表 9-1    Statefile 変数の説明
変数
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説明
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値
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defaultInstallDirectory
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インストールプログラムで入力の必要な、Identity Server をインストールするデフォルトディレクトリを表示する
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ディレクトリの絶対パス。たとえば、Solaris の場合 /opt、Windows の場合 c:¥SunONE¥SunONEIS
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currentInstallDirectory
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ユーザが選択した、Identity Server をインストールするディレクトリを表示する
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ディレクトリの絶対パス。たとえば、/identity60
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com.iplanet.install.panels.common.ComponentPanel.selectedcomponents
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ユーザが選択した、インストール用の Identity Server コンポーネントの名前を表示する
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コンポーネントの名前。たとえば、Sun ONE IdentityServerManagementandPolicyServices
SunONEIdentityServerCrossDomainSingleSignon
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CUSTOM_JDK
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既存の JDK を使用するか、あるいは Identity Server 6.0 に付属の JDK をインストールするよう選択したかを示す
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true または false
カスタム JDK を指定した場合 true
Identity Server に付属の JDK のインストールを選択した場合 false
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JDK_PATH
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Solaris プラットフォームでの JDK の相対パスを表示する
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java
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JDK_BASE_DIR
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Java SDK がインストールされているディレクトリを表示する
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JDK ディレクトリの絶対パス。たとえば、/identity60/SUNWam/java
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IWS_INSTALL
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Identity Server 6.0 によって配布された新しい Web Server に CDSSO コンポーネントと共通ドメインサービスをインストールしたかどうかを表示する
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true または false
新しい Web Server にこれらのコンポーネントをインストールした場合は true
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IWS_ADMIN_ID
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Sun ONE Web Server を管理する管理者としてのユーザ名を表示する
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デフォルト値は admin。変更可能
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IWS_ADMIN_PORT
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Sun ONE Web Server が使用するポート番号を表示する
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デフォルトは 58888。変更可能
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IWS_ADMIN_PASSWD
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Web Server 管理者のパスワードを表示する
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パスワードの指定には 8 文字以上必要
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SYS_USR
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Web Server を実行する UNIX ユーザアカウントを表示する
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デフォルトユーザは nobody。変更可能。この変数は Windows で作成された Statefile では使用できない
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SYS_GRP
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上述のユーザが属する UNIX グループを表示する
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デフォルトグループは nobody。変更可能。この変数は Windows で作成された Statefile では使用できない
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CDSSO_BASE_WSDIR
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Sun ONE Web Server がインストールされているディレクトリのパスを表示する
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CDSSO_HOST
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CDSSO コンポーネントをインストールしたコンピュータの FQDN を表示する
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通常、値は host.siroe.com の形式となる
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CDSSO_WSDIR
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Web Server インスタンスを格納するディレクトリのパスを表示する
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インスタンス名を含む絶対パス。たとえば、/Is_root/SUNWam/servers/https-host.siroe.com
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CDSSO_PORT
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CDSSO コンポーネントが使用する Web Server のポート番号を表示する
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デフォルト値は 80
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CDSSO_PROTOCOL
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CDSSO コンポーネントが使用するプロトコルを表示する
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http または https。デフォルト値は http
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CDSSO_DEPLOY_URI
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CDSSO にアクセスするための URI を表示する
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デフォルトは amcdsso。変更可能
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WS_INSTANCE
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Web Server インスタンスの名前を表示する
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デフォルト値は https-host.siroe.com
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DSAME_SERVER
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Sun ONE Identity Server を実行するホストマシンの FQDN を表示する
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通常、値は host.siroe.com の形式となる
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DSAME_PORT
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Identity Server サービスを実行する Web Server が使用するポート番号を表示する
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通常、デフォルトは 58080
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DSAME_PROTOCOL
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Identity Server が使用するプロトコルを表示する
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http または https。デフォルトは http
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SERVER_DEPLOY_URI
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Identity Server サービスにアクセスするための URI を表示する
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デフォルトは amserver。変更可能
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CDS_HOST
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共通ドメインサービスをインストールしたマシンの FQDN を表示する
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host.siroe.com
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CDS_WSDIR
