ナビゲーション・ツリーで、「構成」ノードを展開します。
変更する構成を選択します。
「構成」ノードの下で、「仮想サーバー」ノードを選択します。
「仮想サーバー」ページが開きます。
「仮想サーバー」ページで「新規」をクリックします。
「新規仮想サーバー」ページが開きます。
「ID」フィールドに、仮想サーバーを内部的に識別する値を入力します。
この値はHTTPクライアントに公開されません。HTTPクライアント側に表示するホスト名は、「ホスト」フィールドに指定する必要があります。
「ホスト」フィールドに、サーバーが稼働するマシンのホスト名またはIPアドレスを入力します。
ネットワークのDNSサーバー(UNIXシステムでは/etc/hosts
ファイル)に登録されている、実際のホスト名または仮想ホスト名を使用します。
デフォルト値は、システム・プロパティの値の${com.sun.aas.hostName}
です。
新規仮想サーバーの「状態」オプションを選択します。
仮想サーバーの状態は、「オン」(アクティブ)、「オフ」、または「無効」のいずれかです。デフォルト値は「オン」です。
新規仮想サーバーの「SSO」オプションを選択します。
デフォルトでは、仮想サーバーはHTTPサービスのシングル・サインオン(SSO)設定を継承します。「有効」または「無効」を選択すると、HTTPサービス設定がオーバーライドされ、この仮想サーバーでシングル・サインオンが有効または無効になります。
GlassFish Server上のアプリケーション間でのシングル・サインオンは、サーブレットとJSPファイルによってサポートされます。この機能により、複数のアプリケーションが同一のサインオン情報を共有できるため、ユーザーはアプリケーションごとにサインオンする必要がなくなります。
「ネットワーク・リスナー」ドロップダウン・リストから、1つまたは複数のネットワーク・リスナーを選択するか、フィールドを空のままにします。
「デフォルトWebモジュール」ドロップダウン・リストから、仮想サーバーにデプロイされているその他のWebモジュールにマッピングできないすべてのリクエストに応答するモジュールを選択します。
デフォルトのWebモジュールが指定されない場合は、コンテキスト・ルートが空のWebモジュールが使用されます。コンテキスト・ルートが空のWebモジュールが存在しない場合は、システムのデフォルトのWebモジュールが作成され、これが使用されます。
「ログ・ファイル」フィールドに、この仮想サーバーからのロギング・メッセージが記録されるファイルのパス名を入力します。
デフォルトで、ロギング・メッセージはデフォルトのサーバー・ログdomain-dir/logs/server.log
に送信されます。
「docroot」フィールドに、サーバーのルート・ドキュメント・ディレクトリへの絶対パスを入力します。
このフィールドを空白のままにすると、domain-dir/docroot
が使用されます。
「アクセス・ロギング」オプションを選択して、アクセス・ロギングを有効または無効にします。
または、アクセス・ロギングがHTTPサービスから継承されるかどうかを指定することができます。デフォルトでは、HTTPサービスから継承されます。
「ディレクトリ」フィールドに、サーバー・アクセス・ログへの絶対ディレクトリ・パスを入力します。
デフォルト値はdomain-dir/logs/access
です。
「追加プロパティ」セクションで、仮想サーバーの追加プロパティを指定します。
使用可能なプロパティの詳細は、仮想サーバーに固有のプロパティを参照してください。
プロパティを追加するには、「プロパティの追加」ボタンをクリックします。表示される空白行で、「名前」フィールドにプロパティ名を入力し、「値」フィールドにプロパティ値を入力します。
「OK」をクリックします。