表示されたログ・レコードをフィルタリングする

開始する前の準備

ドメイン管理サーバー(DAS)、クラスタ化されたGlassFish Serverインスタンス、またはスタンドアロン・インスタンスのログ・ファイルが表示されていることを確認してください。詳細は、次の項目を参照してください。

  1. 「検索基準」領域で、コンテンツ、期間、およびログ・レベルでレコードをフィルタリングします。

    1. 特定のテキストが含まれるレコードのみを表示するには、「テキスト検索」フィールドにそのテキストを入力します。

      検索では、大文字と小文字が区別されます。

    2. ログ・レコードを表示する期間を選択するには、「タイムスタンプ」オプションを使用します。

      • 最新のメッセージを表示するには、「最新」(デフォルト)を選択します。

      • 特定期間内のメッセージのみを表示するには、「特定範囲」を選択して、表示される「開始」と「終了」フィールドに日付と時間を入力します。

        「日付」値は次の書式で指定する必要があります。

        MM/DD/YY
        

        MMは、月を示す1から12の範囲の整数(たとえば1月は1、10月は10)です。DDは、日を示す1から31の範囲の整数です。YYは、年の最後の2桁(たとえば、2011年は11)です。

        たとえば、2011年2月1日を指定するには、「日付」フィールドに2/1/11と入力します。

        「時間」値は次の書式で指定する必要があります。

        hh:mm:ss.SSS
        

        hhは、時間を示す0から23の範囲の整数です。午後の時間の場合は、12から23の範囲の整数を使用します(たとえば、午後2時を表すには14)。mmは、毎時ちょうどから経過した分数を示す0から59の範囲の整数です。ssは、秒数を示す0から59の範囲の整数です。SSSは、ミリ秒数を示す000から999の範囲の3桁の整数で、必要に応じて先頭にゼロ(0)を埋めます。

        たとえば、午後5時10分を指定するには、「時間」フィールドに17:10:00.000と入力します。

        「開始」フィールドの値が「終了」フィールドの値よりも遅い場合は、エラー・メッセージが表示されます。

    3. メッセージをログ・レベルでフィルタリングします。

      表示するメッセージを確実にサーバー・ログに表示するには、最初に「モジュール・ログ・レベル」ページで適切なログ・レベルを設定します。詳細は、ログ・レベルを構成するを参照してください。

      ログ・レベルでログ・メッセージをフィルタリングすることを選択すると、指定したフィルタ基準と一致するメッセージのみが表示されます。しかし、このフィルタリングは、どのメッセージがサーバー・ログに記録されるかには影響しません。

      1. 「ログ・レベル」ドロップダウン・リストから、ログ・レベルを選択します。

      2. 選択したレベルのメッセージのみを表示するには、「より重度の高いメッセージをこれ以上含めない」オプションを選択します。

        デフォルトでは、サーバー・ログ内の、重度が、選択したログ・レベル以上のメッセージがすべて表示されます。

  2. 「詳細検索」領域で、ロガーの名前空間でレコードをフィルタリングし、表示される情報の量を選択します。

    1. 「詳細検索」リンクをクリックします。

      「詳細検索」領域が「ログ・ビューア」ウィンドウに追加されます。

    2. モジュールでフィルタリングするには、「ロガー」ドロップダウン・リストから1つまたは複数の名前空間を選択します。

      Shift-clickまたはControl-clickを使用して、複数の名前空間を選択します。

      高いレベルの名前空間を1つ選ぶと、その下のすべての名前空間が選択されます。たとえば、javax.enterprise.systemを選択すると、その名前空間の下にあるすべてのモジュールのロガー(javax.enterprise.system.corejavax.enterprise.system.tools.adminなど)も選択されます。

    3. 特定のアプリケーションのロガーからのメッセージを表示するには、「カスタム・ロガー」フィールドで個別の行に各ロガーの名前を入力します。

      アプリケーションに複数のモジュールがある場合は、任意のモジュールまたはすべてのモジュールを表示できます。たとえば、アプリケーションには次のロガーが存在する可能性があります。

      com.example.myapp.module1
      com.example.myapp.module2
      com.example.myapp.module3
      

      アプリケーション内のすべてのモジュールのメッセージを表示するには、com.mycompany.myappと入力します。module2からのメッセージのみを表示するには、com.example.myapp.module2と入力します。

      1つ以上のカスタム・ロガーを指定した場合、GlassFish Serverモジュールのメッセージは、「ロガー」領域で明示的に指定されるときにのみ表示されます。

    4. 「表示」ドロップダウン・リストから、表示するメッセージの数を選択します。

      デフォルトで表示されるメッセージの数は40です。100、250、および1000を選択できます。

    5. スタック・トレースを表示するには、「過度に長いメッセージを制限」オプションの選択を解除します。

      デフォルトでは、ビューアにスタック・トレースは表示されません。スタック・トレースを表示するには、メッセージの(詳細)リンクをクリックします。

    6. 「詳細検索」領域を非表示にするには、「基本検索」リンクをクリックします。

  3. 表示するインスタンスと、関連するログ・ファイルを指定するには、「検索を変更」領域を使用します。

  4. 「検索結果」領域でログ・メッセージの表示方法をカスタマイズします。

    「検索結果」領域には、「ロギング設定」ページと「ログ・レベル」ページの設定に基づいて、サーバー・ログ内にある最新の40エントリが表示されます。

関連項目
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