次の表で、ログインスクリプトで発生する可能性のあるエラーコードとエラーメッセージ、およびそれに対する処置について説明します。これらの情報を使用して、ログインスクリプトが失敗する原因を診断してください。
コード | エラーメッセージと説明 |
---|---|
0 |
ログインスクリプトがアプリケーションサーバーに正常に接続し、アプリケーションを起動しました。 |
1 |
ログインスクリプトが、アプリケーションサーバー上のシステムリソース不足が原因で失敗しました。 アプリケーションサーバーがアプリケーションを確実に実行できるようにしてください。 |
2 |
アプリケーションサーバー上で使用可能なライセンスがありません。 アプリケーションサーバーの予想接続数を満たすだけのライセンスを確保してください。 |
3 |
ログインスクリプトに構文エラーがあります。 ログインスクリプトを確認してください。 |
4 |
ログインスクリプトが、アプリケーションサーバーへのログインに失敗しました。 |
5 |
アプリケーションサーバーに入力したユーザー名とパスワードが受け付けられませんでした。 ユーザー名とパスワードが、そのアプリケーションサーバー上で有効なものか確認してください。 |
6 |
アプリケーションサーバー上でユーザーのパスワードの有効期限が切れています。 ユーザーがアプリケーションサーバー上で有効なパスワードを持っているか確認してください。 このエラーが表示されないようにするには、期限経過パスワードを処理するように SGD を構成します。これは、Administration Console の「グローバル設定」 → 「アプリケーション認証」タブで構成します。 |
7 |
ログインスクリプトは、正常にアプリケーションサーバーにログインしましたが、アプリケーションを実行できませんでした。 アプリケーションオブジェクトの「アプリケーションコマンド」属性に有効なコマンドが含まれていることを確認してください。
ユーザーがアプリケーションサーバー上の |
8 |
ログインスクリプトが、アプリケーションサーバーへのログインに失敗しました。 手動でアプリケーションサーバーにログインできるか確認してください。 |
9 |
アプリケーションサーバーへの接続時に、ログインスクリプトで EOF (End of File) エラーが発生しました。 EOF エラーが返された原因を調査してください。 |
10 |
アプリケーションサーバーへの接続時にログインスクリプトがタイムアウトになりました。 |
12 |
Windows アプリケーションに定義されている幅と高さが有効ではありません。 アプリケーションオブジェクトの「ウィンドウのサイズ: 幅」および「ウィンドウのサイズ: 高さ」属性を確認してください。 |
14 |
ログインスクリプトが、実行プロトコルエンジンで、親プロセスと子プロセスとの間にパイプを作成できませんでした。 このエラーは、アプリケーションサーバーのメモリーが不足していることを示している可能性があります。サーバー上で実行されているほかのアプリケーションの数を確認し、必要に応じてメモリーのサイズを大きくしてください。 |
15 |
ログインスクリプトが、実行プロトコルエンジンで子プロセスをフォークできませんでした。 このエラーは、アプリケーションサーバーのメモリーが不足していることを示している可能性があります。サーバー上で実行されているほかのアプリケーションの数を確認し、必要に応じてメモリーの容量を大きくしてください。 |
16 |
実行プロトコルエンジンでスクリプトプロセスから情報を読み取ろうとしたときに、ログインスクリプトからエラーが生成されました。 アプリケーションを再度実行してみてください。問題が解決しない場合は、Oracle のサポートに連絡してください。 |
17 |
実行プロトコルエンジンでスクリプトプロセスに情報を書き込もうとしたときに、ログインスクリプトからエラーが生成されました。 アプリケーションを再度実行してみてください。問題が解決しない場合は、Oracle のサポートに連絡してください。 |
18 |
実行プロトコルエンジンでアプリケーションサーバーに情報を書き込もうとしたときに、ログインスクリプトからエラーが生成されました。 このエラーは通常、アプリケーションサーバーへの接続が失われたことを意味します。アプリケーションサーバーが使用可能かどうかを確認してから、アプリケーションを再度実行してみてください。 |
19 |
