ナビゲーション・ツリーで、「構成」ノードを展開します。
「構成」ノードの下で、「HTTPサービス」ノードを展開します。
「ネットワーク構成」ノードの下で、「HTTPリスナー」ノードを選択します。
「HTTPリスナー」ページが開きます。
「HTTPリスナー」ページで、編集するHTTPリスナーの名前をクリックします。
「HTTPリスナーの編集」ページが開きます。
「ポート」フィールドに、HTTPリスナーがリスニングするポート番号を入力します。
適切な値は1から65535です。UNIXシステムで、ポート1から1024でリスニングするソケットを作成するには、スーパーユーザー権限が必要です。
「ステータス」の「有効」チェック・ボックスを選択、または選択解除して、HTTPリスナーのステータスを変更します。
リスナーは、有効または無効の状態になります。このオプションはデフォルトで有効になっています。リスナーが無効の場合は、リスナーに接続しようとするとソケット例外(java.net.ConnectException
)が発生します。
「セキュリティ有効」チェック・ボックスを選択して、HTTPリスナーでセキュリティを有効にします。
このオプションは、デフォルトでは無効になっています。
server-config
構成を使用するドメイン管理サーバー(DAS)に対してadmin-listener
を構成している場合、このオプションは読取り専用です。このリスナーに対してセキュリティを有効にするには、セキュリティ保護された管理を有効にする必要があります。Secure Administrationを参照してください。
「JKリスナー」の「有効」チェック・ボックスを選択して、リスナーがApacheのmod-jk
プロトコルをサポートすることを指定します。
mod-jk
プロトコルは、Apacheのhttpd
(Webサーバー)とGlassFish Serverのバックエンド・インスタンス間で使用される、専用の通信/ネットワークのプロトコルです。リスナーがこのプロトコルをサポートする場合、httpd
はすべての静的なコンテンツを処理すると想定され、動的なリソース(サーブレットおよびJSP)のリクエストは、mod-jk
に対応するGlassFish ServerのHTTPリスナーにmod-jk
プロトコルを使用してルーティングされます。このオプションは、デフォルトでは無効になっています。
「アドレス」フィールドに、HTTPリスナーがリスニングするIPアドレスを入力します。
アドレスはドット区切りかIPv6の表記法で指定します。すべてのIPアドレスでリスニングする場合は、any
(INADDR_ANY
)を指定できます。ホスト名を指定できます。
「デフォルト仮想サーバー」ドロップダウン・リストから、このHTTPリスナーに関連付ける仮想サーバーを選択します。
仮想サーバーを定義するには、「仮想サーバー」ページを使用します。
「スレッド・プール」ドロップダウン・リストから、HTTPリスナーに関連付けるスレッド・プールを選択します。
通常は、GlassFish Serverのインストール時に構成される2つのスレッド・プールのいずれかを選択します。
「サーバー名」フィールドに、サーバーがクライアントに送信するURLで使用されるホスト名を入力します。
サーバーがエイリアスを使用している場合、この名前はエイリアスです。サーバーがエイリアスを使用していない場合は、このフィールドを空のまま残します。
この値は、サーバーが自動的に生成するURLには影響しますが、サーバーに格納されているディレクトリやファイルのURLには影響しません。サーバーがエイリアスを使用している場合は、サーバー名をエイリアスにしてください。コロンとポート番号を付加すると、サーバーは指定したポートを使用してクライアントにURLを送信します。
「保存」をクリックします。
ヒント:
デフォルト設定に返すには、「デフォルトのロード」ボタンをクリックし、「保存」をクリックします。HTTPリスナーのセキュリティを有効にすると、「SSL」タブを使用して、HTTPリスナーのSSL設定を編集できます。
HTTPリスナーは、ネットワーク・リスナーの1つのタイプです。高度な機能にアクセスするには、「ネットワーク・リスナー」ページを使用してHTTPリスナーを編集します。