必要な権限を持っている場合、[アクティビティリソース詳細]を使用して、以下の操作を実行できます。
- リソースまたはロールの割当
適切なリンクをクリックします。選択ウィンドウでは、検索したり、リストを編成することによってリソースまたはロールを簡単に見つけることができます。リソースの場合、割当の前に割当データを表示するには、[詳細表示]をクリックします。
- リソース要求をリソースマネジャに提出
[リソース要求]をクリックしてから要件を指定します。そこでは、少なくともメインロールを指定する必要があります。
要求を保存した後は、リソースの配備要件が指定されたことが[検索条件]列に示されます。リソースマネジャとプロジェクトマネジャはリソース配備機能を使用することで、この条件を読み込み、 リソース割当に使用することができます。
- 割当の改訂または工数、コスト、単価などの詳細の指定
リソース名またはロール名をクリックします。続いて編集を行い、変更を保存します。
- 割り当てられているリソースまたはロールの削除
リソース名またはロール名をクリックします。続いて、[割当の削除]をクリックします。
- 割り当てられているすべてのリソースおよびロールへのE-Mail通知
事前作業の詳細については、アクティビティへのリソースの割当を参照してください。
リソース詳細のカスタマイズ
表示する詳細列を選択するには、[カスタマイズ]をクリックします。たとえば、割当の単価または割当に関連付けられたユーザ定義フィールドを表示する場合は、対応する列を追加する必要があります。
ヒント:[列のカスタマイズ]ウィンドウにユーザ定義フィールドが1個も表示されない場合は、ユーザ定義フィールドが1個も定義されていないことを示します。
フィールド定義
注意:リソース名またはロール名をクリックして割当の詳細を編集する場合、ここで説明されているすべてのフィールドを編集できます。ただし、一部のフィールドは、リソース詳細をカスタマイズしてそれらを追加しないと、リソース詳細表示モードで表示されません。
- [リソース]
- アクティビティに割り当てられているリソースの名前。赤色のアイコン
は超過割当リソースを示します。
- [ロール]
- 選択したアクティビティのリソースに割り当てられたロール。
- [検索条件]
- 配備リソースを検索するときに使用する特定の条件が保存されているかどうかを示します。
- [計画工数]
- 選択したアクティビティのリソースの計画工数。
- [実績工数]
- 選択したアクティビティでリソースが消費した工数。
- [残工数]
- リソースが選択したアクティビティを完了するために必要な工数。(残工数) = (計画工数) - (実績工数)
- [計画単位工数]
- リソースがこのアクティビティの作業を行うのに予測される計画単位工数。たとえば、フルタイムのリソースに1日あたり8時間の作業(8h/d)を指定します。
- [メインリソース]
- 該当するリソースがアクティビティのメインリソースであるかどうかを示します。通常、メインリソースはアクティビティの作業全体とステータス更新の責任者です。
- [技能]
- リソースのスキルレベルとして[マスター]、[専門家]、[熟練者]、[経験者]、または[未経験]のいずれかを指定します。
- [残単位工数]
- リソースがアクティビティの残作業を行うのに予測される単位工数。
- [単価]
- リソースまたはロールの通常単価。工数からコストを計算するオプションを選択すると、この価格を使用してアクティビティ割当のコストを計算します。この場合、(コスト) = (工数)*(単価)という式を使用します。
単価が指定されているリソースおよびロールでは、単価は、アクティビティに適用される単価ソースおよび単価タイプに対応し、編集できません。割り当てられるリソースまたはロールに単価が指定されていない場合、プロジェクトの既定の単価が使用され、このタブでは編集できません。アクティビティ割当の単価を手動で入力するには、個別の単価ソースを選択する必要があります。
注意:プロジェクトの既定の単価がアクティビティに適用される場合、値の横にカレット記号(^)が表示されます。プロジェクトの既定の単価は、[プロジェクト] > [詳細]ページの[設定]タブまたはProject Managementで修正できます。
