「監視」タブの設定は、システムメッセージログフィルタの設定や、課金サービスの有効化で使用されます。
これらの設定の一覧を表示するには、コマンド行で 「tarantella config list」 コマンドを使用します。これらの設定を編集するには、「tarantella config edit」 コマンドを使用します。
使用法: フィルタ定義をフィールドに入力します。新規エントリを追加するには、リターンキーを押します。
この属性は、ログに記録する診断メッセージ、およびログメッセージの出力先のファイルまたはハンドラを指定します。
この属性には複数の値を指定できます。各ログフィルタの形式は
component
/subcomponent
/severity
:destination
複数のコンポーネント、サブコンポーネント、および重要度に一致させるには、ワイルドカード「*
」を使用します。
有効な出力先は、ファイル名またはプラグインログハンドラの名前です。
ファイル名に、プレースホルダ %%PID%%
を使用できます。%%PID%% には、プロセス ID が代入されます。
この属性に対する変更は、すぐに反映されます。
コマンドオプション: --array-logfilter
filter...
使用法: ここで、filter...
は、ログフィルタ定義のリストです。各 filter
定義は、空白文字で区切ります。フィルタにワイルドカード「*
」 を使用する場合は、シェルによって展開されないよう、フィルタを引用符で囲みます。
次の例では、SGD サーバーの警告とエラーメッセージをすべて .log
ファイルに格納するログフィルタを指定します。
--array-logfilter */*/*error:jserver%%PID%%_error.log
使用法: チェックボックスを選択または選択解除します。
アレイで請求処理サービスを使用可能にするかどうかを設定します。
このサービスは、アレイ内の SGD サーバーのディスク容量を大量に使用する場合があります。
有効にすると、tarantella query billing コマンドを使用して課金ログを分析できます。
課金サービスを開始するには、SGD サーバーを再起動する必要があります。
コマンドオプション: --array-billingservices 1 | 0
使用法: 1
(true) または 0
(false) を指定します。
次の例では、アレイの課金サービスを無効にします。
--array-billingservices 0