このドキュメントは次のように構成されています。
1章ネットワークとセキュリティーでは、使用しているネットワークインフラストラクチャーに オラクル Secure Global Desktop (SGD) を組み込み、SGD で使用されるネットワーク接続をセキュリティー保護する方法について説明します。
2章ユーザー認証では、ユーザーが SGD サーバーに対して認証を実行して SGD にログインする方法について説明します。また、ユーザーがアプリケーションサーバー対して認証を実行してアプリケーションを実行する方法についても説明します。
3章ユーザーへのアプリケーションの公開では、組織階層を使って SGD ユーザーを管理し、SGD ユーザーがアプリケーションにアクセスできるようにする方法について説明します。
4章アプリケーションの構成では、ユーザーが SGD を介して実行できるアプリケーションを構成するためのアドバイスと、アプリケーションに関する問題を診断および修正する方法について説明します。
5章クライアントデバイスのサポートでは、SGD に表示されるアプリケーションから周辺装置やほかのクライアントデバイス機能へのサポートを可能にする方法について説明します。
6章SGD Client と Webtopでは、SGD Client のインストール、構成、および実行の方法について説明します。Webtop の設定についても説明します。
7章SGD サーバー、アレイ、および負荷分散では、SGD サーバーおよびアレイの構成および監視の方法について説明します。Administration Console、ログフィルタ、インストールのバックアップなど、SGD のいくつかのシステム管理機能についても説明します。
付録A グローバル設定とキャッシュでは、パスワードキャッシュやトークンキャッシュなど、アレイ内のすべての SGD サーバーに適用されるグローバル設定について説明します。
付録B Secure Global Desktop サーバー設定では、アレイ内の指定された SGD サーバーに適用されるサーバー設定について説明します。
付録C ユーザープロファイル、アプリケーション、およびアプリケーションサーバーでは、SGD およびその属性に含まれる、サポートされているオブジェクト型について説明します。Administration Console を使って属性を設定する方法と、それに対応する SGD コマンド行の使用法について詳しく説明します。
付録D コマンドでは、使用可能な SGD コマンドについて説明します。コマンドごとに、使用例も記載されています。
付録E ログインスクリプトには、SGD ログインスクリプトに関する参照情報が記載されています。この情報を使用すると、標準の SGD ログインスクリプトをカスタマイズしたり、ユーザー独自のログインスクリプトを開発したりできます。