更新ツール は、システム上の 1 つのファイルシステムディレクトリに含まれる GlassFish サーバー ソフトウェアコンポーネントのインストールを管理します。
管理コンソール バージョンの更新ツールでは、次の操作を行えます。
アドオンコンポーネントのインストール
インストール済みコンポーネントに対する更新の表示
インストール済みコンポーネントの表示
インストール済みコンポーネントを更新または削除するには、GlassFish サーバー ドメインを停止したあとに、次のいずれかのコマンドを使用する必要があります。
as-install-parent/bin/updatetool (更新ツールグラフィカルユーティリティーを起動)
as-install-parent/bin/pkg (コマンド行バージョンの更新ツール)
更新ツール の主な概念を、次の節で説明します。
「コンポーネント」は、更新ツール が管理するインストール可能な単位です。コンポーネントは、システム上のインストールイメージ内に 1 つの単位としてインストールされるファイルから構成されます。
「インストールイメージ」は、ディレクトリの内容などのソフトウェアコンポーネントを含むディレクトリです。 インストールイメージは、GlassFish サーバー ソフトウェアのダウンロードおよびインストールの結果として 更新ツール に追加されます。GlassFish サーバー ソフトウェアコンポーネントの追加と更新を有効にするために、各インストールイメージにはコンポーネントのインストールに関する情報が含まれます。
「ネットワークリポジトリ」には、次の項目が含まれます。
インストールイメージに追加できるコンポーネント
インストールイメージ内の既存のコンポーネントに対する更新
インストールイメージは、1 つまたは複数のネットワークリポジトリに関連付けられます。各ネットワークリポジトリは、名前および関連付けられている URL によって表されます。リポジトリ名は、インストールイメージごとに一意で、そのリポジトリを管理する組織またはプロジェクトのみならず、内容の明確な範囲も表します。GlassFish サーバー 用に事前に設定されているネットワークリポジトリについては、『Oracle GlassFish Server 3.1 Administration Guide』の「Preconfigured Repositories for GlassFish Server」を参照してください。
「アドオンコンポーネント」は、まだインストールされていないインストールイメージのコンポーネントです。
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