タイムシート承認マネジャは、担当するリソースのタイムシートを承認または棄却できます。
Project Managementモジュールの管理設定により、リソースマネジャまたはプロジェクトマネジャ(もしくは両方)がタイムシートのレビュー/承認を行う必要があるかどうかが決まります。
- リソースマネジャは、自分がタイムシート承認マネジャとして割り当てられているリソースのタイムシートをレビューすることができます。
- プロジェクトマネジャは、自分が責任を持つプロジェクト内のアクティビティに割り当てられているリソースのタイムシートをレビューすることができます。
- リソースマネジャのタイムシート承認マネジャ代理人は、リソースマネジャがタイムシート承認マネジャとして割り当てられているリソースのタイムシートをレビューすることができます。
- プロジェクトマネジャのタイムシート承認マネジャ代理人は、承認権限を付与されたプロジェクト内のアクティビティに割り当てられているリソースのタイムシートをレビューすることができます。プロジェクトマネジャは、プロジェクトごとに異なるユーザに承認権限を委任することができます。
ヒント: Project Managementモジュールでタイムシートの管理設定によりタイムシートの自動承認が設定されている場合、タイムシートを承認する必要はありません。ただし、自動承認が設定されているときに、承認されたタイムシートを棄却することはできます。
タイムシートのステータスには、[提出済]、[再提出済]、[未提出]、[承認済]、[PM承認]、[RM承認]、[棄却]があります。タイムシートのステータスに応じて、以下のアクションを実行できます。
アクション | タイムシートステータス |
承認 | [提出済]、[再提出済]、[PM承認]*、[RM承認]* |
棄却 | [提出済]、[承認済]、[PM承認]*、[RM承認]*、[再提出済] |
E-mailリマインダ | 任意 |
* ステータスタイプ[PM承認]および[RM承認]は、Project Managmentモジュールの管理設定で2つの承認レベルが必要であると指定された場合にのみ有効です。2つの承認レベルが必要な場合、リソースマネジャの[アクション要求]フィルタに[PM承認]ステータスが表示され、PMが承認するとリソースマネジャの承認が保留中になります。同様に、2つの承認レベルが必要な場合、プロジェクトマネジャの[アクション要求]フィルタに[RM承認]ステータスが表示され、RMが承認するとプロジェクトマネジャの承認が保留中になります。
タイムシートの承認または棄却
- タイムシート承認アプリケーションを起動します。
- ページの一番上で適切なタイムシート期間を選択します。
既定では、現行計算日を含むタイムシート期間が選択されます。
- 必要に応じて、
をクリックして、[アクション要求]、[提出済]、または[再提出済]の各ステータスでタイムシートをフィルタします。
[アクション要求]ステータスでフィルタすると、現在自分のレビューを必要としているすべてのタイムシートが表示されます。[提出済]ステータスでフィルタすると、[提出済]と[再提出済]のタイムシートがすべて表示されます。[再提出済]ステータスでフィルタすると、選択されたタイムシート期間に関係なく、すべての再提出済タイムシートが表示されます。
- 承認または棄却するタイムシートをハイライトします。複数のタイムシートを選択するには、CtrlキーまたはShiftキーを押しながらクリックします。
タイムシートを選択すると、そのタイムシートに関連付けられているリソースのアクティビティが、ページ下半分の[アクティビティテーブル]に表示されます。表示されるアクティビティをフィルタするには、[アクティビティテーブル]の上にある
をクリックします。
- 選択したタイムシートを承認するには、
をクリックするか、またはタイムシートを右クリックして[承認]をクリックします。選択したタイムシートを棄却するには、
をクリックするか、またはタイムシートを右クリックして[棄却]をクリックします。
- タイムシートを棄却する場合、棄却を確認するメッセージおよび関連するタイムシートリソースに棄却を通知するE-Mailを送信することを確認するメッセージが表示されます。棄却を通知するE-Mailの送信先に対応するチェックボックスをオンにして、[OK]をクリックします。必要に応じてE-Mailの内容を編集できます。