Secure Global Desktop 4.40 管理者ガイド
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ユーザーが Windows アプリケーションでスマートカードを使用できない場合
ユーザーが Windows アプリケーションでスマートカードを使用できない場合は、次のチェックリストを使用して問題の原因を特定してください。
確認する項目 |
説明 |
アプリケーションサーバーの設定 |
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SGD の設定 |
- Windows アプリケーションが Microsoft RDP を Windows プロトコル (
--winproto ) として使用するように設定されていますか。 - SGD Administration Console の「グローバル設定」»「クライアントデバイス」タブで、「スマートカード」チェックボックスが選択されていますか。
- SGD Administration Console の「グローバル設定」»「アプリケーション認証」タブで、「スマートカード認証」チェックボックスが選択されていますか。
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クライアントの設定 |
- Microsoft Windows クライアントプラットフォームの場合
- Windows の「デバイス マネージャ」のリストにスマートカードリーダーが含まれていることを確認します。
- クライアント上でスマートカードサービスが実行されていることを確認します。「スタート」メニュー »「プログラム」»「管理ツール」»「サービス」の順にクリックしてください。
- Sun Secure Global Desktop Client がスマートカードリーダーおよびカードを検出していることを確認します。Windows のシステムトレイで Secure Global Desktop のアイコンを右クリックして、「接続情報」を選択します。「スマートカードリーダーのプロパティー」に、詳細が reader:ATR_string の形式で表示されます。reader はスマートカードリーダーの製造元とモデルです。ATR_string は、カードの識別に使用される ATR (Automatic Terminal Recognition) 16 進文字列です。
- Linux プラットフォームの場合:
/sbin/service pcscd status を実行するなどして、PCSC デーモン (pcscd ) が動作していることを確認します。--debug stdout オプションを指定して、PCSC デーモンを再起動してみます。カードをリーダーに挿入して、リーダーおよびカードが検出されるかどうかを確認します。
- Solaris OS プラットフォームの場合:
- PC/SC Shim for SCF パッケージを使用している場合は、OCF サーバー (
ocfserv ) が動作していることを確認します。動作していない場合は、有効にします (svcadm enable svc:/network/rpc/ocfserv )。 - Sun Ray PC/SC Bypass パッケージを使用している場合は、Sun Ray Server Software の設定を確認します。
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