D.6. tarantella array detach

属している SGD サーバーのアレイからセカンダリサーバーを削除します。

構文

tarantella array detach --secondary serv

説明

次の表は、このコマンドで使用可能なオプションを示しています。

オプション

説明

--secondary

削除するセカンダリサーバーのピア DNS 名を指定します。サーバー名はセカンダリサーバーでなければならず、同じアレイに属していなければなりません。

一度に 1 つのサーバーだけを削除できます。

アレイからプライマリサーバーを削除するには、まず、「tarantella array make_primary」を使用して、別のサーバーをプライマリサーバーに変更し、次に、以前のプライマリサーバーをアレイから切り離します。

このコマンドを使用すると、SGD アレイのバックアッププライマリリストからセカンダリサーバーが削除されます。

アレイからサーバーを削除すると、サーバーはそのライセンスキーを失います。

注記

このコマンドを実行したあと、ほかのいずれかの tarantella array コマンドを実行する前に、SGD がこの変更をアレイ内のすべての SGD サーバーにコピーし終わるまで待つことをお勧めします。アレイのステータスを確認するには、プライマリ SGD サーバー上で tarantella status コマンドを実行します。

アレイ内のセキュア通信を使用している場合は、セカンダリサーバーが切り離されるときに、そのサーバー専用の認証局 (CA) 証明書とサーバーピア SSL (Secure Sockets Layer) 証明書が生成されます。標準のインストールでは、SGD サーバーに対してアレイ内のセキュア通信が有効になっています。

次の例では、アレイからセカンダリサーバー boston を削除します。

$ tarantella array detach --secondary boston.example.com