クラスタ化されたサーバー・インスタンス

「クラスタ化されたサーバー・インスタンス」ページを使用して、現在のクラスタ内のGlassFish Serverインスタンスを作成および管理します。

「クラスタ名」フィールドは、現在のクラスタの名前が表示される読取り専用のフィールドです。

「クラスタ化されたサーバー・インスタンス」ページには、現在のクラスタのメンバーになっているインスタンスのリストが表示されます。インスタンスごとに、次の情報が表示されます。

名前

インスタンスが作成されたときにインスタンスに割り当てられた名前。名前をクリックすると、インスタンスの「一般情報」ページが開きます。

LBの重み

インスタンスのロードバランシングの重みを表す整数。

ロードバランシングの重みは、クラスタに対するすべてのリクエストのうちインスタンスが処理する必要がある割合を決定します。

たとえば、2つのインスタンスで構成されるクラスタで、一方のインスタンスで4つのリクエストのうちの1つを処理し、もう一方のインスタンスで残りの3つのリクエストを処理することが必要になる場合があります。この場合、4つのリクエストのうちの1つを処理するインスタンスの重みを1に設定し、もう一方のインスタンスの重みを3に設定します。パーセントを使用する場合は、インスタンスの重みをそれぞれ25と75に設定します。

デフォルトの重みは100です。

構成

インスタンスが参照する構成。構成をクリックすると、インスタンスの「構成」ページが開きます。

ノード

インスタンスが配置されているノードの名前。名前をクリックすると、ノードの「ノードの編集」ページが開きます。

ステータス

インスタンスが実行中かどうか、または変更した構成を更新するために再起動する必要があることが表示されます。このフィールドは読取り専用です。

「サーバー・インスタンス」の表には、次のオプションも表示されます。

新規

クラスタにインスタンスを追加するボタン。

削除

選択した1つまたは複数のインスタンスをクラスタから削除するボタン。


注意:

マスター・ブローカがあるJMS(Java Message Service)クラスタを使用している場合は、そのマスター・ブローカに関連付けられているインスタンスは削除しないでください。このインスタンスを削除する必要がある場合は、change-master-broker(1)サブコマンドを使用して、マスター・ブローカを他のインスタンスに割り当ててください。
起動

選択した1つまたは複数のクラスタ内のインスタンスを起動するボタン。

停止

選択した1つまたは複数のクラスタ内のインスタンスを停止するボタン。

関連タスク
同等のasadminサブコマンド
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