C H A P T E R  2

サポート情報、既知の問題、バグ修正、およびドキュメントの問題

この章では、SGD のサポート情報について説明します。

この章の内容は次のとおりです。


サポート終了

次の表に、SGD 製品のサポート終了日付を示します。


ソフトウェアとバージョン サポート終了 限定的サポート終了 サービス終了
Sun Secure Global Desktop Software 4.40 2010 年 2 月 6 日 2014 年 2 月 6 日 2014 年 2 月 6 日
Sun Secure Global Desktop Software 4.31 2009 年 5 月 19 日 2013 年 5 月 19 日 2013 年 5 月 19 日
Sun Secure Global Desktop Software 4.3 2009 年 4 月 29 日 2013 年 4 月 29 日 2013 年 4 月 29 日
Sun Secure Global Desktop Software 4.2 2008 年 11 月 8 日 2012 年 11 月 8 日 2012 年 11 月 8 日
Secure Global Desktop Enterprise Edition 4.1     2007 年 3 月 31 日
Secure Global Desktop Enterprise Edition 4.0     2007 年 3 月 31 日
Secure Global Desktop Software Appliance 4.0     2007 年 3 月 31 日
Secure Global Desktop Enterprise Edition 3.44[1]     2007 年 12 月 31 日
Secure Global Desktop Enterprise Edition 3.42     2007 年 3 月 31 日
Tarantella Enterprise 3 (TASP を含む)     2007 年 3 月 31 日

Sun のサービス終了 (EOSL) の方針に関する詳細は、http://www.sun.com/service/eosl/ を参照してください。

有効なサポート契約をお持ちのお客様は、最新バージョンの SGD に無料でアップグレードできます。

次のリリースにおける、サポートされるプラットフォームの変更

SGD version 4.41 に続くリリースにおける、サポートされるプラットフォームの変更点は、次のとおりです。


既知のバグと問題

ここでは、SGD version 4.41 に関する既知のバグと問題の一覧を示します。

602423 - Return キーとキーパッド Enter キーの問題

問題: SGD の X エミュレータと文字型エミュレータで、ユーザーのクライアントキーボードの Return キーとキーパッドの Enter キーを区別できません。

原因: 既知の問題点です。

解決策: デフォルトでは、SGD Client は、X アプリケーションセッションと文字型アプリケーションセッションの両方で、キーパッド Enter キーを Return キーにマップします。設定を追加することで、この動作を変更することができます。

文字型アプリケーションセッションでのキーパッド Enter キーの動作を変更するには、使用する文字型アプリケーションオブジェクト用のキーマップを設定して (--keymap)、KPENTER のマッピングを追加する必要があります。次に例を示します。

KPENTER="hello"

Windows または X アプリケーションセッションでのキーパッド Enter キーの動作を変更するには、使用する X キーマップ (xuniversal.txt など) を変更して、KP_Enter キーのマッピングを追加する必要があります。次に例を示します。

92 KP_Enter KP_Enter NoSymbol NoSymbol 0x801c



caution icon

Caution - X キーマップはグローバルなユーザーリソースなので、この変更によってそのユーザーのすべてのアプリケーションが影響を受ける可能性があります。これらのアプリケーションに KP_Enter を処理しないものがある場合は、X/Windows アプリケーションのベンダーに対して問い合わせが必要になることがあります。



6443840 - プロキシサーバーの自動設定スクリプトが失敗する

問題: プロキシサーバーの自動設定スクリプトには、接続しようとするプロキシサーバーのリストを指定できます。リストの最初のプロキシサーバーに接続できない場合は、ブラウザは接続できるサーバーが見つかるまでほかのプロキシサーバーに順番に接続しようとします。

Microsoft Internet Explorer と Sun Java Plug-in ツール version 1.5.0 を同時に使用すると、リストの最初のプロキシサーバーのみが使用されます。そのプロキシサーバーを使用できない場合、接続は失敗します。

原因: 既知の問題点です。

解決策: Sun Java Plug-in ツール version 1.6.0 を使用してください。

6456278 - root ユーザーで統合モードが動作しない

問題: Solaris 10 x86 プラットフォームでは、root ユーザーでのログイン時に統合モードを有効にすると、アプリケーションが Solaris 10 の「起動」メニューに表示されません。次の警告が表示されることがあります。

gnome-vfs-modules-WARNING **:Error writing vfolder configuration file "//.gnome2/vfolders/applications.vfolder-info":File not found.

原因: GNOME Virtual File System (VFS) の既知の問題です。

解決策: 現在のところ、解決策はありません。

6458111 - 統合モードを使用すると GNOME メインメニューがクラッシュする

問題: SUSE Linux Enterprise Server 10 を実行しているクライアントデバイスでは、SGD Client を統合モードで使用すると GNOME メインメニューがクラッシュします。クラッシュは、通常、ログイン時またはログアウト時に発生します。

原因: SUSE Linux Enterprise Server 10 の GNOME メインメニューアプレットの既知の問題です (Novell バグ参照 186555)。

解決策: SUSE Linux Enterprise Server 10 の gnome-main-menu.rpm パッケージの最新バージョンをインストールしてください。

あるいは、「最近使用したアプリケーション」機能を無効にすると、GNOME メインメニューの安定性が向上します。クライアントデバイス上で、次のコマンドを実行します。