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共通ドメインサービスが使用する Web Server インスタンスのパスを表示する
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Web Server インスタンス名を含む絶対パス。たとえば、/Is-root/SUNWam/servers/https-siroe60.siroe.com
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CDS_PORT
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共通ドメインサービスが使用するポート番号を表示する
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通常、デフォルトは 58080
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CDS_PROTOCOL
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共通ドメインサービスが使用するプロトコルを表示する
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http または https。デフォルトは http
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CDS_DEPLOY_URI
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Web Server の共通ドメインサービスにアクセスするための URI を表示する
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デフォルトは common。変更可能
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CDS_BASE_WSDIR
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共通ドメインサービスが使用する Web Server ディレクトリのパスを表示する
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IS_root/SUNWam/servers
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DSAME_HOST
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Directory Server をインストールしたホスト名を表示する。ホスト名は、通常 FQDN の最初のラベルとなる
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host
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DSAME_DEF_DOMAIN
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Directory Server をインストールしたドメインを表示する
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ドメイン名。 例: siroe.com
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DSAME_FULL_DOMAIN
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Identity Server をインストールしたドメイン名 (ホスト名なし) を表示する
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siroe.com
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DSAME_SUB_DOMAIN
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FQDN のサブドメインラベルを表示する。サブドメインは FQDN の 2 番目のラベル。たとえば、nila.country.siroe.com の場合、country がサブドメインとなる
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サブドメインがある場合にのみ必要
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DEFAULT_ORG1
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DSAME_DEF_DOMAIN と同じ値を表示する
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ドメイン名。 例: siroe.com
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EXIST_DIT_SCHEMA
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既存の DIT およびスキーマを使用するよう選択したかどうかを表示する
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true または false
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ADMIN_COMPONENT_SELECTED
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Identity Server コンソールを配備するよう選択したかどうかを表示する
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true または false
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CONSOLE_DEPLOY_URI
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Identity Server コンソールにアクセスするための URI を表示する
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デフォルトは amconsole。変更可能
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DSAME_CONSOLE
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Identity Server コンソールをインストールしたコンピュータの FQDN
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nila.siroe.com
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DSAME_CONSOLE_HOST
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Identity Server コンソールを管理するマシンの名前を表示する
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ホストマシンの名前
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CONSOLE_PROTO
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Identity Server コンソールが使用するプロトコルを示す
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http
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DSAME_CONSOLE_PORT
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Identity Server コンソールが使用するポート番号を示す
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58080
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DSAME_CONSOLE_DEF_DOMAIN
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Identity Server をインストールしたドメインを表示する
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siroe.com
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DSAME_CONSOLE_FULL_DOMAIN
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Identity Server コンソールをインストールしたドメインを表示する。これは、通常 FQDN の最後の 2 つのラベルで識別される
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siroe.com
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DSAME_CONSOLE_SUB_DOMAIN
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FQDN の 2 番目のラベルを表示する
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指定するサブドメインがある場合にのみ必要
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USE_DSAME_SERVICES_WEB_CONTAINER
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新しいまたは既存の Identity Server サービスとともに Identity Server コンソールをインストールしたかどうかを示す
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Identity Server サービスとともに Identity Server コンソールをインストールした場合、値は 1。Identity Server コンソールだけをインストールした場合、値は 0 (ゼロ)
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DIT_COMPLIANCE
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既存の Identity Server 準拠 DIT があるかどうかを示す
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false
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DS_ALREADY_EXISTS
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既存の Directory Server を使用するよう指定したかどうかを示す
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true または false
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LOAD_DIT
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Identity Server 準拠 DIT を読み込むように選択したかどうかを示す
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yes または no
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AUTO_LOAD
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インストール時に、Identity Server 6.0 準拠 DIT またはスキーマを読み込むように選択したかどうかを示す
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DIT またはスキーマを読み込むように選択した場合は true、それ以外の場合は false
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CUSTOM_DIRECTORY
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既存の Directory Server を格納するカスタムディレクトリを指定したかどうかを示す
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true または false
