新規トランスポート

新規トランスポートを作成するには、「新規トランスポート」ページを使用します。

一般的には、デフォルトのtcpトランスポートの他にトランスポートは必要ありません。

「新規トランスポート」ページには、次のオプションが含まれます。

構成名

このページの設定が適用される構成の名前。このフィールドは読取り専用です。

トランスポート名

トランスポートの一意の名前。

クラス名

トランスポート実装のクラス名。デフォルト値は、com.sun.grizzly.TCPSelectorHandlerです。

選択キー・ハンドラ

選択キー・ハンドラのクラス名。選択キー・ハンドラは、選択キーのライフサイクルを管理する抽象クラスです。値を指定しない場合は、デフォルトの実装が使用されます。

バイト・バッファのタイプ

使用するByteBufferのタイプ。選択可能な値は、HEAPおよびDIRECTです。デフォルト値はHEAPです。

アクセプタ・スレッド

マシンのプロセッサの数。-1を指定すると、Grizzlyがマシンのプロセッサの数に基づいてアクセプタ・スレッドの数を計算します。デフォルト値は1です。

リクエスト処理スレッドの数を設定するには、このトランスポートを使用するネットワーク・リスナーで使用される、スレッド・プールの「最大スレッド・プール・サイズ」の値を設定します。

最大接続数

このトランスポートを使用するネットワーク・リスナーで保留中の接続の最大数。デフォルト値は4096です。

バッファ・サイズ

このトランスポートを使用するネットワーク・リスナーが作成する、入力ストリーム用のバッファのサイズ(バイト単位)。デフォルト値は8192です。

アイドル・キー・タイムアウト

アイドル・キーが取り消され、チャネルがクローズされるまでの時間(秒単位)。デフォルト値は30です。

読取りタイムアウト

読取り操作のヘッダーと本文の解析フェーズ中にGlassFish Serverが待機する時間(ミリ秒単位)。デフォルト値は30,000です。

セレクタ・ポーリング・タイムアウト

NIOセレクタがイベント(ユーザー・リクエスト)の待機をブロックする時間(ミリ秒単位)。デフォルト値は1000です。

書込みタイムアウト

レスポンスの書込み時に、リモート・クライアントが切断されたとみなされるまでにGlassFish Serverが待機する時間(ミリ秒単位)。デフォルト値は30,000です。

表示構成

このオプションを選択すると、Grizzlyの内部構成がサーバー・ログにフラッシュされます。このオプションにより、デバッグに有効な情報が得られる場合があります。このオプションは、デフォルトでは無効になっています。

スヌープ

このオプションを選択すると、リクエストとレスポンスの情報がサーバー・ログにダンプされます。このオプションにより、デバッグに有効な情報を得られる場合がありますが、パフォーマンスが大きく低下します。このオプションは、デフォルトでは無効になっています。

TCP遅延なし

このオプションを選択すると、TCP_NODELAY (Nagleのアルゴリズムとも呼ばれる)が有効になります。このオプションはデフォルトで有効になっています。

関連タスク
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