$ gconftool-2 --set --type=list --list-type=int \
/desktop/gnome/applications/main-menu/lock‐down/showable_file_types [0,2]
$ pkill main-menu
$ pkill application-browser

6461864 および 6476661 - GNOME デスクトップで自動ログインモードと統合モードが失敗する

問題: 自動クライアントログインモードまたは統合モードを有効にしたあと、GNOME デスクトップにログインしても SGD Client が自動的に起動せず、SGD にログインしても Webtop コンテンツに合わせて「スタート」メニューが更新されません。この問題は、SUSE Linux Enterprise Server 9 と Red Hat Enterprise Linux 4 に影響します。

原因: .menu ファイル内のディレクトリは監視されないため、「スタート」メニューに加えた変更は検出されません。

解決策: 回避策として pkill gnome-panel コマンドを実行し、GNOME パネルを再起動して新しいメニュー情報を取得します。



Note - メニューを変更するたびにpkill gnome-panel コマンドを実行してメニューを更新する必要があります。



6476194 - SGD Client 用の KDE デスクトップメニュー項目が表示されない

問題: SUSE Linux Enterprise Server 10 で、SGD Client のショートカットが KDE デスクトップメニューに表示されません。

原因: KDE メニューシステムの SUSE 固有の設定では、メニューに含まれるアプリケーションエントリが 1 つだけの場合は、メニューではなくその単一のアプリケーションがメインメニューに表示されます。メニューエントリがサブメニューの場合、サブメニューは一切表示されません。このため、統合モードの SGD Client 用の「ログイン」メニューは表示されません。

解決策: 回避策として、次の行を $HOME/.kde/share/config/kickerrc ファイルの [menus] セクションに追加します。

ReduceMenuDepth=false

その後、次のコマンドを KDE パネルに実行して、変更をただちに反映させます。


# dcop kicker kicker restart

以降のすべての KDE セッションで、この設定が自動的に使用されます。

6481312 - アップグレードすると使用可能な接続タイプがリセットされる

問題: version 4.40 にアップグレードすると、セキュア接続のみを受け付けるように設定されたサーバーが標準接続とセキュア接続を受け入れるようになります。

原因: 既知の問題点です。

解決策: セキュア接続だけを受け入れるようにサーバーを再設定します。Administration Console で、「Secure Global Desktop サーバー」 SGD サーバーの「セキュリティー」タブを表示し、「接続タイプ」フィールドの「標準」チェックボックスの選択を解除します。または、次のコマンドを実行します。


$ tarantella config edit --security-connectiontypes ssl

6482912 - SGD Client が自動的にインストールされない

問題: Microsoft Windows Vista プラットフォームで Internet Explorer 7 を使用している場合、SGD Client のダウンロードおよびインストールは自動的に実行されません。手動で SGD Client をインストールできます。また、Firefox などの別のブラウザを使用すれば、自動的にインストールできます。

原因: Internet Explorer にはプロテクトモードがあり、このモードのために SGD Client の自動ダウンロードおよびインストールが妨げられます。

解決策: Internet Explorer の「セキュリティ設定」の「信頼済みサイト」リストに SGD サーバーを追加します。

6493374 - 入力方式ウィンドウ内の非 ASCII 文字

問題: 簡体字中国語および繁体字中国語のユーザーは、Solaris OS アプリケーションサーバーでアプリケーションを実行中に、入力方式の候補ウィンドウとステータスウィンドウに非 ASCII 文字を表示できません。これは、Solaris 8 OS、9 OS、10 OS、および 10 OS update 1 プラットフォームに影響します。

原因: SGD サーバーのフォントパス設定が欠落しています。

解決策: アプリケーションサーバーが Solaris 10 OS または Solaris 10 OS update 1 上で稼働している場合は、次のいずれかを実行します。

アプリケーションサーバーが Solaris 8 OS または Solaris 9 OS 上で稼働している場合、次のいずれかを行います。

6503530 - Sun Javatrademark Desktop Systems で「起動」メニューのエントリが表示されない

問題: Sun Java Desktop Systems (JDS) で統合モードを有効に設定したとき、SGD の「起動」メニューエントリが作成されません。「起動」メニューエントリは、デスクトップからログアウトしてから再度ログインすると追加されます。

原因: GNOME パネルの既知の問題です。

解決策: 次のパッチをインストールします。

これらのパッチは、Solaris 10 OS update 5 リリースに含まれています。

解決方法は、デスクトップからログアウトしてから再度ログインすることです。

6555834 - Java テクノロジがブラウザでは有効になっているが、クライアントデバイスにインストールされていない

問題: Java テクノロジが Web ブラウザの設定で有効になっていても、Sun Java Plug-in ツールがクライアントデバイスにインストールされていない場合、SGD Webtop は表示されません。ログインプロセスはスプラッシュ画面で停止します。

原因: SGD は、Web ブラウザの設定を使って、Java テクノロジを使用するかどうかを決定します。

解決策: Sun Java Plug-in ツールをインストールし、Web ブラウザのプラグインディレクトリから JVM の格納場所へのシンボリックリンクを作成します。詳細については、Web ブラウザのマニュアルを参照してください。

