管理サービスを使用して、JSR-160準拠のリモートJMXコネクタを構成します。
JSR-160準拠のリモートJMXコネクタは、ドメインの管理を目的として、JConsoleなどのJMXクライアントとJMXサービス間の通信を処理します。
ナビゲーション・ツリーで、「構成」ノードを展開します。
「構成」ノードの下で、「管理サービス」ノードを選択します。
「JMXコネクタを編集」ページが開きます。
JMX通信を暗号化するには、「セキュリティ有効」チェック・ボックスを選択します。
このオプションは、デフォルトでは無効になっています。
「アドレス」フィールドに、JMXコネクタ・サーバー・スタブが登録されるネーム・サービスのIPアドレスを入力します。
これは、実際のJMX通信を行うサーバー・ソケットのポートではありません。RMIレジストリが開始されるネットワーク・インタフェースのアドレスです。システムに複数のネットワーク・インタフェースがある場合は、特定のインタフェースのみが選択されるように、この値を変更してください。デフォルト値は、0.0.0.0
です。
「ポート」フィールドに、ネーム・サービス(RMIレジストリ)がRMIクライアントの接続をリスニングするポート番号を入力します。
このネーム・サービスは、RMIスタブをダウンロードするためにのみ使用されます。デフォルト・ポートが使用されている場合は、空いているポートが使用されます。適切な値は1から65535です。UNIXシステムで、ポート1から1024でリスニングするソケットを作成するには、スーパーユーザー権限が必要です。デフォルト値は8686です。
「レルム名」フィールドに、特別な管理レルムを表す名前を入力します。
すべての認証は、このレルムによって処理されます。デフォルト値はadmin-realm
です。
「追加プロパティ」セクションで、追加プロパティを指定します。
デフォルトで、GlassFish Serverがいくつかのプロパティを指定します。
プロパティを追加するには、「プロパティの追加」ボタンをクリックします。表示される空白行で、「名前」フィールドにプロパティ名を入力し、「値」フィールドにプロパティ値を入力します。
プロパティを変更するには、そのプロパティの「値」フィールドを編集します。
プロパティを削除するには、削除するプロパティの「名前」フィールドの左側にあるチェック・ボックスを選択し、「プロパティの削除」ボタンをクリックします。
「保存」をクリックします。
「セキュリティ有効」チェック・ボックスを選択した場合は、JMXコネクタのSSL設定を編集するにはのステップに従ってください。