ディレクトリサービスデータのキャッシュを変更します。
tarantella cache [ --flush ldapgroups|ldapconn|ldapconn-lookups|krb5config|all ] [ --refresh ldapgroups ] [ --populate ldapgroups ]
このコマンドは、次で使用されるディレクトリサービスデータのキャッシュを変更します。
Active Directory 認証
LDAP 認証
サードパーティー認証 (LDAP 検索方法が有効になっている場合)
LDAP 割り当て (Directory Services Integration とも呼ばれる)
次の表は、このコマンドで使用可能なオプションを示しています。
オプション | 説明 |
---|---|
| キャッシュをフラッシュします。 |
| キャッシュのデータを更新します。 |
| キャッシュにデータを追加します。 |
次の表に、コマンドオプションで使用可能な設定を示します。
設定 | 説明 |
---|---|
| LDAP グループデータ。 LDAP 割り当てで使用されます。 |
| LDAP 接続。 すべての LDAP 接続をリセットするための使用されます。 |
| LDAP 検索データ。 LDAP 割り当てで使用されます。 |
| Kerberos の設定。 SGD サーバーを再起動せずに Kerberos の設定を更新するために使用されます。 Active Directory 認証でのみ使用されます。 |
| すべての LDAP データをフラッシュします。 |
--populate
オプションによって、キャッシュに LDAP グループおよび LDAP グループメンバーシップ情報が追加されます。SGD は、ローカルリポジトリ内で、LDAP グループが割り当てられているオブジェクトを検索し、その LDAP グループをキャッシュに追加します。SGD は次に、各 LDAP グループのメンバーシップのディレクトリに対してクエリーを実行し、ユーザーのリストをキャッシュに追加します。
--refresh
オプションによって、キャッシュが LDAP グループの現在のメンバーシップで更新されます。SGD は、その LDAP グループのキャッシュを検索します。SGD は次に、各 LDAP グループのメンバーシップのディレクトリに対してクエリーを実行し、ユーザーのリストをキャッシュに追加します。
次の例では、すべての LDAP データのキャッシュをフラッシュします。
$ tarantella cache --flush all