第 2 章 |
Secure Global Desktop サーバーとは、SGD ソフトウェアを実行するマシンを指します。1 台以上のほかのサーバーを追加すると、アレイを作成できます。アレイでは、サーバー間で負荷を分散させることにより、信頼性を高めることができます。アレイには、設定データの複製を行う 1 台の「プライマリサーバー」があります。アレイ内のほかのサーバーは、「セカンダリサーバー」と呼ばれます。
「Secure Global Desktop サーバー設定」タブを使用して、SGD サーバーアレイを設定したり、特定の SGD サーバーを設定したりします。
「Secure Global Desktop サーバー」タブには、各サーバーがホストしているユーザーセッションやアプリケーションセッションの数を含む、アレイ内の各 SGD サーバーの現在のステータスの概要が表示されます。
SGD サーバーの情報は、「Secure Global Desktop サーバーのリスト」テーブルに表示されます。
「Secure Global Desktop サーバーのリスト」テーブル内のサーバーの名前をクリックすると、一連のタブが表示されます。これらのタブは、サーバーの設定を表示したり変更したりするために使用されます。
このテーブルの最上部に、アレイ内の SGD サーバーの数が括弧で囲まれて表示されます。
「サーバーの追加」ボタンは、アレイに SGD サーバーを追加します。この SGD サーバーは、セカンダリサーバーとして追加されます。
このテーブルでセカンダリサーバーを選択し、「プライマリ化」ボタンをクリックすると、選択したサーバーが SGD アレイ内のプライマリサーバーになります。
「サーバーの削除」ボタンは、選択された SGD サーバーをアレイから削除します。選択された SGD サーバーは、セカンダリサーバーである必要があります。
「再読み込み」ボタンをクリックすると、「Secure Global Desktop サーバーのリスト」テーブルが更新されます。
「Secure Global Desktop サーバーのリスト」テーブルには、アレイ内の各 SGD サーバーに関する次の情報が含まれています。
「接続を受けいれる」。サーバーが標準接続、セキュア接続、または両方のタイプの接続を受け入れるかどうかを示します。セキュア接続では、SSL (Secure Sockets Layer) を使用してデータを暗号化します。標準接続では、データは暗号化されません。
「ユーザーセッション」。このサーバー上のユーザーセッションの現在の数。標準接続およびセキュア接続を使用しているユーザーセッションの数が表示されます。
「アプリケーションセッション」。このサーバー上のアプリケーションセッション (現在中断しているものも含める) の現在の数。グラフィカルアプリケーションセッションおよび端末ベースのアプリケーションセッションの数が表示されます。
コマンド行で tarantella array コマンドを使用して、SGD アレイにサーバーを追加したり、SGD アレイからサーバーを削除したり、セカンダリサーバーをプライマリサーバーにしたり、SGD アレイに関する情報を表示したりします。tarantella array コマンドを参照してください。
「一般」タブに表示される属性は、特定の SGD サーバー用の一般的な設定です。
これらの設定の一覧を表示するには、コマンド行で tarantella config list コマンドを使用します。これらの設定を編集するには、tarantella config edit コマンドを使用します。
使用法:フィールドにこのサーバーの外部 DNS 名を入力します。それぞれの名前定義のあとで、リターンキーを押します。
この設定を使用すると、クライアントの IP アドレスに応じて、複数の異なる名前を使用できます。
ファイアウォールの内側と外側など、このサーバーがネットワーク上で複数の異なる名前を使って認識されている場合にだけ、この設定を変更してください。
IP-pattern:DNS name
IP-pattern は、クライアント IP アドレスに合致する正規表現 (サブネットマスク) です。たとえば、「192.168.10.*」または「192.168.10.0/24」のように指定します。
このサーバーの名前が 1 つだけの場合は、すべてのクライアントに一致する行を 1 行だけ使用します。たとえば、「*:www.indigo-insurance.com」のように指定します。
名前の順番は重要です。最初に一致する IP パターンの DNS 名が使用されます。
Array Manager: 「General Properties (Server-Specific)」⇒「DNS Name」
コマンドオプション: --server-dns-external IP-pattern:dns-name
