ログの一般設定を行う

  1. ナビゲーションツリーで、「設定」ノードを展開します。
  2. 「設定」ノードの下で、「ロガーの設定」を設定するサーバーインスタンスまたはクラスタの設定をクリックします。

    「設定」ページが開きます。

  3. 「設定」ページで、「ロガーの設定」をクリックします。

    選択した設定ターゲットの「ロガーの設定」ページが開きます。

  4. ログ出力を、サーバーログに加えて syslog 機能にも送信する場合は、「システムログへの書き込み」の「有効」チェックボックスを選択します。

    この機能は Solaris および Linux システムのみで使用できます。このオプションは、デフォルトでは無効になっています。

  5. 「ログファイル」フィールドに、サーバーログファイルの別名または場所を入力します。

    デフォルトの場所は ${com.sun.aas.instanceRoot}/logs/server.log です。

  6. 「ログハンドラ」フィールドに、カスタムログハンドラの絶対クラス名を入力します。

    カスタムログハンドラを使用すると、server.log または syslog 以外の宛先にログを送信することができます。カスタムハンドラを使用する場合は、クラス java.util.logging.ConsoleHandler (JSR 047 準拠の API) を拡張する必要があります。 ハンドラクラスを GlassFish Server のクラスパスに置き、サーバーの起動時にハンドラがインストールされるようにします。

  7. 「ファイルローテーション制限」フィールドに、サーバーログファイルをローテーションするサイズをバイト単位で入力します。

    サーバーログが指定したサイズに達すると、GlassFish Server は server.log という名前の新しい空のファイルを作成し、古いファイルの名前を server.log_date に変更します。date は、ファイルがローテーションされた日時を表します。デフォルト値は 2M バイトです。制限の最小値は 500K バイトです。それより小さな値を指定すると、ファイルは 500K バイトに達した時点でローテーションされます。ログファイルのローテーションをオフにするには、この値を 0 に設定します。

  8. 「ファイルローテーションの制限時間」フィールドに、サーバーログをローテーションするまでの時間を分単位で入力します。

    デフォルト値は 0 です。これは、「ファイルローテーション制限」フィールドで指定したサイズに達したときに、ファイルがローテーションされることを意味しています。


    注 - 1 分以上の値を指定すると、「ファイルローテーション制限」フィールドで指定したサイズ制限よりも、時間による制限が優先されます。


  9. 「更新の頻度」フィールドに、キューからサーバーログに一度に書き込むメッセージの最大数を入力します。

    デフォルト値は 1 です。

  10. 「保存」をクリックします。

    注 - ログを有効にした設定によっては、サーバーの再起動が必要になることがあります。

    サーバーの再起動は、ログファイルの名前がデフォルト設定から変更される場合にも必要になることがあります。サーバーの再起動が必要な場合には、管理コンソール の右上隅に「再起動が必要です」というメッセージが表示されます。


参照

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