P6 Web Accessにデータをインポートするときのブラウザのセキュリティ設定
P6 Web Accessにデータをインポートする前に、まずMicrosoft® OutlookやMicrosoft® Excelなど、インポートするデータの一部であるActiveXコントロールに対してスクリプトコマンドを呼び出す権限をブラウザで設定する必要があります。これらのアプリケーションはWebスクリプトには一般に使用されないので、スクリプトを実行しても安全だとマークされていません。したがって、通常のインターネットゾーンにあるサイト上のWebページには、このようなアプリケーションに対してスクリプトコマンドを実行する権限がありません。
Web Accessのインポート機能で、外部アプリケーションに対してスクリプトコマンドを実行できるようにするには、[スクリプトを実行しても安全だとマークされていないActiveXコントロールの初期化とスクリプトの実行]権限を持つゾーンにP6 Web Accessのサイトを設定する必要があります。「信頼済みサイト」ゾーンの推奨設定では、この権限が[ダイアログを表示する]に設定されています。
データをインポートするときにP6 Web Accessを信頼済サイトゾーンとして設定するには、以下の手順に従います。
P6 Web Accessを信頼済サイトゾーンとして設定するには
- Webブラウザで、[ツール]、[インターネットオプション]の順に選択します。
- [セキュリティ]タブをクリックします。
- [信頼済みサイト]アイコンをクリックしてから、[サイト]ボタンをクリックします。
- [次のWebサイトをゾーンに追加する]フィールドに、P6 Web Accessのホスト名またはIPアドレスを入力します。[追加]をクリックします。
「このゾーンに追加したサイトには、https:// prefixを使用する必要があります。このprefixは、セキュリティで保護された接続を保証します。」というメッセージが表示されます。サーバの確認を必要としない場合は[OK]をクリックし、[このゾーンのサイトにはすべてサーバの確認(https:)を必要とする]チェックボックスをオフにします。
- [OK]をクリックします。
これらの設定が有効になると、「このページのActiveXコントロールは、ページのその他の部分の操作を危険にさらすかもしれません。この操作を許可しますか?」というP6 Web Accessからのメッセージが表示されます。[はい]を選択し、P6 Web Accessから選択したインポート機能を続行します。