アレイ、またはアレイのサブセットの一定期間内の課金処理情報を出力します。情報は CSV 形式で区切られた値の形式で出力されます。
tarantella query billing { --full | --sessions | --summary } --startdate
--daysdays
--enddate
[ --serversarrayhost
... ]
次の表は、このコマンドで使用可能なオプションを示しています。
オプション | 説明 |
---|---|
| すべてのユーザーセッションとアプリケーションセッションに関する詳細情報を表示します。 |
| すべてのアプリケーションセッションに関する情報を表示します。 |
| 課金処理情報のサマリーと、アプリケーションセッションの概要を表示します。 |
|
表示する課金情報の開始日を指定します。形式は |
|
課金情報を表示するための、 |
|
表示する課金情報の終了日を指定します。形式は |
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指定された SGD サーバーの課金情報のみを報告します。ピア DNS 名を使って指定します。 |
課金処理ファイルは、毎日、現地時間の真夜中に書き込まれます。
このコマンドはアレイのプライマリサーバー上で実行する必要があります。
データをログに記録するには、その前に課金サービスを有効にして (「課金サービス」を参照)、アレイ内のすべての SGD サーバーを再起動する必要があります。
次の例では、2000 年 5 月 1 日から 30 日間のアレイ全体の請求情報を表示します。
# tarantella query billing --full \ --start "2000/05/01" --days 30
次の例では、2000 年 1 月 1 日から 30 日間のサーバー prague と paris の請求情報のサマリーを表示します。
# tarantella query billing --summary \ --start "2000/01/01" --days 30 \ -- servers prague.example.com paris.example.com
次の例では、2001 年 1 月 19 日から 2001 年 1 月 22 日までのアレイ全体のすべてのアプリケーションセッションの請求情報を表示し、結果を Sessions.csv
というファイルに出力します。
# tarantella query billing --sessions \ --start "2000/01/19" --end "2000/01/23" > sessions.csv