プロトコルの HTTP 設定を編集する

  1. ナビゲーションツリーで、「設定」ノードを展開します。
  2. 「設定」ノードの下で、「ネットワーク構成」ノードを展開します。
  3. 「ネットワーク構成」ノードの下で、「プロトコル」ノードを選択します。

    「プロトコル」ページが開きます。

  4. 「プロトコル」ページで、編集するプロトコルの名前をクリックします。

    「プロトコルを編集」ページが開きます。

  5. 「プロトコルを編集」ページで、「HTTP」タブをクリックします。

    「HTTP」ページが開きます。

  6. 「サーバー名」フィールドに、サーバーがクライアントに送信する URL で使用されるホスト名を入力します。

    サーバーがエイリアスを使っている場合、この名前はエイリアス名です。サーバーがエイリアスを使用していない場合は、このフィールドを空のまま残します。

  7. 「デフォルト仮想サーバー」ドロップダウンリストから、プロトコルに関連付ける仮想サーバーを選択します。

    仮想サーバーを定義するには、「仮想サーバー」ページを使用します。

  8. 「リダイレクトポート」フィールドに、要求を別のポートにリダイレクトするために使用するポート値を入力します。

    GlassFish サーバー は、次の 2 つの条件が存在する場合、要求を自動的にリダイレクトします。

    リダイレクトポートが指定されていない場合、GlassFish サーバー は元の要求で指定されていたポート番号を使用します。

  9. 「最大接続数」フィールドに、キープアライブモードで保持される持続的な接続の最大数を入力します。

    キープアライブサブシステムは定期的にアイドル接続をポーリングします。

  10. 「タイムアウト」フィールドに、接続をアイドルと見なしてキープアライブ状態を維持できる最大時間を秒単位で入力します。

    0 以下の値を設定すると、キープアライブ接続は開いたままになります。デフォルト値は 30 秒です。

  11. 「アップロードタイムアウト」の「有効」チェックボックスを選択して、低速で読み込みを行うサーブレットの接続を、「Connection Upload Timeout」の制限に達したあとに閉じるようにします。

    このオプションが無効の場合、サーブレットの接続はタイムアウトしません。このオプションは、デフォルトでは無効になっています。

  12. 「接続アップロードタイムアウト」フィールドに、アップロードのタイムアウトをミリ秒単位で入力します。

    このフィールドは、「アップロードタイムアウト」チェックボックスが選択されている場合にのみ適用されます。デフォルト値は 300000 ミリ秒です。

  13. 「要求タイムアウト」フィールドに、要求がタイムアウトされるまでの時間を秒単位で入力します。

    タイムアウト値に達するまでに要求が処理されない場合、要求は無視されます。デフォルト値は 30 秒です。

  14. 「送信バッファーサイズ」フィールドに、送信バッファーのサイズをバイト単位で入力します。

    デフォルト値は 8192 バイトです。

  15. 「ヘッダーバッファー長」フィールドに、要求処理スレッドが要求データの読み取りに使用するバッファーのサイズをバイト単位で入力します。

    デフォルト値は 8192 バイトです。

  16. 「最大ポストサイズ」フィールドに、POST 操作の最大サイズをバイト単位で入力します。

    デフォルト値は 2097152 バイトです。

  17. 「URI エンコーディング」フィールドに、受信した要求 URI のデコードに使用する文字セットの名前を入力します。

    有効な IANA 文字セット名を指定する必要があります。デフォルト値は UTF-8 です。

  18. 「バージョン」フィールドに、使用する HTTP プロトコルのバージョンを入力します。

    デフォルト値は HTTP/1.1 です。

  19. 「圧縮」ドロップダウンリストから、HTTP/1.1 GZIP 圧縮の使用を選んでサーバー帯域幅を保存します。

    次のタイプを指定できます。

    on

    データを圧縮します。

    off

    圧縮を無効にします。

    force

    いつでも強制的にデータ圧縮を行います。

    デフォルト値は「off」です。

  20. 「圧縮可能な MIME タイプ」フィールドに、HTTP 圧縮を使用する MIME タイプをコンマ区切りのリストで入力します。

    デフォルト値は、text/html,text/xml,text/plain です。

  21. 「圧縮の最小サイズ」フィールドに、圧縮を適用するファイルの最小サイズを入力します。

    圧縮を「on」または「force 」に設定している場合は、この値を設定する必要があります。デフォルト値は 2048 バイトです。

  22. 「圧縮を使用しないユーザーエージェント」フィールドに、圧縮を使用しない HTTP クライアントのユーザーエージェントに一致する正規表現を、コンマ区切りのリストで入力します。

    デフォルトでは、この値は空の文字列です。

  23. 「制限されたユーザーエージェント」フィールドに、HTTP 圧縮を適用するユーザーエージェントのみを指定するリストを入力します。

    ユーザーエージェントを指定しない場合は、すべてのユーザーエージェントに HTTP 圧縮が適用されます。デフォルトでは、ユーザーエージェントは指定されていません。

  24. 「デフォルト応答タイプ」フィールドに、デフォルト応答タイプを指定する文字列を入力します。

    形式は、コンテンツタイプ、エンコーディング、言語、および文字セットで構成される、セミコロンで区切られた文字列になります。デフォルト値は、text/html; charset=iso-8859-1 です。

  25. 「強制応答タイプ」フィールドに、ファイル拡張子に一致する MIME マッピングがない場合に使用される要求タイプを指定する文字列を入力します。

    形式は、コンテンツタイプ、エンコーディング、言語、および文字セットで構成される、セミコロンで区切られた文字列になります。デフォルト値は、text/html; charset=iso-8859-1 です。

  26. 「Adapter」フィールドに、静的なリソースアダプタのクラス名を入力します。

    デフォルト値は、com.sun.grizzly.tcp.StaticResourcesAdapter です。

  27. 「コメットのサポート」チェックボックスをオンにし、プロトコルに対して Comet サポートを有効にします。

    このオプションは、デフォルトでは無効になっています。

  28. 「DNS 検索」の「有効」チェックボックスを選択して、ドメインネームシステム (DNS) 検索を有効にします。

    このオプションは、デフォルトでは無効になっています。

  29. 「RCM サポート」の「有効」チェックボックスを選択して、Resource Configuration Management (RCM) を有効にします。

    このオプションは、デフォルトでは無効になっています。

  30. 「トレース」の「有効」チェックボックスを選択して、TRACE 操作を有効にします。

    このオプションが無効の場合、GlassFish サーバー はクロスサイトスクリプト攻撃の影響を受けにくくなります。このオプションはデフォルトで有効になっています。

  31. 「認証パススルー」チェックボックスを選択して、このプロトコルを使用するネットワークリスナーが SSL の終端プロキシサーバーからトラフィックを受信することを指定します。

    このオプションは、デフォルトでは無効になっています。

  32. 「チャンク」の「有効」チェックボックスを選択して、HTTP 応答のチャンクを有効にします。

    このオプションはデフォルトで有効になっています。

  33. 「XPowered By」の「有効」チェックボックスを選択して、Java Servlet 3.0 および Java Servlet Pages 2.0 仕様に従って X-Powerd-By ヘッダーを使用することを、GlassFish サーバー に通知します。

    このオプションはデフォルトで有効になっています。

  34. 「保存」をクリックします。

    ヒント - デフォルト設定に戻すには、「デフォルトを読込み」ボタンをクリックし、「保存」を保存します。


参照
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