次のような状況で、ホストに Oracle VDI を構成できます。
ソフトウェアのインストール中に、ホストで Oracle VDI ソフトウェアのインストールまたは更新を実行した直後。
別の手順の実行中に、ホストで Oracle VDI ソフトウェアのインストールまたは更新を実行したあと。
別の手順の実行中に、ホストで Oracle VDI の構成を解除したあと。
組み込みの Oracle VDI MySQL データベースではなくリモート MySQL データベースを使用するには、「リモート MySQL データベースを使用する準備」で説明した必要な情報がすべて用意されていることを確認します。
(省略可能) 構成スクリプトを起動します。
ソフトウェアのインストールと同時にソフトウェアを構成する場合は、この手順は不要です。
root ユーザーで次のコマンドを実行します。
# /opt/SUNWvda/sbin/vda-config
構成タイプの一覧が表示されます。
1 New Oracle VDI Center 2 Join Oracle VDI Center Select (1/2):
Oracle VDI
でホストを一次ホストとして構成するには、1
を入力して、Return キーを押します。
1
つのホストのみを含む Oracle VDI
Center を構成する場合は、1
を入力します。
構成設定のリストが表示されます。
Review the settings for a new Oracle VDI Center: Name: VDI Center Administrator Password: ******** DNS name of this host: primary.example.com Maximum number of sessions on this host: 100 User ID range start: 150000 Database: Embedded Oracle VDI Do you want to create the Oracle VDI Center now? Enter 'c' to customize the settings. ([y]/c):
デフォルトでは、組み込みの Oracle VDI MySQL データベースを使用します。リモート MySQL データベースを使用するには、構成設定をカスタマイズする必要があります。
デフォルトを受け入れて Oracle VDI Center を作成するには、Return キーを押します。
Oracle VDI Center
を作成する前に設定を変更するには、c
を入力して、Return キーを押します。
設定を変更する場合、適用する前に変更を確認できます。
ホストは入力された設定を使用して構成されます。
一次ホストの構成設定を次に示します。
Name: Oracle VDI Center の名前。名前には、英数字と空白を含めることができます。
管理者パスワード: 組み込みの Oracle VDI MySQL データベースと Sun Ray データベースをセキュリティー保護するために使用されるパスワード。
通常はこのパスワードを知っておく必要はありません。自動的に生成されたパスワードが使用されます。自動的に生成されたパスワードを使用するには、Return キーを押します。自動的に生成されたパスワードを使用しない場合は、パスワードを入力できます。この場合は、確認のために 2 回入力する必要があります。パスワードには 5 文字以上が含まれている必要があります。
DNS name of this host:
ホストの完全修飾 DNS 名 (例:
primary.example.com
)。ホストの有効な
DNS
エントリを使用する必要があります。有効でない場合は、構成が失敗します。
Maximum number of sessions on this host: Oracle VDI Center の 各 &produ t-short-name; ホスト で実行できるユーザーセッションの最大数。
User ID range start: Oracle VDI は、Oracle VDI ホストの各ユーザーセッション用にローカルユーザーを作成します。このオプションを使用すると、ユーザー ID の開始番号を指定できます。
データベース: 組み込みの Oracle VDI MySQL データベースを使用するのか、リモート MySQL データベースに接続するのかを選択します。リモートデータベースの使用の詳細については、「リモート MySQL データベースを使用する準備」を参照してください。