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端末エミュレータのカラーマップ

SCO コンソール (ANSI) と VT420 端末は、16 色をサポートしています。SGD 端末エミュレータはカラーマップを使って、アプリケーションセッションでの色の表示方法を決定します。

Wyse 60 端末は白黒です。切り換えることができるのは、カラーマップを使う背景の色と文字の色 (白と黒) に限られます。しかし、太字や下線などの文字属性を端末エミュレータでサポートする 16 色の論理色のいずれかにマッピングできます。

カラーマップは、論理色 Color_0 から Color_15 まで (始めと終わりを含む) を、SGD がこれらの色を表示するのに使う色と RGB 値にマッピングします。デフォルトのマッピングは次のとおりです。

論理色 端末での色 SGD が使う RGB 値
Color_0 0 0 0
Color_1 明るい赤 255 0 0
Color_2 明るい緑 0 255 0
Color_3 黄色 255 255 0
Color_4 明るい青 0 0 255
Color_5 明るい赤紫 255 0 255
Color_6 明るい藍色 0 255 255
Color_7 明るい白 255 255 255
Color_8 灰色 128 128 128
Color_9 128 0 0
Color_10 0 128 0
Color_11 茶色 128 128 0
Color_12 0 0 128
Color_13 赤紫 128 0 128
Color_14 藍色 0 128 128
Color_15 192 192 192

特定のアプリケーション用にデフォルト値を変更するには、ユーザー独自のカラーマップを作成し、アプリケーションオブジェクトの「カラーマップ」属性に指定します。

デフォルトのテキスト形式のカラーマップは、/opt/tarantella/etc/data/colormap.txt です。

使用例

赤色をより明るくするには、Color_9 の RGB 設定を 192 0 0 に変更します。

明るい緑で表示されている項目を黄色で表示するには、Color_2 の RGB 設定を 255 255 0 (黄色の RGB 値) に変更します。

また、黒色と白色とで、文字色を背景色とを交換することもよくあります。この場合には、文字の色と背景の色そのものを交換するのではなく、黒 (Color_0) と白 (Color_15) の表示方法を変更してください。したがって、アプリケーションが白と黒を使用していて、背景色を黒色に変更したい場合には、Color_150 0 0 (黒の RBG 値) に変更します。

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