「ノードの編集」ページを使用して、GlassFish サーバー ノードの設定データを更新します。このページを使用して、ノードのタイプを CONFIG から SSH に変更してノードの SSH 通信を有効にすることもできます。
ノードのタイプを CONFIG から SSH に変更し、次のいずれかのフィールドを空のままにした場合、デフォルト値が適用されます。
SSH ポート
ユーザー名
キーファイル
「ノードの編集」ページには、次のオプションが含まれます。
ノードが作成されたときにノードに割り当てられた名前。このフィールドは読み取り専用です。
ノードのタイプを指定するドロップダウンリスト。ノードのタイプは次のいずれかです。
このノードは、Secure Shell (SSH) 経由の通信をサポートします。
このノードは、リモート通信をサポートしません。「CONFIG」を選択した場合、SSH 設定のオプションは表示されません。ノードの現在のタイプが SSH である場合に CONFIG を選択すると、変更を保存するときに SSH 設定データがノードの設定から削除されます。
ノードの更新後にノードが表すホストの名前。このフィールドは、特定のノードのタイプの場合に必須フィールドとなります。
ノードのタイプが CONFIG の場合は、ホスト名は省略可能です。ホスト名は、ノード上に存在するインスタンスが作成される際に特定されます。
ノードのタイプが SSH の場合は、ホスト名を指定する必要があります。それ以外の場合はエラーが発生します。
ノード上で作成された GlassFish サーバー インスタンスを含めるディレクトリのパス。相対パスを指定する場合、パスは as-install ディレクトリに相対的になります。as-install はホスト上の GlassFish サーバー ソフトウェアのベースインストールディレクトリです。
ホスト上の GlassFish サーバー ソフトウェアのベースインストールディレクトリの親のフルパス (例: /export/glassfish3/)。
「有効」オプションをオンにすると、ノードのパラメータの検証に失敗した場合でも、ドメイン管理サーバー (Domain Administration Server、DAS) 設定でノードが更新されます。ノードのパラメータを検証するには、DAS が SSH 経由でノードのホストにアクセスできる必要があります。
このノードのホストに対する SSH 接続に使用するポート。
ノードのタイプを CONFIG から SSH に変更し、このフィールドを空のままにした場合、「SSH ポート」オプションは 22 に設定されます。
「ノードホスト」オプションが localhost-domain に設定されている場合、「SSH ポート」オプションは無視されます。
SSH 経由でホストに接続するためのプロセスを実行する、このノードのホストのユーザー。
ノードのタイプを CONFIG から SSH に変更し、このフィールドを空のままにした場合、「ユーザー名」オプションは DAS プロセスを実行しているユーザーに設定されます。
「ノードホスト」オプションが localhost-domain に設定されている場合、「SSH ユーザー」オプションは無視されます。
このノードのホストへのログイン時に SSH ユーザーを認証する方法を指定するドロップダウンリスト。指定できる認証方法は次のとおりです。
SSH ユーザーは、SSH 非公開鍵ファイルによって認証されます。このオプションを選択する場合は、ファイルの絶対パスを「キーファイル」フィールドに指定します。
SSH ユーザーは、DAS 設定に格納されているパスワードによって認証されます。
注意 - このパスワードは、DAS 設定に平文で格納されています。セキュリティ強化のため、キーファイルまたはパスワードエイリアスを使用してください。
このオプションを選択すると、「SSH パスワード」フィールドと「SSH パスワードを再入力」フィールドが有効になり、パスワードを入力できるようになります。
SSH ユーザーは、パスワードエイリアスによって認証されます。このオプションを選択する場合は、「パスワードエイリアス」ドロップダウンリストからパスワードエイリアスを選択します。
このノードのホストへのログイン時に SSH ユーザーが使用するパスワード。
このノードのホストへのログイン時に SSH ユーザーが使用するパスワードの確認。このフィールドの内容は、「SSH パスワード」フィールドの内容と完全に一致している必要があります。
このドメインに対して定義されているパスワードエイリアスのドロップダウンリスト。
「ユーザー名」オプションで指定するユーザーの SSH 非公開鍵ファイルの絶対パス。このファイルはノードのホスト上の sshd デーモンに対する認証に使用されます。
注 - GlassFish サーバー では、パスワードファイルの AS_ADMIN_SSHPASSWORD エントリを使用したパスワード認証もサポートされます。パスワードファイルは、asadmin(1M) ユーティリティーの --paswordfile オプションで指定します。
SSH 非公開鍵ファイルがパスフレーズで保護されている場合は、パスワードファイルに AS_ADMIN_SSHKEYPASSPHRASE エントリを含める必要があります。
キーファイルは、DAS から到達可能なパスにあり、DAS が読み取り可能である必要があります。
デフォルトは、ノードのタイプを CONFIG から SSH に変更してノードの SSH 通信を有効にしているかどうかによって異なります。
ノードのタイプを CONFIG から SSH に変更し、このフィールドを空のままにした場合、「キーファイル」オプションはユーザーの .ssh ディレクトリにあるキーファイルに設定されます。複数のキーファイルが検出された場合は、GlassFish サーバー が次の優先順位に従います。
id_rsa
id_dsa
アイデンティティー