JavaMail セッションリソースを作成するには、「新しい JavaMail セッション」ページを使用します。
「新しい JavaMail セッション」ページには、次のオプションが含まれます。
メールセッションを識別する一意の名前。JavaMail リソースのネーミングサブコンテキストプレフィックス mail/ を使用することをお勧めします。次に例を示します。 mail/MySession名前に含めることができるのは、英数字、アンダースコア、ダッシュ、またはドットの各文字だけです。
デフォルトメールサーバーのホスト名。プロトコル固有のホストプロパティーが提供されていない場合、Store オブジェクトと Transport オブジェクトの接続メソッドはこの値を使用します。この名前は実際のホスト名として解決可能でなければいけません。
メールサーバーへの接続時に渡されるユーザー名。プロトコル固有の username プロパティーが提供されていない場合、Store オブジェクトと Transport オブジェクトの接続メソッドはこの値を使用します。ユーザー名に使用できるのは、英数字、アンダースコア、ダッシュ、またはドットのみです。
デフォルトユーザーの電子メールアドレス。形式は、username@host.domain です。
メールセッションの説明。
メールセッションのステータス。メールセッションは、有効または無効の状態になります。デフォルト値は「有効」です。
メールサーバーに接続してメッセージを取得し、1 つまたは複数のフォルダにメッセージを保存するストレージプロトコルサービス。指定できるのは、imap、pop3、imaps、および pop3s です。デフォルト値は imap です。
ストレージのサービスプロバイダ実装クラス。指定できる値は次のとおりです。
com.sun.mail.imap.IMAPStore
com.sun.mail.pop3.POP3Store
com.sun.mail.imap.IMAPSSLStore
com.sun.mail.pop3.POP3SSLStore
デフォルト値は com.sun.mail.imap.IMAPStore です。
メッセージを送信するトランスポートプロトコルサービス。指定できる値は、smtp と smtps です。デフォルト値は smtp です。
トランスポートのサービスプロバイダ実装クラス。指定できる値は次のとおりです。
com.sun.mail.smtp.SMTPTransport
com.sun.mail.smtp.SMTPSSLTransport
デフォルト値は com.sun.mail.smtp.SMTPTransport です。
このオプションを選択すると、このリソースでデバッグが有効になります。JavaMail のログレベルを FINE またはそれ以上に設定した場合、デバッグ出力が生成され、システムのログファイルに含まれます。ログレベルの設定の詳細については、ログレベルを設定するを参照してください。
JavaMail セッションの追加プロパティー。利用可能なプロパティーの一覧については、JavaMail API マニュアル を参照してください。追加プロパティーの名前は mail- で始まり、区切り文字として (ピリオドではなく) ハイフンを使用する必要があります。たとえば、mail-debug は正しい名前ですが、mail.debug は正しくありません。GlassFish サーバー バックエンドが、JavaMail API に応じてハイフンをピリオドに変換します。
JavaMail セッションのクラスタおよびスタンドアロンインスタンス。必要なターゲットを「選択したターゲット」列に移動するには、「追加」ボタンまたは「すべて追加」ボタンを使用します。不要なターゲットを「利用可能なターゲット」列に移動するには、「削除」ボタンまたは「すべて削除」ボタンを使用します。
このオプションは、ドメイン内にクラスタまたはスタンドアロンインスタンスが作成されている場合にのみ表示されます。