既存のトランスポートの設定を変更するには、「トランスポートの編集」ページを使用します。
「トランスポートの編集」ページには、次のオプションが含まれます。
デフォルト値を持つ設定をデフォルト値に戻すボタン。デフォルト値を持たない設定は変更されません。
このページの設定が適用される構成の名前。このフィールドは読取り専用です。
トランスポートの名前。名前は読取り専用フィールドです。名前を指定できるのは、新しいトランスポートの作成時のみです。
トランスポート実装のクラス名。デフォルト値は、com.sun.grizzly.TCPSelectorHandler
です。
選択キー・ハンドラのクラス名。選択キー・ハンドラは、選択キーのライフサイクルを管理する抽象クラスです。値を指定しない場合は、デフォルトの実装が使用されます。
使用するByteBuffer
のタイプ。選択可能な値は、HEAP
およびDIRECT
です。デフォルト値はHEAP
です。
マシンのプロセッサの数。-1を指定すると、Grizzlyがマシンのプロセッサの数に基づいてアクセプタ・スレッドの数を計算します。デフォルト値は1です。
リクエスト処理スレッドの数を設定するには、このトランスポートを使用するネットワーク・リスナーで使用される、スレッド・プールの「最大スレッド・プール・サイズ」の値を設定します。
このトランスポートを使用するネットワーク・リスナーで保留中の接続の最大数。デフォルト値は4096です。
このトランスポートを使用するネットワーク・リスナーが作成する、入力ストリーム用のバッファのサイズ(バイト単位)。デフォルト値は8192です。
アイドル・キーが取り消され、チャネルがクローズされるまでの時間(秒単位)。デフォルト値は30です。
読取り操作のヘッダーと本文の解析フェーズ中にGlassFish Serverが待機する時間(ミリ秒単位)。デフォルト値は30,000です。
NIO Selectorがイベント(ユーザーのリクエスト)の待機をブロックする時間(ミリ秒単位)。デフォルト値は1000です。
レスポンスの書込み時に、リモート・クライアントが切断されたと見なされるまでにGlassFish Serverが待機する時間(ミリ秒単位)。デフォルト値は30,000です。
このオプションを選択すると、Grizzlyの内部構成がサーバー・ログにフラッシュされます。このオプションにより、デバッグに有効な情報が得られる場合があります。このオプションは、デフォルトでは無効になっています。
このオプションを選択すると、リクエストとレスポンスの情報がサーバー・ログにダンプされます。このオプションにより、デバッグに有効な情報を得られる場合がありますが、パフォーマンスが大きく低下します。このオプションは、デフォルトでは無効になっています。
このオプションを選択すると、TCP_NODELAY(Nagleのアルゴリズムとも呼ばれる)が有効になります。このオプションはデフォルトで有効になっています。