グローバル属性とサーバー固有の属性を編集します。
tarantella config edit { { --setting value
... }... [ --array | --serverserv
... ] } | --filefile
次の表は、このコマンドで使用可能なオプションを示しています。
オプション | 説明 |
---|---|
| 編集する 1 つの属性と、その新しい値を指定します。 |
| サーバー固有の属性を構成するときに、変更をアレイ内のすべての SGD サーバーに適用します。 |
|
サーバー固有の属性を構成するときに、変更をアレイ内の |
| 属性を編集する一式のコマンドを格納したバッチファイルを指定します。 |
--array
も --server
も指定されていない場合は、このコマンドが実行されている SGD サーバーのサーバー固有の属性を設定します。
変更できる setting
の一覧を確認するには、tarantella config list コマンドを使用します。
グローバル属性についての詳細は、付録A グローバル設定とキャッシュを参照してください。
サーバー固有の属性についての詳細は、付録B Secure Global Desktop サーバー設定を参照してください。
いくつかの属性設定が一覧表示されます。コマンド行でリストを編集するときは、リストの各項目を引用符で囲み、スペースで区切ることをお勧めします。次に例を示します。
$ tarantella config edit --tarantella-config-tpeconfig-logfilter \ "tpe/*/*" "pem/*/*"
あるいは、リストの項目ごとに行を分けます。次に例を示します。
$ tarantella config edit --tarantella-config-tpeconfig-logfilter \ "tpe/*/*" \ "pem/*/*"
引用符を省略する場合は、バックスラッシュ (\
) を使用してアスタリスク (*
) などの文字をエスケープし、シェルによってそれらの文字が展開されないようにする必要があります。
コマンド行では、リストになっている属性設定を表示したときに、その設定がコンマ区切りのリストとして示されます。次に例を示します。
$ tarantella config list --tarantella-config-tpeconfig-logfilter tarantella-config-tpeconfig-logfilter: tpe/*/*,pem/*/*
次の例では、SGD サーバー newyork.example.com および boston.example.com 上で cpe-exitafter
属性を 50 に設定します。
$ tarantella config edit --cpe-exitafter 50 \ --server newyork.example.com boston.example.com
次の例では、このコマンドが実行されているサーバーの cpe-maxsessions
属性を 10 に設定します。
$ tarantella config edit --cpe-maxsessions 10