HTTPサービスで使用できる追加プロパティは次のとおりです。これらのプロパティを指定すると、すべてのネットワーク・リスナーに適用されます。
ssl-cache-entriese
キャッシュされるSSLセッションの数。デフォルト値は10,000です。
ssl3-session-timeout
SSL3セッションがキャッシュされる間隔。デフォルト値は86,400です。
ssl-session-timeout
SSL2セッションがキャッシュされる間隔。デフォルト値は100です。
proxyHandler
com.sun.appserv.ProxyHandler
抽象クラスのカスタム実装の完全修飾クラス名。バックエンドのGlassFish Serverインスタンスで、SSLの終端プロキシ・サーバー(たとえばロード・バランサ)で遮断された元のクライアント・リクエストに関する情報を取得できます。この抽象クラスの実装は、Enterprise Serverインスタンスへの元のクライアント・リクエストに関する情報を伝達するためにプロキシ・サーバーが使用するカスタム・リクエスト・ヘッダーに対して行われる特定のリクエストを調べ、その情報をコール側に返します。
デフォルトの実装では、Proxy-ip
という名前のHTTPリクエスト・ヘッダーからクライアントIPアドレスを、Proxy-keysize
という名前のHTTPリクエスト・ヘッダーからSSLキーサイズを、Proxy-auth-cert
という名前のHTTPリクエスト・ヘッダーからSSLクライアント証明書チェーンを読み取ります。Proxy-auth-cert
値には、BEGIN CERTIFICATE
およびEND CERTIFICATE
の境界がなく、\n
が% d% a
によって置き換えられた、BASE-64で符号化されたクライアント証明書チェーンを含む必要があります。
この設定は、ネットワーク・リスナー・プロトコルの「HTTP」ページで、「認証パス・スルー」チェック・ボックスがtrueに設定されている場合にのみ使用されます。
connectionTimeout
接続の受入れ後、リクエストURIの行が提示されるまでのネットワーク・リスナーの待機時間を指定します(秒単位)。デフォルト値は30です。