実行プロトコルエンジンでアプリケーションサーバーから情報を読み取ろうとしたときに、ログインスクリプトからエラーが生成されました。 このエラーは通常、アプリケーションサーバーへの接続が失われたことを意味します。アプリケーションサーバーが使用可能かどうかを確認してから、アプリケーションを再度実行してみてください。 |
21 |
ログインスクリプトが、要求された接続方法を使ってアプリケーションサーバーに接続できませんでした。 アプリケーションサーバーがその接続方法をサポートしているか確認してください。アプリケーションサーバーが使用可能かどうか確認してください。 |
22 |
これはアプリケーションの起動エラーではありません。SGD がプロトコルエンジンマネージャーのログファイルを作成できませんでした。 問題が解決しない場合は、Oracle のサポートに連絡してください。 |
27 |
アプリケーションサーバーで問題が発生しました。 サーバーが使用可能であるか、およびアプリケーションを手動で実行できるかを確認してください。 |
30 | ErrLoginPasswordNotAvailable ログインスクリプトがアプリケーションサーバーにパスワードを提供できませんでした。 このエラーは通常、実行プロトコルエンジンのタイムアウトがトリガーされたことを意味します。実行プロトコルエンジンのタイムアウト時間を増やす方法の詳細については、「その他のタイムアウト時間」 を参照してください。 |
31 |
ログインスクリプトが要求された予備コマンドを実行できません。 アプリケーションオブジェクトの「コマンドの引数」属性が正しく設定されており、追加のコマンドがアプリケーションサーバー上で機能することを確認してください。 |
32 |
要求された操作が実装されていないため、ログインスクリプトがその操作を実行できません。 問題が解決しない場合は、Oracle のサポートに連絡してください。 |
33 |
実行プロトコルエンジンでエラーが発生しました。 ログファイルを確認し、アプリケーションを再度実行してみてください。 |
34 |
プロトコルエンジンマネージャーでエラーが発生しました。 ログファイルを確認し、アプリケーションを再度実行してみてください。 |
37 |
プロトコルエンジンのプロセスで障害が発生しました。 ログファイルでプロトコルエンジンのプロセス ID を確認し、アプリケーションを再度実行してみてください。問題が解決しない場合は、Oracle のサポートに連絡してください。 |
43 |
SGD が Expect インタプリタを初期化できなかったため、スクリプトが実行されませんでした。 アプリケーションを再度実行してみてください。問題が解決しない場合は、Oracle のサポートに連絡してください。 |
44 |
ログインスクリプトファイルが存在しません。または、Expect インタプリタの失敗の原因となる構文エラーがこのファイルに含まれています。
ログインスクリプトが指定されたディレクトリ内に存在しているか確認してください。SGD で提供するログインスクリプトはすべて |
45 |
SGD が Tcl インタプリタを初期化できなかったため、スクリプトが実行されませんでした。 アプリケーションを再度実行してみてください。問題が解決しない場合は、Oracle のサポートに連絡してください。 |
46 |
ログインスクリプトが、スクリプトが格納されているディレクトリへの移動に失敗しました。 スクリプトへのパスを確認してください。 |
47 |
実行プロトコルエンジンで親プロセスと子プロセスとの間のプロトコル接続から情報を読み取ろうとしたときに、ログインスクリプトからエラーが生成されました。 アプリケーションを再度実行してみてください。問題が解決しない場合は、Oracle のサポートに連絡してください。 |
49 |
ログインスクリプトが、接続時に予想外の EOF を読み取りました。 アプリケーションを再度実行してみてください。問題が解決しない場合は、Oracle のサポートに連絡してください。 |
51 |
ログインスクリプトが無効なメッセージを受け取りました。データパケットの破損が原因と考えられます。 アプリケーションを再度実行してみてください。問題が解決しない場合は、Oracle のサポートに連絡してください。 |
52 |
クライアントがアプリケーションに接続しましたが、アプリケーションの起動に必要な Cookie の期限が切れています。 アプリケーションを再度実行してみてください。 これで問題が解決しない場合は、Cookie の有効期間を長くしてください。これを実行するには、次のコマンドを使用します。
デフォルト値は、 |
53 |
