P6 Web Accessでは、以下に示すアクティビティ制約タイプがサポートされています。
- [指定日に開始]:特定の開始日を指定します。[指定日に開始]制約を指定すると、アクティビティの最早開始日を遅らせたり、アクティビティの最遅開始日を早めたりして制約を満たします。
- [指定日以前に開始]:アクティビティを開始可能な最遅日を定義します。この制約は最遅日のみに影響し、総フロートが減少する可能性があります。スケジュールを計算する場合、計算した最遅開始日が指定日よりも遅れる場合にのみ、バックワードパスで指定日以前に開始制約が適用されます。
- [指定日以降に開始]:アクティビティを開始可能な最早日を定義します。この制約は最早日のみに影響します。スケジュールを計算する場合、計算した最早開始日が指定日よりも早くなる場合にのみ、フォワードパスで指定日以降に開始制約が適用されます。
- [指定日に終了]:特定の終了日を指定します。[指定日に終了]制約を指定すると、アクティビティの最早終了日を遅らせたり、アクティビティの最遅終了日を早めたりして制約を満たします。
- [指定日以前に終了]:アクティビティが終了可能な最遅日を定義します。[指定日以前に終了]制約は最遅日のみに影響します。
- [指定日以降に終了]:アクティビティを終了可能な最早日を定義します。[指定日以降に終了]制約を指定した場合、フロートを減らしてアクティビティを並行して行うよう調整することにより、アクティビティの終了日が指定日以降になるようにします。通常この制約は、プロジェクトの次のフェーズより前に終了していなければならない先行作業があるアクティビティに対して適用されます。
- [できるだけ遅く]:アクティビティに正のフロートの制約を課し、その後続作業が遅れないようにできるだけ開始日を遅らせます。スケジュール計算する場合、後続アクティビティに影響がない範囲で、できるだけ遅い日にアクティビティの最早日が設定されます。
- [強制開始]:選択した最早開始日と最遅開始日を強制します。P6 Web Accessは、ネットワークロジックへの影響に関係なく、強制最早開始日を使用します。強制最早開始日は、強制アクティビティに導かれるすべてのアクティビティの遅い日付と、強制アクティビティから導かれるアクティビティのすべての最早日に影響を及ぼす可能性があります。
- [強制終了]:選択した最早終了日と最遅終了日を強制します。P6 Web Accessは、ネットワークロジックへの影響に関係なく、強制終了日を使用します。この制約は、強制アクティビティに導かれるすべてのアクティビティの遅い日付と、強制アクティビティから導かれるアクティビティのすべての最早日に影響を及ぼす可能性があります。
注意:必須制約がカレンダの非作業期間に設定されている場合、最早日は次に有効な作業日にずらし、最遅日は直前の有効な作業日になります。これにより、スケジュールに負のフロートが発生します。