6592560 - Administration Console のオンラインヘルプを HTTPS で使用できない

問題: SGD Web サーバーへの HTTPS 接続が有効になっている場合、Administration Console のオンラインヘルプは使用不可になります。

原因: Administration Console は、JavaHelptrademark ソフトウェアを使ってオンラインヘルプを表示します。HTTPS 接続を介して JavaHelp を実行するには、追加の設定作業が必要になります。

解決策: SGD Web サーバーの証明書の署名に使用されている CA 証明書を、JDKtrademark ソフトウェアのキーストアにインポートします。Java ソフトウェアの keytool アプリケーションを次のように使用します。


$ keytool -import \
-keystore /opt/tarantella/bin/jdk‐version/jre/lib/security/cacerts \
-storepass changeit -file /opt/tarantella/var/tsp/ca.pem

ここで、changeit はキーストアのパスワード、jdk-version は SGD サーバーにインストールされている JDK のバージョンです。

ca.pem ファイルに複数の証明書が含まれている場合は、各証明書を個別に追加してください。

6598048 - Windows アプリケーションでカナダ系フランス語用キーボードが正しくマッピングされない

問題: カナダ系フランス語 (旧バージョン) のキー配列を Windows アプリケーションで使用する場合に、一部のフランス語文字が正しく印刷されません。

原因: カナダ系フランス語 (旧バージョン) のキー配列に関する既知の問題です。

解決策: 現在のところ、有効な解決策はありません。現在のところ、互換性のあるキーマップファイルは SGD で提供されていません。

6609518 - セカンダリサーバーから Administration Console を実行している場合のアレイへの追加

問題: 既存のセカンダリサーバーから Administration Console を実行している場合、SGD アレイに新しいセカンダリサーバーを追加できません。

原因: このリリースでは、複数のセカンダリサーバーの資格情報を提供することはできません。

解決策: プライマリサーバー上、またはアレイに追加するサーバー上で、Administration Console を実行します。

6610760 - PDF プリンタのカスタム設定が Windows アプリケーションに適用されない

問題: Windows アプリケーションから印刷する場合に、PDF プリンタのカスタム設定が適用されません。

たとえば、組織単位 (OU) オブジェクトに対して SGD の「Universal PDF プリンタ」プリンタと「Universal PDF ビューア」プリンタを使用可能にしたとします。その後、親オブジェクトの設定を上書きして、組織単位内のあるユーザーに対して「Universal PDF プリンタ」プリンタと「Universal PDF ビューア」プリンタを使用不可にします。この場合、このユーザーにはプリンタのカスタム設定は継承されません。

原因: PDF プリンタ設定の継承に関する既知の問題です。

解決策: 現在のところ、有効な解決策はありません。可能な場合は、ユーザーレベルではなく組織単位レベルまたは組織レベルで PDF プリンタの設定を行なってください。

6611502 - セカンダリサーバーからオブジェクトの作成と変更を行う際のエラー

問題: Administration Console をセカンダリ SGD サーバー上で実行している場合にオブジェクトの作成や変更を行うと、次のエラーメッセージが返されます。「オブジェクトを作成できませんでした。」

原因: オブジェクトの作成や変更は正常に行われますが、複製されたデータがプライマリサーバーから戻ってくる前に、Administration Console が処理を続行します。

解決策: 数秒待ってから操作を繰り返します。

6616290 - SGD 負荷分散 JSP 使用時の統合モードの問題

問題: SGD 負荷分散 JSP が使用されているアレイで、統合モードが正しく機能しません。SGD 負荷分散 JSP swcd.jsp は、ユーザーセッションの負荷分散を行うために使用されます。

原因: 既知の問題点です。

解決策: 現在のところ、既知の解決策はありません。負荷分散 JSP を使用している場合には、SGD Client を統合モードで実行しないでください。

6618698 - LDAP 認証の使用時に空の Webtop が表示される

問題: ユーザーが LDAP 認証機構を使ってログインすると、空の Webtop が表示されます。

原因: ユーザーオブジェクトが次の LDAP 検索フィルタに一致しない場合、アプリケーションの LDAP 割り当てが失敗します。

(|(objectclass=user)(objectclass=person)(uid=*))

たとえば、オブジェクトクラスが inetOrgPerson であり、かつ uid 属性を持たないような LDAP オブジェクトでは、アプリケーションの LDAP 割り当てが失敗します。

解決策: LDAP ディレクトリで、SGD ユーザーのオブジェクトクラスが person または user になっていることを確認します。あるいは、SGD ユーザーを記述する LDAP オブジェクトに、uid 属性を割り当てます。

6631991 - SGD 拡張モジュール使用時の高い CPU 使用率

問題: Microsoft Windows アプリケーションサーバー上で SGD 拡張モジュールを使用している場合に、高い CPU 使用率が報告されることがあります。CPU 使用率が高くなるプロセスとしては、ttaswm.exettatdm.exe などが挙げられます。

原因: 既知の問題点です。

解決策: 現在のところ、有効な解決策はありません。

6634243 - Microsoft Windows Vista のアプリケーションのカラー発色数が 16 ビットに制限される

問題: Microsoft Windows Vista の全画面デスクトップセッションで、クライアントデバイス上での表示カラー発色数が 16 ビットに制限されます。

