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Sun ONE Identity Server ポリシーエージェントガイド |
付録 B WebLogic ポリシーエージェントのデバッグエンジンの使用
WebLogic 6.1 SP2 アプリケーションサーバ向け Sun ONE Identity Server ポリシーエージェントには、配備に関する統計情報の収集、各種アプリケーションを保護するエージェントの実行の監視、およびインストールに関する特定の難しい問題の解決に役立つデバッグエンジンが用意されています。
このエンジンを使用するには、デバッグエンジンの設定に合わせてプロパティを正しく設定する必要があります。
特に、次の点に注意してください。
- デバッグレベルに 0 以外の値が設定されたデバッグエンジンが実行可能な場合、エージェントはさまざまな情報をデバッグエンジンに提供します。この情報を適切に保存または表示するには、デバッグエンジンはこの情報を処理する必要があります。この処理によりオーバヘッドが生じるため、システムのパフォーマンスが最優先される場合は、この処理を回避する必要があります。つまり、運用中のシステムでデバッグエンジンを利用することはお勧めできません。配備したアプリケーションを制御された環境でテストする場合に使用してください。
- デバッグレベルに 0 以外の値が設定されたデバッグエンジンを有効にした場合、Print STDOUT が無効になり、デバッグファイルが正しく指定されなくなることがあります。このような場合、パフォーマンスが低下し、さらにすべてのデバッグメッセージが失われます。デバッグレベルを 0 に設定して、デバッグエンジンを無効にしてください。
- デバッグエンジンの日時の書式は変更可能なので、特定の文字列を生成してアプリケーションサーバのコンソールで生成されるその他のメッセージとエージェントメッセージを区別することができます。