3.7. 二次ホストで Oracle VDI を構成する方法

次のような状況で、ホストに Oracle VDI を構成できます。

  1. (省略可能) 構成スクリプトを起動します。

    ソフトウェアのインストールと同時にソフトウェアを構成する場合は、この手順は不要です。

    root ユーザーで次のコマンドを実行します。

    # /opt/SUNWvda/sbin/vda-config

    構成タイプの一覧が表示されます。

                   
    1 New Oracle VDI Center
    2 Join Oracle VDI Center
                    
    Select (1/2):
  2. Oracle VDI でホストを二次ホストとして構成するには、2 を入力して、Return キーを押します。

    Oracle VDI Center の一次ホストの DNS 名を入力するように求められます。

    Enter the primary Oracle VDI Host:
    
  3. Oracle VDI Center の一次ホストの完全修飾 DNS 名を入力し、Return キーを押します。

    たとえば、primary.example.com のように入力します。

    一次ホストの SSL 証明書の MD5 フィンガープリントが表示され、一次ホストの root ユーザーのパスワードを入力するように求められます。

    Retrieving certificate from primary.example.com...
    MD5 fingerprint is 7F:59:0C:92:42:FD:13:34:B5:6A:B2:6A:BA:06:C4:E7.
    
    Enter the root password for primary.example.com:
  4. MD5 フィンガープリントが一次ホストのフィンガープリントと一致していることを確認します。

    これは、二次ホストが正規の Oracle VDI Center に追加されていることを確認して、セキュリティーを確保するための重要な手順です。フィンガープリントを確認するには、次の手順に従います。

    1. root ユーザーで一次ホストにログインします。

    2. vda-center agent-status コマンドを使用して、一次ホストの MD5 フィンガープリントを表示します。

      # /opt/SUNWvda/sbin/vda-center agent-status
      Agent is up for 0 day(s), 0:6.
      MD5 fingerprint is 7F:59:0C:92:42:FD:13:34:B5:6A:B2:6A:BA:06:C4:E7.
  5. 二次ホストで root ユーザーのパスワードを入力し、Return キーを押します。

    二次ホストの DNS 名を入力するように求められます。

    Enter the DNS name of this host [secondary.example.com]:
  6. 検出された二次ホストの DNS 名を受け入れるには、Return キーを押します。受け入れない場合は、二次ホストの完全修飾 DNS 名を入力して、Return キーを押します。

    ホストの有効な DNS エントリを使用する必要があります。有効でない場合は、構成が失敗します。

    ホストは入力された設定を使用して構成されます。