3.3. リモート MySQL データベースを使用する準備

Oracle VDI Center の一次ホストを構成するときに、リモート MySQL データベースを使用することを指定します。リモート MySQL データベースがすでにインストールおよび構成されている必要があります。

サポートされているリモートデータベースを次に示します。

リモートデータベースを使用するには、一次ホストで Oracle VDI を構成する場合に次の情報を入力する必要があります。

特権データベース管理者は、リモート MySQL データベースに Oracle VDI データベースを作成および構成する場合のみに使用されます。Oracle VDI データベースが作成されると、データベースユーザーも作成されます。リモート Oracle VDI データベースへのすべてのアクセスは、このユーザーを使用して実行されます。デフォルトでは、リモート Oracle VDI データベースの名前は vda です。また、データベースユーザーの名前は vdadb です。Oracle VDI の一次ホストを構成するときに、別の名前を選択したり、データベースユーザーのパスワードを使用するように選択できます。

リモートデータベースに対して SSL 接続を使用するには、Oracle VDI の構成時に指定できるように、一次ホストへの SSL 接続に必要な証明書とキーファイルをコピーする必要があります。証明書とキーは、Privacy Enhanced Mail (PEM) 形式である必要があります。リモートデータベースの SSL 構成によっては、次のものが必要になる場合があります。

MySQL の SSL 構成の詳細については、「MySQL Reference Manual」の「MySQL Server Administration」の章を参照してください。