「ユーザー」ページの「モジュール・アクセス」詳細ウィンドウ

概要

この詳細ウィンドウでは、選択したユーザーにモジュール・アクセス権を割り当てます。モジュール・アクセス・オプションの「プロジェクト」、「ポートフォリオ」、「リソース」、「チーム・メンバー」または「エンタープライズ・レポート」のいずれかが選択されていないユーザーは、P6にログインできません。P6 Professional、P6 Analytics、P6 Progress Reporter、P6 Integration APIまたはP6 Web Servicesのライセンスのみのユーザーには、有効なライセンスがないことを示すプロンプトが表示されます。

画面要素

「モジュール」フィールド

各モジュールの名前。このフィールドは読取専用です。

「エンタープライズ・レポート」オプション

P6の「レポート」セクションへのユーザー・アクセス権を決定します。このモジュール・アクセス・オプションを選択することで、ユーザー名がOracleデータベースのユーザー名要件を満たしているかぎり、P6 EPPMユーザーに対してODSデータベース・ユーザーが作成されます。たとえば、P6 EPPMユーザー名が文字以外で開始している場合、ODSデータベース・ユーザーは作成されません。P6 EPPMユーザー名にスペースまたは使用できない特殊文字が含まれている場合、それらの文字は、ODSデータベース・ユーザー名を作成する際に除去されます。使用できない特殊文字には、{ } [ ] : ; < > , . ? ! @ # $ % ^ & * ( ) - _ | / \ ~ `があります。たとえば、「mgr.example.com」というP6 EPPMユーザー名は、ODSデータベースには「mgrexamplecom」という名前で作成されます。ODSデータベース・ユーザーが作成されると、P6ユーザーは、アクセス権のあるレポートをOracle BI Publisherに表示して実行できるようになります。

注意:

  • LDAPまたはSSO認証モードで実行されており、ユーザーにエンタープライズ・レポートのモジュール・アクセス権が付与されていても、スペースや使用できない特殊文字が含まれている場合は、P6 EPPMユーザー名を使用してOracle BI Publisher経由でODSデータベースに直接ログインすることはできません。
  • ユーザーがP6 EPPMユーザー名でODSデータベースに(たとえば、SQL Plusを使用して)直接ログインするためには、事前にシステム管理者がODSデータベース・ユーザーのパスワードをリセットしておく必要があります。

「統合API」オプション

Javaを介したP6 Integration API経由でPMDBデータベースにログインするユーザーのアクセス権を決定します。

「P6分析」オプション

Oracle Business Intelligenceを介したStarデータベースのみへのユーザー・アクセス権を決定します。このモジュール・アクセス・オプションを選択することで、Oracleデータベース・ユーザー名の要件を満たすユーザー名であるかぎり、P6 EPPMユーザーに対してStarユーザーが作成されます。たとえば、P6 EPPMユーザー名が文字以外で開始している場合、Starユーザーは作成されません。Starユーザーが作成されると、ユーザーはOracle Business Intelligenceダッシュボード・アプリケーションにアクセスできます。

「P6 Professional」オプション

P6 Professionalへのユーザー・アクセス権を決定します。これには、Primaveraのタイムスケール化されたロジック・ダイアグラムが含まれます。

「ポートフォリオ」オプション

P6の「ポートフォリオ」セクション、「プロジェクト・パフォーマンス」のポートレット、「ダッシュボード」セクションの「ポートフォリオ画面」ポートレット、ドキュメント管理機能(コンテンツ・リポジトリが設定されている場合)およびワークフロー機能(ワークフロー・リポジトリが設定されている場合)へのユーザー・アクセス権を決定します。

「Progress Reporter」オプション

P6 Progress Reporterへのユーザー・アクセス権を決定します。P6 Progress Reporterへのアクセスが必要なユーザーには、「チーム・メンバー」または「Progress Reporter」のモジュール・アクセス権を付与する必要があります。

「プロジェクト」オプション

P6の「プロジェクト」セクション、「ダッシュボード」セクションの「プロジェクト・パフォーマンス」のポートレット、ドキュメント管理機能(コンテンツ・リポジトリが設定されている場合)およびワークフロー機能(ワークフロー・リポジトリが設定されている場合)へのユーザー・アクセス権を決定します。

「リソース」オプション

P6の「リソース」セクション、「ダッシュボード」セクションの「リソース」のポートレット、ドキュメント管理機能(コンテンツ・リポジトリが設定されている場合)およびワークフロー機能(ワークフロー・リポジトリが設定されている場合)へのユーザー・アクセス権を決定します。

「チーム・メンバー」オプション

P6 Progress Reporterへのユーザー・アクセス権、および「ダッシュボード」セクションや「プロジェクト」セクション(「ワークスペース」および「アクティビティ」ページ)など、P6の一部の機能へのユーザー・アクセス権を決定します。ユーザー・インタフェース画面では、「アクティビティ編集」タブのオプションのみがチーム・メンバーに適用されます。P6機能へのアクセスは、ユーザーのOBSアクセス権およびプロジェクトとの関係、つまり、ユーザーがアクティビティにリソースとして割り当てられているか、アクティビティ・オーナとして指定されているかによって決まります。「チーム・メンバー」モジュール・アクセス権を選択するためには、他のすべてのモジュール・アクセス・オプションをクリアする必要があります。反対に、他のモジュール・アクセス・オプションを選択するためには、「チーム・メンバー」モジュール・アクセス権をクリアする必要があります。

「Webサービス」オプション

XML、SOAP、WSDLなどのオープン・スタンダードを使用するP6 Web Servicesへのユーザー・アクセス権を決定します。これによって、P6 EPPMの機能が他のアプリケーションにシームレスに統合されます。P6 Web Servicesを使用することで、組織では、オペレーティング・システムやプログラミング言語に関係なく、P6 EPPMデータをアプリケーション間で共有できます。

「アクセス」オプション

対応する各モジュールへのアクセス権を付与するかどうかを決定します。

操作方法

  1. 管理 メニューをクリックして「ユーザー・アクセス」を選択します。
  2. 「ユーザー・アクセス」ページで、「ユーザー」をクリックします。
  3. 「ユーザー」ページで、「モジュール・アクセス」詳細ウィンドウをクリックします。

著作権情報