原因: SGD を使って Microsoft Windows Vista のデスクトップセッションを表示する場合の既知の問題です。

解決策: 現在のところ、有効な解決策はありません。

6654307 - Active Directory 認証の使用時にログインが遅くなる

問題: Active Directory (AD) 認証機構を大規模 AD ドメイン内で使用すると、SGD へのログインが遅くなる可能性があります。

原因: 既知の問題点です。SGD Active Directory 認証機構はユーザー検索時に、常にもっとも近いドメインコントローラを使用するとは限りません。

解決策: 現在のところ、既知の解決策はありません。

6665330 - MyDesktop を使って表示された JDS セッションから VirtualBoxtrademark ソフトウェアを起動すると、フォントエラーが発生する

問題: Solaris 10 OS 上で、MyDesktop を使って表示された JDS デスクトップセッションから VirtualBox ソフトウェアを起動すると、フォントエラーが報告され、表示の問題が発生します。この問題は、Xsession.jds を MyDesktop アプリケーションオブジェクトのアプリケーションコマンドとして使用する場合に発生します。

原因: SGD X サーバー上で使用不可能なフォント。

解決策: JDS デスクトップセッションから VirtualBox ソフトウェアを起動する際に、-fn オプションを使って有効なフォントを指定します。あるいは、不足しているフォントを SGD サーバーにインストールします。SGD でのフォントの使用に関する詳細については、『Sun Secure Global Desktop 4.41 管理者ガイド』を参照してください。

6702234 - SGD サーバー停止時の tarantella security start コマンドのエラー

問題: SGD サーバーが停止している場合に tarantella security start コマンドを使ってセキュリティーサービスを起動すると、エラーメッセージが返されます。

原因: SGD サーバーが稼働していない場合、tarantella security start コマンドは使用できません。

解決策: tarantella security start コマンドを使用する前に、まず SGD サーバーを起動します。

6711479 - Linux プラットフォームクライアントデバイスでオーディオが使用できない

問題: Linux プラットフォームクライアントデバイスの使用時に、SGD オーディオが使用できません。

原因: クライアントデバイス上で ESD (Enlightened Sound Daemon) が実行されていません。ESD は通常、クライアントデバイスのデスクトップセッションが開始される際に起動されます。それ以外の場合は、要求時に ESD ライブラリによってデーモンが自動生成される必要があります。

解決策: ESD 設定ファイル /etc/esd.conf 内で自動生成が有効になっていることを確認します。正しい設定は、auto_spawn=1 です。

6711001 - SGD サーバーが起動しない

問題: SGD サーバーが起動しません。

原因: SGD サーバー上に、使用可能なディスク容量がありません。

解決策: SGD サーバーを起動する前に、十分なディスク容量が使用可能であることを確認します。ディスク容量の最小要件については、『Sun Secure Global Desktop 4.41 インストールガイド』を参照してください。

6712191 - Active Directory のパスワード有効期限ダイアログの問題

問題: Active Directory 認証に使用されるパスワード有効期限ダイアログが正しく機能しません。ユーザーが自身のパスワードを変更できません。さらに、ユーザーがドメイン名を入力しなかった場合、SGD へのログインが失敗することがあります。

原因: SGD サーバーによって使用される Kerberos 設定ファイル内に、default-_realm エントリが存在していません。default_realm の設定は、Kerberos パスワード有効期限機構によって使用されます。さらに、ドメイン名を入力しないでログインするユーザーについて、Active Directory デフォルトドメイン (--login-ad-default-domain) 属性が設定されていない場合に、SGD は default_realm を使用します。

解決策: SGD サーバーによって使用される Kerberos 設定ファイルを編集し、default_realm に対して有効なエントリが確実に存在するようにします。Kerberos 設定ファイルの詳細については、『Sun Secure Global Desktop 4.41 管理者ガイド』を参照してください。

6716771 - Windows 2008 アプリケーションでデフォルトプリンタが作成されない

問題: Windows 2008 Server アプリケーションサーバー上にホストされたアプリケーションから UNIX、Linux、または Mac OS X プラットフォームのクライアントデバイスに印刷する場合に、Windows アプリケーションの印刷ダイアログにデフォルトクライアントプリンタが表示されません。

原因: SGD によって使用されるデフォルトプリンタドライバは、QMS 1060 Print System です。このプリンタドライバは Windows 2008 Server に含まれていません。

解決策: 次のいずれかを実行します。

UNIX、Linux、および Mac OS X プラットフォームクライアントデバイス用にプリンタドライバを設定する方法の詳細については、『Sun Secure Global Desktop 4.41 管理者ガイド』を参照してください。

Sun Type 7 日本語キーボードの問題

問題: Sun Type 7 日本語キーボードのユーザーは SGD で文字を正しく入力できません。

原因: クライアントデバイス上に Solaris OS キーテーブルがありません。

解決策: 適切なパッチをインストールして、クライアントデバイスにキーテーブルをインストールします。


プラットフォーム パッチ
SPARC プラットフォーム上の Solaris 10 OS 121868
SPARC プラットフォーム上の Solaris 9 OS 113764
SPARC プラットフォーム上の Solaris 8 OS 111075
x86 プラットフォーム上の Solaris 10 OS 121869
x86 プラットフォーム上の Solaris 9 OS 113765
x86 プラットフォーム上の Solaris 8 OS 114539

