Secure Global Desktop 4.40 管理者ガイド
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> Windows アプリケーションのサウンドの問題解決
直面している問題にもっとも近いものを選択してください。
Windows ターミナルサービスセッションでサウンドがまったく再生されない場合は、次のチェックリストを使って問題を解決してください。
チェック項目 | 説明 |
---|---|
クライアントデバイスにオーディオデバイスが装備されていますか。 | サウンドを再生するには、クライアントデバイスにオーディオデバイスが装備されている必要があります。オーディオデバイスが装備されている場合は、動作することを確認してください。
Solaris Operating System (Solaris OS) または Linux クライアントデバイスのユーザーは、次のオーディオデバイスに対する読み取りおよび書き込みアクセス権を保持している必要があります。
注 Solaris Operating System プラットフォームで |
クライアントデバイスが消音になっていませんか。 | クライアントデバイスの音量コントロールを調べ、ユーザーが消音に設定していたり、音量レベルが聞き取れないほど低くなっていたりしないかを確認します。 |
SGD サーバーの Windows オーディオサービスが有効になっていますか。 | SGD アレイの Windows オーディオサービスは、デフォルトで無効になっています。SGD Administration Console の「グローバル設定」»「クライアントデバイス」タブで、Windows オーディオサービスが有効になっていることを確認してください。 |
サウンド品質が変更されていますか。 | デフォルトでは、Windows オーディオサービスは「Medium Quality Audio」を使用します。サウンド品質を「Low Quality Audio」または「High Quality Audio」に変更すると、ターミナルサービスセッションで使用されるオーディオ形式が制限され、クライアントでサウンドを再生できなくなることがあります。
SGD Administration Console の「グローバル設定」»「クライアントデバイス」タブで、サウンド品質を「Medium Quality Audio」に戻してください。 |
アプリケーションは、Windows 2003 サーバー上で実行していますか。 | サウンドを再生できるのは、Windows 2003 ターミナルサービスセッションだけです。 |
Windows 2003 サーバーのサウンドは有効になっていますか。 | Windows ターミナルサービスセッションのサウンドは、デフォルトで無効になっています。サウンドを有効にする手順を参照してください。 |
アプリケーションサーバーが消音に設定されていませんか。 | アプリケーションサーバーまたはアプリケーションの音量コントロールを調べ、ユーザーが消音に設定していたり、音量レベルが聞き取れないほど低くなっていたりしないかを確認します。 |
サウンドがこもっていたり歪んでいたりする場合は、オーディオ品質および圧縮設定を調整して、サウンドが改善されるかどうかを確認してください。
サウンドがこもっていたり歪んでいたりする場合は、UNIX オーディオ品質およびオーディオ圧縮設定を調整して、サウンドが改善されるかどうかを確認してください。次の方法で調整できます。
注 圧縮済みのオーディオデータを圧縮しても、圧縮効果はそれほど得られません。
Windows 2003 アプリケーションサーバーでサウンドを有効にして、SGD オーディオサービスを有効にすると、すべてのユーザーが Windows ターミナルサービスセッションでサウンドを再生できるようになります。ただし、サウンドを再生すると使用されるネットワーク帯域幅が増加するため、サウンドの使用を制限することが望ましい場合があります。現在のところ、この制限を行うには、Windows 2003 サーバー上のユーザーグループのサウンドを無効に設定する方法しか用意されていません。手順は次のとおりです。
上記の設定内容の変更が反映されるのは、新しい Windows ターミナルサーバーセッションに限られます。
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