使用法: ここで、IP-pattern はクライアント IP アドレスの正規表現です。dns-name は、サーバーの外部 DNS 名です。複数の DNS 名を区切るにはコンマを使用します。
次の例では、IP アドレスが 192.168.10.* の範囲にあるクライアントでは boston.indigo-insurance.com の DNS 名が使用されます。ほかのクライアントはすべて www.indigo-insurance.com の DNS 名を使用します。
--server-dns-external "192.168.10.*:boston.indigo-insurance.com, \ *:www.indigo-insurance.com"
この SGD サーバーへのログインをユーザーに許可するかどうかを設定します。
SGD サーバーを「運用停止」するには、チェックボックスを選択解除します。ユーザーはログインできなくなり、新しいアプリケーションセッションを開始できなくなります。このサーバーに現在ログインしているユーザー、またはこのサーバー上で実行中のアプリケーションセッションを使用しているユーザーに影響はありません。ユーザーはアレイ内の別の SGD サーバーにログインし、このサーバー上で実行中のアプリケーションセッションを再開できます。
ユーザーは「リダイレクト URL」属性で定義した Web ページにリダイレクトされます。一般に、管理者はリダイレクト先としてアレイ内の別の SGD サーバーを設定します。
Array Manager: 「General Properties (Server-Specific)」⇒「Secure Global Desktop Login」
「セキュリティー」タブに表示される属性は、アレイ内の特定の SGD サーバー用のセキュリティー設定です。
これらの設定の一覧を表示するには、コマンド行で tarantella config list コマンドを使用します。これらの設定を編集するには、tarantella config edit コマンドを使用します。
使用法: ユーザーが使用できるようにする各接続タイプのチェックボックスを選択します。
外部 SSL アクセラレータのサポートを有効にするためのチェックボックスを選択します。
このチェックボックスを選択すると、SGD SSL デーモンはプレーンテキストトラフィックを受け入れて、暗号解除済みの SSL トラフィックとして SGD サーバーに渡すことができます。
Array Manager: 「Security Properties (Server-Specific)」⇒「SSL Accelerator Support」
「パフォーマンス」タブに表示される属性を使用して、SGD サーバーを調整します。
これらの設定の一覧を表示するには、コマンド行で tarantella config list コマンドを使用します。これらの設定を編集するには、tarantella config edit コマンドを使用します。
大まかな目安として、CPU (Central Processing Unit) の数を 4 倍した値を設定します。
Array Manager: 「Tuning Properties (Server-Specific)」⇒「Processing Limits」⇒「Maximum Simultaneous Requests」
同時ユーザーセッション (SGD クライアントと SGD サーバーの間の接続) の最大数。
Array Manager: 「Tuning Properties (Server-Specific)」⇒「Processing Limits」⇒「Maximum Simultaneous Webtop Connections」
この値は、すべての SGD サーバーコンポーネントに影響を与えます。
この属性に対する変更は、サーバーを再起動した時点で反映されます。
Array Manager: 「Tuning Properties (Server-Specific)」⇒「File Descriptors」
これらの属性は、SGD サーバーの Java Platform,
Standard Edition Runtime Environment (JRE) に割り当てるメモリーのサイズと拡張率を制御します。次の属性を使用できます。
SGD サーバーの Java Virtual Machine (JVM) に初期状態で割り当てるメモリーの容量 (MB)。この値は、ホスト上のランダムアクセスメモリー (RAM) の容量未満に設定します。
この属性に対する変更は、サーバーまたは JVM を再起動した時点で反映されます。
Array Manager: 「Tuning Properties (Server-Specific)」⇒「Server JVM Size」
コマンドオプション:--tuning-jvm-initial MB
使用法:ここで、MB は、JVM への初期メモリー割り当て (M バイト) です。
コマンドオプション:--tuning-jvm-scale percent
使用法:ここで、percentage は動的な拡張係数 (%) です。
使用法:ここで、MB は、JVM への最大メモリー割り当て (M バイト) です。
次の例は、JVM の初期サイズを 58M バイトに設定します。JVM メモリーの容量は、必要に応じて 150% まで拡張できます。JVM の最大サイズは、512M バイトに設定されます。
--tuning-jvm-initial 58 --tuning-jvm-scale 150 --tuning-jvm-max 512
アレイで使用可能にした場合、毎日リソースの同期を開始する時刻。
24 時間形式で時刻を指定します。たとえば、午後 4 時には 16:00 を使用します。
Array Manager: 「Tuning Properties (Server-Specific)」⇒「Resource Synchronization」
使用法:フィールドにこの SGD サーバーの負荷分散グループを入力します。
この属性は、アレイ内の SGD サーバーの負荷分散グループを識別する文字列です。この情報は、アプリケーションの負荷分散に使用できます。
この設定は、帯域幅の使用状況を最適化するために使用されます。可能な場合は、アプリケーションサーバーと同じ負荷分散グループから SGD サーバーが選択されます。
アレイが広域ネットワーク (WAN) に拡がっているか、低速リンクを含んでいる場合で、負荷分散を使用している場合を除いて、この属性を空のままにしておきます。
複数の文字列を設定することができますが、アプリケーションの起動に時間がかかります。
使用する場合は、アレイ内のすべての SGD サーバーで、組織階層内のすべてのアプリケーションサーバーオブジェクトに対してこの属性を設定します。
Array Manager: 「General Properties (Server-Specific)」⇒「Location」
「プロトコルエンジン」タブには、SGD サーバーで実行されているプロトコルエンジンの設定を変更できるいくつかのタブが含まれています。
プロトコルエンジンは、SGD サーバー上で実行される SGD ソフトウェアコンポーネントです。プロトコルエンジンは、X11 や RDP などのネイティブプロトコルをエミュレートし、アプリケーションサーバーと通信します。プロトコルエンジンはまた、Adaptive Internet Protocol (AIP) を使用して、クライアントデバイスに表示データを送信します。
「文字型プロトコルエンジン」タブに表示される属性を使用して、端末エミュレータ処理を調整します。
これらの設定の一覧を表示するには、コマンド行で tarantella config list コマンドを使用します。これらの設定を編集するには、tarantella config edit コマンドを使用します。
属性に対する変更が反映されるのは、新規のプロトコルエンジンに限られます。既存のプロトコルエンジンに影響はありません。
各文字型プロトコルエンジンが処理するアプリケーションセッションの最大数。
需要を満たすために、さらに多くの文字型プロトコルエンジンが起動されます。
Array Manager: 「Character Protocol Engine Properties (Server-Specific)」⇒「Process Tuning」⇒「Maximum Sessions per Engine」
アクティブな接続がない状態で、文字型プロトコルエンジンプロセスが稼働し続ける期間 (秒)。
Array Manager: 「Character Protocol Engine Properties (Server-Specific)」⇒「Process Tuning」⇒「Exit After」
「X プロトコルエンジン」タブに表示される属性を使用して、グラフィカルエミュレータプロセスを調整します。
これらの設定の一覧を表示するには、コマンド行で tarantella config list コマンドを使用します。これらの設定を編集するには、tarantella config edit コマンドを使用します。
属性に対する変更が反映されるのは、新規のプロトコルエンジンに限られます。既存のプロトコルエンジンに影響はありません。
アプリケーションの「モニターの解像度」属性を使って、この値を変更することができます。
Array Manager: 「X Protocol Engine Properties (Server-Specific)」⇒「Monitor Resolution」
