Object Request Broker を設定するには、「ORB」ページを使用します。
ORB は、オブジェクトの特定と検索、接続管理、およびデータと要求の配信に必要なインフラストラクチャーを提供します。エンタープライズ Bean (EJB モジュール) のリモートクライアントは、ORB を使用して GlassFish サーバー と通信します。
「ORB」ページには、次のオプションが含まれます。
すべての設定の値をデフォルトに戻すボタン。
このページの設定が適用される設定の名前。このフィールドは読み取り専用です。
ORB が使用するスレッドプール。ORB はスレッドプールを使用して、エンタープライズ Bean のリモートクライアントおよび RMI-IIOP を使用して通信するほかのクライアントからの要求に応答します。ORB のデフォルトスレッドプールは thread-pool-1 です。このスレッドプールは、RMI/IIOP 要求に適切なデフォルト設定を使用します。
IIOP メッセージの最大フラグメントサイズ。このサイズより大きいメッセージは分割されます。デフォルト値は 1024 バイトです。
すべての IIOP リスナーの入力接続の最大数。デフォルト値は 1024 です。
「有効」チェックボックスを選択すると、サーバーは認証されていない要求を拒否し、クライアントに送信された IOR (Interoperable Object Reference) に認証要求のビットを挿入します。IIOP クライアント認証は有効または無効にできます。このオプションは、デフォルトでは無効になっています。
ORB の追加プロパティー。GlassFish サーバー は ORB の追加プロパティーを定義しません。