Secure Global Desktop 4.40 管理者ガイド
> クライアントと Webtop
> SGD とデスクトップの「スタート」メニューまたは「起動」メニューとの統合
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ユーザーが SGD サーバーにはじめて接続する際、通常は Web ブラウザを起動してから、http://SGD-server/sgd
という URL にアクセスします。ここに ログインして Webtop を表示します。ただし、ログインしたあとに Sun Secure Global Desktop Client を統合モードで動作するように設定することもできます。
SGD Client が統合モードで動作する場合、アプリケーション起動用のリンクが Webtop ではなくデスクトップの「スタート」メニューまたは「起動」メニューに表示されるので、リモートアプリケーションをローカルアプリケーションと同じように実行できます。「スタート」メニューとの統合の設定によっては、Web ブラウザを使用する必要がない場合もあります。
注 クライアントデバイス上で Java™ テクノロジを使用しない組織の場合は、統合モードを使用してください。
SGD Client が統合モードの場合、ユーザーはデスクトップの「スタート」メニューまたは「起動」メニューのログインリンクをクリックして、SGD にログインします。
ユーザーが複数の SGD サーバーにログインしている場合は、各サーバーのログインリンクが「スタート」メニューまたは「起動」メニューに表示されます。
注 統合モードを使用するには、「スタート」メニューまたは「起動」メニューを使用してログインする必要があります。Web ブラウザを起動してログインした場合、統合モードは使用できません。
ユーザーが SGD にログインすると、「スタート」メニュー内または「起動」メニュー内の SGD から実行可能なアプリケーションのリンクが更新されます。
アプリケーションを起動するときは、「スタート」メニューまたは「起動」メニューでそのリンクをクリックします。アプリケーションの別のインスタンスを起動する場合は、リンクを再度クリックします。
統合モードで操作すると、セッション管理が簡単になります。Webtop とは異なり、アプリケーションを中断および再開することはできません。ユーザーがログアウトすると、実行中のすべてのアプリケーションセッションは自動的に中断または終了します。ユーザーが再度ログインすると、中断したすべてのセッションが自動的に再開します。
統合モードでは、ユーザーは、Shift キーを押しながらリンクをクリックしてアプリケーションを起動しても、別のユーザー名およびパスワードを使ってアプリケーションを起動できません。
印刷も簡単になります。印刷は常に「実行できる状態」になっていて、印刷ジョブはユーザーが選択したプリンタに直接送信されます。Webtop とは異なり、印刷ジョブを個別に管理することはできません。
プロファイルの編集、中断しているアプリケーションの再開、印刷の管理などの目的で、Webtop を表示する必要がある場合は、「スタート」メニューの「Webtop」リンクをクリックします。すでにユーザーセッションが割り当てられているので、ログインは求められません。ユーザーのデフォルト Web ブラウザに Webtop が表示されます。
Webtop コンテンツをグループで表示するように設定した場合は、「スタート」メニューまたは「起動」メニューでもそれらのグループが使用されます。Webtop コンテンツを表示しないように設定されているグループは、「スタート」メニューまたは「起動」メニューにコンテンツは表示されません。
SGD からログアウトするには、「スタート」メニューまたは「起動」メニューの「ログアウト」リンクをクリックします。
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