E.3. ログインスクリプトの変数

SGD のログインスクリプトは、多くの変数を使用します。変数は、常に使用可能な保証されている変数と、値を持つ場合にのみ使用可能なオプション変数に分類できます。

ログインスクリプトで変数を使用するには、その変数が runsubscript.exp ログインスクリプトで定義されている必要があります。

次のセクションでは、保証されている変数とオプション変数、およびそれらの使用目的について説明します。

E.3.1. ログインスクリプトの保証されている変数

保証されている変数は、実行するコマンドの名前、ログイン先のアプリケーションサーバー、および使用する接続方法を格納します。

すべてのログインスクリプトは、少なくともいくつかの保証されている変数を使用します。

保証されている変数は常に存在しますが、NULL 値を持つ場合があります。

変数

説明

ALTDISPLAY

ユーザーのクライアントデバイスの完全修飾ドメインネームシステム (DNS) 名と、使用されているディスプレイ番号。

DISPLAY

ユーザーのクライアントデバイスの IP アドレスと、使用されているディスプレイ番号。

TTA_AGEDPASSWORD

古くなったパスワードを手動で処理するか、ダイアログで処理するかを指定します。

TTA_ALLOWTHIRDTIERDIALOG

ユーザーのパスワードが古い場合、存在しない場合、または正しくない場合に、アプリケーションサーバーのダイアログボックスを表示するかどうか。この変数に指定できる値は次のとおりです。

  • user - ユーザーが Shift キーを押しながらアプリケーションのリンクをクリックした場合、またはパスワードに問題がある場合

  • system - パスワードに問題がある場合のみ

  • none - ダイアログボックスを表示しない

TTA_AUXCOMMANDS

アプリケーションサーバー上で実行する予備コマンド。この変数は、アプリケーションオブジェクトの「ウィンドウマネージャー」属性に対応します。

TTA_CLIENT_IPADDR

ユーザーのクライアントデバイスの IP アドレス。これは SGD Client によって取得された IP アドレスです。

TTA_COMMAND

アプリケーションサーバー上で実行するコマンド。この変数は、アプリケーションオブジェクトの「アプリケーションコマンド」属性に対応します。

TTA_CONNECTIONSERVICE

アプリケーションサーバーへの接続に使うトランスポート。この変数は、アプリケーションオブジェクトの「接続方法」属性に対応します。

TTA_ENVIRONMENT

アプリケーションサーバー上で必要なすべての環境変数の設定。この変数は、アプリケーションオブジェクトの「環境変数」属性に対応します。

TTA_HOSTNAME

ログインスクリプトの接続先のアプリケーションサーバー。この変数は、アプリケーションの負荷分散機能により、アプリケーションオブジェクトの「ホストしているアプリケーションサーバー」タブに表示されている中から選択されます。

TTA_HOSTPROBE

ttahostprobe バイナリへのパス。アプリケーションサーバーが使用可能かどうかを確認するために使用されます。

TTA_IPADDRESS

アプリケーションサーバーの IP アドレス。

TTA_LOGFILE

エラーメッセージと診断メッセージが記録されるログファイルの名前。

デフォルトでは、scriptID.log という形式です。ここで、script はログインスクリプトの名前であり、ID は SGD サーバーのプロセス ID です。

NULL を設定した場合、メッセージは保存されません。

メッセージをこのログファイルに記録するには、作成するログインスクリプトに次のコードを記載します。

log_file $env(TTA_LOGFILE)

TTA_PORT

アプリケーションオブジェクトに対して設定された接続方法でアプリケーションサーバーに接続するときに使用するポート。

TTA_PRIMARY_DNSNAME

プライマリ SGD サーバーの完全修飾 DNS 名。

この変数を使うと、ログインスクリプトがデフォルトプリンタの値を設定する際に、正しい SGD プリンタを選択できます。この変数は、/etc/ttaprinter.conf ファイル内の複数のエントリを区別するために使用されます。

TTA_SCRIPT

runsubscript.exp のあとに実行される Expect スクリプト (たとえば、unix.exp)。

TTA_SECOND_TIER_DNSNAME

アプリケーションセッションをホストしている SGD サーバーの完全修飾 DNS 名。

TTA_THIRD_TIER_DNSNAME で、アプリケーションサーバーと SGD サーバーが同じかどうかを判定し、同じ場合は最適化された起動プロセスを使用するために使用されます。

TTA_THIRD_TIER_DNSNAME

アプリケーションをホストしているアプリケーションサーバーの完全修飾 DNS 名。

TTA_SECOND_TIER_DNSNAME で、アプリケーションサーバーと SGD サーバーが同じかどうかを判定し、同じ場合は最適化された起動プロセスを使用するために使用されます。

