ポートフォリオ画面は、プロジェクト情報をカスタマイズしたレイアウトであり、一連のプロジェクトの分析に使用します。複数のビューを作成して、それぞれのビューに対してデータフィールドを定義し、情報ニーズに応じてデータをグラフィカルなチャート形式またはスコアカード形式のどちらで表示するかを選択することができます。定義したポートフォリオ画面にはプロジェクトグループを表示して、それに含まれるすべてのプロジェクトの集計データを分析することができます。
詳細については、以下のトピックをクリックしてください。
ポートフォリオ画面の作成
適切なモジュールアクセスを持っている場合、ポートフォリオ画面を作成して、プライベートに使用するか、またはほかのユーザが使用できるように設定することができます。必要なセキュリティ権限を持っている場合、グローバルポートフォリオ画面を作成して、ポートフォリオ画面に対する適切なモジュールアクセスを持っているすべてのユーザと共有することもできます。各ビューはカスタマイズ可能なので、表示するプロジェクト情報や表示形式を選択することができます。
使用するデータの分析技法に応じて、以下のどちらかのポートフォリオ画面形式を選択することができます。
- チャート画面では、プロジェクトデータが、ヒストグラム、積層ヒストグラム、Side-by-Side ヒストグラム、円グラフ、またはバブルチャートでグラフィカルに表示されます。
- スコアカード画面では、プロジェクトデータを、行と列で構成される集計表に似た表形式で表示できます。また、プロジェクトデータのウォータライン分析を実行することもできます。
ポートフォリオ画面を作成するには、グローバルナビゲーションバーの[プロジェクト]アクションメニューで[ポートフォリオ画面の管理]を選択してから[画面の作成]をクリックします。詳細については、ポートフォリオビューの作成または修正を参照してください。
ヒント:ポートフォリオ画面は、[ポートフォリオ] > [ポートフォリオ分析]ページで作成したり、ダッシュボードをカスタマイズして新しいポートフォリオ画面ポートレットを表示するときに作成することもできます。
ポートフォリオ画面の表示
作成したポートフォリオ画面は、[ポートフォリオ] > [ポートフォリオ分析]ページまたはアクセス権を持っているダッシュボード上で表示することができます。ビューを表示したら、それを適用するプロジェクトグループを選択する必要があります。[ポートフォリオ] > [キャパシティ計画]ページでは、スコアカード画面に関連付けられているシナリオを表示することができます。
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[ポートフォリオ分析]ページでは、2個のプロジェクトグループを横に並べて比較することができます。グループごとにビューを表示できるので、プロジェクトデータの分析および比較に役立ちます。グループごとに異なるビューを表示すると、上級経営者レベルのクリティカルな意思決定もサポートすることができます。ビューはいつでもカスタマイズして、選択したグループの分析に必要なプロジェクト情報だけに絞り込むことができます。また、ビューをシナリオとして保存することによって、その時点の特定のプロジェクトグループに適用されたビューを履歴スナップショットとして作成することができます。
- [キャパシティ計画]ページでは、スコアカード画面に関連付けられているシナリオを表示することができ、一連のプロジェクトの期間中のロール稼働とコストの分析に役立ちます。画面をカスタマイズして、分析するプロジェクトやロール情報を表示したり、その画面を新規シナリオとして保存することができます。
- ダッシュボードでは、ビューをポートレットとして表示できます。ダッシュボードをカスタマイズすることによって、最大50個のポートフォリオ画面ポートレットを表示することができます。各ポートレットが1個のビューを表します。各ポートレットに表示されるプロジェクトデータは、ダッシュボードの[フィルタ :]ドロップダウンリストで選択されているプロジェクトグループまたはプロジェクトに適用されます。