[プロジェクト] > [チーム稼働]ページには、作業しているプロジェクトに割り当てられているロールおよびリソース別に、チームレベルのコストまたは稼働データが表示されます。 タイムスケールが設定された情報をヒストグラムまたは集計表形式で表示できます。
現行のプロジェクト割当のみ、またはすべてのプロジェクト全体での割当を反映するようにデータをフィルタリングすることで、ページのカスタマイズを行うことができます。
詳細については、以下のトピックをクリックしてください。
[チーム稼働]ページで作業するプロジェクトの選択
[チーム稼働]ページでは開いているプロジェクトの作業が可能ですが、作業できるプロジェクトは常に1つだけです。[プロジェクト]セクションで複数のプロジェクトを開く場合、アクセス権を持つ、開いているプロジェクトがすべて、ページの右上にある[プロジェクトの選択]ボックスに表示されます。
プロジェクトの作業を行うには、リストから開いているプロジェクトを選択します。実行するアクションや、ページに表示されるすべてのデータは、選択したプロジェクトだけに適用されます。
注意:[プロジェクト]セクションに開いているプロジェクトが1つしかない場合、 [プロジェクトの選択]フィールドは表示されません。
リソース制限オプションの設定
2つのリソース制限オプションは(いずれもライブデータに基づく)、選択したベンチマークに対して稼働を評価する際に役立ちます。
- [制限値]
- [割当制限値]
[制限値]は、リソースのカレンダと最大単位工数設定および期間毎の時間のアプリケーション設定に基づいて、最大空き時間を表示します。期間ごとの時間の詳細については、グローバル設定を参照してください。
[割当制限値]は、リソースマネジャによって指定された割当済の計画値に基づいて、リソースの最大空き時間を表示します。これらの値はプロジェクトまたはWBSレベルで記録され、適切なモジュールアクセスを持つユーザがリソース計画の集計表で入力できます([リソース計画]ページ)。この限界線を使用して、詳細なアクティビティ割当がリソースマネジャが計画した内容に一致しているかどうかを評価します。
[割当制限値]画面で表示されるリソース稼働の集計データは、プロジェクト詳細の[設定]ページのオプション設定に従って、アクティビティレベルの割当または高度な(プロジェクト、WBS)計画割当に基づいて決まります。計画割当に対するアクティビティレベルの割当を評価するには、詳細なアクティビティリソース割当のプロジェクト集計オプションを選択します。
ヒント:詳細レベルで集計する場合、タイムスケールの日付範囲はアクティビティの開始日と終了日から取得されます。選択したリソースに該当する日付範囲以外の高度な割当しか存在しない場合、割当制限値線は表示されません。より大きいタイムスケールの目盛間隔(たとえば、[月/週]から[年/四半期])に変更すると、[割当制限値]が表示される場合があります。
リソース稼働データは集計データに基づいているので、プロジェクトに対してサマライザが最後に実行された日付の値が反映されます。その日付より後に行われたプロジェクト内の割当の変更は、[プロジェクト] > [ツール]ページからプロジェクトを再度集計するまで反映されません。リソースの集計データの詳細については、リソースデータと集計を参照してください。
集計表およびヒストグラムの詳細
集計表およびヒストグラムの詳細を表示するには、以下のいずれかのリンクをクリックします。
集計表 詳細
ヒストグラム 詳細
[チーム稼働]ページのカスタマイズ
チーム稼働表示オプションを選択するには、[カスタマイズ]をクリックしてから以下のいずれかを選択します。
- [表示]:工数またはコストを選択できます。コストの表示機能はセキュリティ権限に依存します。コストデータへのアクセス権がない場合に[コスト]オプションを選択しても、データは表示されません。
ヒント:既定では、実績工数とコストは、実績開始日から計算日または実績終了日(存在する場合)までの期間で、均等に集計されます。グローバル設定では、カスタム報告期間について保存されたデータに基づく実績値(過去の期間の実績)を表示するよう選択できます。このオプションを選択すると、実績工数およびコストは各会計期について定義された日付で均等に集計されます。このオプションをオンに設定すると、割当可/割当超過の割当値も保存された期間の実績工数に基づき計算されます。また、ヒストグラムの凡例は、実績工数またはコストが表示されていることを示します。
ただし、プロジェクトが報告期間で集計される場合(Project Managementモジュールの管理設定で制御される)、過去の期間の実績を表示する際に、このグローバル設定は無視されます。その場合、[報告期間]タイムスケールを表示すると、実績が格納されている報告期間については、過去の期間の実績値がページに表示されます。実績が格納されていない報告期間については、報告期間の全工数およびコストの値がページに表示されます。
- [タイムスケール]:現在の表示タイムラインを展開したり折りたたんだりすることができます。
ヒント: Project Managementモジュールの報告期間ディクショナリで定義されている報告期間の範囲を表示するには、タイムスケールオプションの[報告期間]を選択します。[報告期間]タイムスケールを表示すると、報告期間間隔で集計およびソートされた値がページに表示されます。
[報告期間]タイムスケールが使用できない場合、プロジェクトが報告期間単位で集計されていないか、またはProject Managementモジュールで報告期間が適切に設定されていません。同様に、カレンダタイムスケールオプション([月/週]など)が使用できない場合は、プロジェクトデータがカレンダ間隔で集計されていません。プロジェクトデータの集計に関する管理オプションは、Project Managementモジュールで設定します。詳細については、管理者にお問い合わせください。
- [表示]:現行プロジェクトのみのリソースデータ、またはリソースが割り当てられているすべてのプロジェクトのリソースデータを表示できます。
- リソースの最大利用可能時間を、設計されたカレンダと工数/時間値(制限値) を基に表示するか、または、高度な計画においてリソースマネジャにより指定された割当済値(割当制限)を基に表示するかを選択します。