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アプリケーションオブジェクトの作成およびユーザーへの割り当て

問題点

インストール済みの新規アプリケーションを、ユーザーの Webtop 上に表示するためにユーザーに割り当てる必要があります。

解決方法

SGD Administration Console で、正しいタイプのアプリケーションオブジェクトを作成し、ユーザープロファイルオブジェクトに割り当てます。

別の解決法

事例

Indigo Insurance には、新規の X アプリケーション XClaim があります。このアプリケーションは、経理部門の全員と社長 Indigo Jones の Webtop に割り当てる必要があります。このアプリケーションは、london.indigo-insurance.com、geneva.indigo-insurance.com、および prague.indigo-insurance.com にインストールされており、これらのアプリケーションサーバー間でユーザーの負荷を分散する必要があります。

解決方法

  1. SGD サーバーに Secure Global Desktop 管理者 としてログインします。オブジェクトを作成し、アプリケーションをユーザーに割り当てることができるのは、Secure Global Desktop 管理者 に限られます。
  2. Webtop 上で「SGD Administration Console」をクリックします。
  3. 「アプリケーション」タブをクリックします。
  4. ナビゲーションツリーまたは検索機能のどちらかを使用して、アプリケーションが属するディレクトリオブジェクトまたはグループオブジェクトを選択します。

    アプリケーションを編成するには、ディレクトリオブジェクトまたはグループオブジェクトを使用できます。この例では、アプリケーションは Applications ディレクトリオブジェクトの下に直接作成されます。

  5. 「アプリケーション」テーブルの「新規」ボタンをクリックします。「新規オブジェクトの作成」ウィンドウが表示されます。
  6. 「名前」フィールドに、 XClaim と入力します。
  7. X アプリケーションが選択されていることを確認し、「作成」ボタンをクリックします。「新規オブジェクトの作成」ウィンドウが閉じ、コンテンツ領域に新しいオブジェクトが反映されます。
  8. 「新規オブジェクトの表示」リンクをクリックします。XClaim アプリケーションオブジェクトの「一般」タブが表示されます。
  9. X アプリケーションを設定します。
    1. 「起動」タブをクリックします。
    2. 「アプリケーションコマンド」フィールドに、アプリケーションを実行するアプリケーションサーバー上のプログラムの完全パス名 (たとえば、/usr/local/bin/xclaim) を入力します。このパス名は、すべてのアプリケーションサーバー上で同一でなければなりません。
    3. 「コマンドの引数」フィールドに、アプリケーションコマンドに使用するコマンド行引数を入力します。
    4. 「保存」をクリックします。
    5. 「プレゼンテーション」タブをクリックします。
    6. 「ウィンドウタイプ」には「クライアントウィンドウ管理」を選択します。

      そうした場合、アプリケーションがクライアントデバイス上で動作しているように見えます。

    7. 「保存」をクリックします。
  10. アプリケーションを実行できるアプリケーションサーバーを指定します。
    1. 「ホストしているアプリケーションサーバー」タブをクリックします。
    2. 「編集可能な割り当て」テーブルの「追加」ボタンをクリックします。「アプリケーションサーバー割り当ての追加」ウィンドウが表示されます。
    3. london.indigo-insurance.com、geneva.indigo-insurance.com、および prague.indigo-insurance.com の横にあるチェックボックスを選択し、「追加」ボタンをクリックします。

      「アプリケーションサーバー割り当ての追加」ウィンドウが閉じ、「編集可能な割り当て」テーブルにアプリケーションサーバーが一覧表示されます。

      SGD はアプリケーションサーバー間でユーザーの負荷を分散します。

  11. アプリケーションを経理部門と Indigo Jones に割り当てます。
    1. 「割り当て済みのユーザープロファイル」タブをクリックします。
    2. 「編集可能な割り当て」テーブルの「追加」ボタンをクリックします。「ユーザー割り当ての追加」ウィンドウが表示されます。
    3. 検索機能またはナビゲーションツリーを使用して、Finance ディレクトリオブジェクトを検索します。
    4. Finance オブジェクトの横にあるチェックボックスを選択し、「追加」ボタンをクリックします。

      「ユーザー割り当ての追加」ウィンドウが閉じ、「編集可能な割り当て」テーブルに Finance ディレクトリオブジェクトが表示されます。

      組織階層内の親オブジェクトからアプリケーション割り当てを継承するようにユーザープロファイルオブジェクトが設定されていれば、これで Finance 組織のすべてのユーザーに XClaim アプリケーションが割り当てられます。デフォルトでは、ユーザープロファイルは親オブジェクトからアプリケーション割り当てを継承します。

    5. 「編集可能な割り当て」テーブルの「追加」ボタンを再度クリックし、Indigo Jones のユーザープロファイルオブジェクトを選択します。

次の手順

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