Secure Global Desktop 4.40 管理者ガイド
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Java テクノロジを使用しないで SGD にアクセスすることはできますか。
はい。いくつかの追加設定を行うことでアクセスできるようになります。SGD は、Java™ アプレットである SGD Client Helper を使って、次のような機能を実行します。
- SGD Client のダウンロード、インストール、起動
- ユーザーの Web ブラウザからのプロキシサーバー設定の取得
Java テクノロジを使用していない組織では、SGD Client を手動でダウンロードしてインストールし、SGD に接続するよう設定する必要があります。次の手順を実行します。
- 手動で SGD Client をダウンロード、インストールする。
- SGD Client を SGD Web Server (例:
http://SGD-server.example.com
) からダウンロードします。 - 「Sun Secure Global Desktop Client のインストール」というリンクをクリックします。
- SGD Client のインストール方法の詳細については、ダウンロードページおよび『Sun Secure Global Desktop Software インストールガイド』を参照してください。
- SGD Client を起動し SGD に接続する。
- デスクトップの「スタート」メニューに SGD Client のショートカットがあれば、それを使って起動します。ない場合はコマンド行から SGD Client を起動します。
- SGD Client の初回起動時に、接続先の URL (通常は
http://SGD-server.example.com/sgd
) とプロキシサーバー設定を入力するよう求められます。 - SGD Client との接続に成功すると、デフォルト Web ブラウザが起動し、SGD のログインページが表示されます。
- ログインします。Webtop が表示されます。
- クライアントデバイスのプロファイルを編集する。
- Webtop のアプリケーション領域にある「編集」ボタンをクリックします。「クライアント設定」タブをクリックし、プロファイルを編集します。
- SGD Client の操作モードを、Webtop モード、統合モードの中から選択します。
- 統合モードは Java テクノロジが使えない場合でも操作しやすい環境を提供します。「アプリケーションを「スタート」メニューに追加する」チェックボックスを選択してください。
- 自動ログイン機能により、Web ブラウザの使用を最小限に抑えたい場合は、「自動クライアントログイン」チェックボックスを選択します。
- Webtop、ログインページなど、SGD Client のページを Web ブラウザに表示する必要がある場合は、常にデフォルト Web ブラウザが起動されます。
- Webtop の表示を更新するため、手動でページを更新しなければならない場合があります。あるいは、ログイン URL を
http:/SGD-server.example.com/sgd/thin.jsp
に変更して、"thin" スタイルの Webtop にするという方法もあります。
- プロキシサーバーの設定を行います。Web ブラウザ側のプロキシサーバー設定を使用することはできないので、プロファイルに定義する必要があります。
- 「保存」をクリックします。
注 組織または組織単位のプロファイルを編集することにより、これに属するユーザーに関する Secure Global Desktop 管理者
の設定の多くを、あらかじめ済ませておくことができます。
- SGD からログアウトする。
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