Secure Global Desktop 4.40 管理者ガイド
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VT420、Wyse 60、または SCO コンソールの文字型アプリケーションをユーザーに提供する場合は、文字型アプリケーションオブジェクトを使用します。
このページで説明する内容は次のとおりです。
SGD Administration Consoleでは、文字型アプリケーションオブジェクトの設定が次のタブに分けられています。
次の表に、文字型アプリケーションオブジェクトを設定するためにもっとも一般的に使用される設定と、その使用方法を示します。
タブ | 属性 | 説明 |
---|---|---|
一般 | 名前 | ユーザーに表示される名前。 |
一般 | アイコン | ユーザーに表示されるアイコン。 |
起動 | アプリケーションコマンド | ユーザーがリンクをクリックしたときに起動されるアプリケーションへのフルパス。
アプリケーションのインストール先は、すべてのアプリケーションサーバー上で同じ場所でなければいけません。 VMS 文字型アプリケーションを設定する方法も参照してください。 |
起動 | コマンドの引数 | アプリケーションの起動時に使用するすべてのコマンド行引数。 |
起動 | 接続方法 | SGD がアプリケーションサーバーへの接続に使用するメカニズム。 |
起動 | セッション数 | ユーザーが実行できるアプリケーションのインスタンスの数。デフォルト値は 3 です。 |
起動 | アプリケーションの再開機能 | アプリケーションを再開可能にする期間を指定します。次のオプションが使用できます。
|
起動 | ウィンドウを閉じるアクション | ユーザーがウィンドウマネージャーの装飾を使用してメインアプリケーションウィンドウを閉じた場合の処理。この属性を適用できるのは、独立ウィンドウを使用するアプリケーションに限られます。 |
プレゼンテーション | ウィンドウタイプ | アプリケーションをユーザーに表示する方法。
「独立ウィンドウ」が選択されている場合は、「ウィンドウのサイズ」の「高さ」と「幅」を指定するか、または「クライアントの最大サイズ」チェックボックスを選択する必要があります。 端末ウィンドウに表示するカラム数と行数を指定します。 |
プレゼンテーション | エミュレーションタイプ | エミュレートする文字型アプリケーションのタイプ。SGD は、VT420、Wyse 60、または SCO コンソールの文字型アプリケーションをサポートしています。 |
プレゼンテーション | 端末タイプ | アプリケーションの端末タイプ。デフォルトの端末タイプを受け入れるか、または「カスタム」フィールドにユーザー独自のタイプを入力します。 |
パフォーマンス | アプリケーションの負荷分散 | SGD がアプリケーションの実行にもっとも適したアプリケーションサーバーを選択する方法を指定します。
詳細は、「アプリケーションの負荷分散」を参照してください。 |
ホストしているアプリケーションサーバー | 編集可能な割り当て | 「編集可能な割り当て」テーブルを使用して、アプリケーションを実行できるアプリケーションサーバーまたはアプリケーションサーバーのグループを選択します。
アプリケーションのインストール先は、すべてのアプリケーションサーバー上で同じ場所でなければいけません。 |
割り当て済みのユーザープロファイル | 編集可能な割り当て | 「編集可能な割り当て」テーブルを使用して、アプリケーションを表示できるユーザーを選択します。ディレクトリオブジェクトまたはディレクトリ (軽量) オブジェクトを選択すると、多数のユーザーに一度にアプリケーションを提供できます。また、LDAP ディレクトリを使用してアプリケーションを割り当てることもできます。 |
この設定に加えて、次の設定を行うこともできます。
ユーロ文字を使用および表示するには、端末セッションが 8 ビット文字を表示できるように設定されている必要があります。これを設定するには、stty -istrip
コマンドを入力します。また、クライアントデバイスも、ユーロ文字を入力できるように設定されている必要があります。
コマンド行では、tarantella object new_charapp
コマンドを使用して X アプリケーションオブジェクトを作成します。また、tarantella object script
コマンドを使用して、複数の文字型アプリケーションオブジェクトを一括で作成することもできます。
文字型アプリケーションオブジェクトは、o=applications
組織階層内でのみ作成できます。
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