メッセージサーバーアドレスを指定する構文は、以下のとおりです。
スキーマ://アドレスの構文
以下の表に、スキーマ
と アドレスの構文
を解説します。
スキーマ | コネクションサービス | 説明 | 構文 |
---|---|---|---|
mq |
jms
|
指定されたホストとポートの Message Queue ポートマッパは、コネクション要求を処理して、指定されたコネクションサービスに基づいてポートを動的に割り当てます。いったんポート番号がわかると、Message Queue はコネクションを作成します。 | [ホスト名][:ポート][/サービス名] デフォルト (jms サービス用のみ): ホスト名 = localhost |
mqtcp |
jms |
Message Queue は、指定されたホストおよびポートに対して直接 tcp コネクションを作成し、コネクションを確立します。 | ホスト名:ポート/jms |
mqssl |
ssljms |
Message Queue は、指定されたホストおよびポートに対して安全な ssl コネクションを直接作成し、コネクションを確立します。 | ホスト名:ポート/ssljms |
http |
httpjms |
Message Queue は、指定された Message Queue トンネルサーブレット URL に対して直接 HTTP コネクションを作成します (トンネルサーブレットにアクセスするには、ブローカを設定する必要がある)。 | HTTP トンネルサーブレットの URL |
https |
httpsjms |
Message Queue は、指定された Message Queue トンネルサーブレット URL に対して直接 HTTPS コネクションを作成します (トンネルサーブレットにアクセスするには、ブローカを設定する必要がある)。 | HTTPS トンネルサーブレットの URL |
以下の表に、通常、メッセージサーバーのアドレスの構文がどのように適用されるかを示します。
コネクションサービス | ブローカホスト | ポート | アドレスの例 |
---|---|---|---|
未指定 | 未指定 | 未指定 | デフォルト(mq://localHost:7676/jms) |
未指定 | 指定されたホスト | 未指定 | myBkrHost |
未指定 | 未指定 | 指定されたポートマッパのポート | 1012 |
ssljms |
ローカルホスト | デフォルトのポートマッパのポート | mq://localHost:7676/ssljms |
ssljms |
指定されたホスト | デフォルトのポートマッパのポート | mq://myBkrHost:7676/ssljms |
ssljms |
指定されたホスト | 指定されたポートマッパのポート | mq://myBkrHost:1012/ssljms |
jms |
ローカルホスト | 指定されたサービスポート | mqtcp://localhost:1032/jms |
ssljms |
指定されたホスト | 指定されたサービスポート | mqssl://myBkrHost:1034/ssljms |
httpjms |
N/A | N/A | http://websrvr1:8085/imq/tunnel |
httpsjms |
N/A | N/A | https://websrvr2:8090/imq/tunnel |