インスタンス・システム・プロパティ

「インスタンス・システム・プロパティ」ページには、現在のGlassFish Serverインスタンスに対して設定されているJavaシステム・プロパティのリストが表示されます。Javaシステム・プロパティは、GlassFish Serverの起動時にJavaアプリケーション・ランチャの-Dオプションによって、Javaアプリケーション・ランチャに渡されます。

これらのプロパティは、インスタンスの構成にあるポート設定のプロパティ定義をオーバーライドします。2つのクラスタ化されたインスタンスが同じホスト上に存在する場合などでは、定義済のポート設定はオーバーライドされます。このような状況では、両方のインスタンスが同じ構成を共有するため、一方のインスタンスのポート設定はオーバーライドされる必要があります。

構成内の事前定義済ポート設定については、「事前定義済の構成システム・プロパティ」を参照してください。

「インスタンス名」フィールドは、現在のインスタンスの名前が表示される読取り専用のフィールドです。

プロパティごとに、次の情報が表示されます。

インスタンス変数名

システム・プロパティの名前。

現在の値

プロパティに対して現在設定されている値。このフィールドは読取り専用です。

オーバーライド値

変更の保存後にプロパティに対して設定される値。

「追加のプロパティ」の表には、次のオプションも表示されます。

プロパティを追加

プロパティを追加するボタン。このボタンをクリックすると、「追加のプロパティ」の表に行が追加されます。

プロパティを削除

選択した1つまたは複数のプロパティを削除するボタン。削除されたプロパティはデフォルト値に戻ります。デフォルト値が設定されていない場合は未定義になります。

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