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SGD でマルチヘッドモニターまたはデュアルヘッドモニターを使用できますか。

はい。SGD ではマルチヘッドモニターまたはデュアルヘッドモニターを使用できます。ただし、「ウィンドウタイプ」 (--displayusing) が「クライアントウィンドウ管理」に設定されているアプリケーションの場合、複数のモニターを使用できるようにアプリケーションとモニターの設定の変更が必要になる場合があります。

複数のモニターを「クライアントウィンドウ管理」に設定するには、次の手順を実行します。

  1. 共有リソースを無効にします。
  2. 正しいデスクトップサイズを設定します。
  3. モニターを正しく設定します。

共有リソースの無効化

共有リソースを無効にするには、次の手順を実行します。

  1. SGD Administration Console で、「アプリケーション」タブをクリックして、複数のモニターに表示するアプリケーションを選択します。
  2. 「パフォーマンス」タブをクリックします。
  3. 「類似セッション間でリソースを共有」チェックボックスの選択を解除します。
  4. 「保存」をクリックします。
  5. 複数のモニターに表示するアプリケーションごとに、これらの手順を繰り返します。

または、次のコマンドを実行します。

過去のコマンド構文またはプログラムコードのスキップ$ tarantella object edit --name obj --share true

正しいデスクトップサイズの設定

すべてのモニターを表示するために必要なデスクトップ領域を SGD サーバーからクライアントに送信する必要があります。

この操作を行うと、クライアントデバイスと SGD サーバーで使用されるメモリー量が増えます。

主モニターのサイズだけでなく、デスクトップ領域全体のサイズ (下の図の「仮想画面」) もクライアントに送信するように SGD サーバーを設定する必要があります。

複数のモニターの配置方法を示す図 (右: 主モニター、右: 副モニター)

たとえば、図の Monitor 1 のサイズが 1200 x 768、Monitor 2 のサイズが 800 x 600 の場合は、デスクトップサイズは 2000 x 768 に設定する必要があります。

正しいデスクトップサイズを設定するには、次の手順を実行します。

  1. SGD Administration Console で、「Secure Global Desktop サーバー」タブをクリックして、SGD サーバーを選択します。
  2. 「プロトコルエンジン」をクリックしてから、「X」タブをクリックします。
  3. 「クライアントウィンドウのサイズ」の「高さの最大値」および「幅の最大値」フィールドに、仮想画面のサイズをピクセル単位で入力します。
  4. 「保存」をクリックします。
  5. アレイ内の SGD サーバーごとに、これらの手順を繰り返します。

または、次のコマンドを実行します。

過去のコマンド構文またはプログラムコードのスキップ$ tarantella config edit --array \
  --xpe-cwm-maxwidth pixels --xpe-cwm-maxheight pixels

モニターの設定

すべての副モニターが主モニターの右側に表示されるように、モニターを設定する必要があります (上の図を参照)。X サーバーが負の画面座標を処理できないために、この設定が必要になります。

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