このセクションでは、SGD にログインする方法について説明し、SGD の Webtop を表示します。
SGD を使用する場合、次の各サーバーのユーザー名とパスワードを知る必要があります。
SGD サーバー
アプリケーションを実行するアプリケーションサーバー
次の表では、SGD を使用する際に必要となる可能性のあるユーザー名とパスワードについて説明します。
ユーザー名とパスワード | 説明 |
---|---|
SGD サーバー | SGD にログインする際に、ユーザー名とパスワードを入力する必要があります。これは、SGD サーバーがユーザーを認識し、そのユーザーの Webtop を表示できるようにするユーザー名とパスワードです。SGD への次回のログイン時まで、このパスワードを再度入力する必要はありません。 また、匿名で、つまりユーザー名とパスワードを入力せずに、SGD にログインすることもできます。 パスワードの有効期限が切れているか有効期限が近付いている場合は、パスワードを変更するように求められることがあります。 |
アプリケーションサーバー | アプリケーションを起動する際に、アプリケーションを起動するアプリケーションサーバー用のパスワードを入力する必要があることがあります。SGD サーバーはこれらのパスワードを記憶できるため、ユーザーがそれらを毎回入力する必要はありません。ユーザー名とパスワードの入力時に「このパスワードの保存」オプションが使用できる場合は、それを使用します。 別のユーザー名とパスワードを使ってアプリケーションを起動する場合、SGD にユーザー名とパスワードの入力を要求させることができます。 |
SGD にログインする前に、次の要件が満たされているか確認してください。
JavaScript ソフトウェアがブラウザで有効になっています
Java テクノロジがブラウザで有効になっています
Java テクノロジがブラウザで有効になっていない場合は、SGD Client プログラムをコンピュータにダウンロードできます。詳細については、「SGD Client のインストール」を参照してください。
SGD サーバーのユーザー名とパスワードがわかっています。ユーザー名とパスワードが不明な場合は、SGD 管理者に連絡してください。
SGD サーバーのログイン URL がわかっています。SGD ログインページの URL が不明な場合は、SGD 管理者に連絡してください。
ブラウザを使用して SGD のログイン URL に移動します。
SGD のログイン URL
は通常、https://
です。ここで、server.example.com
/sgdserver.example.com
は SGD サーバーの名前です。
Java テクノロジがブラウザで有効になっていない場合、警告メッセージが表示されます。処理を続行するには、Java テクノロジをブラウザで有効にする必要があります。
SGD ログインダイアログボックスが表示されます。図1.1「SGD ログインダイアログボックス」を参照してください。
JavaScript がブラウザで有効になっていない場合、ログインダイアログボックスの下に警告メッセージが表示されます。
SGD のユーザー名とパスワードを入力します。
「ログイン」ボタンをクリックします。
SGD の起動中はスプラッシュ画面が表示されます。図1.2「SGD のスプラッシュ画面」を参照してください。
Java テクノロジのセキュリティー警告が表示されます。これは、SGD サーバーへの初回接続時に表示されるセキュリティーメッセージです。図1.3「Java テクノロジのセキュリティー警告ダイアログボックス」を参照してください。
「Always Trust Content From This Publisher」オプションを選択し、「Run」をクリックします。
初期接続ダイアログボックスが表示されます。これは、SGD サーバーへの初回接続時に表示されるセキュリティーメッセージです。図1.4「初期接続ダイアログボックス」を参照してください。
(オプション) 「証明書の表示」ボタンをクリックします。
「証明書の詳細」ダイアログボックスが表示されます。この画面では、セキュリティー証明書の詳細を表示し、接続先のサーバーが信頼できるかどうかを確認することができます。図1.5「「証明書の詳細」ダイアログボックス」を参照してください。
「有効期間」および「サブジェクト」フィールドが正しいことを確認します。
「閉じる」をクリックします。
初期接続ダイアログボックスが再度表示されます。
証明書の詳細が正しければ、「はい」をクリックして接続に同意します。
「はい」をクリックすると、接続に問題がある場合を除いて、このセキュリティーメッセージが再度表示されることはありません。
図1.6「SGD Client タスクバーアイコン」に示すように、SGD Client アイコンがタスクバーに表示されます。
SGD Webtop が表示されます。図1.8「SGD Webtop」を参照してください。
SGD サーバーに https://
URL
を使用して接続するとき、次のセキュリティー警告の一部またはすべてが表示されることがあります。表示される警告メッセージは、ブラウザおよびクライアントデバイスが、SGD
サーバーにインストールされている SSL (Secure
Sockets Layer)
証明書を処理するように構成されているかどうかによって異なります。
ブラウザと Java Plug-in ソフトウェアのセキュリティー警告。これらの警告は、SSL 証明書に署名するために使用される CA 証明書またはルート証明書が、ブラウザの証明書ストアにないことを示します。また、Java Plug-in ソフトウェアを使用して CA 証明書またはルート証明書をインポートすることが必要な場合もあります。
SGD サーバーの SSL 証明書のセキュリティー警告。SSL 証明書についてのセキュリティー警告が表示されるのは、証明書の日付が無効であるか、ホスト名が間違っているか、不明な認証局 (CA) によって発行された場合です。
信頼されない初期接続の警告。この警告は、SGD サーバーにはじめて接続した場合に表示されます。証明書の詳細を確認し、接続に同意します。SSL 証明書が変更されたなどの理由で接続に問題が発生した場合は、「安全でないおそれのある接続」メッセージが表示されます。「「安全でない可能性のある接続」メッセージ」を参照してください。
セキュリティー警告が発生する理由と、実行可能な処理の詳細については、SGD 管理者に連絡してください。
SGD サーバーへの接続にセキュリティー上の問題が存在する場合は、図1.7「「安全でない可能性のある接続」メッセージ」に示すように、「安全でないおそれのある接続」メッセージが表示されます。
「安全でない可能性のある接続」メッセージが表示された場合には、次の手順を実行します。
「証明書の表示」ボタンをクリックし、証明書の詳細を書き留めます。
次のいずれかを実行します。
「受け入れる」ボタンをクリックして証明書に同意し、SGD サーバーに接続します。
証明書の変更理由が悪意によるものでないことがたしかな場合のみ、これを行います。証明書に受け入れるかどうかについて助言が必要な場合、SGD 管理者に連絡してください。
「拒否する」ボタンをクリックして接続を取り消します。
助言が必要な場合、SGD 管理者に連絡してください。