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DS_ROOT_SUFFIX
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ディレクトリツリーで定義したルート接尾辞を表示する
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dc=siroe dc=com, o=siroe.com
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DC_TREE
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DIT で定義したルート接尾辞を表示する
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dc=siroe, dc=com, o=siroe.com
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ORG_BASE
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DS_ROOT_SUFFIX と同じ値を表示する
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DS_SERVER
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Directory Server をインストールしたコンピュータの FQDN を表示する
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host.siroe.com
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DS_HOST
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Directory Server をインストールしたコンピュータの名前を表示する
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コンピュータの名前
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DS_PORT
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Directory Server が使用するポートを表示する
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デフォルトは 389。1〜65535 の任意の番号に変更可能
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DS_INSTALL_DIR
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Directory Server をインストールしたディレクトリのパスを表示する
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デフォルトは /usr/iplanet/servers
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DS_ROOT_DN
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DIT で定義した DN を表示する
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cn=Directory manager
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DS_ROOT_PASSWD
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Directory Server の管理者ユーザとして設定したパスワードを表示する
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8 文字以上の長さのパスワード
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LOCAL_IDS
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既存の Directory Server が、ローカルにインストールされているか、リモートホストにインストールされているかを示す
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Directory Server がローカルホストにインストールされている場合は true、リモートホストにインストールされている場合は false
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ORG_OBJECT_CLASS
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既存の DIT の組織用に定義されたマーカーオブジェクトクラスを表示する
この変数は、既存の Directory Server に対して Identity Server をインストールする場合にのみ設定が必要
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デフォルトは organization
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ORG_NAMING_ATTR
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既存の DIT の組織を定義するために使用するネーミング属性を表示する
この変数は、既存の Directory Server に対して Identity Server をインストールする場合にのみ設定が必要
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o, dc
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USER_OBJECT_CLASS
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既存の DIT のユーザ用に定義されたオブジェクトクラスを表示する
この変数は、既存の Directory Server に対して Identity Server をインストールする場合にのみ設定が必要
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デフォルトは inetorgperson
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USER_NAMING_ATTR
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既存の DIT のユーザを定義するために使用するネーミング属性を表示する
この変数は、既存の Directory Server に対して Identity Server をインストールする場合にのみ設定が必要
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uid
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DS_ADMIN_ID
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Directory Server を管理する Administration Server の管理者として定義されたユーザ名を表示する
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デフォルトは admin
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DS_ADMIN_PORT
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Administration Server が使用するポート番号を表示する
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デフォルトは 58900
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DS_ADMIN_PASSWD
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Administration Server の管理者として定義されたパスワードを表示する
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デフォルトは admin123
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LDAPUSER
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ユーザ ID amldapuser を表示する
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これは、amldapuser として事前定義され、変更できない
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LDAPUSERPASSWD
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amldapuser に設定したパスワードを表示する
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このパスワードは、amadmin ユーザと異なっている必要がある
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SUPERADMIN
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最上位管理者に割り当てられたユーザ名を表示する。これは Identity Server によって割り当てられ、変更できない
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デフォルトは amAdmin。変更不可能
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SUPERADMINPASSWD
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最上位管理者に割り当てたパスワードを表示する
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このパスワードは、amldap ユーザに設定したパスワードと異なっている必要がある
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START_SERVER
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インストール処理の終了後、Identity Server を自動的に起動するように選択したかどうかを示す
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true または false
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COOKIE_DOMAIN_LIST
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.siroe.com
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DOMAINURLS
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FRESH_DS_WITH_SERVICES
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Identity Server に付属する Directory Server をインストールしたかどうかを示す
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yes または no
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STATE_BEGIN
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Statefile の開始タグ。このタグは、製品名とウィザード ID が付加され、製品のビルドに対して一意に決められている
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STATE_DONE
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Statefile の終了タグ。このタグは、製品名とウィザード ID が付加され、製品のビルドに対して一意に決められている
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