このマニュアルは、Trusted SolarisTM オペレーティング環境の理解とインストールのための入門書です。このマニュアルの構成は次のとおりです。
「Trusted Solaris 7 の構成」- Trusted Solaris 7 パッケージの内容の説明です。
「マニュアルの概要」- オンラインマニュアル、印刷マニュアル、マニュアルページを含むすべてのマニュアルの概要です。
「Trusted Solaris オペレーティング環境のインストール」- Trusted Solaris のソフトウェアやマニュアルをインストールする前に必要となる情報です。
「オンラインマニュアルビューアのインストールと使用法」- オンラインマニュアルビューア Answerbook2 のインストールと使い方の説明です。
Trusted Solaris 7 パッケージの内容は次のとおりです。
Trusted Solaris 7 Software CD-Trusted Solaris 7 オペレーティング環境のインストール環境 (以下の 9 種類の組み合わせのいずれか) に適した CD が含まれています。
SPARC アーキテクチャ (C ロケール)
SPARC アーキテクチャ (日本語ロケール)
SPARC アーキテクチャ (韓国語ロケール)
Intel アーキテクチャ (C ロケール)
Intel アーキテクチャ (日本語ロケール)
Intel アーキテクチャ (韓国語ロケール)
Sun EnterpriseTM 10000 アーキテクチャ (C ロケール)
Sun Enterprise 10000 アーキテクチャ (日本語ロケール)
Sun Enterprise 10000 アーキテクチャ (韓国語ロケール)
Trusted Solaris 7 Documentation CD- AnswerBook2TM サーバーソフトウェアと次の 4 つのオンラインマニュアルコレクションが含まれています。
Trusted Solaris 7 AnswerBook Collection
Trusted Solaris 7 Reference Manual Collection
Solstice AdminSuite 2.3 & AutoClient 2.1 AnswerBook Collection - Truseted Solaris の管理に使用する Solstice ツールのマニュアルが含まれています。
Solaris 7 8/99 on Sun Hardware AnswerBook Collection - Trusted Solaris の管理者に有益な管理マニュアルが含まれています。
Trusted Solaris 7 Documentation AnswerBook2 (C ロケール)
Trusted Solaris 7 Documentation AnswerBook2 (日本語ロケール)
Trusted Solaris 7 Documentation AnswerBook2 (韓国語ロケール)
Solaris 7 Documentation CD- Trusted Solaris 環境は Solaris 7 8/99 環境、Common Desktop Environment (CDE) 1.3、Solstice AdminSuite 2.3 ツールをベースにしているため、この CD には Trusted Solaris のマニュアルを補足する上記製品のマニュアルが含まれています。このパッケージには、日本語ロケールを使用するユーザー向けのマニュアルだけが含まれています。他のロケールに対応する Solaris 7 マニュアルは別途購入できます。
オンラインマニュアルを Trusted Solaris サーバーから表示する場合は、Trusted Solaris 7 Documentation CD の AnswerBook2 サーバーソフトウェアをインストールする必要があります。Solaris サーバーから表示する場合は、Solaris 7 Documentation CD の AnswerBook2 サーバーソフトウェアをインストールする必要があります。
Netscape Communicator 4.51 CD - この CD には NetscapeTM ブラウザが含まれています。AnswerBook2 オンランマニュアルを表示するには Web ブラウザが必要です。
Trusted Solaris Supplemental Software CD (E10000 のみ) - Sun Enterprise 10000 サーバーの管理に必要な次の 2 つのソフトウェア製品のパッケージが含まれています。
Alternate Pathing 2.2
SSP 3.1.1
Solaris Device Configuration Assistant Diskette (Intel アーキテクチャのみ) - Trusted Solaris オペレーティング環境を Intel アーキテクチャのプラットフォームで使用するには、このフロッピーディスクが必要です。
『Trusted Solaris のインストールと構成』 印刷マニュアル (805-8087-10) - Trusted Solaris 7 オペレーティング環境のインストールと構成の準備と実行に必要な情報が含まれています。
『Trusted Solaris 7 のインストールと構成 (Sun Enterprise 10000 版)』 印刷マニュアル (805-8111-10) - Trusted Solaris 7 を Sun Enterprise 10000 にインストールし、構成する方法が述べられています。
『Trusted Solaris 7 リリースノート』 印刷マニュアル (805-8090-10) - Trusted Solaris 7 オペレーティング環境に関する重要な情報が含まれています。次の節の説明を参照してください。
