SGD を削除するには、ホスト上、アプリケーションサーバー上、およびクライアントデバイス上にインストールされているコンポーネントを削除します。
SGD サーバーがアレイのメンバーである場合は、SGD サーバーをアレイから削除します。これを行うには tarantella array コマンドを使用できます。
SGD ホスト上でスーパーユーザー (root) としてログインします。
SGD を削除します。
# tarantella uninstall --purge
tarantella uninstall コマンドは、SGD を削除するための推奨される方法です。このコマンドは、SGD のプロセスをすべて停止してから、ソフトウェアを削除します。pkgrm コマンドを直接使用して SGD を削除しないでください。
SGD サーバーがアレイのメンバーである場合は、SGD サーバーをアレイから削除します。これを行うには tarantella array コマンドを使用できます。
SGD ホスト上でスーパーユーザー (root) としてログインします。
SGD を削除します。
64 ビット Oracle Linux 6 プラットフォームの場合:
# tarantella stop
# yum remove tta
# rm -fr install-dir
ここで、
は SGD のインストールディレクトリです。デフォルトでは、これは install-dir
/opt/tarantella
です。
yum を使用して SGD をインストールした場合、yum を使用して SGD を削除する必要があります。
サポートされるほかの Linux プラットフォームの場合:
# tarantella uninstall --purge
tarantella uninstall コマンドは、SGD を削除するための推奨される方法です。このコマンドは、SGD のプロセスをすべて停止してから、ソフトウェアを削除します。rpm コマンドを直接使用して SGD を削除しないでください。
管理者特権を持つユーザーで Windows ホストにログインします。
Windows の「コントロール パネル」で「プログラムの追加と削除」を選択します。
Secure Global Desktop 拡張モジュールを選択します。
次のいずれかを実行します。
Microsoft Windows XP プラットフォームの場合: 「削除」をクリックします。
Microsoft Windows 7 プラットフォームの場合: 「アンインストール」をクリックします。
スーパーユーザー (root) としてアプリケーションサーバーにログインします。
拡張モジュールを削除します。
ソフトウェアを削除する前に、次のコマンドを使用してすべての拡張モジュールプロセスを停止します。
Oracle Solaris プラットフォームの場合:
# pkgrm tem
Linux プラットフォームの場合:
# rpm -e tem
拡張モジュールのインストールディレクトリと、このディレクトリ内の一部の構成ファイルは削除されません。拡張モジュールのデフォルトのインストールディレクトリは /opt/tta_tem
です。
SGD Client を手動でインストールした場合にだけ、ここで説明する手順に従ってください。
SGD Client プログラムを削除します。
システム規模のインストールの場合:
Windows の「コントロール パネル」で「プログラムの追加と削除」を選択します。
オラクル Secure Global Desktop Client を選択します。
次のいずれかを実行します。
Microsoft Windows XP プラットフォームの場合: 「削除」をクリックします。
Microsoft Windows 7 プラットフォームの場合: 「アンインストール」をクリックします。
ユーザー指定のインストールの場合:
SGD Client がインストールされている場所から、このプログラムを削除します。デフォルトの場所はユーザーのホームフォルダで、次のとおりです。
Microsoft Windows XP プラットフォームの場合:
C:\Documents and Settings\
username
\Local Settings\Application Data\Programs\Oracle\Secure Global Desktop Client\clients\version
Microsoft Windows 7 プラットフォームの場合。
C:\Users\
username
\AppData\Local\Programs\Oracle\Secure Global Desktop Client\clients\version
SGD Client が自動的にインストールされた場合のみ、これらの手順に従います。
SGD Client プログラムを削除します。
ユーザーのホームフォルダから SGD Client プログラムを削除します。
Microsoft Windows XP プラットフォームでの例を次に示します。
C:\Documents and Settings\
username
\Local Settings\Temp\Oracle Secure Global Desktop\clients\version
Microsoft Windows 7 プラットフォームの場合。例:
C:\Users\
username
\AppData\Local\Temp\Oracle Secure Global Desktop\clients\version
SGD Client プログラムは tcc.exe
です。
SGD Client を手動でインストールした場合にだけ、ここで説明する手順に従ってください。
SGD Client プログラムを削除します。
SGD Client プログラムがインストールされている場所から、このプログラムを削除します。
デフォルトのインストールディレクトリは、SGD Client のインストール先が、ユーザー指定の場所か、システム規模の場所のいずれであるかによって異なり、次のようになります。
ユーザー指定のインストールの場合、デフォルトの場所は次のとおりです。
UNIX または Linux プラットフォーム: $HOME/Oracle Secure Global Desktop/clients/
arch
/version
Mac OS X プラットフォーム: $HOME/Applications/Oracle Secure Global Desktop Client/
version
/Oracle Secure Global Desktop Client.app
システム規模のインストールの場合:
UNIX または Linux プラットフォーム: /opt/Oracle Secure Global Desktop/clients/
arch
/version
Mac OS X プラットフォーム: /Applications/Oracle Secure Global Desktop Client/
version
/Oracle Secure Global Desktop Client.app
UNIX または Linux プラットフォーム上でのシステム規模のインストールの場合、/etc/opt/Oracle Secure Global Desktop/clients.conf
にある構成ファイルから SGD Client のエントリも削除します。
SGD Client プログラムは ttatcc
です。