Sun™ Identity Manager 8.0 リリースノート

インストールと更新の注意点

ここでは、Identity Manager のインストールと更新に関連する情報を示します。情報の構成は次のとおりです。


インストールの注意点

製品のインストールプロセスに関する情報は次のとおりです。


アップグレードの注意点

ここでは、Identity Manager のバージョン 6.0 またはバージョン 7.0 からバージョン 8.0 へのアップグレードに関連する情報および既知の問題を示します。

この節の情報は、次のように構成されています。

開始する前に

アップグレードプロセスを開始する前に、次の情報を理解しておく必要があります。


警告

Oracle リポジトリを使用している場合、Identity Manager 8.0 リポジトリの DDL は、古い Oracle JDBC ドライバでは適切に処理されないデータ型を使用します。ojdbc14.jar に含まれる JDBC ドライバは、ログテーブルの一部の列を正しく読み取ることができません。

Identity Manager を正常に動作させるためには、oracle11g_jdbc.jar ドライバにアップグレードする必要があります。


アップグレードの問題点

非推奨の機能

ユーザーオブジェクトの更新

特定のタイプを変更した場合、管理者はすべての User オブジェクトを更新する必要があります。たとえば、RepositoryConfiguration 内の Type.USER のインライン属性を変更したときは、すべての User オブジェクトを更新する必要があります。IDMSchemaConfiguration オブジェクト内で属性をクエリー可能または概要としてマーク付けするたびに、すべての User オブジェクトを更新して、古い未変更のオブジェクトで変更を有効にする必要があります。Identity Manager の新しいバージョンで新しい属性が追加されるとき、または Identity Manager の新しいバージョンによって既存の属性の値が変更されるとき、同じロジックが適用されます。アップグレードプロセスまたは管理者は、すべての User オブジェクトを更新して、古い未変更のオブジェクトで変更を有効にする必要があります。

既存ユーザーを再直列化するには、次の 3 つの方法があります。