「スタート」メニューの項目がアルファベット順に表示されない

問題: Microsoft Windows クライアントデバイス上で統合モードの SGD Client を使用中に、「スタート」メニューのエントリがアルファベット順に表示されません。

原因: Windows の機能では、新しい項目はメニューの末尾に追加され、アルファベット順に並び替えられないため、このようになります。

解決策: 詳細については、Microsoft KB article 177482 を参照してください。

画面解像度が高い場合に Microsoft Windows Server 2003 アプリケーションのカラー発色数が 8 ビットに制限される

問題: Microsoft Windows Server 2003 アプリケーションで画面解像度が高い場合に、クライアントデバイス上での表示カラー発色数が 8 ビットに制限されます。この問題は、画面解像度が 1600 x 1200 ピクセルよりも高い場合に発生します。

原因: Windows Server 2003 ターミナルサービスセッションに関する既知の問題です。

解決策:カラー発色数を 16 ビットに増やす方法の詳細については、 Microsoft Hotfix 942610を参照してください。


version 4.41 で修正されたバグ

次の表に、4.41 リリースで修正された重要なバグの一覧を示します。


参照 説明
6489154 アプリケーションがシームレスウィンドウモードで実行されているときに、ウィンドウフォーカスの問題が発生する。
6498460 画面のサイズ変更後にテキストが正しく表示されない。文字が重なり合ったり、間隔が空きすぎたりする。
6506571 Solaris 上での SGD 拡張モジュールのアップグレード時に、client.prf ファイルのマージが失敗する。
6508202 日本語で em-size/normal-width が変更される。
6524429 Windows XP Home クライアントが、Windows 2000 のクライアントアクセスライセンス (CAL) ではなく、組み込みライセンスを取得する。
6531922 リモートアプリケーションの「閉じる」ボタンをクリックしたあと、シームレスウィンドウが起動しない。
6532001 Active Directory: PKI のパスワードが期限切れになっても、新しいパスワードの入力が要求されない。
6536434 SGD では韓国語キーボードが正しく動作しない。
6557536 SGD アプリケーションウィンドウの起動後の初期フォーカスが、誤解を招く位置にある。
6557568 入力フォーカスが失われることによる、予期しないフォーカス変更。
6568484 シームレスウィンドウを使用しているアプリケーションの名前が日本語で表示されないが、全画面を使用すると名前が正しく表示される。
6570049 ユーザーの DN に「/」が含まれていると、空の Webtop が表示される。
6572217 Administration Console で Webtop のヒント属性が見つからない。
6589194 CPU 負荷ベースの負荷分散アルゴリズムが、偏った結果を生成する。
6591022 Num Lock および Caps Lock 状態の問題に対する SGD 4.31.905 パッチで、Num Lock の状態が不安定になる。
6591516 ページの切り替えが Internet Explorer で動作しない。
6592699 ギリシャ語キーボード使用時に、アクセント文字、トノス、およびディアリティカが正しく機能しない。
6594537 ファイアウォール越えモードの、改善されたユーザー体験と警告メッセージ。
6600335 韓国語 USB キーボードが搭載された WinXP クライアント上で Windows ターミナルサービスアプリケーションを実行していると、「Hangul」キーと「Hanja」キーが機能しなくなる。
6609001 停止しているセカンダリサーバーを Administration Console を使って切り離すことができない。
6612935 SGD Client の GNOME パネルに空のログアウトメニュー項目が表示される。
6615864 「割り当ての追加」ページの、セキュリティー保護されたコンテンツとされていないコンテンツ。
6615864 HTTPS 経由で Administration Console にアクセスすると、Internet Explorer に警告メッセージが表示される。
6616296 X ベースの 5250 または 3270 アプリケーションからローカルの Windows Notepad へのコピー&ペーストが機能しない。
6617987 逆コンマを含むユーザーオブジェクトを作成する際に、動作がおかしくなる。
6618516 ファイル記述子の制限に達すると、ttaauxserv が致命的エラーを報告して終了する。
6620254 ポルトガル語キーボードの Num Lock とアキュートアクセント文字が、予期したとおりに機能しない。
6620268 旧 Webtop 属性がまだ使用可能になっている。
6621456 プロファイル内の「セッション開始時にプロキシ設定を確立する」の有効化が機能しない。
6621911 Sun Raytrademark 上で、es_MX ISO8859-1 に含まれるアクセント記号付きの文字が正しくエミュレートされない。
6623775 Active Directory サーバーからのクライアント証明書を使用しないで Active Directory クエリーをセキュリティー保護する必要がある。
6624044 server/webtop/* ロギングフィルタが正しくない。
