SGD サーバーの情報を報告します。
tarantella status [ --summary | --byserver | --serverserv
| --ping [serv
] --originalstate ] [ --format text | xml ] [ --verbose ]
SGD サーバーの情報を報告します。これには、アレイの詳細、アレイ全体にわたって実行または中断されているユーザーセッションとアプリケーションセッションの数、およびこれらのセッションがどのように分散しているかが含まれます。
このコマンドは、アレイに時刻同期の問題があることを示します。アレイ内の各サーバー上のクロック設定を表示するには、--byserver
オプションを使用します。
このコマンドは、アレイが修復済みの状態にあるかどうかを示します。アレイが修復される前のアレイのメンバーを一覧表示するには、--originalstate
オプションを使用します。
アレイに問題がある場合、このコマンドは次の情報を表示します。
サーバーがアレイメンバーシップに関して一致しない場合、出力には、アレイ内のすべての SGD サーバーで認識されているアレイ構成が表示されます。
SKID (Secret Key Identification) エラーなどのほかのエラーがある場合、このコマンドは、問題のあるサーバーから受け取ったエラーを報告します。
次の表は、このコマンドで使用可能なオプションを示しています。
オプション | 説明 |
---|---|
| アレイのグローバルな情報のサマリーを表示します。これは、デフォルト設定です。 |
| アレイ内の各サーバーの詳細情報を表示します。 |
| 指定したサーバーの詳細情報を表示します。ピア DNS 名で入力します。 |
|
出力形式を指定します。デフォルト設定は |
| アレイ内のすべての SGD サーバー、または指定された 1 台の SGD サーバーの迅速な健全性検査を実行します。 |
| このサーバーが修復されたアレイ内に存在している場合にこのオプションを指定すると、アレイが修復される前の元のアレイメンバーが表示されます。 |
| コマンド出力を表示する前に、サーバーの健全性検査を表示し、通信中のサーバーの一覧を表示します。 |
次の例では、アレイ全体のセッションに関する情報の概要を表示します。
$ tarantella status
次の例では、SGD サーバー boston.example.com の詳細なステータス情報を報告します。
$ tarantella status --server boston.example.com
次の例では、修復された SGD アレイの元のステータスを報告します。
$ tarantella status --originalstate