Secure Global Desktop 4.40 管理者ガイド
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ユーザーが文字やグラフィックスをコピー&ペーストできない場合
Windows アプリケーションおよび X アプリケーションでは、ユーザーは次の条件下でのみテキストをコピー&ペーストできます。
- SGD Administration Console の「グローバル設定」»「クライアントデバイス」タブで、SGD 全体でのコピー&ペーストを有効に設定する必要があります。コピー&ペーストは、デフォルトで有効に設定されています。
- コピー&ペースト操作がユーザーに許可されている必要があります。ユーザープロファイルの「クライアントデバイス」タブで「コピー&ペースト」属性が選択されている場合、ユーザーはコピー&ペーストを実行できます。この属性は、親の組織単位または組織オブジェクトの設定を使用するように設定することもできます。コピー&ペーストは、デフォルトで有効に設定されています。
- SGD を使って表示された別の Windows アプリケーションまたは X アプリケーションにデータをペーストするためには、ソースアプリケーション (データのコピー元アプリケーション) の「アプリケーションの Clipboard Security Level」がターゲットアプリケーションのレベル以下でなければなりません。デフォルトのセキュリティーレベルは 3 です。
- クライアントデバイス上で実行中のアプリケーションにデータをペーストするためには、ソースアプリケーションの「アプリケーションの Clipboard Security Level」が、SGD Administration Console の「グローバル設定」»「クライアントデバイス」タブで設定された「クライアントの Clipboard Security Level」以下でなければなりません。「クライアントの Clipboard Security Level」のデフォルト値は 3 です。
これらの条件が満たされない場合、ペーストの実行時に、データの代わりに次のメッセージがペーストされます。
Sun Secure Global Desktop Software: Copied data not available to this application
グラフィックス
グラフィックスのコピーやペーストは、Microsoft Windows 2000 以降 のアプリケーションでのみ可能です。
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