6624122 Trusted Extensions 環境で非 root ユーザーとして動作する Windows アプリケーションで、コピー&ペーストが機能しない。
6624795 シームレスウィンドウ使用時の、最小化された Internet Explorer 上のタイトルが正しくない。
6625786 Windows デスクトップ経由で特定の URL にアクセスすると、セッションが切断される。
6629782 あいまいなログインダイアログと SecurID ダイアログがローカライズされていない。
6630832 Solaris OS 8 で PDF 印刷が失敗する。
6632864 アップグレード時の 4.40 データストア再編成でエラーが発生する。
6633342 SWIFT アプリケーションでマップされたドライブにアクセスすると、アクセス拒否エラーが発生する。
6633363 Mac OS X 10.5.1 で、第 3 層の認証ダイアログがキーボード入力を受け付けない。
6633389 アプリケーショングループの循環リンクが正しくアップグレードされない。
6634373 Active Directory のエラーをより簡潔にロギングする。
6634689 4.40 データストア再編成での dc ツリーの処理方法が、あまり適切ではない。
6635919 ttatcc コマンドで -no-browser オプションが必要である。
6636787 SOAP のセキュリティー保護に関するドキュメントが不明瞭である。
6638874 パケットの部分的な受信によって SGD Client がクラッシュする。
6639470 「セキュリティー警告」アラート通知が有効になっていると、新しいオブジェクトを作成できない。
6639655 X サーバーのセキュリティー上の脆弱性。
6640141 「割り当て済みのユーザープロファイル」タブ上での、アプリケーション組織内のある OU に対する LDAP 検索によって発生する例外。
6641356 拡張可能な LDAP 検索フィルタが正しく検証されない。
6641475 デフォルトで、LDAP ユーザー属性 isMemberOfreverseAttributes リスト内に存在しているべきである。
6641538 cache --flush krb5config に関するドキュメントに、その影響範囲に関する情報を含めるべきである。
6643772 My Desktop セッションを再開できない。
6646817 printertypes.txt ファイルを更新する必要がある。
6649163 Windows セッションが Sun Ray クライアントによって取得されると、SGD が「ホワイト画面」を残す。
6650200 「安全でない可能性のある接続」警告ダイアログが、セキュリティー保護されていない環境内のユーザーに繰り返し表示される。
6650334 OU 上の LDAP プロファイルによる、グループに基づく ENS 内での LDAP の「ミラーリング」に問題がある。
6651582 -証明書要求時に出力に n オプションが表示される。
6653001 Trusted Extensions Sun Ray クライアントでペーストアクションを取り消すと、SGD Client がクラッシュする。
6653019 Windows セッションを中断すると、ttatsc が CPU リソースを 100% 消費する。
6653024 2 回目の変更時には、プロファイル内の認証トークン情報が更新されない。
6654565 JDK の変更により、keytool コマンドが変更された。
6655852 Ubuntu で Extra Visual Effects が有効になっていると、SGD Client が失敗する。
6658738 アプリケーションセッションの負荷分散が、ファイアウォールに適したものでない。
6659812 「証明書の詳細の表示」メッセージボックス内で、エスケープキーとウィンドウの「閉じる」ボタンが機能しない。
6661505 Active Directory の Global Catalog とドメインコントローラのホスト名のソートが正しくありません。
6661507 「Failed to Find Site Objects」という Active Directory エラーをダウングレードすべきである。
6663148 SGD サーバーの安定性の問題。
6663754 2 つ目の Webtop エントリ My Desktop2 が存在していると、My Desktop 機能が失敗する。
6664301 古いプライマリサーバーが使用可能になると、新しいプライマリサーバーが予想外に切り離される。
6667259 SGD Client はデフォルトで、印刷時に一時停止される。
6668963 アレイ内セキュア通信の設定が異なっている 2 つのサーバーをアレイに追加する際の問題。
6670774 アレイ内セキュア通信が有効になっているサーバーのアレイへの追加が、特定のシナリオで失敗する。
6670843 アレイの make_primary オプションが Administration Console で動作しない。
6671528 Internet Explorer 6 を使用している Windows クライアントで、Java の不在が検出されない。
6673906 アレイのリマスター後に、ライセンスの複製に関する問題が発生する。
6678939 Windows セッションでネットワークプリンタが表示されない。
6679810 CommandExecutionFailed または Error 7 のドキュメントで、アプリケーションサーバーの /tmp フォルダのアクセス権についてもふれるべきである。
6679845 Windows ターミナルサービスセッションで Sun Ray DTU ID が必要。
