SGD サーバー上のサービスを停止してから再開します。ユーザーが現在接続されている場合は、確認を要求します。
tarantella restart [ --warm | --kill ] [ --quiet ] [ --http | --https ] [ --servlet ]
tarantella restart sgd [ --warm | --kill ] [ --quiet ]
tarantella restart webserver [ --http | --https ] [ --servlet ]
サブコマンドが指定されていない場合、このコマンドは、SGD サーバーと SGD Web サーバーの両方を再起動します。
SGD サービスを停止するために UNIX プラットフォームの kill コマンドを使用しないでください。
次の表は、このコマンドで使用可能なオプションを示しています。
オプション | 説明 |
---|---|
| SGD サービスによって使用されているプロセス ID を強制終了します。 このオプションは、ほかの手段で SGD サーバーを停止することが困難な場合にのみ使用します。 |
| 確認は要求しません。ユーザーが接続されている場合でも、SGD サービスを停止します。 |
| SGD サーバーの「ウォームリスタート」を試行します。ウォームリスタートは、ほかのコンポーネントに影響を与えることなく、JServer コンポーネントを再起動します。 これは、ユーザーセッションやアプリケーションセッションには効果がありません。 このオプションは、どのユーザーも SGD にログインしたり、アプリケーションを起動したりできず、特定の原因が見つからない場合にのみ使用します。 |
| HTTP サービス (Apache) を再起動します。 |
| HTTPS (HTTP over SSL) サービス (Apache) を再起動します。SGD Web サーバーの有効な SSL 証明書が必要です。 |
| Java サーブレット拡張および JavaServer Pages (JSP) テクノロジサービス (Tomcat) を再起動します。 |
SGD サーバーを停止すると、すべてのユーザーセッションおよびアプリケーションセッション (中断されているアプリケーションセッションを含む) が終了します。
次の表は、このコマンドで使用可能なサブコマンドを示しています。
サブコマンド | 説明 | 詳細情報 |
---|---|---|
sgd | SGD サーバーのみを再起動します。 | |
webserver | SGD Web サーバーのみを再起動します。 |
すべてのコマンドに --help
オプションが含まれています。tarantella restart subcommand
--help を使用すると、特定のコマンドに関するヘルプを取得できます。
次の例では、SGD サーバーおよび SGD Web サーバーを HTTP モードで再起動します。ユーザーが現在接続されている場合でも、SGD は確認メッセージを表示しません。
# tarantella restart --quiet --http