使用法:フィールドにフォントディレクトリのパス名を入力します。
X プロトコルエンジンで使うフォントを格納した SGD ホスト上のディレクトリ。
%%INSTALLDIR%% を使って、SGD のインストール先ディレクトリを表します。
フォントサーバーを記述できます。たとえば、tcp/boston:7000。
Array Manager: 「X Protocol Engine Properties (Server-Specific)」⇒「Font Path」
使用法:フィールドに RGB データベースファイルのパス名を入力します。
X プロトコルエンジンで色の名前を RGB 値に変換するのに使う RGB データベースの SGD ホスト上のフルパス名。
%%INSTALLDIR%% を使って、SGD のインストール先ディレクトリを表します。
Array Manager: 「X Protocol Engine Properties (Server-Specific)」⇒「RGB Database」
使用法:必要なキーボードマップのオプションを選択します。カスタムキーボードマップの場合は、フィールドにファイル名を入力します。
グラフィカルアプリケーションで使用するデフォルトのキーボードマップ。
ロケールに基づくキーボードマップを指定するには、次のいずれかを実行します。
使用される実際のキーボードマップは、install‐dir/etc/data/keymaps/xlocales.txt ファイルを使って決定されます。
注 - xlocales.txt ファイルで * および ? ワイルドカードを使用すれば、さまざまな入力ロケールをサポートできます。詳細については、xlocales.txt ファイルを参照してください。 |
ファイル名を入力して、常に特定のキーボードマップを使用することもできます。
各ユーザーのユーザープロファイルオブジェクトの「キーボードマップ」属性を使うと、この設定を無効にすることができます。
Array Manager: 「X Protocol Engine Properties (Server-Specific)」⇒「Keyboard Map」
使用法:フィールドに水平および垂直のディスプレイのサイズ (ピクセル数) を入力します。
このサーバーに接続するクライアントデバイス用として受け付ける水平ディスプレイ解像度の最大値と垂直ディスプレイ解像度の最大値。
これらの属性を使用して、「ウィンドウタイプ」属性の「クライアントウィンドウ管理」の値を調整します。
これらの属性は、「ウィンドウタイプ」が「クライアントウィンドウ管理」に設定されているアプリケーションにのみ適用されます。これらの属性はクリップ問題を避けるために使用します。
Array Manager: 「X Protocol Engine Properties (Server-Specific)」⇒「Client Window Management」
X アプリケーションが接続するまで X プロトコルエンジンが待機する期間 (秒)。
Array Manager: 「X Protocol Engine Properties (Server-Specific)」⇒「Session Start Timeout」
各 X プロトコルエンジンが処理するアプリケーションセッションの最大数。
需要を満たすために、さらに多くの X プロトコルエンジンが起動されます。
Array Manager: 「X Protocol Engine Properties (Server-Specific)」⇒「Process Tuning」⇒「Maximum Sessions per Engine」
アクティブな接続がない状態で、X プロトコルエンジンプロセスが稼働し続ける期間 (秒)。
Array Manager: 「X Protocol Engine Properties (Server-Specific)」⇒「Process Tuning」⇒「Exit After」
「実行プロトコルエンジン」タブに表示される属性を使用して、アプリケーション起動処理を調整します。
これらの設定の一覧を表示するには、コマンド行で tarantella config list コマンドを使用します。これらの設定を編集するには、tarantella config edit コマンドを使用します。
属性に対する変更が反映されるのは、新規のプロトコルエンジンに限られます。既存のプロトコルエンジンに影響はありません。
各実行プロトコルエンジンが処理するアプリケーションセッションの最大数。
需要を満たすために、さらに多くの実行プロトコルエンジンが起動されます。
