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Oracle® Secure Backupインストレーションおよび構成ガイド
リリース10.3
B55288-02
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C LinuxでのSCSIパラメータの確認

LinuxおよびUNIXプラットフォームで、テープ・デバイスSCSIパラメータが不明な場合は、インストールを開始する前にそれらを確認する必要があります。この付録では、LinuxおよびUNIXでのSCSIデバイス・パラメータを確認する手順について説明します。

C.1 LinuxでのSCSIデバイス・パラメータの確認

Linuxでテープ・デバイスの情報を取得するには、catコマンドを使用して/proc/scsi/scsiの内容を表示します。たとえば、次のようになります。

# cat /proc/scsi/scsi

関連項目:

Linuxの接続ポイントの構成の詳細は、「Linuxの接続ポイントの識別および構成」を参照してください。

例C-1は、2つのテープ・デバイスが接続されたstorabck05というホストのサンプル出力を示しています。

例C-1 /proc/scsi/scsiの内容のサンプル出力

Attached devices:
Host: scsi0 Channel: 00 Id: 02 Lun: 00
  Vendor: IBM      Model: ULTRIUM-TD2      Rev: 4772
  Type:   Sequential-Access                ANSI SCSI revision: 03
Host: scsi0 Channel: 00 Id: 04 Lun: 00
  Vendor: ADIC     Model: Scalar 24        Rev: 237A
  Type:   Medium Changer                   ANSI SCSI revision: 02

リストの1番目のSequential-Accessというタイプのテープ・デバイスは、テープ・ドライブです。リストの2番目のMedium Changerというタイプのテープ・デバイスは、テープ・ライブラリです。

各テープ・デバイスで必要な情報は、次の行に含まれています。

Host: scsi0 Channel: 00 Id: 02 Lun: 00

この出力は、次のように解釈できます。

Oracle Secure Backup論理ユニット番号としては、慣例的に、テープ・ライブラリとテープ・ドライブのそれぞれに0を割り当てます。

例C-1の出力に基づいて、表C-1にstorabck05のデバイス情報を要約します。

表C-1 storabck05デバイス・サマリー

デバイス ホスト・バス・アダプタ SCSIバス・アドレス ターゲットID SCSI LUN

ライブラリ

0

0

2

0

テープ・ドライブ

0

0

4

0