Secure Global Desktop 4.40 管理者ガイド
> はじめに
> ライセンスと Sun Secure Global Desktop Software
Sun Secure Global Desktop Software (SGD) には、評価モードとフルライセンスモードの 2 種類のライセンスモードがあります。
ライセンスモード | 説明 |
---|---|
評価モード |
|
フルライセンス |
|
SGD の評価期間に、Web ブラウザを使って SGD にログインすると、評価期間の残りの日数が表示されます。
30 日間の評価期間が満了したあと、ユーザーが Webtop にログインすることや、アプリケーションを起動または再開することはできなくなります。SGD を引き続き使用するには、ライセンスキーを取得してインストールする必要があります。
SGD Administration Console でのライセンスキーの追加は、「グローバル設定」、「ライセンス」タブ、または tarantella license add
コマンドを使用して行います。
ライセンスキーをインストールすると、ロックされているソフトウェア機能が解除されます。ライセンスには、次の種類があります。
次の表に、使用可能なライセンスの種類とそのベース、およびそのライセンスで利用可能な機能を示します。
ライセンスの種類 | ベース | ソフトウェア機能 |
---|---|---|
基本コンポーネント | ユーザー | 次の基本機能を使用できます。
|
Windows Connectivity | ユーザー | Windows アプリケーションの実行。 |
UNIX Connectivity | ユーザー | UNIX および Linux アプリケーションの実行。 |
AS/400 Connectivity | ユーザー | 5250 アプリケーションの実行。 |
Mainframe Connectivity | ユーザー | 3270 アプリケーションの実行。 |
Advanced Load Management | アレイ | 真の CPU またはメモリー負荷に基づく、アプリケーションサーバーの負荷分散。 |
ユーザーベースのライセンスは、同時実行ユーザーベースで、ソフトウェアによって有効にされます。ユーザーがソフトウェアコンポーネントを使用するとすぐに、ライセンスがユーザーに割り当てられます。たとえば、ユーザーが SGD にログインすると、基本コンポーネントライセンスが割り当てられます。ユーザーが Windows アプリケーションを実行すると、Windows Connectivity ライセンスが割り当てられます。コンポーネントの使用を停止すると、ライセンスが解放されます。
1 人のユーザーが、1 種類のライセンスを複数使用しているものとカウントされることはありません。たとえば、ユーザーがログインして 4 つの UNIX アプリケーションを実行している場合、そのユーザーは基本コンポーネントライセンスを 1 つ、および UNIX Connectivity ライセンスを 1 つ使用しているとカウントされます。
次の点に留意してください。
SGD は、ユーザーがソフトウェアコンポーネントを使用する際に、ライセンスの割り当ておよび解除を自動的に行います。Secure Global Desktop 管理者 は、ユーザーの SGD セッションおよびアプリケーションセッションを終了させることはできても、ライセンスの割り当ておよび解除を手動で実行することはできません。
SGD ログファイルには、すべてのライセンス使用状況が経時的に記録されます。Secure Global Desktop 管理者
は tarantella license query
コマンドを使用して、現在と過去のライセンス使用状況を表示できます。
SGD には、Microsoft Windows ターミナルサービスのライセンスは含まれていません。 Microsoft オペレーティングシステム製品で提供されるターミナルサーバー機能にアクセスするには、該当する製品を使用するための追加ライセンスを購入する必要があります。使用している Microsoft オペレーティングシステム製品のライセンス契約書を参照して、入手する必要のあるライセンスを確認してください。
現在のところ、ターミナルサービスに関する情報は次の URL で参照できます。
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