Web Accessインポートテンプレートを使用して、以下からプロジェクトアクティビティをインポートすることができます。
- 以前のバージョンのP6(Primaveraテンプレートを使用)
- Microsoft Project 2007(インポートファイル、および[テンプレートの修正]ダイアログボックスで作成、または選択、更新できるMicrosoft 2007 XMLテンプレートを使用)
- 以前のバージョンのMicrosoft Project(Microsoft Projectへインポートする前に、Microsoft® Excel (.xls)ドキュメントへデータをエクスポート)
注意:XMLまたはXLSファイルを使用してアクティビティをインポートできるかどうかは、システム管理者がP6で設定したセキュリティ権限によって決まります。セキュリティ権限の詳細については、システム管理者にお問い合わせください。
このトピックでは以下の内容について説明します。
- アクティビティインポートデータの内容と書式の定義
- 列見出しの使用
- インポートファイルからのデータフィールドの除外
- アクティビティ計画開始日の指定
- 所要期間の指定
- メインリソースの指定
- マイルストンの指定
- アクティビティ接続の指定
アクティビティインポートデータの内容と書式の定義
P6 Web Accessでは、テンプレートで以下に示す順序で書式設定する必要がある以下のアクティビティデータがインポートされます。
- アクティビティ名(必須、最大120バイト)
- 計画開始日
- 当初または計画所要期間
- メインリソース
- マイルストン
列見出しの使用
インポートファイルには列見出しを含むことができます。インポートファイルに列見出しが含まれている場合、見出し行には有効なリソースデータが含まれていないため、ログファイルにエラーメッセージが生成されます。ただし、インポートファイルにアクティビティ名の見出ししか含まれていない場合、エラーメッセージは生成されず、見出しは最初のアクティビティとしてインポートされます。
インポートファイルからのデータフィールドの除外
アクティビティ名のみが、アクティビティを正常に追加するために必須のインポートデータフィールドになります。必要に応じて、サポートされているすべてのデータフィールドをインポートすることもできますし、アクティビティ名とメインリソースのように、アクティビティ名と連続しない1つ以上のデータフィールドのみをインポートすることもできます。この場合、インポートファイルには、使用しないデータフィールドを表すブランクのデータフィールドが含まれている必要があります。
アクティビティ計画開始日の指定
インポート機能は各種日付書式をサポートしています。(サンプルを表示)日付は、現在のグローバル設定の日付書式(月/日/年など)に基づいてインポートされます。たとえば、グローバル設定の日付書式が月/日/年に設定されている場合、アクティビティの日付08/10/08 (日/月/年)は、インポートすると10/08/08に変換されます。
所要期間の指定
インポートファイルの所要期間は、時間、日、週、月、年のいずれかの書式で入力できます。Project Managementアプリケーションの管理設定で時間の単位に定義されている1文字の略称を使用する必要があります。 たとえば、管理設定で時間の略称がzとして定義されている場合、インポートファイルには8時間を8zとして入力します。
インポートする所要期間には「3d」のような単一書式を使用する必要があります。「3d 4h」のように時間書式が混在する所要期間はインポートではサポートされていません。時間の単位がない所要期間のエントリには、現在グローバル設定されている所要期間の時間の単位が使用されます。 たとえば、グローバル設定で所要期間の書式が週に設定されている場合、所要期間10は10週としてインポートされます。 所要期間がないアクティビティが入力された場合は、Project Managementモジュールで定義されている既定所要期間を使用してP6 Web Accessプロジェクトに追加されます。
ヒント:インポートする所要期間の書式は、現在グローバル設定されている所要期間書式に基づいて変換されます。グローバル設定で所要期間の書式が週に設定されている場合、日数で指定されている所要期間は、インポートすると週に変換されます。変換には、Project Managementモジュールで指定されている期間あたりの 時間数が使用されます。たとえば、指定されている期間あたりの時間数が8時間/日、40時間/週とした場合、所要期間5dは、インポートすると1週間に変換されます。
メインリソースの指定
メインリソースのインポートフィールドには、リソース名ではなくリソースIDを指定します。
データベース内に該当するリソースレコードが存在しないリソースIDを指定した場合、そのリソースIDに関連するアクティビティはP6 Web Accessに追加されません。これらのインスタンスはログファイルに記録されます。
[メインリソース]フィールドで、データベース内には存在するけれども、リソースのセキュリティに基づいてユーザがアクセスできないリソースが指定されている場合、アクティビティとリソースの割当がインポートされ、リソースは現在のプロジェクトリソースであると識別されます。詳細については、リソースのセキュリティを参照してください。
マイルストンの指定
Yes、No、True、またはFalseを指定します(大文字と小文字は区別されません)。マイルストンアクティビティの所要期間は指定しないでください。所要期間があり、マイルストンとしてYesが指定されているアクティビティは、インポートしてもP6 Web Accessには追加されません。これらのインスタンスはログファイルに記録されます。
アクティビティ接続の指定
Yes、No、True、またはFalseを指定します(大文字と小文字は区別されません)。