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3 層アーキテクチャーの概要

このトピックの内容
  • SGD の 3 層アーキテクチャーモデルを理解します。

次の図のように、SGD は 3 層アーキテクチャーモデルを使って構築されています。

3 層アーキテクチャーの図: アプリケーションサーバー (右)、SGD サーバー (中央)、クライアントデバイス (左)

同一ホスト上に複数の層を常駐させることができます。たとえば、1 台の UNIX プラットフォームのホストで、SGD サーバーおよびアプリケーションサーバーを稼働できます。ただし、層は論理的に独立させておく必要があります。

第 1 層:クライアントデバイス

クライアントデバイスは 1 台のハードウェアであり、Web ブラウザと Sun Secure Global Desktop Client (SGD Client) を使って SGD と通信できます。

Web ブラウザは、第 2 層の SGD Web Serverと通信し、ユーザーに対して Webtop を表示します。

SGD Client は、第 2 層の SGD サーバーと通信し、ユーザーが実行するアプリケーションを表示します。

Adaptive Internet Protocol (AIP) は、第 1 層と第 2 層の間でネットワークを最適に利用できるようにします。

第 2 層:SGD サーバー

第 2 層は、1 台の SGD サーバーで構成されているか、アレイを形成するよう設定された複数の SGD サーバーで構成されています。

SGD サーバーは次の処理を行います。

第 3 層:アプリケーションサーバー

アプリケーションサーバーは、ユーザーのアプリケーションを実行します。

ユーザーが Webtop 上のリンクをクリックすると、SGD は該当するアプリケーションサーバー上でアプリケーションを起動します。アプリケーションからの出力は、SGD サーバーによって、アプリケーションサーバーからクライアントデバイスに転送されます。

アプリケーションに関して SGD を設定する場合、アプリケーションを実行できるすべてのアプリケーションサーバーに関する情報を入力します。SGD はアプリケーションサーバー間で負荷を分散します。

まとめ

次に、SGD の 3 層アーキテクチャーについてまとめます。

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