『Trusted Solaris 7 Reference Manual』(英語) 印刷マニュアル (805-8052-10) - Trusted Solaris 7 オペレーティング環境で (Solaris 7 から) 変更されたマニュアルページと、新たに追加されたマニュアルページの印刷版です。
『Trusted Solaris 7 ソフトウェアとマニュアルの構成』 印刷マニュアル (805-8086-10) - このマニュアルです。
Trusted Solaris 7 オペレーティング環境は Solaris 7 オペレーティング環境をベースにしているため、Trusted Solaris 7 のマニュアルに加えて Solaris 7 オペレーティング環境のマニュアルセットを参照する必要があります。Trusted Solaris のマニュアルセットでは、Solaris 7 と異なる部分について説明しています。Trusted Solaris のマニュアルには印刷版とオンライン版があります。
次に、Trusted Solaris に含まれるマニュアルを示します。
『Trusted Solaris 7 リリースノート』(805-8090-10) では、Trusted Solaris 7 のソフトウェアを使用するにあたっての準備と使用方法について説明します。また、既知の問題点とその解決方法についても説明しています (主な対象読者 : 管理者、参考読者 : 開発者)。
『Trusted Solaris のインストールと構成』(805-8087-10) では、ネットワーク化されたサイトまたは独立したサイトで、Trusted Solaris オペレーティング環境をインストールする方法を説明しています (主な対象読者 : 管理者、参考読者 : 開発者)。
『Trusted Solaris 7 のインストールと構成 (Sun Enterprise 10000 版)』(805-8111-10) では、Trusted Solaris オペレーティング環境を E10000 サーバーにインストールする方法を説明しています (主な対象読者 : 管理者、参考読者 : 開発者)。
『Trusted Solaris ユーザーズガイド』(805-8088-10) では、一般ユーザーの立場から、Trusted Solaris 環境の基本的な機能について説明します。このマニュアルは一般ユーザーだけでなく、管理者やアプリケーション開発者にとっても重要な基本概念を説明しています。また、製品全般に使用される用語集も添付しています (主な対象読者 : 一般ユーザー、管理者、参考読者 : 開発者)。
『Trusted Solaris 管理の概要』(805-8092-10) では、Trusted Solaris オペレーティング環境における管理について説明し、管理用ツールとコマンドの概要を説明します (主な対象読者 : 管理者、参考読者 : 開発者)。
『Trusted Solaris 管理の手順』(805-8093-10) では、特定の管理作業を実行するための詳しい情報を示し、付録では表形式で障害発生時の処理に役立つ情報を紹介します (主な対象読者 : 管理者、参考読者 : 開発者)。
『Trusted Solaris の監査管理』(805-8094-10) では、監査システムについて説明します (主な対象読者 : 管理者、参考読者 : 開発者)
『Trusted Solaris のラベル管理』(805-8095-10) では、ラベルエンコーディングファイルでラベルコンポーネントを指定する方法について説明します (主な対象読者 : 管理者)。
『Trusted Solaris 開発ガイド』(805-8060-10) では、Trusted Solaris 環境用のアプリケーションの開発方法について説明します (主な対象読者 : 開発者、参考読者 : 管理者)
『コンパートメントモードワークステーションのラベル作成: エンコード形式』(805-8062-10) では、ラベルエンコーディングファイルで使用される構文について説明します。ラベルエンコーディングファイルを正しく設定することで、正しい形式のラベルに関する様々な規則がシステム全体に適用されます (主な対象読者 : 管理者、参考読者 : 開発者)。
『Trusted Solaris 7 への移行』(805-8091-10) では、Trusted Solaris の前のバージョン、Solaris 7、および Trusted Solaris 7 の違いの概要を説明します (主な対象読者 : 管理者、開発者、参考読者 : 一般ユーザー)。
『Trusted Solaris 7 リファレンスマニュアル』は、Trusted Solaris の日本語化されたマニュアルページのオンラインマニュアル版です。5 冊に分かれています。日本語版はオンラインのみで、印刷マニュアルとして『Trusted Solaris 7 Reference Manual』(英語) が添付されます (主な対象読者 : 全員)。
『Trusted Solaris 7 ソフトウェアとマニュアルの構成』(805-8086-10) は、このマニュアルです。
ソフトウェアには 5 冊の Trusted Solaris 7 印刷マニュアルが添付されています。『Trusted Solaris 7 リリースノート』、『Trusted Solaris のインストールと構成』、『Trusted Solaris 7 のインストールと構成 (Sun Enterprise 10000 版)』(SPARC のみ)、『Trusted Solaris 7 Reference Mnaual』(英語版)、および『Trusted Solaris 7 ソフトウェアとマニュアルの構成』(このマニュアル) です。Trusted Solaris は Solaris オペレーティング環境をベースにしているため、Trusted Solaris の印刷マニュアルを使用する場合は Solaris の印刷マニュアルも必要になります。Trusted Solaris と Solaris のマニュアルは http://www.sun.com/sunstore から注文できます。
