「実行プロトコルエンジン」タブに表示される属性を使用して、アプリケーション起動処理を調整します。
これらの設定の一覧を表示するには、コマンド行で 「tarantella config list」 コマンドを使用します。これらの設定を編集するには、「tarantella config edit」 コマンドを使用します。
属性に対する変更が反映されるのは、新規のプロトコルエンジンに限られます。既存のプロトコルエンジンに影響はありません。
使用法: フィールドに数値を入力します。
各実行プロトコルエンジンが処理するアプリケーションセッションの最大数。
需要を満たすために、さらに多くの実行プロトコルエンジンが起動されます。
コマンドオプション: --execpe-maxsessions
num
使用法: ここで、num
はアプリケーションセッションの最大数です。
次の例は、セッションの最大数を、実行プロトコルエンジンあたり 10 に設定します。
--execpe-maxsessions 10
使用法: フィールドに数値を入力します。
アクティブな接続がない状態で、実行プロトコルエンジンプロセスが稼働し続ける期間 (秒)。
コマンドオプション: --execpe-exitafter
secs
使用法: ここで、secs
は期間 (秒) です。
次の例では、アクティブな接続がない場合、プロトコルエンジンは 60 秒後に終了します。
--execpe-exitafter 60
使用法: フィールドにディレクトリパスの名前を入力します。
ログインスクリプトを格納する SGD ホスト上のディレクトリ。
%%INSTALLDIR%%
を使って、SGD のインストールディレクトリを表します。
アプリケーションオブジェクトの「「ログインスクリプト」」属性で相対パス名 (たとえば unix.exp
) を使用する場合、このディレクトリを前提にします。
この設定は、テクニカルサポートから依頼された場合にのみ変更してください。
コマンドオプション: --execpe-scriptdir
dir
使用法: ここで、dir
はログインスクリプトディレクトリのパス名です。
次の例では、デフォルトの SGD インストール用のログインスクリプトディレクトリは /opt/tarantella/var/serverresources/expect
です。
--execpe-scriptdir %%INSTALLDIR%%/var/serverresources/expect