SGD をインストールする前に、http://www.oracle.com/technetwork/jp/index.html/documentation/sgd-193668.html にある『オラクル Secure Global Desktop のプラットフォームサポートおよびリリースノート (リリース 4.7 用)』を読んでください。リリースノートには次の内容が含まれています。
ハードウェアの要件
サポートされるプラットフォーム (必要なオペレーティングシステムの変更を含む)
システムの要件 (必要なユーザーやネットワークポートなど)
インストールに関する既知の問題
64 ビット Oracle Linux 6 プラットフォーム上にインストールするとき、yum コマンドを使用して、すべてのパッケージ依存関係が自動的に解決されるようにします。つまり、適切な Linux パッケージリポジトリを使用するように yum を構成する必要があるということを意味します。
Oracle Public Yum Server (http://public-yum.oracle.com) には、オンラインリポジトリを設定する方法についての手順が記載されています。
オンラインパッケージリポジトリが使用できない場合、使用しているオペレーティングシステム用のインストール ISO イメージをローカルパッケージリポジトリとして使用できます。
次のステップでは、SGD ホストに格納されている Oracle Linux ISO イメージからローカルパッケージリポジトリを作成する方法について説明します。
SGD ホスト上でスーパーユーザー (root) としてログインします。
リポジトリ用のディレクトリを作成し、ISO イメージをマウントします。次に例を示します。
# mkdir /iso
# mount -o loop OracleLinux-R6-version
-Server-x86_64-dvd.iso /iso
新しいリポジトリを使用するように yum を構成します。
iso.repo
という名前の次の yum 構成ファイルを /etc/yum.repos.d/
ディレクトリに作成します。
[iso] name=iso baseurl=file:///iso/ gpgkey=file:///iso/RPM-GPG-KEY enabled=1