Secure Global Desktop 4.40 管理者ガイド
> はじめに
> ユーザーの問題を解決するためのシャドウイングの使用
アプリケーションで発生した問題について、ユーザーから解決を依頼されることがあります。
SGD Administration Consoleを使用してユーザーのセッションを検出し、シャドウイングしてみてください。シャドウイングを利用すると、ユーザーと Secure Global Desktop 管理者 がそのアプリケーションを同時に表示して使用できるようになります。
Graham Green は今日、自宅で作業を行なっていて、SGD から Sun StarSuite Impress を使用してマーケティングのプレゼンテーションを作成しています。プレゼンテーションテンプレートに関する問題について、Graham から支援を依頼されています。この問題を解決するには、Graham のアプリケーションセッションをシャドウイングする必要があります。
Secure Global Desktop 管理者 としてログインして、SGD Administration Consoleを実行します。シャドウイングするセッションについては、実行しているユーザー (Graham Green) および関係するアプリケーション (StarSuite Impress) の 2 点がわかっています。 これらのいずれかを使用して、セッションを見つけることができます。この例では、人物を使用します。 SGD Administration Console では、ユーザーが実行しているアプリケーションセッションは、ユーザープロファイルオブジェクトの「アプリケーションセッション」タブに表示されます。
「アプリケーションセッション」タブには、Graham が実行中のすべてのアプリケーションが表示されます。
管理者の画面に新しいウィンドウが開き、Graham が実行している StarSuite Impress アプリケーションが表示されます。
管理者と Graham の双方が、マウスポインタを操作したりアプリケーションを使用したりできます。
Graham の画面に、セッションを現在シャドウイングしているユーザーがほかにいないことを示すダイアログボックスが表示されます。
tarantella emulatorsession shadow
コマンドを使用して、コマンド行からユーザーのセッションをシャドウイングすることもできます。Copyright © 1997-2007 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved.