Secure Global Desktop 4.40 管理者ガイド
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> ユーザーがアプリケーションを終了しても、アプリケーションセッションが終了しない
SGD Administration Console で、アプリケーションを選択して、「起動」タブをクリックします。「セッション終了」属性にチェックマークを付けます。「Session Ends When」属性ボックスが使用できない場合、そのセッションは、表示中のウィンドウがない状態になった時点で終了します。
Microsoft Windows Terminal Server 上でアプリケーションを実行している場合、アプリケーションを閉じてもセッションが閉じるとは限りません。これは、Sun Secure Global Desktop Enhancement Module for Windows がまだ実行されているからです。
解決策は、特定のシステムプロセスを無視するように Sun Secure Global Desktop Enhancement Module を設定することで、セッションが閉じるようにすることです。それには、アプリケーションサーバー上でレジストリ内の HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Tarantella\Enhancement Module for Windows
キーの System processes
値を編集します。この値は文字列であり、Sun Secure Global Desktop Enhancement Module が無視できる exe バイナリのコンマ区切りリストを含みます。この値を修正し、セッションのクローズ失敗時に実行されていたプロセスをそのリスト内に含める必要があります。それには、クローズに失敗したセッションが存在している間にタスク マネージャを開き、「プロセス」タブをクリックします。実行中のすべての exe プロセスから成るリストを作成します。ただし、次のプロセスは含めないでください。
ユーザーが単一のアプリケーションセッションを実行している場合、System processes
レジストリ設定の編集が完了しても、そのセッションが終了しない可能性があります。セッションが強制終了されるようにするには、HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Tarantella\Enhancement Module for Windows
キーの Logoff application sessions
設定を修正し、その DWORD 値を 1
に変更します。
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