D.5. tarantella array clean

アレイ情報を削除し、SGD サーバーを事前に構成されたアレイ状態に戻します。デフォルトでは、確認を求めるメッセージが表示されます。

注記

このコマンドは、このコマンドが実行されている SGD サーバーにのみ影響を与えます。

構文

tarantella array clean [ --standalone | --contactmembers ]
                       [ --quiet ]

説明

次の表は、このコマンドで使用可能なオプションを示しています。

オプション

説明

--standalone

すべてのアレイ情報を削除し、SGD サーバーをスタンドアロン状態に戻します。スタンドアロン状態のサーバーは、アレイのメンバーではありません。これがデフォルトのオプションです。

注意

SGD アレイ内のプライマリサーバー上でこのコマンドを実行すると、セカンダリサーバーはプライマリサーバーに接続できなくなります。

--contactmembers

SGD サーバーは、接続が可能で、かつ同じアレイメンバーシップを報告するすべてのサーバーとともにアレイ内に残ります。通信不可能なサーバーや現在のアレイメンバーシップに同意しないサーバーは、アレイに含められません。

--quiet

クリーンを行う前に確認プロンプトを表示しません。

注記

このコマンドを実行したあと、SGD サーバー上で tarantella status コマンドを実行して、サーバーのステータスを確認することをお勧めします。

次の例では、アレイ構成を削除し、このコマンドが実行されている SGD サーバーをスタンドアロン状態に戻します。確認プロンプトは表示されません。

$ tarantella array clean --quiet