Array Manager: 「Execution Protocol Engine Properties (Server-Specific)」⇒「Process Tuning」⇒「Maximum Sessions per Engine」
アクティブな接続がない状態で、実行プロトコルエンジンプロセスが稼働し続ける期間 (秒)。
Array Manager: 「Execution Protocol Engine Properties (Server-Specific)」⇒「Process Tuning」⇒「Exit After」
ログインスクリプトを格納する SGD ホスト上のディレクトリ。
%%INSTALLDIR%% を使って、SGD のインストール先ディレクトリを表します。
アプリケーションオブジェクトの「ログインスクリプト」属性で相対パス名 (たとえば unix.exp) を使用する場合、このディレクトリを前提にします。
この設定は、テクニカルサポートから依頼された場合にのみ変更してください。
Array Manager: 「Execution Protocol Engine Properties (Server-Specific)」⇒「Login Script Directory」
「チャネルプロトコルエンジン」タブに表示される属性を使用して、SGD チャネル処理を調整します。SGD チャネルは、クライアントに関する情報を検出するために使用されます。たとえば、クライアントドライブやオーディオデバイスを検出します。
これらの設定の一覧を表示するには、コマンド行で tarantella config list コマンドを使用します。これらの設定を編集するには、tarantella config edit コマンドを使用します。
属性に対する変更が反映されるのは、新規のプロトコルエンジンに限られます。既存のプロトコルエンジンに影響はありません。
チャネルプロトコルエンジンが、クライアント接続でデータ圧縮を使用するかどうかを指定します。
接続速度が遅い場合にチャネルプロトコルエンジンのデータ圧縮を有効にするには、「接続速度が低いとき」を選択します。
Array Manager: 「Channel Protocol Engine Properties (Server-Specific)」⇒「Compression」
使用法:フィールドに圧縮しきい値 (バイト単位) を入力します。
チャネルプロトコルエンジンが圧縮できるネットワークパケットの最小サイズ。
Array Manager: 「Channel Protocol Engine Properties (Server-Specific)」⇒「Threshold」
「印刷プロトコルエンジン」タブに表示される属性を使用して、SGD 印刷処理を調整します。
これらの設定の一覧を表示するには、コマンド行で tarantella config list コマンドを使用します。これらの設定を編集するには、tarantella config edit コマンドを使用します。
属性に対する変更が反映されるのは、新規のプロトコルエンジンに限られます。既存のプロトコルエンジンに影響はありません。
印刷プロトコルエンジンが、クライアント接続でデータ圧縮を使用するかどうかを指定します。
接続速度が遅い場合に印刷プロトコルエンジンのデータ圧縮を有効にするには、「接続速度が低いとき」を選択します。
Array Manager: 「Print Protocol Engine Properties (Server-Specific)」⇒「Compression」
使用法:フィールドに圧縮しきい値 (バイト単位) を入力します。
「オーディオプロトコルエンジン」タブに表示される属性を使用して、SGD オーディオ処理を調整します。
これらの設定の一覧を表示するには、コマンド行で tarantella config list コマンドを使用します。これらの設定を編集するには、tarantella config edit コマンドを使用します。
「スマートカードプロトコルエンジン」タブに表示される属性を使用して、SGD スマートカード処理を調整します。
これらの設定の一覧を表示するには、コマンド行で tarantella config list コマンドを使用します。これらの設定を編集するには、tarantella config edit コマンドを使用します。
「ユーザーセッション」タブを使用すると、SGD サーバーのユーザーセッションを表示したり管理したりできます。ユーザーセッションは、SGD サーバーに接続されているユーザーを表します。
ユーザーセッションの情報は、「ユーザーセッションリスト」テーブルに表示されます。
「ユーザーセッションリスト」テーブルには、SGD サーバーのユーザーセッションの詳細が表示されます。
このテーブルの最上部に、ユーザーセッションの数が括弧で囲まれて表示されます。