印刷マニュアルは次の 3 つのロケール別に用意されています。
Trusted Solaris 7 マニュアルセット (C ロケール) - すべてのマニュアルを含む英語版マニュアルセットです。
Trusted Solaris 7 マニュアルセット (日本語ロケール) - 『Trusted Solaris 7 リファレンスマニュアル』 (印刷版マニュアルページ) 以外のすべてのマニュアルを含む日本語版マニュアルセットです。マニュアルページは man コマンドで表示され、その一部は日本語で表示されます。
Trusted Solaris 7 マニュアルセット (韓国語ロケール) - Trusted Solaris 7 オペレーティング環境のインストールと理解に必要な 6 つの主要なマニュアルが韓国語に翻訳されています。
『Trusted Solaris 7 リリースノート』に記載されている Trusted Solaris のすべてのマニュアルは、Trusted Solaris 7 AnswerBook CD-ROM (704-8132-10) とサンの Web サイト http://www.sun.com/docs からオンラインで表示できます。必要に応じて印刷することもできます。
Trusted Solaris オペレーティング環境では、オンラインマニュアルの他に、オンラインヘルプがフロントパネル上のヘルプアイコン、ヘルプメニュー、ヘルプボタンから使用できます。
Trusted Solaris 7 オペレーティング環境では、多数のマニュアルページが使用できます。これらのマニュアルページは、前述の『Trusted Solaris 7 リファレンスマニュアル』か man(1) コマンドで見ることができます。
マニュアルページが基本 Solaris (または CDE) と Trusted Solaris リファレンスマニュアルの両方に含まれている場合は、『Trusted Solaris 7 リファレンスマニュアル』を参照してください。このマニュアルには、Trusted Solaris オペレーティング環境での相違点が説明されています。
システムの概要と Trusted Solaris 7 オペレーティング環境で使用できるコマンドの一覧については、リファレンスマニュアルで次の概要マニュアルページの各セクションを参照してください。
Intro(1)
Intro(1M)
Intro(2)
Intro(3)
Intro(4)
Intro(5)
Intro(7)
Intro(9)
Intro(9F)
セクション 4、7、9、9F の Intro については英語版を参照してください。
Trusted Solaris 環境のマニュアルページは 3 つのディレクトリに分かれています。man コマンドで Trusted Solaris のすべてのマニュアルページを表示できるようにするには、MANPATH に次の 3 つのパスと、サイトによってはマニュアルページがインストールされているその他のパスが指定されていなければなりません。
/usr/man
/usr/openwin/man
/usr/dt/man
MANPATH 変数は、ユーザーが個々のシェル初期化ファイルに設定することも、管理者が /etc/skel (または代替のスケルトンディレクトリ) のサイト向け初期化ファイルに設定し、すべてのユーザーのホームディレクトリに一括してコピーすることもできます。MANPATH 変数を設定するには次のように入力します。
trusted% setenv MANPATH "/usr/dt/man:/usr/openwin/man:/usr/man:$MANPATH" |
システムの現在の MANPATH 設定を知るには、次のように入力します。
echo $MANPATH |
上述の 3 つのパスと、サイトによってはマニュアルページがインストールされているその他のパスが表示されます。何も表示されない場合は /usr/man だけが表示可能です。
同じ項目の別のバージョンが他のセクションにあるかどうかを知るには、man に -l オプションを指定します (topic にはトピック名を入力)。
trusted% man -l topic |
マニュアルページをセクションで指定するには、man に -s オプションを指定します (sectionnumber にはセクション名を、topic にはトピック名を入力)。
trusted % man -s sectionnumber topic |
次の例は、-l オプションを使ってすべての Intro マニュアルページを表示したものです。
trusted% man -l Intro Intro (1) -M /usr/man Intro (1m) -M /usr/man Intro (2) -M /usr/man Intro (3) -M /usr/man Intro (5) -M /usr/man |
Trusted Solaris 環境でセクションを指定せずに man topic と入力すると、同じ名前のマニュアルページを含むセクションが複数ある場合、デフォルトで、番号が最も小さいセクションのマニュアルページが表示されます。
ユーザーコマンド Intro(1)
【名前】
Intro, intro - コマンドおよびアプリケーションプログラムの序章
【機能説明】
...
|
次の例では、セクション番号を指定します。
trusted% man -s3 intro
C ライブラリ関数 Intro(3)
【名前】
Intro, intro - 関数およびライブラリの序章
【機能説明】
...
|
Trusted Solaris 環境のインストールと構成を行う場合には、実行可能ファイルをロードし、サイトのデータを入力し、構成変数を設定するだけでは十分ではありません。その他に、サイトのセキュリティポリシーに関連する決定を行うために、さまざまな背景知識が必要です。Trusted Solaris は、次の概念に基づく特別な環境です。
Solaris 環境での「スーパーユーザー」は存在しません。スーパーユーザーとしてログインしたり su コマンドでスーパーユーザーになることはできません。
ユーザーは自分のジョブを行うために必要なアプリケーションしか使用できません。
スーパーユーザーに割り当てられていた機能は、限られた数のユーザーに個別に割り当てられる、個々の「役割」に分割されています。
データのアクセスは、UNIX アクセス権の他に、機密ラベルと呼ばれる特別なセキュリティタグで制御されます。機密ラベルは、ユーザーや、データファイルやディレクトリなどのオブジェクトに割り当てられます。
セキュリティポリシーを無効にする機能は、特別なユーザーとアプリケーションに割り当てることができます。
Trusted Solaris 環境を理解するには、少なくとも『Trusted Solaris ユーザーズガイド』と『Trusted Solaris 管理の概要』を読む必要があります。さらに、「マニュアルセット」に記載されているその他のマニュアルを読むこともお勧めします。
インストール前には『Trusted Solaris のインストールと構成』をよく読んで、適切なインストール計画を立ててください。その他にも、インストールに役立つ情報が Solaris 7 インストールコレクションに記載されています。さらに、『Solaris 7 8/99 Sun Hardware Platform Guide』の次の各章にも重要な情報が記載されています。
『Solaris 7 8/99 Sun Hardware Platform Guide』の「Supported Sun Hardware」
「Updating the Flash PROM on the Ultra 1, Ultra 2, Ultra 450, and Sun Enterprise 450 Systems」
「Updating the Flash PROM on the Sun Enterprise 3 x 00, 4 x 00, 5 x 00, and 6 x 00 Systems」
64 ビット処理には、Ultra 1、2、450 システムと Sun Enterprise 450、3 x 00、4 x 00、5 x 00、6 x 00 システムの Flash PROM をアップグレードする必要があります。上の 2 つの章には、64 ビット処理を可能にするためのアップグレードをどのように行うかが述べられています。
『Solaris 7 8/99 Sun Hardware Platform Guide』の「Installing the Solaris Operating Environment With the SPARCstorage Array」
「Alternate Pathing 2.2 on the Sun Enterprise 10000 Server」と「Solaris 7 8/99 on the Sun Enterprise 10000 Server」は使用しないでください。これらの内容については、『Trusted Solaris 7 のインストールと構成 (Sun Enterprise 10000 版)』を参照してください。
Trusted Solaris 7 オペレーティング環境と Solaris 7 オペレーティング環境のインストールには多くの類似点がありますが、次の点では大きく異なります。
Solaris 環境から Trusted Solaris 環境にアップグレードすることはできません。
Solaris 環境と Trusted Solaris 環境では、必要なディスク容量が異なります。
Solaris Web Start によるインストールはサポートされません。
トラステッドシステムに必要なその他の手順については、『Trusted Solaris のインストールと構成』を参照してください。参照すべき関連マニュアルが示されています。
この節の内容は次のとおりです。
AnswerBook2 はサンが提供するオンラインのマニュアルシステムです。AnswerBook2 は SGML ソースマニュアルとこれを表示するサーバーソフトウェアからなり、HTML 3.2 をサポートする任意の Web ブラウザからアクセスできます。AnswerBook2 機能の詳しい説明は、『Solaris 7 インストールライブラリ (SPARC 版)』の「AnswerBook2 製品の概要」か『Solaris 7 インストールライブラリ (Intel 版)』の「AnswerBook2 製品の概要」を参照してください。AnswerBook2 を使ってマニュアルを表示する方法については、『Solaris 7 インストールライブラリ (SPARC 版)』の「基本操作」か『Solaris 7 インストールライブラリ (Intel 版)』の「基本操作」を参照してください。
