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ap_dmd(7D) は、AP ソフトウェアとともに機能し、ssd(7D) ディスクドライバによって扱われる物理デバイスに対する代替パス設定 (Alternate Pathing) を実現します。 ap_dmd は、物理デバイスに対して、1 つまたは 2 つの有効な物理パスをサポートします。 SunOS のマニュアルページの ssd(7D) を参照してください。
この AP メタドライバを使用して、物理デバイスに対する代替コントローラパスを設定することができます。 これらのパスは、メタディスクデバイス(特定のメタドライバに関連付けられたファイルシステムの特殊ノード) に関連付けられます。 ap_dmd は、物理デバイスに対して、1 つまたは 2 つの有効な物理パスをサポートします。
ap_dmd ドライバは、AP ライブラリアンの ap(7D) が、APSET、APUNSET、APSWITCH コマンドを利用できるインタフェースを使用してディスクデバイスへの物理コントローラパスの設定または設定解除を可能にします。 これらのコマンドは、ユーザーが起動した AP コマンドの要求に対応して、ap(7D) によって発行されます。 特定の ap_dmd デバイスに関連付けられたコントローラパス情報を変更するには、apconfig(1M)、apdb(1M)、apdisk(1M)を使用してください。 詳細は、『Sun Enterprise サーバー Alternate Pathing 2.3.1 ユーザーマニュアル』を参照してください。
ssd ドライバで使用することができるすべてのデバイス操作は、AP コマンドを通して作成されたap_dmdデバイスに対しても有効です。 AP ソフトウェアの他の部分の詳細については、他の AP コマンドのマニュアルページを参照してください。ブロック / 文字単位のファイルアクセス、入出力要求、ディスクパーティションの設定方法、ioctls については、ssd(7D) のマニュアルページを参照してください。
このユーティリティでは以下のファイルを使用しています。
ドライバ設定ファイル
ブロックファイル
raw ファイル
m は、そのデバイスがメタデバイスであることを示します。 他の部分は以下のとおりです。
コントローラ番号
ターゲット番号
論理ユニット番号
スライス (パーティション) 番号
SunOS のマニュアルページの ssd(7D) を参照してください。
『Sun Enterprise サーバー Alternate Pathing 2.3.1 ユーザーマニュアル』
このリファレンスマニュアルのapconfig(1M), apdb(1M), apdisk(1M), apnet(1M), ap(7D), mether(7D), mfddi(7D) の各項目