Ruby アプリケーションを配備する

  1. ナビゲーションツリーで、「アプリケーション」ノードを選択します。

    「アプリケーション」ページが開きます。

  2. 「配備されているアプリケーション」の表で、「配備する」ボタンをクリックします。

    「アプリケーションまたはモジュールを配備」ページが開きます。

  3. 配備するアプリケーションの場所を指定します。
  4. 「タイプ」ドロップダウンリストから、「Ruby アプリケーション」を選択します。

    「サーバーにアップロードされるパッケージファイル」または「GlassFish サーバー からアクセス可能なローカルのパッケージファイル」のいずれかを指定した場合、アプリケーションのタイプは自動的に検出されます。「GlassFish サーバー からアクセス可能なディレクトリ」を指定した場合は、タイプを手動で指定する必要があります。

  5. 「アプリケーション名」フィールドで、ディレクトリ名またはファイル名のプレフィックスであるデフォルト名を使用するか、別の名前を入力します。

    ファイルのアップロードを選択した場合は、デフォルト名が表示されます。アプリケーション名は一意である必要があります。

  6. 「コンテキストルート」フィールドに、Ruby アプリケーションを識別する文字列を入力します。

    Ruby アプリケーションの URL では、コンテキストルートはポート番号の直後に指定します (http://host: port/context-root/...)。たとえば /hello のように、コンテキストルートがスラッシュで始まるようにしてください。

  7. 「状態を有効」チェックボックスを選択し、アプリケーションを有効にします。

    これは標準でオンになっています。このオプションが無効な場合、アプリケーションは使用できません。

  8. アプリケーションがすでに配備されている場合は、「強制的に再配備」チェックボックスを選択して強制的に再配備を行なってください。

    このオプションを選択しないと、すでに配備されているアプリケーションを配備しようとすると、エラーになります。このオプションは、デフォルトでは無効になっています。

  9. 「JRuby ホーム」フィールドに、JRuby コンテナがインストールされるディレクトリのパスを入力します。

    デフォルトの場所は as-install/jruby です。このフィールドに値を指定すると、Ruby コンテナに設定されている「JRuby ホーム」の値はアプリケーションの値で上書きされます。

  10. 「初期プールサイズ」フィールドに、起動する JRuby ランタイムの初期数を入力します。

    値は、「最小プールサイズ」フィールドの値以上、および「最大プールサイズ」フィールドの値以下にする必要があります。デフォルト値は 1 です。このフィールドに値を指定すると、Ruby コンテナで設定された「初期プールサイズ」の値はアプリケーションの値で上書きされます。

  11. 「最小プールサイズ」フィールドに、プール内の JRuby ランタイムの最小数を入力します。

    値は、「初期プールサイズ」フィールドの値以下、および「最大プールサイズ」フィールドの値以下にする必要があります。デフォルト値は 1 です。このフィールドに値を指定すると、Ruby コンテナで設定された「最小プールサイズ」の値はアプリケーションの値で上書きされます。

  12. 「最大プールサイズ」フィールドに、プール内の JRuby ランタイムの最大数を入力します。

    値は、「最小プールサイズ」フィールドの値以上、および「初期プールサイズ」フィールドの値以上にする必要があります。デフォルト値は 1 です。このフィールドに値を指定すると、Ruby コンテナで設定された「最大プールサイズ」の値はアプリケーションの値で上書きされます。

  13. 「フレームワーク」ドロップダウンリストから、アプリケーションを配備するフレームワークを選択します。

    選択できる値は、railsmerbsinatra、および auto-detection です。デフォルトは auto-detection です。このプロパティーに auto-detection 以外の値を設定すると、通常の (時間がかかる) 自動検出プロセスが省略され、強制的に指定したフレームワークで配備を行います。配備したアプリケーションが指定したフレームワーク用に記述されていない場合は、エラーが発生します。

  14. 「Rack 環境」ドロップダウンリストから、Rails や Merb などの JRuby フレームワークを実行する環境を選択します。

    選択できる値は、productiondevelopment、および test です。デフォルトは development です。

  15. 「マルチスレッドに対して安全」ドロップダウンリストから、アプリケーションを実行するフレームワークのスレッドセーフ設定を選択します。

    このプロパティーは、自動検出されたユーザー指定の起動スクリプトを使用して起動されたアプリケーションに影響します。次の値を指定できます。

    true

    フレームワークがスレッドセーフで、プールの作成を必要としないことを指定します。

    false

    アプリケーションがアプリケーションインスタンスのプールを使用して起動され、アプリケーションの各インスタンスは一度に 1 つのスレッドからアクセスされることを指定します。

    default

    GlassFish サーバー は、自動的にスレッドセーフを検出しようとします。この値はデフォルトです。

    このプロパティーは、スレッドセーフを自動的に判定できない、起動中のフレームワークにのみ影響します。この値を true に設定すると、自動検出された Rails 2.1.x アプリケーションはスレッドセーフモードで起動されず、これを使用してスレッドセーフなフレームワークを強制的にプールモードで開始することもできません。

  16. 「仮想サーバー」ドロップダウンリストから、このアプリケーションに関連付ける仮想サーバーを選択します。
  17. 「説明」フィールドに、このアプリケーションの説明を入力します。
  18. 「了解 (OK)」をクリックします。
参照
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