トランザクション・サービスの構成には、次のプロパティを使用できます。
oracle-xa-recovery-workaround
true
に設定されている場合、Oracle XA Resource回避方法がトランザクションのリカバリで使用されます。デフォルト値はtrue
です。
disable-distributed-transaction-logging
true
に設定した場合、トランザクション・ロギングが無効になり、パフォーマンスが向上する場合があります。「再起動時」の「有効」チェックボックスが選択されている場合、このプロパティは無視されます。デフォルト値はfalse
です。
xaresource-txn-timeout
XAResource
タイムアウトを変更します。場合によっては、XAResource
のデフォルトのタイムアウトによって、トランザクションが中止されることがあるため、変更することをお薦めします。デフォルト値は、使用しているXAResource
に固有です。
pending-txn-cleanup-interval
非同期スレッドが保留中のトランザクションをチェックし、それらを完了させる間隔を秒数で指定します。このプロパティが指定されていない場合、デフォルトはありません。このプロパティはあるが値がない場合、デフォルト値は60になります。
use-last-agent-optimization
true
に設定した場合、最終エージェント最適化が有効になり、トランザクションのスループットが改善されます。1つの非XAリソースが同じトランザクションでXAリソースと一緒に使用されている場合、非XAリソースが最終エージェントです。デフォルト値はtrue
です。
delegated-recovery
true
に設定した場合、クラスタ全体で委任リカバリが有効になります。デフォルト値はfalseです。
wait-time-before-recovery-insec
インスタンスがデッド・インスタンスに対してリカバリを開始するまでに待機する秒数を指定します。
db-logging-resource
トランザクションを記録するデータベースのJDBCリソースのJNDI名を指定します。詳細は、Oracle GlassFish Serverアプリケーション開発ガイドの第17章、Using the Transaction Serviceを参照してください。デフォルト値はありません。
xa-servername
トランザクション・サービスがインストールされているGlassFish Serverで管理されるトランザクションを識別するために使用するホスト名を指定します。これは、GlassFish Serverを実行している別のホストで作成されたログ・ファイルからトランザクションをリカバリする場合に便利です。