グループ管理サービス(GMS)は、クラスタのモニター、クラスタのメンバーシップ、およびグループ通信の各サービスを提供するインプロセス・サービスです。GMSは次の機能を実行します。
1つまたは複数のメンバー・インスタンスがクラスタに追加されるか、クラスタから除去された場合、あるいは1つまたは複数のメンバー・インスタンスに障害が発生した疑いが生じたか、障害が発生したことが確認された場合に、GlassFish Serverインスタンスの登録済モジュールに通知します。
クラスタ・メンバー間でメッセージを送受信する機能を提供します。
ナビゲーション・ツリーで、「構成」ノードを展開します。
変更するクラスタの構成を選択します。
構成のノードで、「グループ管理サービス」ノードを選択します。
「グループ管理サービス」ページが開きます。
「最大ハートビート喪失回数」フィールドに、障害の疑いがあることをGMSが確認するまでのメンバーの最大ハートビート喪失回数を入力します。
デフォルトは3です。
「ハートビートの頻度」フィールドに、グループ・メンバーのハートビートの連続したブロードキャスト間隔を入力します。
デフォルトは2000ミリ秒です。
「グループ検出タイムアウト」フィールドに、GMSが他のクラスタ・メンバーの検出を待機する時間を入力します。
デフォルトは5000ミリ秒です。
「障害検証待機時間」フィールドに、障害発生の疑いのあるメンバーを障害発生メンバーとして報告する必要があるかどうかを確認する前に待機する時間を入力します。
デフォルトは1500ミリ秒です。
デフォルト値に戻すには、「デフォルトのロード」ボタンをクリックします。
「追加プロパティ」セクションで、追加プロパティを指定します。
プロパティを追加するには、「プロパティの追加」ボタンをクリックします。表示される空白行で、「名前」フィールドにプロパティ名を入力し、「値」フィールドにプロパティ値を入力します。
プロパティを変更するには、そのプロパティの「値」フィールドを編集します。
プロパティを削除するには、削除するプロパティの「名前」フィールドの左側にあるチェック・ボックスを選択し、「プロパティの削除」ボタンをクリックします。
「保存」をクリックします。