HTTP ファイルキャッシュは静的コンテンツを保持して、Enterprise Server が静的コンテンツに対する要求を迅速に処理できるようにします。
「HTTP ファイルキャッシュ」ページには、次のオプションが含まれます。
このオプションを選択すると、グローバルファイルのキャッシュが有効になります。このオプションは、デフォルトでは選択されていません。
秒単位の有効なキャッシュエントリの最長有効期間。
このパラメータは、ファイルをキャッシュに書き込んだあとに、キャッシュに書き込んだ情報を使用する期間を制御します。最長有効期間より古いエントリは、同じファイルの新しいエントリに置き換えられます。内容の変更が頻繁でない場合は、この値を大きくするとパフォーマンスが向上します。
最適な最長有効期間は、既存のファイルが定期的に変更されるかどうかに依存します。たとえば、ファイルが 1 日に 4 回一定間隔で変更される場合は、最長有効期間を 21600 秒 (6 時間) に設定できます。そうでない場合は、最長有効期間を、ファイルの変更後に内容が前のバージョンのファイルを提供する最長の時間に設定することを考慮してください。
ファイルキャッシュに保持できるファイルの最大数。
この値が大きすぎると、サーバーはほとんど必要のないファイルもキャッシュに書き込むため、メモリーの浪費になります。この値が小さすぎると、キャッシュの利点が失われます。この属性については、さまざまな値を試してみて、特定のアプリケーションに最適な値を見つけてください。
ハッシュバケット数の初期値。
ハッシュバケット数の初期値は、メモリー使用量と検索時間に影響を与えます。
メモリーマップ済みファイルとして格納できるキャッシュ済みファイルの最大サイズ (バイト単位)。
中規模ファイルのコンテンツは、ファイルを仮想メモリーにマッピングすることでキャッシュされます。
最適な上限は、VM ページサイズよりもわずかに大きい値となります。
UNIX® プラットフォームと Linux プラットフォームのみ: メモリーマップ済みファイルとしてキャッシュされるすべてのファイルの合計サイズ (バイト単位)。
メモリーに読み込めるファイルの最大サイズ。
小型のファイルの内容を、ヒープスペースを割り当ててファイルをそのヒープスペースに読み込むことによってキャッシュに書き込みます。
最適な上限は、VM ページサイズよりもわずかに小さい値となります。
メモリーに読み込まれるファイルの合計サイズ (バイト単位)。
ファイルサイズがファイルサイズ上限 (中) より小さい場合に、ファイルコンテンツのキャッシュを有効または無効にします。
ファイルコンテンツのキャッシュを有効にします。
ファイルコンテンツのキャッシュを無効にします。
なし