ログビューア

「ログビューア」ページを使用し、選択した GlassFish サーバー インスタンスおよびクラスタのログファイルの表示や、ログ表示のカスタマイズを行います。

「ログビューア」ページには次の領域があります。

「検索条件」領域には、次のオプションが含まれます。

詳細検索

このリンクをクリックすると、ログビューアの表示をさらに詳細に設定するための領域が表示されます。

タイムスタンプ

「最新」ラジオボタンをオンにすると、最新のメッセージが表示されます。「特定範囲」ラジオボタンをオンにすると、「開始」および「終了」フィールドが表示され、特定の期間のメッセージだけを表示できます。

時刻の値の構文は次の形式を必ず使用してください (SSS はミリ秒)。

hh:mm:ss.SSS

次に例を示します。

17:10:00.000

「開始」フィールドの値が「終了」フィールドの値よりも遅い場合は、エラーメッセージが表示されます。

ログレベル

フィルタリングするログのレベル。デフォルトでは、サーバーログにある選択したログレベルおよびさらに重大なレベルのすべてのメッセージが表示に含まれます。選択したレベルのメッセージだけを表示するには、「より重度の高いメッセージをこれ以上含めない」というラベルの付いたチェックボックスを選択します。

表示したいメッセージを確実にサーバーログに表示するには、最初に「モジュールログレベル」ページで適切なログレベルを設定してください。「ログレベルを設定する」を参照してください。

ログレベルに基づくログメッセージのフィルタリングを選択する場合、指定したフィルタリング基準と一致するメッセージだけが表示されます。しかし、このフィルタリングは、どのメッセージがサーバーログに記録されるかには影響しません。

「詳細検索」領域には、次のオプションが含まれます。

ロガー

モジュールでフィルタリングするロガーの名前空間。shift-click または control-click を使い、複数の名前空間を選択します。

高いレベルの名前空間を 1 つ選ぶと、その下のすべての名前空間が選択されます。たとえば、javax.enterprise.system を選択すると、その名前空間の下にあるすべてのモジュールのロガーも選択されます。 つまり、javax.enterprise.system.corejavax.enterprise.system.tools.admin などです。

カスタムロガー

特定のアプリケーションに固有のロガーを、1 行に 1 つ指定します。

アプリケーションに複数のモジュールがある場合は、そのいずれかまたはすべてを表示できます。たとえば、使用しているアプリケーションに次の名前のロガーがあるとします。

com.mycompany.myapp.module1
com.mycompany.myapp.module2
com.mycompany.myapp.module3

アプリケーション内のすべてのモジュールのメッセージを表示するには、com.mycompany.myapp と入力します。module2 のメッセージだけを表示するには、com.mycompany.myapp.module2 と入力します。

1 つ以上のカスタムロガーを指定した場合、GlassFish サーバー モジュールのメッセージは、「ロガー」領域で明示的に指定されるときだけ表示されます。

表示

一度に表示するメッセージの数。デフォルトで表示されるメッセージの数は 40 です。100、250、および 1000 を選択できます。

スタックトレースを表示するには、「過度に長いメッセージを制限」チェックボックスのチェックマークを外します。デフォルトでは、スタックトレースはビューアに表示されませんが、メッセージの (details) リンクをクリックすると表示できます。

「検索を変更」領域では、表示するサーバーインスタンスまたはクラスタと、関連するログファイルの名前を指定できます。

インスタンス

ログレコードを表示するサーバーインスタンスまたはクラスタ。デフォルトはサーバーです。ほかの選択肢は、ドメインに定義され有効に設定できるクラスタとインスタンスによって異なります。

ログファイル

表示するログファイルの名前。デフォルトは server.log です。ほかの選択肢は、選択したターゲットのログ設定によって異なります。

「ログビューアの結果」の表には、サーバーログのメッセージが表示されます。表の上部にある「前のレコード数」ボタンと「後のレコード数」ボタンを使用し、表示するレコード範囲を選択します。

「ログビューアの結果」の表には、メッセージごとに次の情報が表示されます。

レコード番号

サーバーログのメッセージ番号。

ログレベル

メッセージのログレベル。

メッセージ

ログメッセージの簡単な説明。(details) のリンクをクリックすると、書式設定されたメッセージが表示されます。

ロガー

ログメッセージを生成したロガーモジュール。

タイムスタンプ

ログメッセージが発行された日時。

名前と値のペア

スレッド名とログメッセージの ID。

関連操作
関連する asadmin コマンド
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