TTA_THIRD_TIER_VARS

アプリケーションサーバー上の環境に対してエクスポートする変数のリスト。

TTA_STDERR

一時エラーファイル。

TTA_WILLDISCONNECT

コマンドを一度実行したあとに、接続を切るかどうかを指定します。

TTA_XLAUNCH

アプリケーションが X アプリケーションかどうかを指定します。この変数の値は 0 または 1 です。

次に示す保証されている変数も、runsubscript.exp で定義されます。これらの変数は、アプリケーションの起動時に SGD サーバーで使用されます。

  • LANG

  • LANGUAGE

  • LC_ALL

  • LC_CTYPE

  • LC_NUMERIC

  • LC_TIME

  • LC_COLLATE

  • LC_MONETARY

  • LC_MESSAGES

  • LC_PAPER

  • LC_NAME

  • LC_ADDRESS

  • LC_TELEPHONE

  • LC_MEASUREMENT

  • LC_IDENTIFICATION

  • PATH

  • TTA_PreferredLocale

  • TTABASEDATADIR

  • TTADATADIR

  • TTADIR

E.3.2. ログインスクリプトのオプション変数

オプション変数は、アプリケーション、ユーザー、およびユーザーのセッションに関する追加情報を格納します。

オプション変数は一般に、条件をテストし、テスト結果に基づいてログインスクリプトの動作を変更します。オプション変数は、値を持っている場合にのみ存在します。たとえば、TTA_ResumeTimeOut 変数は、アプリケーションオブジェクトの「アプリケーションの再開機能」属性が値を持っている場合にのみ存在します。

ほとんどのオプション変数は、オブジェクト属性の値を格納します。起動するアプリケーションには、オプション変数として使用可能になっているアプリケーションオブジェクトの属性があります。同様に、ユーザープロファイルの属性も同じ方法で使用可能になります。ほかのオプション変数は、ユーザーのセッションに関する追加情報を格納します。

変数

説明

TTA_AdminMode

Windows アプリケーションオブジェクトの「コンソールモード」属性に対応します。

TTA_Appearance

文字型アプリケーションオブジェクトの「枠線のスタイル」属性に対応します。

TTA_AppletHeight

アプリケーションオブジェクトの「ウィンドウのサイズ: 高さ」属性に対応します。

TTA_AppletWidth

アプリケーションオブジェクトの「ウィンドウのサイズ: 幅」属性に対応します。

TTA_ApplicationName

アプリケーションオブジェクトの完全修飾名。

TTA_ApplicationPlacement

アプリケーションオブジェクトの「ウィンドウタイプ」属性に対応します。

この変数に指定できる値は、multiplewindows (クライアントウィンドウ管理)、awtwindow (独立ウィンドウ)、kiosk (キオスク)、localx (ローカル X サーバー)、および seamlesswindows (シームレスウィンドウ) です。

TTA_Arguments

アプリケーションオブジェクトの「コマンドの引数」属性に対応します。

TTA_AudioQuality

Administration Console の「グローバル設定」 → 「クライアントデバイス」タブにある「Windows オーディオ品質」属性に対応します。

この変数に指定できる値は、lowmedium、および high です。

TTA_Autowrap

文字型アプリケーションオブジェクトの「行の折り返し」属性に対応します。

TTA_BackgroundColor

3270 または 5250 アプリケーションオブジェクトの「背景色」属性に対応します。

TTA_ButtonLevels

3270 または 5250 アプリケーションオブジェクトの「表示されるソフトボタン」属性に対応します。

この変数に指定できる値は、0 (ボタンなし)、1 (2 行)、2 (4 行)、3 (6 行)、および 4 (8 行) です。

TTA_CachePassword

アプリケーションサーバーのユーザー名とパスワードの入力時に、「このパスワードを保存しますか?」ボックスを選択したかどうか。

TTA_CodePage

文字型アプリケーションオブジェクトの「コードページ」属性に対応します。

この変数に指定できる値は、4378508528608638658859-18859-2MultinationalMazovia、または CP852 です。

TTA_ColorMap

文字型アプリケーションオブジェクトの「カラーマップ」属性に対応します。

TTA_Columns

文字型アプリケーションオブジェクトの「ウィンドウのサイズ: カラム」属性に対応します。

TTA_Compression

アプリケーションオブジェクトの「コマンドの圧縮」属性に対応します。

この変数に指定できる値は、automaticon、または off です。

TTA_ContinuousMode

アプリケーションオブジェクトの「コマンドの実行」属性に対応します。

この変数に指定できる値は、automaticon、または off です。

TTA_ControlCode

文字型アプリケーションオブジェクトの「エスケープシーケンス」属性に対応します。

この変数に指定できる値は、7-bit または 8-bit です。

TTA_Cursor

文字型アプリケーションオブジェクトの「カーソル」属性に対応します。

この変数に指定できる値は、offblock、または underline です。

TTA_CursorKeyMode

文字型アプリケーションオブジェクトの「カーソルキーコードの変更」属性に対応します。

この変数に指定できる値は、application または cursor です。

TTA_DelayedUpdate

アプリケーションオブジェクトの「遅延更新」属性に対応します。

TTA_DisableCursorSettings

Windows アプリケーションオブジェクトの「カーソル設定」属性に対応します。

TTA_DisableCursorShadow

Windows アプリケーションオブジェクトの「カーソルのシャドウ」属性に対応します。

TTA_DisableFullWindowDrag

Windows アプリケーションオブジェクトの「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」属性に対応します。

