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ユーザーがログインしようとするとユーザー名にあいまい性があることを示すダイアログが表示される場合

ユーザー名にあいまい性があることを示すダイアログが表示されるのは、人物オブジェクトの属性を共有していて、同じパスワードを使用しているユーザーに限られます。

たとえば、John Smith という名前を持つユーザー (cn=John Smith) が 2 人いて、同じパスワードを選択しているとします。これらのユーザーの電子メールアドレスとユーザー名は異なっています。これらのユーザーが John Smith の名前を使用してログインすると、ユーザー名にあいまい性があることを示すダイアログが表示され、電子メールアドレスまたはユーザー名のどちらかを入力するよう要求されます。このダイアログが表示されるのは、提供された資格情報が複数のユーザーに一致するためです。電子メールアドレスまたはユーザー名を使用してログインした場合は、ログインが許可されます。

ユーザー名にあいまい性があることを示すダイアログが表示されるのは、ローカルリポジトリ内のユーザー ID を検索する LDAP 認証または UNIX システム認証を使用している場合だけです。

この問題を解決するには、ユーザーのパスワードが一意になるようにしてください。あるいは、一意の属性を持つようにユーザープロファイルを設定します。SGD は、名前 (--name)、ログイン名 (--user)、および電子メールアドレス (--email) を使用してユーザーを識別し、ユーザーのあいまい性を排除しています。

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