値の横にアスタリスク(*)が表示されている場合、アクティビティの期間中に複数の変動リソース単価またはシフトカレンダが適用されます。単価の値の横にアスタリスクとカレットの両方(*^)が表示されている場合、プロジェクトの既定単価はアクティビティの開始日に有効になりますが、そのアクティビティの割当期間中は変動単価も有効になります。
-
- [計画コスト]
- アクティビティに該当するリソースの計画コスト。(計画コスト) = (計画工数)*(単価) として計算されます。
- [実績コスト]
- 選択したアクティビティに該当するリソースの通常時間実績コストと残業時間実績コストを足したもの。(実績コスト) = (通常時間実績コスト) + (残業時間実績コスト) として計算されます。
- [残コスト]
- 選択したアクティビティに該当するリソースの残コスト。(残コスト) = (残工数)*(単価)として計算されます。
- [カーブ]
- このリソースの工数とコストをアクティビティの期間全体に分散する方法を指定します。
をクリックすると、カーブが割当に関連付けられます。
-
注意:
-
カーブを割り当てることができるのは、
所要期間タイプが[所要期間と工数固定]または[所要期間と単位工数固定]であるアクティビティだけです。
手動カーブタイプは、将来期間のリソース配分がProject Managementモジュールのリソース稼働集計表に手動で入力されたことを示します。ほかのカーブタイプを選択する場合、手動で入力された配分は削除され、選択するカーブに従って、割当の工数とコストが再配分されます。手動カーブを別のカーブに置き換える前に、適切な操作であることを確認してください。リソース配分の手動による定義の詳細については、Project Managementのヘルプを参照してください。
- [単価ソース]
- 単価ソースと単価タイプによって、アクティビティ割当についてコストの計算に使用する単価が決定します。単一のアクティビティ割当にリソースとロールの両方が含まれている場合、リソースについて定義した単価(単価の値)を使用するか、またはロールについて定義した単価を使用するかを選択できます。[単価ソース]で[個別]を選択すると、割当の単価を手動で入力することもできます。
- [単価タイプ]
- 単価タイプと単価ソースによって、リソースまたはロール割当についてコストの計算に使用する単価が決定します。リソースおよびロールには最大5つまでの単価タイプを指定でき、各単価タイプは異なる単価を表します。単価タイプはProject Managementで定義されます。
新しい割当を追加する場合、単価タイプはプロジェクトに特有の設定に既定されています。単価タイプを編集して[保存]をクリックすると、[単価]に変更が反映されます。[工数からコストを計算]オプションがオンの場合は、コストも再計算されます。
ヒント:プロジェクトの既定の単価タイプは、[プロジェクト] > [詳細] > [設定]ページで指定します。
-
- [工数からコストを計算]
- このフィールドを使用すると、割り当てられたリソースまたはロールに対して指定されているコスト計算設定よりも優先されます。この割当のコストを(コスト) = (工数)*(単価)で計算するには、このチェックボックスをオンにします。このアクティビティのリソースまたはロールのコストを手動で記録するには、このチェックボックスをオフにします。
工数からコストを計算しない場合、工数や単価が変更されても割当のリソースまたはロールのコストまたは単価は更新されません。
この設定をオフからオンに変更すると、割当のコストは現行の工数および単価に基づいて再計算されます。
- [アクティビティの日付に依存]
- このフィールドの設定は、選択したアクティビティに割り当てられているリソースの既定の設定よりも優先されます。
注意:このオプションのリソースの既定の設定は、Project Managementアプリケーションで指定され、すべてのプロジェクトリソースに対してプロジェクトレベルで設定されています。
リソースの日付に基づいてアクティビティの開始日と終了日を決定するには、このチェックボックスをオンにします。リソースの日付とは関係なくアクティビティの日付を決定するには、このチェックボックスをオフにします。
- [コストアカウント]
- リソース割当に関連するコストアカウント。
をクリックすると、コストがリソース割当に関連付けられます。
- [ユーザ定義フィールド]
- [リソース]タブがカスタマイズ済でユーザ定義フィールドの列を表示できる場合、これらのユーザ定義フィールドはこのセクションにリストされます。