュリティー」ノードを開きます。
  4. 「レルム」ノードを開きます。
  5. admin-realm」ノードを選択します。
  6. 「レルムを編集」ページで、「ユーザーを管理」ボタンをクリックします。

    インストール後当初は、インストールの際に入力した管理者ユーザー名およびパスワードが admin-keyfile という名前のファイルに表示されます。このユーザーは、デフォルトで Enterprise Server を変更する権限を付与される asadmin グループに属します。ユーザーに Enterprise Server の管理者権限を付与する場合にかぎり、ユーザーをこのグループに割り当てます。

    ユーザーを admin-realm レルムに追加しても、ユーザーを割り当てるグループが asadmin 以外の場合、ユーザーの情報は admin-keyfile という名前のファイルに記述されますが、そのユーザーには file レルムの管理ツールまたはアプリケーションへのアクセス権はありません。

  7. 「新規」をクリックして、新しいユーザーを「admin-realm」レルムに追加します。
  8. 「ユーザー ID」、「グループリスト」、および「パスワード」を入力します。

    Enterprise Server に変更を加えるユーザーを承認するには、「グループリスト」に asadmin グループを含めます。

  9. 「了解 (OK)」をクリックして、このユーザーを admin-realm レルムに追加するか、または「取消し」をクリックして保存せずに終了します。
参照