AnswerBook サーバーソフトウェアは、Solaris と Trusted Solaris のどちらのオペレーティング環境にもインストールできます。サーバーホストで Solaris 7 オペレーティング環境を実行している場合は、Solaris 7 Documentation CD の AnswerBook2 サーバーソフトウェアを使用し、『Solaris 7 インストールライブラリ (SPARC 版)』の「文書サーバー用ソフトウェアをインストールする」か『Solaris 7 インストールライブラリ (Intel 版)』の「文書サーバー用ソフトウェアをインストールする」の手順に従ってください。サーバーホストで Trusted Solaris 7 オペレーティング環境を実行している場合は、Trusted Solaris Documentation CD の AnswerBook2 サーバーソフトウェアを次の手順に従ってインストールします。
システム管理者 (admin) 役割になって ADMIN_LOW ワークスペースに移動します。
必要に応じて『Trusted Solaris 管理の手順』の「特定の役割への移行と役割ワークスペースでの操作」を参照してください。
CD-ROM デバイスを割り当てます。
デバイスの割り当て方については、必要に応じて『Trusted Solaris 管理の手順』の「デバイスの管理手順」を参照してください。
プロファイルシェルで、文書サーバーのパッケージがあるディレクトリに移動します。
次のパスの architecture には、現在のホストのアーキテクチャに従って i386 (Intel の場合) か sparc を指定します。
$ cd /cdrom/admin/ja_trusted_sol_7_doc/Trusted_Solaris_7_Doc/architecture/Product |
たとえば、次のコマンドでは、SPARC 版 AnswerBook サーバー用のサーバーソフトウェアパッケージがあるディレクトリに移動します。
$ cd /cdrom/admin/ja_trusted_sol_7_doc/Trusted_Solaris_7_Doc/sparc/Product |
pkgadd(1M) を実行し、 3 つのサーバーソフトウェアパッケージを選択します。
$ pkgadd -d . |
SUNWab2r (0.25M バイト) - ルートパーティションにインストールします。構成ファイルと起動ファイルが含まれています。
SUNWab2s (1.50M バイト) - マニュアルの処理を行う共有ファイルが含まれています。
SUNWab2u (35.00M バイト) - サーバー機能や管理機能用の実行可能ファイルとバックエンド処理ファイルが含まれています。
インストールの際、answerbook2 プロファイルのエントリがローカルホストの /etc/security/tsol/tsolprof に自動的に作成されます。NIS+ を使ってユーザーや役割の管理を行う場合は、手順 5 を行なって、answerbook2 プロファイルを NIS+ 経由で管理者役割に割り当てできるようにします。
NIS+ を使用する場合は、answerbook2 プロファイルを NIS+ tsolprof テーブルに追加します。
AnswerBook2 サーバーの起動や停止を手動で行う場合は、AnswerBook2 プロファイルをシステム管理者 (admin) 役割に追加します。
ユーザーマネージャにアクセスしたり、プロファイルをアカウントに追加したりする方法については、必要に応じて『Trusted Solaris 管理の手順』の「ユーザーアカウントや役割アカウントの設定と変更」を参照してください。
セキュリティ管理者役割になって ADMIN_LOW ワークスペースに移動します。
ユーザーマネージャを起動し、ネームサービスを選択します。
NIS+ を使ってユーザーを管理する場合は、NIS+ を選択してプロファイルの割り当てを tsoluser NIS+ テーブルに格納します。NIS+ ドメインでは、admin は tsoluser の NIS+ テーブルだけに定義されます。「なし」を選択すると、answerbook2 プロファイルの割り当てはローカルの tsoluser ファイルに格納されます。
admin 役割の名前をダブルクリックします。
ユーザーマネージャナビゲータで「プロファイル」ボタンをクリックして「プロファイル」ダイアログボックスを表示します。
answerbook2 プロファイルを「選択済み」リストに移動し、「了解」をクリックします。
ダイアログボックスが終了したら、「完了」ボタンをクリックしてナビゲータを閉じます。次に「ファイル」メニューの「終了」を選択してユーザーマネージャを終了します。
インストールが終了したらサーバーを起動します。
具体的には、手順 6 (1 つ前の手順) で、セキュリティ管理者役割が answerbook2 プロファイルをシステム管理者役割に追加している場合は、/etc/init.d/ab2mgr start コマンドを入力してサーバーを起動します。それ以外の場合は、リブートしてサーバーを起動します。
$ reboot |
または
$ /etc/init.d/ab2mgr start |
AnswerBook2 サーバーに、表示する AnswerBook2 コレクションをインストールします。
