Secure Global Desktop 4.40 管理者ガイド
> ユーザーと認証
> ログインスクリプトのエラーメッセージ
次の表で、ログインスクリプトで発生する可能性のあるエラーコードとエラー名、およびそれに対する処置について説明します。これらの情報を使用して、ログインスクリプトが失敗する原因を診断してください。
これらのエラーコードは、アプリケーション起動ダイアログの「起動の詳細」領域に表示され、次の形式をしています。
"Script process_id exited with code error_code and signal signal"
エラー名は、アプリケーション起動ダイアログの「起動の詳細」領域に表示され、ログファイルにも格納されます。
コード | エラー名と説明 |
---|---|
0 |
ログインスクリプトがアプリケーションサーバーに正常に接続し、アプリケーションを起動しました。 |
1 |
ログインスクリプトが、アプリケーションサーバー上のシステムリソース不足が原因で失敗しました。 アプリケーションサーバーがアプリケーションを確実に実行できるようにしてください。 |
2 |
アプリケーションサーバー上で使用可能なライセンスがありません。 アプリケーションサーバーの予想接続数を満たすだけのライセンスを確保してください。 |
3 |
ログインスクリプトに構文エラーがあります。 ログインスクリプトを確認してください。 |
4 |
ログインスクリプトが、アプリケーションサーバーへのログインに失敗しました。 手動でアプリケーションサーバーにログインできるか確認してください。手動でログインできる場合、アプリケーションサーバーのシステムプロンプトがログインスクリプトで識別されるか確認してください。標準の SGD ログインスクリプトを使用している場合は、 |
5 |
アプリケーションサーバーに入力したユーザー名とパスワードが受け付けられませんでした。 ユーザー名とパスワードが、そのアプリケーションサーバー上で有効なものか確認してください。 |
6 |
アプリケーションサーバー上でユーザーのパスワードの有効期限が切れています。 ユーザーがアプリケーションサーバー上で有効なパスワードを持っているか確認してください。このエラーが表示されないようにするには、期限経過パスワードを処理するように SGD を設定します。これは「グローバル設定」»「アプリケーション認証」タブで設定します。 |
7 |
ログインスクリプトは、正常にアプリケーションサーバーにログインしましたが、アプリケーションを実行できませんでした。 アプリケーションオブジェクトの「アプリケーションコマンド」属性に有効なコマンドが含まれていることを確認してください。 |
8 |
ログインスクリプトが、アプリケーションサーバーへのログインに失敗しました。 手動でアプリケーションサーバーにログインできるか確認してください。 |
9 |
アプリケーションサーバーへの接続時に、ログインスクリプトで EOF (End of File) エラーが発生しました。 EOF エラーが返された原因を調査してください。 |
10 |
アプリケーションサーバーへの接続時にログインスクリプトがタイムアウトになりました。 アプリケーションサーバーへの接続時にログインスクリプトがタイムアウトになった原因を調査してください。 |
12 |
Windows アプリケーションに定義されている幅と高さが有効ではありません。 アプリケーションオブジェクトの「ウィンドウのサイズ: 幅」および「ウィンドウのサイズ: 高さ」属性を確認してください。 |
14 |
ログインスクリプトが、実行プロトコルエンジン (ExecPE) で、親プロセスと子プロセスとの間にパイプを作成できませんでした。 このエラーは、アプリケーションサーバーのメモリーが不足していることを示している可能性があります。サーバー上で実行されているほかのアプリケーションの数を確認し、必要に応じてメモリーのサイズを大きくしてください。 |
15 |
ログインスクリプトが、実行プロトコルエンジン (ExecPE) で子プロセスをフォークできませんでした。 このエラーは、アプリケーションサーバーのメモリーが不足していることを示している可能性があります。サーバー上で実行されているほかのアプリケーションの数を確認し、必要に応じてメモリーのサイズを大きくしてください。 |
16 |
実行プロトコルエンジン (ExecPE) でスクリプトプロセスから情報を読み取ろうとしたときに、ログインスクリプトからエラーが生成されました。 アプリケーションを再度実行してみてください。問題が解決しない場合は、テクニカルサポートに連絡してください。 |
17 |
実行プロトコルエンジン (ExecPE) でスクリプトプロセスに情報を書き込もうとしたときに、ログインスクリプトからエラーが生成されました。 アプリケーションを再度実行してみてください。問題が解決しない場合は、テクニカルサポートに連絡してください。 |
