接続プールの編集

「接続プールを編集」ページを使用して、JDBC接続プールの一般プロパティを編集します。

「接続プールを編集」ページには、次のオプションが含まれます。

デフォルトのロード

デフォルト値のある設定をデフォルト値に復元するボタン。デフォルト値のない設定は変更されません。

フラッシュ

接続プール内の接続を再初期化するボタン。このボタンをクリックすると、既存の接続が破棄されます。プールで確立された接続が再作成され、プールが初期および最小プール・サイズに復元されます。

Ping

接続プールが使用可能であることを確認するボタン。このボタンをクリックしたときにエラー・メッセージが表示された場合は、データベース・サーバーが起動されているかどうかを確認してください。

プール名

接続プールの名前。このフィールドは読取り専用です。プール名を指定できるのは、新規JDBC接続プールの作成時のみです。

リソース・タイプ

選択できるのは、javax.sql.XADataSource(グローバル・トランザクション)、java.sql.ConnectionPoolDataSource(ローカル・トランザクション、パフォーマンス改善が可能)、javax.sql.DataSource(ローカル・トランザクションのみ)、およびjava.sql.Driverです。

データソース・クラス名

データソースを実装するベンダー固有のクラス名。

ドライバ・クラス名

ベンダーが提供するJDBCドライバ・クラス名。java.sql.Driverリソース・タイプを選択した場合、通常このフィールドには、選択したドライバとデータベース・ベンダーに関連付けられたクラス名が自動的に入力されます。データソース・リソース・タイプのいずれかを選択した場合、このフィールドは無効になります。

Ping

このオプションを選択した場合、プールの作成または再構成中にプールに対して自動的にpingが実行され、誤った属性値が識別および警告されます。このオプションは、デフォルトでは無効になっています。

デプロイ順序

接続プールのデプロイ順序。

説明

接続プールの簡単な説明。

初期および最小プール・サイズ

プール内の接続の最小数。この値は、プールを最初に作成したり、GlassFish Serverを起動したときの、プールに含まれる接続の数も判定します。デフォルト値は8です。

最大プール・サイズ

プールに含まれる接続の最大数。デフォルト値は32です。

プール・サイズ変更量

プールのサイズを最大プール・サイズおよび最小プール・サイズに対してスケール・アップおよびスケール・ダウンすると、バッチでプール・サイズが変更されます。この値はバッチでの接続の数を指定します。この値を過大に設定すると接続の作成と再利用が遅れ、過小に設定すると効率が落ちます。デフォルト値は2です。

アイドル・タイムアウト

プール内でアイドル接続が許可される最大継続時間(秒)。この時間を過ぎると、接続はプールから除去されます。デフォルト値は300です。

最大待機時間

接続をリクエストしているアプリケーションが接続タイムアウトを受け取るまでに待機するミリ秒単位の最長時間を指定します。デフォルト値は60,000です。

非トランザクション接続

このオプションが有効な場合、非トランザクション接続が返されます。デフォルトでは、このオプションは指定されていません。

トランザクション分離

トランザクション分離レベルを指定する場合、このプール内の接続には指定されたレベルが適用されます。指定しない場合、接続にはJDBCドライバによって設定されるデフォルトの分離レベルが適用されます。デフォルトでは、このオプションは指定されていません。

分離レベル

「保証付き」チェック・ボックスを選択すると、プールから取得されるすべての接続が同じ分離レベルになります。たとえば、最後の使用時にcon.setTransactionIsolationを使用して接続の分離レベルをプログラム的に変更した場合、このメカニズムによってステータスが指定の分離レベルに戻されます。

このフィールドが適用されるのは、トランザクション分離レベルが指定された場合のみです。

関連タスク
関連するasadminコマンド
Copyright © 2005, 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. Legal Notices