「スケジュール計算オプション」ダイアログ・ボックスの「上級」タブ概要 このタブでは、複数のクリティカル・フロート・パスを計算するかどうかを指定します。複数のクリティカル・フロート・パスを計算することによって、最もクリティカルなパスを、その完了に影響を与えるサブクリティカル・パスとともに判断できます。 画面要素 「複数フロート・パスの計算」オプション プロジェクトのスケジュール計算において、複数のクリティカル・フロート・パス(アクティビティの流れ)を計算するかどうかを決定します。「計算するパスの本数を指定」フィールドで、識別するクリティカル・フロート・パスの数を指定できます。このオプションを選択しない場合、残りのフィールドは編集できません。 「次の設定で複数パスを計算」のオプション 複数のパスの計算に「総フロート」を使用するか、「フリー・フロート」を使用するかを決定します。
「次のアクティビティで終わる複数フロート・パスを表示」フィールド フロート・パスの終了を表す、WBS内のアクティビティ。 通常は、マイルストン・アクティビティであるか、開始日または終了日を変更できないその他の重要なアクティビティです。 「計算するパスの本数を指定」フィールド 計算するクリティカル・フロート・パスの本数。 5を指定すると、P6によって、選択したアクティビティで終了する最もクリティカルなフロート・パスが5つ計算されます。最もクリティカルなものから順に各フロート・パスにランクが付けられ、各アクティビティの値が「フロート・パス」フィールドに保存されます。 たとえば、5つのフロート・パスを計算した場合、最もクリティカルなフロート・パスに含まれる各アクティビティの「フロート・パス」フィールドには「1」の値が保存され、最もクリティカルでないフロート・パスに含まれる各アクティビティには「5」の値が保存されます。 プロジェクトのスケジュール計算後にクリティカルなフロート・パスを確認するには、「アクティビティ」ページで「フロート・パス」ごとにアクティビティをグループ化し、「フロート・パス順序」でアクティビティをソートする画面を作成します。「フロート・パス」の値が「1」のアクティビティは、最もクリティカルなフロート・パスに含まれるアクティビティです。「フロート・パス順序」の値は、アクティビティの処理順序を表します。 操作方法
|
|