1.5. 設定の変更

次の設定を構成するには、アプリケーション領域の「編集」ボタンをクリックします。

1.5.1. クライアント設定

SGD Client が起動するたびに、プロファイルが使用されます。プロファイルとは、SGD Client を制御する一連の構成設定のことです。プロファイルの設定により、次の内容が定義されます。

  • SGD Client が SGD サーバーに接続する方法。たとえば、接続先の URL や使用するプロキシサーバー。

  • SGD Client が動作する方法。たとえば、SGD サーバーとの接続が失われた場合の動作。

接続する SGD サーバーごとにプロファイルを 1 つ割り当てることができます。

利用可能なクライアント設定については、付録C プロファイルの設定を参照してください。

1.5.1.1. プロファイルの編集

プロファイルを編集できるのは、ユーザーによってそれが可能になるように SGD 管理者が SGD を構成している場合に限られます。

プロファイルの編集は、Webtop 上でのみ行えます。Webtop のアプリケーション領域にある「編集」ボタンをクリックして、「クライアントの設定」タブをクリックします。

編集できるプロファイルは、自分のプロファイルだけです。また、現在接続している SGD サーバーのプロファイルだけを編集できます。

プロファイルを最初に編集するときには、設定は SGD 管理者が構成した内容になります。

プロファイルをシステムのデフォルト設定に戻すには、「リセット」ボタンをクリックします。

注記

プロファイルに加えた変更を有効にするには、SGD からログアウトしてから再度ログインする必要があります。

1.5.2. アプリケーショングループ

実行可能なアプリケーションのリストにアプリケーションの追加や削除を実行できるのは、SGD 管理者だけです。ただし、アプリケーションを Webtop にいつ、どのように表示するかを選択することは可能です。これを行うには、グループを作成します。

グループは、類似のアプリケーションをグループにまとめたり、使用頻度があまり多くないアプリケーションを隠したりする場合に役立ちます。グループは、工夫次第でさまざまな用途に利用できます。

1.5.2.1. グループを作成する方法

  1. Webtop の「編集」ボタンをクリックします。

  2. 「グループの編集」タブをクリックします。

  3. 「新規グループの追加」ボタンをクリックします。

    グループの名前を入力します。

    「コンテンツの選択」で、グループに含めるアプリケーションおよびドキュメントのチェックボックスを選択します。

  4. グループの表示オプションを設定します。

    アプリケーションおよびグループを Webtop から隠すには、「ログイン時にこのグループを Webtop に表示する」の横のチェックボックスを選択解除します。

    初回ログイン時に、グループの内容を隠してグループ名だけが表示されるようにするには、「ログイン時にこのグループのコンテンツを表示する」の横のチェックボックスの選択を解除します。

    図1.17 「グループの編集」タブによる新しいグループの作成

    「グループの編集」タブによる新しいグループの作成

  5. 「グループの保存」ボタンをクリックします。

  6. 「アップデート」ボタンをクリックします。

    作成した Webtop グループの名前は、Webtop 上に表示されます。

    図1.18 Webtop 上に表示されたグループ。グループのコンテンツが表示された状態

    Webtop 上に表示されたグループのコンテンツ

    どのアプリケーションがグループに含まれるかを示す区切り線も表示されます。

  7. グループ内のアプリケーションの表示/非表示を切り替えるには、三角形をクリックします。

    図1.19 Webtop 上に表示されたグループ。グループのコンテンツが隠された状態

    Webtop 上に表示されたグループ名

    必要な数だけグループを追加できます。グループの変更や削除は、いつでも実行できます。変更を加えたあとで、「アップデート」をクリックする必要があります。