次のような状況で、ホストに Oracle VDI を構成できます。
ソフトウェアのインストール中に、ホストで Oracle VDI ソフトウェアのインストールまたは更新を実行した直後。
別の手順の実行中に、ホストで Oracle VDI ソフトウェアのインストールまたは更新を実行したあと。
別の手順の実行中に、ホストで Oracle VDI の構成を解除したあと。
(省略可能) 構成スクリプトを起動します。
ソフトウェアのインストールと同時にソフトウェアを構成する場合は、この手順は不要です。
root ユーザーで次のコマンドを実行します。
# /opt/SUNWvda/sbin/vda-config
構成タイプの一覧が表示されます。
1 New Oracle VDI Center 2 Join Oracle VDI Center Select (1/2):
Oracle VDI
でホストを二次ホストとして構成するには、2
を入力して、Return キーを押します。
Oracle VDI Center の一次ホストの DNS 名を入力するように求められます。
Enter the primary Oracle VDI Host:
Oracle VDI Center の一次ホストの完全修飾 DNS 名を入力し、Return キーを押します。
たとえば、primary.example.com
のように入力します。
一次ホストの SSL 証明書の MD5 フィンガープリントが表示され、一次ホストの root ユーザーのパスワードを入力するように求められます。
Retrieving certificate from primary.example.com... MD5 fingerprint is 7F:59:0C:92:42:FD:13:34:B5:6A:B2:6A:BA:06:C4:E7. Enter the root password for primary.example.com:
MD5 フィンガープリントが一次ホストのフィンガープリントと一致していることを確認します。
これは、二次ホストが正規の Oracle VDI Center に追加されていることを確認して、セキュリティーを確保するための重要な手順です。フィンガープリントを確認するには、次の手順に従います。
root ユーザーで一次ホストにログインします。
vda-center agent-status コマンドを使用して、一次ホストの MD5 フィンガープリントを表示します。
# /opt/SUNWvda/sbin/vda-center agent-status Agent is up for 0 day(s), 0:6. MD5 fingerprint is 7F:59:0C:92:42:FD:13:34:B5:6A:B2:6A:BA:06:C4:E7.
二次ホストで root ユーザーのパスワードを入力し、Return キーを押します。
二次ホストの DNS 名を入力するように求められます。
Enter the DNS name of this host [secondary.example.com]:
検出された二次ホストの DNS 名を受け入れるには、Return キーを押します。受け入れない場合は、二次ホストの完全修飾 DNS 名を入力して、Return キーを押します。
ホストの有効な DNS エントリを使用する必要があります。有効でない場合は、構成が失敗します。
ホストは入力された設定を使用して構成されます。