Secure Global Desktop 4.40 管理者ガイド
> リソースの構成
> 組織階層内のオブジェクトへの命名
SGD Administration Console でオブジェクトを作成する際、オブジェクトの名前には、バックスラッシュ (\) を除く任意の文字を使用できます。
コマンド行で、オブジェクト名の中でスラッシュを使用するときは、バックスラッシュでエスケープ処理を行う必要があります。SGD ではスラッシュが組織階層の一部分として解釈されるためです。たとえば、ユーザーが o=organization
の下位に cn=a/b
という相対名のオブジェクトを作成しようとすると、SGD は o=organization/cn=a
内に b
というオブジェクトを作成しようとします。実際には、o=organization/cn=a
というオブジェクトは存在しないため、エラーが発生します。この名前のオブジェクトを作成するには、cn=a\/b
を入力します。
空白文字を含むオブジェクト名をコマンド行で使用する場合は、名前を引用符で囲みます (たとえば、".../_ens/o=Indigo Insurance"
)。
tarantella object
コマンドでは、ローカルリポジトリ内のすべての名前は、大文字と小文字が区別されません。オブジェクトの作成や名前の変更を行う際は、使用される大文字と小文字の区別が保持されます。ただし、webtopsession
や emulatorsession
コマンドなどのその他の tarantella
コマンドでは、大文字と小文字が区別されます。
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