ロガーの設定

「ロガーの設定」ページを使用し、選択したGlassFish Serverインスタンスまたはクラスタのロギングを構成します。

「ロガーの設定」ページには、次のオプションが含まれます。

構成名

このページの設定が適用される構成の名前。このフィールドは読取り専用です。

システム・ログに書込み

このオプションを選択すると、ロギング出力がサーバー・ログに加え、syslog機能にも送信されます。この機能はSolarisおよびLinuxシステムのみで使用できます。このオプションは、デフォルトでは無効になっています。

ログ・ファイル

サーバー・ログ・ファイルの別名または場所。デフォルトの場所は次のとおりです: domain-dir/logs/server.log

「ログ・ハンドラ」

カスタム・ログ・ハンドラの絶対クラス名。カスタム・ログ・ハンドラを使用すると、server.logまたはsyslog以外の宛先にログを送信することができます。カスタム・ハンドラを使用する場合は、クラスjava.util.logging.Handler(JSR 047準拠のAPI)を拡張する必要があります。ハンドラ・クラスをGlassFish Serverのクラスパスに置き、サーバーの起動時にハンドラがインストールされるようにします。

「ファイル・ローテーション制限」

サーバー・ログ・ファイルがローテーションされるサイズ(バイト単位)。サーバー・ログが指定したサイズに達すると、GlassFish Serverはserver.logという名前の新しい空のファイルを作成し、古いファイルの名前をserver.log_dateに変更します。dateは、ファイルがローテーションされた日時です。デフォルト値は2MBです。制限の最小値は500KBです。それより小さな値を指定すると、ファイルは500KBに達した時点でローテーションされます。ログ・ファイルのローテーションを無効にするには、この値を0に設定します。

「ファイル・ローテーションの制限時間」

サーバー・ログがローテーションされるまでの時間(分単位)。デフォルト値は0です。これは、「ファイル・ローテーション制限」フィールドで指定したサイズに達したときに、ファイルがローテーションされることを意味しています。1分以上の値を指定すると、「ファイル・ローテーション制限」フィールドで指定したサイズ制限よりも、時間による制限が優先されます。

更新の頻度

キューからサーバー・ログに一度に書き込むメッセージの最大数。デフォルト値は1です。

関連タスク
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