「一般」タブに表示される属性は、特定の SGD サーバー用の一般的な属性です。
これらの設定の一覧を表示するには、コマンド行で 「tarantella config list」 コマンドを使用します。これらの設定を編集するには、「tarantella config edit」 コマンドを使用します。
属性に対する変更は、すぐに反映されます。
使用法: フィールドにこのサーバーの外部 DNS 名を入力します。複数の DNS 名をスペースで区切り、二重引用符 ("
"
) で囲みます。
このサーバーの外部 DNS 名。
この属性を使用すると、クライアントの IP アドレスに応じて、複数の異なる名前を使用できます。
ファイアウォールの内側と外側など、このサーバーがネットワーク上で複数の異なる名前を使って認識されている場合にだけ、この設定を変更してください。
各名前の形式は次のとおりです。
IP-pattern
:DNS name
IP-pattern
は、クライアント IP アドレスに合致する正規表現 (サブネットマスク) です。たとえば、「192.168.10.*
」または「192.168.10.0/24
」です。
このサーバーの名前が 1 つだけの場合は、すべてのクライアントに一致する行を 1 行だけ使用します。たとえば、*:www.example.com
です。
名前の順番は重要です。最初に一致する IP パターンの DNS 名が使用されます。
この設定への変更を有効にするには、SGD サーバーを再起動する必要があります。
コマンドオプション: --server-dns-external
IP-pattern:dns-name
使用法: ここで、IP-pattern
はクライアント IP アドレスの正規表現です。dns-name
は、サーバーの外部 DNS 名です。複数の DNS 名を区切るにはコンマを使用します。
次の例では、IP アドレスが 192.168.10.* の範囲にあるクライアントでは boston.example.com の DNS 名が使用されます。ほかのクライアントはすべて www.example.com の DNS 名を使用します。
--server-dns-external "192.168.10.*:boston.example.com" \ "*:www.example.com"
使用法: チェックボックスを選択または選択解除します。
この SGD サーバーへのログインをユーザーに許可するかどうか。
SGD サーバーを「運用停止」するには、チェックボックスを選択解除します。ユーザーはログインできなくなり、新しいアプリケーションセッションを開始できなくなります。このサーバーに現在ログインしているユーザー、またはこのサーバー上で実行中のアプリケーションセッションを使用しているユーザーに影響はありません。ユーザーはアレイ内の別の SGD サーバーにログインし、このサーバー上で実行中のアプリケーションセッションを再開できます。
ユーザーは「「リダイレクト URL」」属性で定義した Web ページにリダイレクトされます。一般に、管理者はリダイレクト先としてアレイ内の別の SGD サーバーを設定します。
コマンドオプション: --server-login enabled | disabled
使用法: enabled
または disabled
を指定します。
次の例では、SGD ホストのユーザーログインを無効にしています。
--server-login disabled
使用法: フィールドにリダイレクト URL を入力します。
SGD サーバーでユーザーのログインが許可されていない場合、クライアントデバイスはこの URL にリダイレクトされます。
この属性が設定されていない場合、クライアントデバイスは、ユーザーにログインできないことを通知するページにリダイレクトされます。
コマンドオプション: --server-redirectionurl
url
使用法: ここで、url
はリダイレクト先の Web ページのアドレスです。
次の例は、www.example.com
のリダイレクト URL を指定します。
--server-redirectionurl "www.example.com"