詳細については 「AnswerBook2 マニュアルコレクションをインストールするには」を参照してください。
AnswerBook2 マニュアルコレクションは、Trusted Solaris 7 Documentation CD や Solaris 7 Documentation CD、またはその他の場所からインストールできます。
システム管理者役割になって ADMIN_LOW ワークスペースに移動します。
必要に応じて『Trusted Solaris 管理の手順』の「特定の役割への移行と役割ワークスペースでの操作」を参照してください。
文書 (Documentation) CD からインストールする場合は、CD を CD-ROM デバイスに挿入し、デバイスを割り当てます。
デバイスの割り当て方については、『Trusted Solaris 管理の手順』の「デバイスの管理手順」を参照してください。
文書コレクションのパッケージがあるディレクトリに移動します。
Trusted Solaris 7 Documentation CD からインストールする場合は、次のパスを使用します。
$ cd /cdrom/admin/trusted_sol7_doc/Trusted_Solaris_7_Doc/common/Product |
pkgadd(1M) インストールユーティリティを実行し、インストールする文書コレクションのパッケージを選択します。
$ pkgadd -d . |
Trusted Solaris 7 Documentation CD に含まれている文書コレクションのリストを見るには、CD の README_ja.html か README_ja.txt ファイルを表示します。
Trusted Solaris Documentation CD からインストールする場合は、Trusted Solaris AnswerBook (SUNWjtab)、Trusted Solaris リファレンスマニュアルの AnswerBook (SUNWjtamn)、Solstice Adminisuite 2.3 の AnswerBook (SUNWjadac)、Solaris 7 8/99 AnswerBook (SUNWahwja) の中から必要なコレクションを選択します。
AnswerBook2 サーバーソフトウェアが動作していることを確認します。
AnswerBook2 サーバーソフトウェアが動作しているかどうかを確認するには、次のコマンドを入力します。
$ telnet localhost 8888 |
「Connected to localhost (localhost に接続されています)」というメッセージが表示されれば、サーバーは動作しています。「Control ]」を入力し、telnet> プロンプトが表示されたら「q」を入力して telnet を終了します。
Connected to to 127.0.0.1... /* Control ] */ telnet> q |
AnswerBook2 サーバーを起動する必要がある場合は、ab2mgr start かリブートを実行します。
具体には、手順 6 で、セキュリティ管理者役割になって answerbook2 プロファイルをシステム管理者 (admn) 役割に追加している場合は、/etc/init.d/ab2mgr start コマンドを入力してサーバーを起動します。それ以外の場合は、リブートしてサーバーを起動します。
$ reboot |
または
$ /etc/init.d/ab2mgr start |
文書コレクションを Trusted Solaris 7 Documentation CD 以外の場所からインストールする場合に、コレクションがサーバーのデータベースに自動的に追加されないときは、次のコマンドを使用します。
$ /usr/lib/ab2/bin/ab2admin -o add_coll -d path_to_collection |
path_to_collection には、collinfo ファイル (AnswerBook2 コレクションの場合) か ab_cardcatalog ファイル (AnswerBook1 コレクションの場合) の場所を示す絶対パスを指定します。
インストールしたはずのコレクションパッケージが見つからない場合は、ab2admin -o scan コマンドを使ってコレクションの場所を見つけ、それをサーバーの文書データベースに追加します。
この手順は、ローカルにインストールされたパッケージの場合にのみ有効です。
$ /usr/lib/ab2/bin/ab2admin -o scan |
別のホストにある文書コレクションを使用する場合は、ab2admin -o add_coll コマンドに ab_cardcatalog ファイルか collinfo ファイルへの絶対パス名を指定します。
たとえば、文書サーバーを使って、別のシステムにある文書コレクションを表示させる場合は、次のように指定します。
$ ab2admin -o add_coll -d /net/other/books/SUNWdtad/collinfo |
この例の場合、他のホストが現在のホストとディレクトリを共有し、自動マウントが行われている必要があります。
この手順を使用するには、手順 6 に従ってセキュリティ管理者役割で answerbook2 プロファイルをシステム管理者役割に追加していなければなりません。