18 |
実行プロトコルエンジン (ExecPE) でアプリケーションサーバーに情報を書き込もうとしたときに、ログインスクリプトからエラーが生成されました。 このエラーは通常、アプリケーションサーバーへの接続が失われたことを意味します。アプリケーションサーバーが使用可能かどうかを確認してから、アプリケーションを再度実行してみてください。 |
19 |
実行プロトコルエンジン (ExecPE) でアプリケーションサーバーから情報を読み取ろうとしたときに、ログインスクリプトからエラーが生成されました。 このエラーは通常、アプリケーションサーバーへの接続が失われたことを意味します。アプリケーションサーバーが使用可能かどうかを確認してから、アプリケーションを再度実行してみてください。 |
21 |
ログインスクリプトが、要求された接続方法を使ってアプリケーションサーバーに接続できませんでした。 アプリケーションサーバーがその接続方法をサポートしているか確認してください。アプリケーションサーバーが使用可能かどうか確認してください。 |
22 |
これはアプリケーション起動エラーではありません。SGD がプロトコルエンジンマネージャー用のログファイルを作成できませんでした。 問題が解決しない場合は、テクニカルサポートに連絡してください。 |
27 |
アプリケーションサーバーで問題が発生しました。 サーバーが使用可能であるか、およびアプリケーションを手動で実行できるかを確認してください。 |
31 |
ログインスクリプトが要求された予備コマンドを実行できません。 アプリケーションオブジェクトの「コマンドの引数」属性が正しく設定されており、追加のコマンドがアプリケーションサーバー上で機能することを確認してください。 |
32 |
要求された操作が実装されていないため、ログインスクリプトがその操作を実行できません。 問題が解決しない場合は、テクニカルサポートに連絡してください。 |
33 |
実行プロトコルエンジン (ExecPE) で問題が発生しました。 ログファイルを確認し、アプリケーションを再度実行してみてください。 |
34 |
プロトコルエンジンマネージャー (PEM) で問題が発生しました。 ログファイルを確認し、アプリケーションを再度実行してみてください。 |
37 |
プロトコルエンジンのプロセスで障害が発生しました。 ログファイルでプロトコルエンジンの PID を確認し、アプリケーションを再度実行してみてください。問題が解決しない場合は、テクニカルサポートに連絡してください。 |
43 |
SGD が Expect インタプリタを初期化できなかったため、スクリプトが実行されませんでした。 アプリケーションを再度実行してみてください。問題が解決しない場合は、テクニカルサポートに連絡してください。 |
44 |
ログインスクリプトファイルが存在しません。または、Expect インタプリタの失敗の原因となる構文エラーがこのファイルに含まれています。 ログインスクリプトが指定されたディレクトリ内に存在しているか確認してください。SGD で提供されるログインスクリプトはすべて |
45 |
SGD が Tcl インタプリタを初期化できなかったため、スクリプトが実行されませんでした。 アプリケーションを再度実行してみてください。問題が解決しない場合は、テクニカルサポートに連絡してください。 |
46 |
ログインスクリプトが、スクリプトが格納されているディレクトリへの移動に失敗しました。 スクリプトへのパスを確認してください。 |
47 |
実行プロトコルエンジン (ExecPE) で親プロトコルと子プロセスとの間のプロトコル接続から情報を読み取ろうとしたときに、ログインスクリプトからエラーが生成されました。 アプリケーションを再度実行してみてください。問題が解決しない場合は、テクニカルサポートに連絡してください。 |
49 |
ログインスクリプトが、接続時に予想外の EOF を読み取りました。 アプリケーションを再度実行してみてください。問題が解決しない場合は、テクニカルサポートに連絡してください。 |
51 |
ログインスクリプトが無効なメッセージを受け取りました。データパケットの破損が原因と考えられます。 アプリケーションを再度実行してみてください。問題が解決しない場合は、テクニカルサポートに連絡してください。 |
52 |
クライアントがアプリケーションに接続しましたが、アプリケーションの起動に必要な Cookie の期限が切れています。 アプリケーションを再度実行してみてください。これで問題が解決しない場合は、Cookie の有効期間を長くしてください。これを実行するには、次のコマンドを使用します。
デフォルト値は、 |