TTA_DisableMenuAnimations

Windows アプリケーションオブジェクトの「メニューアニメーション」属性に対応します。

TTA_DisableTheming

Windows アプリケーションオブジェクトの「テーマ」属性に対応します。

TTA_DisableWallpaper

Windows アプリケーションオブジェクトの「デスクトップの壁紙」属性に対応します。

TTA_DisplayEnginePage

アプリケーションオブジェクトの「エミュレータアプレットページ」属性に対応します。

注記

この属性は使用されなくなりました。

TTA_DisplayName

ユーザープロファイルの「名前」属性に対応します。

TTA_Domain

アプリケーションオブジェクトの「ドメイン名」属性に対応します。

TTA_EnableFontSmoothing

Windows アプリケーションオブジェクトの「フォント平滑化」属性に対応します。

TTA_EuroMapping

アプリケーションオブジェクトの「ユーロ文字」属性に対応します。

この変数に指定できる値は、iso8859-15 または unicode です。

TTA_FilePath

アプリケーションオブジェクトの「アプリケーションコマンド」属性に対応します。

TTA_FixedFontSize

文字型アプリケーションオブジェクトの「フォントサイズ: 固定」属性に対応します。

TTA_FontFamily

文字型アプリケーションオブジェクトの「フォントファミリ」属性に対応します。

この変数に指定できる値は、courierhelvetica、または timesroman です。

TTA_FontSize

文字型アプリケーションオブジェクトの「フォントサイズ」属性に対応します。

TTA_ForegroundColor

3270 または 5250 アプリケーションオブジェクトの「前景色」属性に対応します。

TTA_GraphicsAcceleration

アプリケーションオブジェクトの「グラフィックアクセラレーション」属性に対応します。

TTA_Height

アプリケーションオブジェクトの「ウィンドウのサイズ: 高さ」属性に対応します。

この変数は、TTA_AppletHeight 変数と同じ情報を提供します。

TTA_HostLocale

アプリケーションサーバーオブジェクトの「プロンプトのロケール」属性に対応します。

TTA_HostName

ログインスクリプトの接続先のアプリケーションサーバー。

この変数は、アプリケーションサーバーの負荷分散機能により、アプリケーションオブジェクトの「ホストしているアプリケーションサーバー」タブに表示されている中から選択されます。

