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ネットワークの DNS サーバ (UNIX システムでは /etc/hosts ファイル) に登録されている、実際のホスト名または仮想ホスト名を使用します。
デフォルトでは、仮想サーバーは有効になっています。
このフィールドは、HTTP リスナーを作成し、このサーバーと関連付けたときに自動的に設定されます。
このフィールドを使用するときは、既存の HTTP リスナーを指定する必要があります。ただし、別の仮想サーバーで使用されているリスナーを指定しないでください。指定した場合、サーバーの再起動時に、サーバーログにエラーが表示されます。HTTP リスナーは、作成時に既存の仮想サーバーと関連付ける必要があるため、既存のすべてのリスナーはすでに別の仮想サーバーによって使用されています。
デフォルトの Web モジュールが指定されない場合は、コンテキストルートが空の Web モジュールが使用されます。コンテキストルートが空の Web モジュールが存在しない場合は、システムのデフォルトの Web モジュールが作成され、これが使用されます。
このフィールドを空白のままにすると、ログメッセージはデフォルトのサーバーログ domain-dir/logs/server.log に送られます。
このフィールドを空白のままにすると、domain-dir/docroot が使用されます。
このオプションは、デフォルトでは無効になっています。シングルサインオンを無効にすると、ユーザーは仮想サーバーのアプリケーションごとに個別に認証する必要があります。
Enterprise Server 上のアプリケーション間でのシングルサインオンは、サーブレットと JSP ファイルによってサポートされます。この機能により、複数のアプリケーションが同一のサインオン情報を共有できるため、ユーザーはアプリケーションごとにサインオンする必要がなくなります。
または、アクセスログが HTTP サービスから継承されるかどうかを指定することもできます。
デフォルト値は domain-dir/logs/access です。
0 以下の値を指定すると、バッファリングは無効になります。このフィールドを空白のままにすると、アクセスログバッファーのサイズは HTTP サービスから継承されます。
追加プロパティーの指定の有無にかかわらず、次のプロパティーはデフォルト値に設定されます。
docroot
accesslog
次の仮想サーバープロパティーが使用可能です。
クライアントが活動を停止後、何秒後にユーザーのシングルサインオンの記録を削除可能にするかを指定します。シングルサインオンは同一仮想サーバー上の複数のアプリケーションに適用されるので、これらのアプリケーションのいずれかにアクセスすることでシングルサインオンの記録は有効なまま確保されます。
デフォルト値は 300 秒 (5 分) です。値を大きくするとユーザーのシングルサインオンの持続時間は長くなりますが、サーバー上のメモリー消費量も増加します。
有効期限が切れたシングルサインオンの記録の削除を行う間隔を秒単位で指定します。
デフォルト値は 60 です。
true の場合、この仮想サーバー上に配備されているすべての Web アプリケーションに対し、シンボリックリンクのリソースが提供されます。個々の Web アプリケーションでこの設定をオーバーライドできます。それには、sun-web.xml ファイル内で sun-web-app のプロパティー allowLinking を次のように指定します。
<sun-web-app> <property name="allowLinking" value="{true|false}"/> </sun-web-app>
デフォルト値は false です。