プールを作成する前に、プールに関連するコネクタ・モジュール(リソース・アダプタ)をデプロイします。新規プールに指定する値は、デプロイされるコネクタ・モジュールによって異なります。
ナビゲーション・ツリーで、「リソース」ノードを展開します。
「コネクタ」ノードを展開します。
「コネクタ」ノードで、「コネクタ接続プール」ノードを選択します。
「コネクタ接続プール」ページが開きます。
「コネクタ接続プール」ページで、「新規」をクリックします。
「新規コネクタ接続プール(ステップ1/2)」ページが開きます。
「プール名」フィールドに、プールの一意の名前を入力します。
コネクタ・リソースを作成するときに、この名前を指定します。
「リソース・アダプタ」ドロップダウン・リストで、デプロイされたリソース・アダプタ(コネクタ・モジュール)のリストから選択します。
「接続定義」ドロップダウン・リストから、コネクタ接続プールの接続定義を選択します。
リストに表示される項目は、選択したリソース・アダプタによって異なります。接続定義によって、リソース・アダプタのconnection-definition
要素がra.xml
ファイル内で識別されます。
「次」をクリックします。
「新規コネクタ接続プール(ステップ2/2)」」ページが開きます。
「Ping」の「有効」チェック・ボックスを選択して、作成または再構成中の接続プールに対してpingを実行し、誤った属性の値を識別および警告します。
このオプションは、デフォルトでは無効になっています。
「説明」フィールドに、接続プールの説明を入力します。
「初期および最小プール・サイズ」フィールドに、プールの最小接続数を指定します。
デフォルト値は8です。
「最大プール・サイズ」フィールドに、プールの最大接続数を指定します。
デフォルト値は32です。
「プール・サイズ変更量」フィールドに、プールのアイドル・タイムアウトに達したときに除去する接続の数を指定します。
デフォルト値は2です。
「アイドル・タイムアウト」フィールドに、接続がプール内でアイドル状態を維持できる最大時間を秒単位で指定します。
デフォルト値は300です。
「最大待機時間」フィールドに、接続をリクエストしているアプリケーションが接続タイムアウトになるまでの最大時間を指定します。
デフォルト値は60000です。
「接続検証」の「必須」チェック・ボックスを選択して、接続検証を有効にします。
「必須」チェック・ボックスを選択すると、アプリケーションに提供される前に接続が検証されます。リソースの検証に失敗した場合は、リソースが破棄され、新しいリソースが作成されて返されます。このオプションは、デフォルトでは無効になっています。
「すべての障害時」の「すべての接続を閉じる」チェック・ボックスを選択して、接続のうちの1つに障害が発生した場合に、GlassFish Serverがプール内のすべての接続を閉じて、これらを再確立するようにします。
チェック・ボックスを選択しない場合は、使用されるときにのみ個々の接続が再確立されます。このオプションは、デフォルトでは無効になっています。
「トランザクション・サポート」ドロップダウン・リストから、接続プールのトランザクション・サポートのタイプを選択します。
選択したトランザクション・サポートは、接続プールに関連付けられたリソース・アダプタのトランザクション・サポートをオーバーライドし、下位互換性を維持します。つまり、リソース・アダプタに指定したレベルより低いトランザクション・レベル、またはリソース・アダプタに指定したレベルと同じトランザクション・レベルはサポートできますが、それより高いレベルを指定することはできません。
ドロップダウン・リストでは、次のオプションを使用できます。
NoTransaction: リソース・アダプタは、リソース・マネージャのローカルまたはJTAトランザクションをサポートせず、XAResourceまたはLocalTransactionインタフェースを実装しません。
LocalTransaction: リソース・アダプタは、LocalTransactionインタフェースを実装してローカル・トランザクションをサポートします。
ローカル・トランザクションはリソース・マネージャの内部で管理され、外部トランザクション・マネージャを必要としません。
XATransaction: リソース・アダプタは、LocalTransactionおよびXAResourceインタフェースを実装して、リソース・マネージャのローカルおよびJTAトランザクションをサポートします。
XAトランザクションは、リソース・マネージャの外部にあるトランザクション・マネージャで管理および調整されます。
「追加プロパティ」セクションで、コネクタ接続プールの追加プロパティを指定します。
使用可能なプロパティは、コネクタ接続プールのリソース・アダプタによって異なります。
プロパティを追加するには、「プロパティの追加」ボタンをクリックします。表示される空白行で、「名前」フィールドにプロパティ名を入力し、「値」フィールドにプロパティ値を入力します。
名前を指定してプロパティの値を指定しない場合は、接続プールの作成が終了したときにプロパティが表から除去されます。プロパティの値をすぐに設定せず、後で設定できるように表内に残す場合は、「値」フィールドに空の括弧を入力します。
()
「OK」をクリックします。