「ユーザーセッションリスト」テーブルには、各ユーザーセッションに関する次の情報が含まれています。
「ユーザーセッションリスト」テーブルを検索する場合は、「検索」オプションを使用します。ユーザーの識別情報やユーザープロファイルを検索するときは、検索文字列にワイルドカード「*」を使用できます。「name」という検索文字列の入力は、「*name*」の検索に相当し、検索文字列と一致するものがすべて返されます。
「ログイン時間」を検索するには、yyyy/mm/dd hh:mm:ss という書式の検索文字列を使用します。
デフォルトでは、検索によって返される結果の数は 150 個に制限されます。
ユーザーセッションに関するさらに詳細な情報を表示するには、「ユーザーセッションリスト」テーブル内のユーザーセッションのチェックボックスを選択し、「詳細の表示」ボタンをクリックします。
ユーザーセッションを終了するには、「ユーザーセッションリスト」テーブル内のユーザーセッションのチェックボックスを選択し、「終了」ボタンをクリックします。
すべてのユーザーセッションを終了するには、「現在表示されている項目を選択」アイコンをクリックしてすべてのユーザーセッションを選択し、「終了」ボタンをクリックします。
「再読み込み」ボタンをクリックすることにより、「ユーザーセッションリスト」テーブルを更新できます。
ユーザーセッションの詳細を表示したり、ユーザーセッションを終了したりするには、コマンド行で tarantella webtopsession コマンドを使用します。tarantella webtopsession コマンドを参照してください。
「アプリケーションセッション」タブを使用すると、SGD サーバーのアプリケーションセッションを表示したり管理したりできます。
アプリケーションセッションの情報は、「アプリケーションセッションリスト」テーブルに表示されます。
「アプリケーションセッションリスト」テーブルには、SGD サーバーのアプリケーションセッションの詳細が表示されます。
このテーブルの最上部に、アプリケーションセッションの数が括弧で囲まれて表示されます。
「アプリケーションセッションリスト」テーブルには、各アプリケーションセッションに関する次の情報が含まれています。
「検索」オプションを使用すると、「アプリケーションセッションリスト」テーブルを検索できます。ユーザーの識別情報、ユーザープロファイル、アプリケーションサーバー、またはアプリケーションを検索するときは、検索文字列にワイルドカード「*」を使用できます。「name」という検索文字列の入力は、「*name*」の検索に相当し、検索文字列と一致するものがすべて返されます。
「起動時刻」を検索するには、yyyy/mm/dd hh:mm:ss という書式の検索文字列を使用します。
デフォルトでは、検索によって返される結果の数は 150 個に制限されます。
アプリケーションセッションに関するさらに詳細な情報を表示するには、「アプリケーションセッションリスト」テーブル内のアプリケーションセッションのチェックボックスを選択し、「詳細の表示」ボタンをクリックします。
アプリケーションセッションを終了するには、「アプリケーションセッションリスト」テーブル内のアプリケーションセッションのチェックボックスを選択し、「終了」ボタンをクリックします。
すべてのアプリケーションセッションを終了するには、「現在表示されている項目を選択」アイコンをクリックしてすべてのアプリケーションセッションを選択し、「終了」ボタンをクリックします。
「再読み込み」ボタンをクリックすることにより、「アプリケーションセッションリスト」テーブルを更新できます。
アプリケーションセッションをシャドウイングすると、管理者とユーザーがアプリケーションを同時に使って対話できるようになります。アプリケーションセッションをシャドウイングするには、「アプリケーションセッションリスト」テーブル内のアプリケーションセッションのチェックボックスを選択し、「シャドウイング」ボタンをクリックします。
注 - 一部の国では、ユーザーに通知せずにシャドウイングすることが法律で禁じられています。その法律に従う義務があります。 |
文字型アプリケーションや中断しているアプリケーションでは、シャドウイングはサポートされていません。これらのアプリケーションをシャドウイングしようとすると、警告メッセージが表示されます。
アプリケーションセッションの詳細を表示したり、アプリケーションセッションをシャドウイングしたり、アプリケーションセッションを終了したりするには、コマンド行で tarantella emulatorsession コマンドを使用します。tarantella emulatorsession コマンドを参照してください。
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