TTA_IBMHostName

3270 または 5250 アプリケーションオブジェクトの「サーバーアドレス」属性に対応します。

TTA_Icon

アプリケーションオブジェクトの「アイコン」属性に対応します。

TTA_InstanceName

アプリケーションセッション ID。

TTA_InterlacedImages

アプリケーションオブジェクトの「インタレースイメージ」属性に対応します。

この変数に指定できる値は、automaticon、または off です。

TTA_KeyboardType

3270 または 5250 アプリケーションオブジェクトの「キーボードタイプ」属性に対応します。

この変数に指定できる値は、pcsun4sun5、および hp です。

TTA_KeymapLock

アプリケーションオブジェクトの「キーボードマップ」属性に対応します。

TTA_KeypadMode

文字型アプリケーションオブジェクトの「数字パッドコードの変更」属性に対応します。

この変数に指定できる値は、application または numeric です。

TTA_Lines

文字型アプリケーションオブジェクトの「ウィンドウのサイズ: 行」属性に対応します。

TTA_LocalAddr

SGD ホストの IP アドレス。

TTA_LoginScript

アプリケーションオブジェクトの「ログインスクリプト」属性に対応します。

TTA_Maximise

3270 または 5250 アプリケーションオブジェクトの「ウィンドウのサイズ」属性に対応します。

TTA_MiddleMouseTimeout

アプリケーションオブジェクトの「マウスの中ボタンのタイムアウト」属性に対応します。

TTA_NoPrintPrefs

Windows アプリケーションオブジェクトの「プリンタ設定のキャッシュ」属性に対応します。

TTA_ParentName

アプリケーションオブジェクトの完全修飾名。

この変数は、TTA_ApplicationName 変数と同じ情報を提供します。

TTA_PortNumber

3270 または 5250 アプリケーションオブジェクトの「サーバーポート」属性に対応します。

TTA_ProtocolArguments

Windows アプリケーションオブジェクトの「引数」属性に対応します。

TTA_RemoteAddr

アプリケーションの実行に使用されるアプリケーションサーバーの IP アドレス。

TTA_RemoteAudio

Windows アプリケーションオブジェクトの「リモートオーディオ」属性に対応します。

TTA_RequiresDisplayEngine

アプリケーションにディスプレイエンジンが必要かどうかを指定します。

TTA_ResumeTimeOut

アプリケーションオブジクトの「アプリケーションの再開機能: タイムアウト」属性に対応します。

TTA_RootColor

アプリケーションオブジェクトの「ウィンドウの色: カスタム色」属性に対応します。

TTA_RootType

アプリケーションオブジェクトの「ウィンドウの色」属性に対応します。

この変数に指定できる値は、default または color です。

TTA_ScrollStyle

文字型アプリケーションオブジェクトの「スクロールスタイル」属性に対応します。

この変数に指定できる値は、normaljump、または smooth です。

TTA_SecureConnection

ユーザープロファイルの「セキュリティー」タブに対応します。

TTA_SessionExit

アプリケーションオブジェクトの「セッション終了」属性に対応します。

この変数に指定できる値は、lastclient (最後のクライアントの終了)、windowmanager (ウィンドウマネージャーの終了)、windowmanageralone (ウィンドウマネージャーのみ残っている)、loginscript (ログインスクリプトの終了)、nowindows (表示中のウィンドウがない)、および loginscriptnowindows (「ログインスクリプトの終了」または「表示中のウィンドウがない」) です。

TTA_SettingsItem

3270 または 5250 アプリケーションオブジェクトの「ファイル」メニューと「「設定」メニュー」属性に対応します。

TTA_StatusLine

文字型アプリケーションオブジェクトの「ステータス行」属性に対応します。

この変数に指定できる値は、noneindicator、および host writablestandard、または extended です。

TTA_Suspend

アプリケーションオブジクトの「アプリケーションの再開機能」属性に対応します。

この変数に指定できる値は、neversession (ユーザーセッション)、および forever (常に) です。

TTA_TerminalClass

文字型アプリケーションオブジェクトの「エミュレーションタイプ」属性に対応します。

この変数に指定できる値は、scoconsolevt420、または wyse60 です。

TTA_TerminalType

文字型アプリケーションオブジェクトの「端末タイプ」属性に対応します。

TTA_TNClose

3270 または 5250 アプリケーションオブジェクトの「接続終了アクション」属性に対応します。

この変数に指定できる値は、0 (ユーザーにアクションを要求)、1 (エミュレータを終了)、2 (再接続)、および 3 (接続を閉じる) です。

TTA_TopMenuBar

3270 または 5250 アプリケーションオブジェクトの「メニューバー」属性に対応します。

TTA_Transport

アプリケーションオブジェクトの「接続方法」属性に対応します。

この変数に指定できる値は、rexectelnet、または ssh です。

保証されている変数 TTA_CONNECTIONSERVICE も、この情報を提供します。

TTA_UserName

このアプリケーションセッションを使うユーザーの完全修飾名。

TTA_UserSecurityEquivalent

ユーザープロファイルの「ユーザー名」属性に対応します。

TTA_UNIXAUDIO_QUALITY

Administration Console の「グローバル設定」 → 「クライアントデバイス」タブにある「UNIX オーディオ品質」属性に対応します。

この変数に指定できる値は、lowmedium、および high です。

TTA_UNIXAUDIOPRELOAD

X アプリケーションオブジェクトの「オーディオリダイレクトライブラリ」属性に対応します。

TTA_ViewHostReply

アプリケーションオブジェクトの「起動接続をオープンしたまま保持」属性に対応します。

TTA_WebTop

「Webtop テーマ」属性に対応します。

注記

この属性は使用されなくなりました。

TTA_Width

アプリケーションオブジェクトの「ウィンドウのサイズ: 幅」属性に対応します。

この変数は、TTA_AppletWidth 変数と同じ情報を提供します。

TTA_WinCursor

アプリケーションオブジェクトの「Windows カーソルを使用」属性に対応します。

注記

この属性は使用されなくなりました。

TTA_WindowsApplicationServer

Windows アプリケーションサーバーに接続するために使用されるプロトコル。

この変数に指定できる値は、wincenterwincentermf (Citrix UNIX Integration Services)、merge (SCO Merge)、winframe (Citrix ICA)、wts (Microsoft RDP)、または none です。Microsoft RDP のみがサポートされています。その他のプロトコルは、従来の SGD Windows アプリケーションオブジェクトでのみ使用可能です。

TTA_WindowsApplicationSupport

Windows アプリケーションオブジェクトの「ローカルクライアント起動」属性に対応します。

注記

この属性は使用されなくなりました。

TTA_WorkingDir

Windows アプリケーションオブジェクトの「作業ディレクトリ」属性に対応します。