新規JDBC接続プール(ステップ2/2)

「新規JDBC接続プール(ステップ2/2)」ページを使用して、新規JDBC接続プールを作成します。

「新規JDBC接続プール(ステップ2/2)」ページには、次のオプションが含まれます。

データソース・クラス名

DataSourceConnectionPoolDataSource、またはXADataSource APIを実装するベンダー固有のクラス名。「イントロスペクト」オプションを有効にし、データソース・リソース・タイプのいずれかを選択した場合、このフィールドには、選択したリソース・タイプとデータベース・ベンダーに関連付けられたクラス名が自動的に入力されます。java.sql.Driverリソース・タイプを選択した場合、このフィールドは無効になります。

ドライバ・クラス名

ベンダーが提供するJDBCドライバ・クラス名。「イントロスペクト」オプションを有効にし、java.sql.Driverリソース・タイプを選択した場合、このフィールドには、選択したドライバとデータベース・ベンダーに関連付けられたクラス名が自動的に入力されます。データソース・リソース・タイプのいずれかを選択した場合、このフィールドは無効になります。

Ping

このオプションを選択した場合、プールの作成または再構成中にプールに対して自動的にpingが実行され、誤った属性値が識別および警告されます。このオプションは、デフォルトでは無効になっています。

説明

接続プールの簡単な説明。

初期および最小プール・サイズ

プール内の接続の最小数。この値は、プールを最初に作成したり、GlassFish Serverを起動したときの、プールに含まれる接続の数も判定します。デフォルト値は8です。

最大プール・サイズ

プールに含まれる接続の最大数。デフォルト値は32です。

プール・サイズ変更量

プールのサイズを最大プール・サイズおよび最小プール・サイズに対してスケール・アップおよびスケール・ダウンすると、バッチでプール・サイズが変更されます。この値はバッチでの接続の数を指定します。この値を過大に設定すると接続の作成と再利用が遅れ、過小に設定すると効率が落ちます。デフォルト値は2です。

アイドル・タイムアウト

プールで接続がアイドル状態のままでいられる秒単位の最長時間を指定します。この時間を過ぎると、接続はプールから除去されます。デフォルト値は300です。

最大待機時間

接続をリクエストしているアプリケーションが接続タイムアウトを受け取るまでに待機するミリ秒単位の最長時間を指定します。デフォルト値は60,000です。

非トランザクション接続

このオプションが有効な場合、非トランザクション接続が返されます。

トランザクション分離

トランザクション分離レベルを指定する場合、このプール内の接続には指定されたレベルが適用されます。指定しない場合、接続にはJDBCドライバによって設定されるデフォルトの分離レベルが適用されます。デフォルトでは、このオプションは指定されていません。

分離レベル

「保証付き」チェック・ボックスを選択すると、プールから取得されるすべての接続が同じ分離レベルになります。たとえば、最後の使用時にcon.setTransactionIsolationを使用して接続の分離レベルをプログラム的に変更した場合、このメカニズムによってステータスが指定の分離レベルに戻されます。このオプションはデフォルトで有効になっています。

この設定が適用されるのは、トランザクション分離レベルが指定された場合のみです。

追加プロパティ

JDBC接続プールの追加プロパティ。これらのプロパティには、データベース名(URL)、ユーザー名、およびパスワードを含めることができます。通常、表にはデータベース・ベンダーが使用するプロパティが含まれます。

使用可能なプロパティの説明については、JDBC接続プールに固有のプロパティを参照してください。

プロパティの値を指定しない場合は、接続プールの作成が終了したときにプロパティが表から除去されます。プロパティの値をすぐに設定せず、後で設定できるように表内に残す場合は、「値」フィールドに空の括弧を入力します。

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