Secure Global Desktop 4.40 管理者ガイド
> はじめに
> 3 層アーキテクチャーの概要
このトピックの内容 |
---|
|
次の図のように、SGD は 3 層アーキテクチャーモデルを使って構築されています。
同一ホスト上に複数の層を常駐させることができます。たとえば、1 台の UNIX プラットフォームのホストで、SGD サーバーおよびアプリケーションサーバーを稼働できます。ただし、層は論理的に独立させておく必要があります。
クライアントデバイスは 1 台のハードウェアであり、Web ブラウザと Sun Secure Global Desktop Client (SGD Client) を使って SGD と通信できます。
Web ブラウザは、第 2 層の SGD Web Serverと通信し、ユーザーに対して Webtop を表示します。
SGD Client は、第 2 層の SGD サーバーと通信し、ユーザーが実行するアプリケーションを表示します。
Adaptive Internet Protocol (AIP) は、第 1 層と第 2 層の間でネットワークを最適に利用できるようにします。
第 2 層は、1 台の SGD サーバーで構成されているか、アレイを形成するよう設定された複数の SGD サーバーで構成されています。
SGD サーバーは次の処理を行います。
アプリケーションサーバーは、ユーザーのアプリケーションを実行します。
ユーザーが Webtop 上のリンクをクリックすると、SGD は該当するアプリケーションサーバー上でアプリケーションを起動します。アプリケーションからの出力は、SGD サーバーによって、アプリケーションサーバーからクライアントデバイスに転送されます。
アプリケーションに関して SGD を設定する場合、アプリケーションを実行できるすべてのアプリケーションサーバーに関する情報を入力します。SGD はアプリケーションサーバー間で負荷を分散します。
次に、SGD の 3 層アーキテクチャーについてまとめます。
Copyright © 1997-2007 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved.