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組織階層内のオブジェクトへの命名

SGD Administration Console でオブジェクトを作成する際、オブジェクトの名前には、バックスラッシュ (\) を除く任意の文字を使用できます。

コマンド行で、オブジェクト名の中でスラッシュを使用するときは、バックスラッシュでエスケープ処理を行う必要があります。SGD ではスラッシュが組織階層の一部分として解釈されるためです。たとえば、ユーザーが o=organization の下位に cn=a/b という相対名のオブジェクトを作成しようとすると、SGD は o=organization/cn=a 内に b というオブジェクトを作成しようとします。実際には、o=organization/cn=a というオブジェクトは存在しないため、エラーが発生します。この名前のオブジェクトを作成するには、cn=a\/b を入力します。

空白文字を含むオブジェクト名をコマンド行で使用する場合は、名前を引用符で囲みます (たとえば、".../_ens/o=Indigo Insurance")。

tarantella object コマンドでは、ローカルリポジトリ内のすべての名前は、大文字と小文字が区別されません。オブジェクトの作成や名前の変更を行う際は、使用される大文字と小文字の区別が保持されます。ただし、webtopsessionemulatorsession コマンドなどのその他の tarantella コマンドでは、大文字と小文字が区別されます。

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