仮想サーバーの設定を変更するには、「仮想サーバーの編集」ページを使用します。
「仮想サーバーを編集」ページには、次のオプションが含まれます。
デフォルト値のある設定をデフォルト値に復元するボタン。デフォルト値のない設定は変更されません。
このページの設定が適用される構成の名前。このフィールドは読取り専用です。
内部的に参照可能な仮想サーバーの識別子。これがHTTPクライアント側に表示されることはありません。HTTPクライアント側に表示するホスト名は、「ホスト」フィールドに指定する必要があります。
サーバーが稼働するマシンのホスト名(1つまたは複数)。ネットワークのDNSサーバー(UNIXシステムでは/etc/hosts
ファイル)に登録されている、実際のホスト名または仮想ホスト名を使用します。デフォルト値は、システム・プロパティの値の${com.sun.aas.hostName}
です。
サーバーに求められる状態。値は次のいずれかになります。
仮想サーバーはアクティブです。この値はデフォルトです。
仮想サーバーは非アクティブです。サーバーへのアクセスを試行すると、エラー・コード404(リソースが使用できません)が返されます。
仮想サーバーは無効です。サーバーへのアクセスを試行すると、エラー・コード403(リクエストの実行拒否)が返されます。
シングル・サインオンの動作を、HTTPサービスから継承、有効、または無効のいずれかに指定します。デフォルトでは、HTTPサービスから継承されます。このオプションが有効の場合、この仮想サーバー上の同じレルムで構成されたWebアプリケーションに対してシングル・サインオンが有効になります。このオプションが無効の場合、この仮想サーバーではシングル・サインオンが無効になり、ユーザーは仮想サーバー上のアプリケーションごとに個別に認証を行う必要があります。
このサーバーに関連付けられた1つまたは複数のネットワーク・リスナー。
仮想サーバーにデプロイされているその他のWebモジュールにマッピングできないすべてのリクエストに応答するデプロイ済Webモジュール(デプロイされている場合)。デフォルトのWebモジュールが指定されない場合は、コンテキスト・ルートが空のWebモジュールが使用されます。コンテキスト・ルートが空のWebモジュールが存在しない場合は、システムのデフォルトのWebモジュールが作成され、これが使用されます。
この仮想サーバーからのロギング・メッセージが表示されるファイルのパス名。デフォルトでは、ロギング・メッセージはdomain-dir/logs/server.log
に表示されます。
サーバーのルート・ドキュメント・ディレクトリへの絶対パス。デフォルト値はdomain-dir/docroot
です。
アクセス・ロギングを、HTTPサービスから継承、有効、または無効のいずれかに指定します。デフォルトでは、HTTPサービスから継承されます。
サーバーのアクセス・ログへの絶対ディレクトリ・パス。デフォルトはdomain-dir/logs/access
です。
仮想サーバーの追加プロパティ。
使用可能なプロパティの詳細は、仮想サーバーに固有のプロパティを参照してください。