A.2. SGD Client の起動

UNIX プラットフォームと Linux プラットフォームの場合は、SGD Client を ttatcc コマンドで手動で起動します。

Mac OS X プラットフォームの場合は、Oracle Secure Global Desktop Client アプリケーションアイコンをクリックします。

Microsoft Windows プラットフォームの場合は、「スタート」 → 「すべてのプログラム」 → 「オラクル Secure Global Desktop」→「オラクル Secure Global Desktop Client」をクリックして、SGD Client を手動で起動します。

A.2.1. SGD Client を構成する方法

SGD Client の初回起動時に、次の情報を入力するよう求められます。

  • 接続先の SGD サーバーの URL。これは通常 https://server.example.com/sgd で、server.example.com は SGD サーバーの名前です。

  • 使用するプロキシ設定。デフォルトのブラウザから設定を引き継ぐことも (Java テクノロジが必要)、自分で設定を入力することもできます。

  1. SGD Client をはじめて起動します。

    • UNIX および Linux プラットフォームの場合:

      $ cd $HOME/Oracle Secure Global Desktop/clients/arch/version
      $ sh ttatcc
      

      ここで、arch はクライアントのアーキテクチャーで version は SGD Client のバージョンです。

    • Mac OS X プラットフォームの場合:

      $HOME/applications/Oracle Secure Global Desktop/version フォルダに移動します。ここで、version は SGD Client のバージョンです。

      Oracle Secure Global Desktop Client アプリケーションアイコンをクリックします。

    • Microsoft Windows プラットフォームの場合:

      「スタート」 → 「すべてのプログラム」 → 「オラクル Secure Global Desktop」 → 「オラクル Secure Global Desktop Client」をクリックします。

    「クライアント接続設定」ダイアログボックスが表示されます。図A.4「「クライアント接続設定」ダイアログボックス」を参照してください。

    図A.4 「クライアント接続設定」ダイアログボックス

    クライアントの設定

    注記

    Microsoft Windows プラットフォームの場合、「クライアント接続設定」ダイアログボックスは、「スタート」メニューのリンクを使用して SGD Client を起動するたびに表示されます。他のすべてのプラットフォームでは、SGD Client をはじめて起動したときのみこのダイアログボックスが表示されます。これらのプラットフォームで「クライアント接続設定」ダイアログボックスを再表示する必要がある場合、-prompt コマンドオプションを使用します。

  2. SGD サーバーの URL を入力します。

    https://server.example.com などの完全指定のドメイン名を常に使用します。serverserver.example などの短縮名を使用しないでください。

  3. 「Proxy Settings」のオプションを選択します。

    「Use HTTP Proxy Server」オプションを選択した場合は、提供されたフィールドにプロキシサーバーのホスト名とポートを入力します。

  4. 「接続」ボタンをクリックして SGD サーバーに接続します。

    デフォルトのブラウザが読み込まれ、SGD ログインダイアログが表示されます。

  5. SGD にログインします。

    SGD ログインダイアログで、SGD のユーザー名とパスワードを入力します。「ログイン」ボタンをクリックして SGD にログインします。

  6. SGD からログアウトします。

    SGD Webtop メニューバー上の「ログアウト」ボタンをクリックします。

    ユーザーが入力したクライアント接続設定は、SGD Client によって、この SGD サーバーへの後続のすべての接続で使用されます。