同期リンクを構成するには、1 個以上の同期デバイスとその IP インタフェースを定義する必要があります。
リンクのシリアルポートの UNIX デバイス名を入力します。
2 つのオンボードシリアルポートの名前は、zsh0 (ポート A)、zsh1 (ポート B) です。高速インタフェースポート名の形式は、hihn です。
Unix device for serial interface (zsh0, hih0, ...): zsh0 |
システムボーレートにクロックが用意されている場合は 1 (Internal)、他のデバイスによってクロックが提供される場合は 2 (External) を選択します。送信 (txc) クロックと受信 (rxc) クロックに、独自のクロックパラメータを指定することもできます。
Type of clocking for this port [1] - Internal (loopback=no txc=baud rxc=rxc) [2] - External (loopback=no txc=txc rxc=rxc) [3] - Specify own clocking parameters Your choice [1]: |
必要に応じ、回線速度を指定します。
直前の手順で内部クロック (Internal) を選択した場合は、デバイスの回線速度も指定する必要があります。デフォルト値の 19200 は、オンボードシリアルインタフェース (zshn) の最適回線速度です。
Line speed [19200]: |
同期デバイス構成を確認します。
選択した構成内容をスクリプトが表示します。y を入力すると、このデバイスが構成ファイルに追加されます。
sync_device syncdev0 unix_device zsh0 line_speed 19200 tx_clock baud rx_clock rxc Ok to add this entry? [y]: y |
ローカル IP アドレスを入力します。
マシン上のファイル /etc/hosts に定義されているホスト名を入力するか、またはドット表記による IP アドレスを入力します。デフォルトのホスト名を使用するには、Return キーを押します。
Local IP address [papyrus]: 129.xxx.xxx.11 |
リモート IP アドレスを入力します。
マシン上のファイル /etc/hosts に定義されているホスト名を入力するか、またはドット表記による IP アドレスを入力します。
Remote IP address: epic |
最大伝送ユニット (MTU) を入力します。
MTU のデフォルト値 1500 バイトは Ethernet 接続における最適値であり、ほとんどの場合に適する値です。デフォルト以外の MTU 値を使用する場合は、その値を入力し (60 〜 8232 の値)、デフォルト値を使用する場合は Return キーを押します。
IP Maximum Transmission Unit (MTU) [1500]: |
インタフェースで使用する同期デバイスの名前を入力します。
定義済みのすべての同期デバイスが表示されます。複数のデバイスを 1 つの同期インタフェースに関連付ける場合は、リンクに対して負荷分散機能を使用可能にしてください。
Select synchronous interfaces for ipdptp0 Choose between: zsh0 zsh1 Enter a comma separated list : zsh0,zsh1 |
IP インタフェース構成を確認します。
選択した構成内容が表示されます。y を入力すると、このデバイスが構成ファイルに追加されます。
ifconfig ipdptp0 plumb ifconfig ipdptp0 papyrus epic mtu 1500 netmask 255.255.255.0 up sync_path ip_interfaceipdptp0 unix_devicezsh0 sync_path ip_interfaceipdptp0 unix_devicezsh1 Ok to add this configuration [y]? y |