6680413 Solaris パッチ 119060-38 で、ttatsc のコアダンプが実行される。
6682124 tarantella cache --flush による LDAP 設定キャッシュのフラッシュが機能しない。
6685521 4.31 からのアップグレード後に、SGD Webtop へのログインが失敗する。
6686727 Administration Console: 「新規オブジェクト」ポップアップにスクロールバーを付ける必要がある。
6689236 My Desktop 機能で負荷分散 JSP を使用する方法。
6689502 Administration Console でのアプリケーションコマンド行引数の入力。
6690301 SGD Webtop から OpenOffice を使用すると、SGD Client がクラッシュする。
6692376 SGD Client が CPU を 100% 消費し、OS X Leopard をクライアントデバイスとして実行する Windows アプリケーションの承認に失敗する。
6692620 デフォルトの Kerberos 資格を使用していると、Active Directory 検出タイムアウトへの割り込みを行えない。
6693487 Office 2007 を使って CDM ドライブへの書き込みを行えない。
6693489 フランス語のロケールで、無効なセッション Cookie による JSP エラーが発生する。
6693496 ログイン直後の「情報」->「詳細な診断」の表示が失敗する。
6693498 Solaris 10u4 で、SGD Client Motif ダイアログに大きなアイコンが表示される。
6693505 Solaris 10u4 デスクトップ上で、Microsoft Word 2007 の最大化が正しく行われない。
6693508 Solaris 10u4 デスクトップ上のドイツ語ロケールで、Microsoft Word 2007 が起動を要求する。
6693516 Solaris 10u4 上の GIMP で、ウィンドウを閉じる操作が正しく処理されない。
6693972 廃止された JRE 1.3 を使って接続を行うと、Internet Explorer ブラウザがハングアップする。
6694481 ou= にマルチバイト文字が含まれる場合に LDAP 検索を制限すると、Active Directory への LDAP 認証によるユーザー認証が失敗する。
6695371 2 つのプロトコルエンジン間でコピー&ペーストを行うと、ttaxpe がクラッシュする。
6695876 ログ内の負荷分散のエラーメッセージが、誤解を招く表現になっている。
6697034 ローカライズされた文字入力で、「作成」ボタンがアクティブでないままになっている。
6698552 特定のシナリオで X アプリケーションの起動が失敗し、「未知のターミナル」エラーが発生する。
6698730 SGD アプリケーションのショートカットが有効でなくなっても、ユーザーに対して何のエラーも表示されない。
6699329 tarantella security fingerprint コマンドが、間違ったフィンガプリントを表示する。
6699873 Windows セッションで、トルコ語キーボードの特定のキーが動作しない。
6700449 Windows アプリケーションのプロトコル引数 (-dir) が、cmd.exe で機能しない。
6701438 2X ロードバランサが SGD で機能しない。
6702069 シームレス表示方式が、Windows 2008 上のアプリケーションで正しく機能しない。
6702822 Solaris Trusted Extensions: キオスクモード領域は、Trusted Extensions ストライプ領域の下に表示されるべきである。
6703066 Solaris Trusted Extensions: 増分選択をコピー&ペーストすると、XSelectInput 呼び出し内で Xerror が発生する。
6704749 印刷ジョブのサイズが、Webtop とコマンド行で一致しない。
6704925 portuguesebrazilian_abnt2 キーボードの問題。
6705544 CN に括弧が含まれているユーザーのターミナルサービス CAL が、SGD によって再利用されない。
6707001 フランス語の翻訳でアポストロフィーが抜けている。
6709037 シームレスウィンドウのセッションでツールヒントの上にマウスを置くと、SGD Client がクラッシュする。
6710067 Unicode から keysym へのテーブルが、EuroSign の Unicode を EuroSign の keysym にマップする。
6710510 他のアレイメンバーが停止していると、Solaris アレイ操作の応答に長い時間がかかる。
6710580 印刷ステータス: opt.jsp で NULL ポインタ例外が発生する可能性がある。
6710927 Sun Ray クライアントのスタートメニューに、ログインメニュー項目の一部が表示されない。
6712258 ローカライズ版で、InvalidSessionCookie エラー文字列の情報が欠落している。
6712649 統合クライアントログインが、StringIndexOutOfBounds 例外で失敗する。
6712721 すべての言語で、ローカライズされた認証エラーメッセージ内に文字化けした文字が表示される。
6712851 中国語の入力。モード切り替えキーから Henkan_mode keysym が生成されるべきである。
6714996 Active Directory 認証により、次の Global Catalog へのフェイルオーバーが実行されない。