クライアントがアプリケーションに接続しましたが、アプリケーションの起動に必要な Cookie がすでに使用されています。使用者はおそらく、複数のセッションを実行しているユーザーです。 アプリケーションを再度実行してみてください。問題が解決しない場合は、Oracle のサポートに連絡してください。 |
54 |
クライアントがアプリケーションに接続しましたが、提供された Cookie がアプリケーションの起動に必要なものと一致しません。 アプリケーションを再度実行してみてください。問題が解決しない場合は、Oracle のサポートに連絡してください。 |
55 |
SGD がアプリケーションの実行に必要な詳細情報を検出できませんでした。 これは発生する可能性のないエラーです。アプリケーションを再度実行してみてください。これで問題が解決しない場合は、SGD サーバーを停止して起動し直し、その後アプリケーションを再度実行してください。問題が解決しない場合は、Oracle のサポートに連絡してください。 |
56 |
ログインスクリプトが受け取ったメッセージの長さが正しくありません。データパケットの破損が原因と考えられます。 アプリケーションを再度実行してみてください。問題が解決しない場合は、Oracle のサポートに連絡してください。 |
57 |
SGD から提供された構成データに、必要な情報が一部含まれていませんでした。 これは発生する可能性のないエラーです。アプリケーションを再度実行してみてください。これで問題が解決しない場合は、SGD サーバーを停止して起動し直し、その後アプリケーションを実行してください。問題が解決しない場合は、Oracle のサポートに連絡してください。 |
58 |
プロトコルエンジンとプロトコルエンジンマネージャーとの間の接続が失われました。 アプリケーションを再度実行してみてください。これで問題が解決しない場合は、SGD サーバーを停止して起動し直し、その後アプリケーションを実行してください。問題が解決しない場合は、Oracle のサポートに連絡してください。 |
59 |
プロトコルエンジンマネージャーと実行プロトコルエンジンとの間の接続が失われました。 アプリケーションを再度実行してみてください。これで問題が解決しない場合は、SGD サーバーを停止して起動し直し、その後アプリケーションを実行してください。問題が解決しない場合は、Oracle のサポートに連絡してください。 |
61 |
プロトコルエンジンマネージャーが回線 (接続) を検出できません。 アプリケーションを再度実行してみてください。これで問題が解決しない場合は、SGD サーバーを停止して起動し直し、その後アプリケーションを実行してください。問題が解決しない場合は、Oracle のサポートに連絡してください。 |
62 |
プロトコルエンジンに対する作成リクエストが失敗し、SGD がアプリケーションを実行できませんでした。 アプリケーションの定義にいくつかの属性が含まれていません。不足している属性の詳細をログファイルで確認し、それらのエラーを修正してから、アプリケーションを再度実行してみてください。 |
63 |
これはエラーではありません。これは実行プロトコルエンジンからプロトコルエンジンマネージャーへのメッセージであり、起動プロセスが完了したことを示します。 |
65 |
SGD Client がプロトコルエンジンに接続したときに、エラーが発生しました。 可能な場合は、ログアウトしてください。それ以外の場合は、ブラウザを閉じ、クライアントデバイス上の SGD Client プロセスを終了してください。アプリケーションを再度実行してみてください。 |
66 |
これはエラーではありません。ユーザーがアプリケーションの起動を取り消しました。 |
67 |
SGD Client への接続が失われました。 可能な場合は、ログアウトしてください。それ以外の場合は、ブラウザを閉じ、クライアントデバイス上の SGD Client プロセスを終了してください。アプリケーションを再度実行してみてください。 |
68 |
これはエラーではありません。 このメッセージは、プロトコルエンジンマネージャーに送信された起動要求が、どのプロトコルエンジンも必要としないことを示します。 |
71 |
ログインスクリプトが アプリケーションを再度実行してみてください。問題が解決しない場合は、Oracle のサポートに連絡してください。 |
73 |
Windows リモートデスクトップサービスの使用可能なライセンスが不足しているため、アプリケーションを実行できません。 Windows リモートデスクトップサービスのライセンスの数を増やしてください。 |