ダッシュボードまたはプロジェクトワークスペースのアーンドバリューパフォーマンスポートレットには、現行/予想両方のアーンドバリューSV【スケジュール差異】、CV【コスト差異】、および労務工数差異の計算値が表示されます。負の値はパフォーマンスが好ましくないことを示しています。ステータスインジケータはユーザが定義したしきい値に基づいてステータスを表現し、そこから差異が許容範囲内であるかどうかや、是正処置が必要であるかどうかを判断できます。
ヒント:P6 Web Accessでコスト情報を表示するには、適切なセキュリティ権限が必要です。
フィールド定義
アーンドバリューパフォーマンスポートレットには、以下の計算データが表示されます。データは、ユーザ設定に基づいて、コストまたは労務工数で計算および表示されます(詳細は右欄のヒントを参照)。ポートレットのカスタマイズの詳細については、下記のアーンドバリューパフォーマンスポートレットのカスタマイズを参照してください。
- [現時点] - [スケジュール (SV)]
- コストの場合、EV【アーンドバリュー】コスト - PV【計画価値】コスト。
労務工数の場合、EV【アーンドバリュー】労務工数 - PV【計画価値】労務工数 - [現時点] - [コスト (CV)]
- EV【アーンドバリュー】コスト - 実績コスト
- [現時点] - [労務工数 (CV)]
- EV【アーンドバリュー】労務工数 - 実績労務工数
- [完成予想] - [スケジュール]
- コストの場合、以下のように計算します。
(BAC【完成時予算】)*(SVI【スケジュール差異指数】)、ここで(SVI) = (SV)/(PV【計画価値】コスト)
労務工数の場合、以下のように計算します。
(BL 労務工数)*(SVI労務工数)
ここで(SVI) = (SV)/(PV【計画価値】労務工数) - [完成予想] - [コスト]
- (BAC【完成時予算】)*(CVI【コスト差異指数】)、ここで(CVI) = (CV)/(EV【アーンドバリュー】コスト)
- [完成予想] - [労務工数]
- (BL 労務工数)*(CVI【コスト差異指数】労務工数)、ここで(CVI) = (CV)/(EV【アーンドバリュー】労務工数)
アーンドバリューパフォーマンスポートレットのカスタマイズ
ダッシュボードまたはプロジェクトワークスペースの一番上にある[カスタマイズ]をクリックします。[プロジェクトパフォーマンス]セクションの[アーンドバリューパフォーマンス]チェックボックスをオンまたはオフにすると、ポートレットが表示または非表示になります。
ポートレットを詳細にカスタマイズするには、をクリックして、詳細オプションを表示します。アーンドバリューパフォーマンスの現在値、完成予想、またはその両方を表示するように選択します。プロジェクトワークスペース設定では、プロジェクトチームメンバおよび招待ユーザがアーンドバリューパフォーマンスデータを表示できるように選択することもできます。