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SGD とデスクトップの「スタート」メニューまたは「起動」メニューとの統合

このトピックの内容
  • クライアントデバイスのデスクトップの「スタート」メニューまたは「起動」メニューから SGD にアクセスする方法を理解する
  • Webtop モードと統合モードの違いを理解する

ユーザーが SGD サーバーにはじめて接続する際、通常は Web ブラウザを起動してから、http://SGD-server/sgd という URL にアクセスします。ここに ログインして Webtop を表示します。ただし、ログインしたあとに Sun Secure Global Desktop Client を統合モードで動作するように設定することもできます。

SGD Client が統合モードで動作する場合、アプリケーション起動用のリンクが Webtop ではなくデスクトップの「スタート」メニューまたは「起動」メニューに表示されるので、リモートアプリケーションをローカルアプリケーションと同じように実行できます。「スタート」メニューとの統合の設定によっては、Web ブラウザを使用する必要がない場合もあります。

クライアントデバイス上で Java™ テクノロジを使用しない組織の場合は、統合モードを使用してください。

統合モードでの操作

SGD Client が統合モードの場合、ユーザーはデスクトップの「スタート」メニューまたは「起動」メニューのログインリンクをクリックして、SGD にログインします。

デスクトップの「スタート」メニューからのログインのスクリーンキャプチャー

ユーザーが複数の SGD サーバーにログインしている場合は、各サーバーのログインリンクが「スタート」メニューまたは「起動」メニューに表示されます。

統合モードを使用するには、「スタート」メニューまたは「起動」メニューを使用してログインする必要があります。Web ブラウザを起動してログインした場合、統合モードは使用できません。

ユーザーが SGD にログインすると、「スタート」メニュー内または「起動」メニュー内の SGD から実行可能なアプリケーションのリンクが更新されます。

デスクトップの「スタート」メニュー内の Webtop コンテンツのスクリーンキャプチャー

アプリケーションを起動するときは、「スタート」メニューまたは「起動」メニューでそのリンクをクリックします。アプリケーションの別のインスタンスを起動する場合は、リンクを再度クリックします。

統合モードで操作すると、セッション管理が簡単になります。Webtop とは異なり、アプリケーションを中断および再開することはできません。ユーザーがログアウトすると、実行中のすべてのアプリケーションセッションは自動的に中断または終了します。ユーザーが再度ログインすると、中断したすべてのセッションが自動的に再開します。

統合モードでは、ユーザーは、Shift キーを押しながらリンクをクリックしてアプリケーションを起動しても、別のユーザー名およびパスワードを使ってアプリケーションを起動できません

印刷も簡単になります。印刷は常に「実行できる状態」になっていて、印刷ジョブはユーザーが選択したプリンタに直接送信されます。Webtop とは異なり、印刷ジョブを個別に管理することはできません。

プロファイルの編集、中断しているアプリケーションの再開、印刷の管理などの目的で、Webtop を表示する必要がある場合は、「スタート」メニューの「Webtop」リンクをクリックします。すでにユーザーセッションが割り当てられているので、ログインは求められません。ユーザーのデフォルト Web ブラウザに Webtop が表示されます。

Webtop コンテンツをグループで表示するように設定した場合は、「スタート」メニューまたは「起動」メニューでもそれらのグループが使用されます。Webtop コンテンツを表示しないように設定されているグループは、「スタート」メニューまたは「起動」メニューにコンテンツは表示されません。

SGD からログアウトするには、「スタート」メニューまたは「起動」メニューの「ログアウト」リンクをクリックします。

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