version 4.40 で修正されたバグ

次の表に、4.40.917 リリースで修正された追加バグの一覧を示します。


参照 説明
6499184 Windows 2003 Session Directory のサポートが必要。
6613733 SPARC プラットフォームの Solaris OS で、SGD 印刷時にコアダンプが発生する。
6624122 Solaris 10 OS Trusted Extensions 上の SGD で、Windows アプリケーションのコピー&ペーストに関する問題が発生する。
6632816 Mac OS X クライアントプラットフォームの問題
6632864,

6633389,

6646187

SGD version 4.40.907 へのアップグレード後にデータストアの問題が発生する。
6638874 ネットワークパケットの断片化により、SGD Client が予想外に終了する。
6639655 SGD X サーバーのセキュリティーの脆弱性。
6641522 数字で始まるアプリケーションサーバー DNS 名を指定すると、Administration Console エラーが発生する。
6642603 SGD 拡張モジュールのアップグレードが失敗する。
6644678,

6645784

標準以外のインストールディレクトリを使用すると、アップグレードの問題が発生する。

次の表に、4.40.907 リリースで修正された重要なバグの一覧を示します。


参照 説明
2144612 Active Directory 認証により、次のグローバルカタログサーバーへのフェイルオーバーが実行されない。
2147536 不正なパスワードを入力すると、ttaxpe コマンドが終了しない。
2148699 複数の外部 DNS 名があると CDM が失敗する。
2148700 X アプリケーションで特定のウィンドウが開かれると、SGD Client が異常終了する。
2148811 ターミナルサービスのプリンタ設定が、Zebra バーコードプリンタには永続的に設定されない。
2149630 SSGD 4.30.915 では韓国語キーボードが正しく動作しない。
2150849 シリアル COM ポートのリダイレクトに関する断続的な問題。
2151274 フランス語ロケールのウィンドウでアクセント記号付きの文字が正しく表示されない。
6469935 SGD Client は、ホスト名を証明書の subjectAltName 拡張内の DNS 項目と照合させることができるべき。
6478585 Java 仮想マシンの SSL キーおよび証明書ストアがアップグレード時に破棄される。
6520742 プライマリ SGD サーバーで tarantella security peerca --show コマンドが失敗する。
6525004 SGD Client におけるクライアントデバイスのアクセスロギングの拡張。
6527507 Web サービスの障害に関するエラー報告の改善。
6532425 tta_tem が標準以外のディレクトリにインストールされている場合、UNIX CDM が失敗する。
6532764 複数の LDAP サーバーが設定されている場合、LDAP フェイルオーバーがシームレスにならない。
6537643 ダイアログの表示中にアプリケーションが終了すると SGD Client がクラッシュする。
6541478 Sun Ray Client でローカルオーディオの再生中に、SGD からオーディオを再生すると SGD セッションがハングアップする。
6541914 状況によっては Windows Vista で CDM が動作しない。
6542533 MacOS X 10.4.9 の Safari で、起動したアプリケーションが Webtop に表示されない。
6544350 アレイで Webtop の印刷コントロールが不安定になる。
6546840 SUSE Linux Enterprise Server 9 で統合モードが有効にならない。
6547337 ttatcc コマンドの -preferredlanguage オプションを使用すると、ページが適切なロケールで開かない。
6550172 負荷分散グループでオフライン状態のサーバーを選択した場合、起動に失敗する。
6552038 ttaxpe デバッグロギングの改善。
6553252 SGD Client がセグメント例外を発生して終了し、Electric Fence アプリケーションによって終了される。
6558691 プライマリが停止した場合やアレイが分離された場合にセカンダリのライセンスが削除される。
6561306 ssh 引数を更新する前に ssh バージョンを確認する必要がある。
6563481 execpe ログファイルのエラーメッセージの改善。
6571826 3270 オブジェクトと 5250 オブジェクトを作成するためのコマンド行が、すべての引数を正しく受け取らない。
6574469

6574471

Solaris プラットフォームと Linux プラットフォームで、Java Platform, Standard Edition を 1.6.0_01 以降 (サードパーティー) に更新する必要がある。
6583316 SGD クライアントの CDM をクライアントごとに無効にすることはできない。
6583333 sshhelper が setuid の場合は ssh の起動が失敗し、SGD ユーザーにホームディレクトリが割り当てられない。
6597576 Linux プラットフォームの SGD 拡張モジュールは、デフォルト以外のパスにはインストールされない。
6598686 複数のロケールでアプリケーションタイトルが正しく表示されない。
6601084 統合モードでは、「Start In」ボックスで指定されたフォルダは無効である。


version 4.31 で修正されたバグ

次の表に、4.31 リリースで修正された重要なバグの一覧を示します。


参照 説明
2140625 UNIX プラットフォーム上のクライアントのタイムゾーン リダイレクトが修正された。
2145026 ライセンス情報をすべてのセカンダリにコピーするには再起動する必要がある。
2145602 X アプリケーションの起動が遅かったりタイムアウトになったりする。procs.exp スクリプトの入力方式の処理に問題がある可能性がある。
2145932 SGD セッションに戻るときに Windows キーの機能が抑制される。
2146043 クライアントドライブマッピングを使用しているときに、大きなファイルを上書きできない。
2146285 Tomcat に障害が発生し、Webtop にアイコンが表示されない。
6440254 プロキシサーバー認証ダイアログにレルム情報が表示されない。
6443192 Solaris OS で pkgadd コマンドを使ってアップグレードすると、数百のファイルが競合していることが報告される。
6443840 SGD Client がプロキシサーバー設定 (PAC) ファイルからのプロキシフェイルオーバーを認識しない。
6474180 SGD Web サーバーの HARD_SERVER_LIMIT が 1024 に増えている。
6480225 統合モードのときに、 アプリケーションが UNIX クライアントプラットフォームの再開に失敗する。
6494450 クライアントドライブマッピングが 2G バイトを超えるファイルに対応できない。
6499639 UNIX および Linux プラットフォーム上でクライアントドライブマッピングを使用しているときに、再帰的なディレクトリ要求を行うと、セグメント例外が発生する。
6503627 xfrbelgian.txt キーボードマップファイルに間違いがある。
6518152 Microsoft Windows Vista クライアントデバイスで統合モードを使用するときに、「スタート」メニューが更新されない。
6518638 tarantella print cancel コマンドを実行すると、選択した印刷ジョブだけでなくすべての印刷ジョブが削除される。
6525384 XRDP で SGD を使用できない。
6528037 ホストを含むグループが Webtop に誤って配備されると、Webtop に「ページが見つかりません」というメッセージが表示される。
6506222 アプリケーションを起動するときに、ユーザーの .Xdefaults ファイルが使用されない。


Version 4.41 でのドキュメントの問題

ここでは、4.41 リリースのドキュメントに関する既知の問題の一覧を示します。

「アレイ内のセキュリティー保護された通信用の暗号化方式群の選択」節の修正

Sun Secure Global Desktop 4.41 管理者ガイド』の 58 ページの「アレイ内のセキュリティー保護された通信用の暗号化方式群の選択」節で、次の文が間違っています。

「デフォルトでは、SGD は RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA 暗号化方式群を使用します。」

この文は次のように訂正されます。

「デフォルトでは、SGD は TLS_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA 暗号化方式群を使用します。」


1 (Table Footnote) 日本語のみ