53 |
クライアントがアプリケーションに接続しましたが、アプリケーションの起動に必要な Cookie がすでに使用されています。使用者はおそらく、複数のセッションを実行しているユーザーです。 アプリケーションを再度実行してみてください。問題が解決しない場合は、テクニカルサポートに連絡してください。 |
54 |
クライアントがアプリケーションに接続しましたが、提供された Cookie がアプリケーションの起動に必要なものと一致しません。 アプリケーションを再度実行してみてください。問題が解決しない場合は、テクニカルサポートに連絡してください。 |
55 |
SGD がアプリケーションの実行に必要な詳細情報を検出できませんでした。 これは発生する可能性のないエラーです。アプリケーションを再度実行してみてください。これで問題が解決しない場合は、SGD サーバーを停止して起動し直し、その後アプリケーションを再度実行してください。問題が解決しない場合は、テクニカルサポートに連絡してください。 |
56 |
ログインスクリプトが受け取ったメッセージの長さが正しくありません。データパケットの破損が原因と考えられます。 アプリケーションを再度実行してみてください。問題が解決しない場合は、テクニカルサポートに連絡してください。 |
57 |
SGD から提供された設定データに、必要な情報が一部含まれていませんでした。 これは発生する可能性のないエラーです。アプリケーションを再度実行してみてください。これで問題が解決しない場合は、SGD サーバーを停止して起動し直し、その後アプリケーションを実行してください。問題が解決しない場合は、テクニカルサポートに連絡してください。 |
58 |
プロトコルエンジンとプロトコルエンジンマネージャー (PEM) との間の接続が失われました。 アプリケーションを再度実行してみてください。これで問題が解決しない場合は、SGD サーバーを停止して起動し直し、その後アプリケーションを実行してください。問題が解決しない場合は、テクニカルサポートに連絡してください。 |
59 |
プロトコルエンジンマネージャーと実行プロトコルエンジン (ExecPE) との間の接続が失われました。 アプリケーションを再度実行してみてください。これで問題が解決しない場合は、SGD サーバーを停止して起動し直し、その後アプリケーションを実行してください。問題が解決しない場合は、テクニカルサポートに連絡してください。 |
61 |
プロトコルエンジンマネージャー (PEM) が回線 (接続) を検出できません。 アプリケーションを再度実行してみてください。これで問題が解決しない場合は、SGD サーバーを停止して起動し直し、その後アプリケーションを実行してください。問題が解決しない場合は、テクニカルサポートに連絡してください。 |
62 |
プロトコルエンジンに対する作成要求が失敗し、SGD がアプリケーションを実行できませんでした。 アプリケーションの定義にいくつかの属性が含まれていません。不足している属性の詳細をログファイルで確認し、それらのエラーを修正してから、アプリケーションを再度実行してみてください。 |
63 |
これはエラーではありません。これは実行プロトコルエンジン (ExecPE) からプロトコルエンジンマネージャーへのメッセージであり、起動プロセスが完了したことを示します。 |
65 |
SGD Client がプロトコルエンジンに接続したときに、エラーが発生しました。 可能な場合は、ログアウトしてください。それ以外の場合は、Web ブラウザを閉じ、クライアントデバイス上の SGD Client プロセスを終了してください。アプリケーションを再度実行してみてください。 |
66 |
これはエラーではありません。ユーザーがアプリケーションの起動を取り消しました。 |
67 |
SGD Client への接続が失われました。 可能な場合は、ログアウトしてください。それ以外の場合は、Web ブラウザを閉じ、クライアントデバイス上の SGD Client プロセスを終了してください。アプリケーションを再度実行してみてください。 |
68 |
これはエラーではありません。 このメッセージは、プロトコルエンジンマネージャー (PEM) に送信された起動要求が、どのプロトコルエンジンも必要としないことを示します。 |
71 |
ログインスクリプトが アプリケーションを再度実行してみてください。問題が解決しない場合は、テクニカルサポートに連絡してください。 |
73 |
Windows ターミナルサービスの使用可能なライセンスが不足しているため、アプリケーションを実行できません。 Windows ターミナルサービスのライセンスの数を増やしてください。 |
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