P6 Web Accessの[ポートフォリオ]セクションで、3種類のグループ化カテゴリ、すなわちEPS、プロジェクトコード、またはポートフォリオのいずれかに属するプロジェクトの表示を選択することができます。
EPSグループには、プロジェクトデータベースで定義されている特定の組織エンティティ(EPSノード)に属するプロジェクトが含まれます。プロジェクトコードグループには、特定のユーザ定義コードまたはグループ化値に割り当てられているプロジェクトが含まれます。これらの2個のグループは通常は組織レベルで管理者が定義しますが、ポートフォリオはポートフォリオの作成者が指定するプロジェクトグループです。ユーザは、作成したプロジェクトポートフォリオを、作成者自身で使用したり、Web Accessユーザが使用できるように設定することもできます。
プロジェクトグループを開く際に実行できる操作
ヒント:初期インストールまたはアップグレードを行って以降はじめてP6 Web Accessを起動する際、 [ポートフォリオを開く]ダイアログを使用してプロジェクトグループを開く必要があります。グローバルナビゲーションバーの[ポートフォリオ]を最初にクリックしたときは、[ポートフォリオを開く]ダイアログが自動的に起動します。その後、最近使用されたポートフォリオのリスト、または[ポートフォリオを開く]ダイアログから、直接プロジェクトグループにアクセスすることができます。
- グローバルナビゲーションバーの[ポートフォリオ]アクションメニューから[ポートフォリオを開く]を選択します。
をクリックして、利用可能なプロジェクトグループ(EPS、ポートフォリオ、またはプロジェクトコード)のカテゴリを選択します。
をクリックして、プロジェクトグループの表示方法(ID、名前、またはIDと名前)を選択します。
ヒント: カテゴリを選択した後、グループを検索するには、
をクリックして検索条件を入力します。利用できるグループのリストは、条件を入力するたびに動的に更新されます。表示される検索結果は、選択したグループ化カテゴリ(EPS、ポートフォリオ、またはプロジェクトコード)に対してのみ適用されます。検索結果をクリアして現在選択されているカテゴリのすべてのアイテムを表示するには、検索条件をクリアするか、もう一度
をクリックします。
- グループを選択して詳細データをレビューするには、グループの名前をクリックし、[OK]をクリックします。
開くプロジェクトグループは、1つだけ選択できます。
注意:
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EPS内のプロジェクトへのアクセス権は持っていても、対応するEPSノードへのアクセス権は持っていない場合、EPSでグループ化すると、[限定されたEPSのプロジェクト]というラベルの付いたグループが表示されます。この状況は、プロジェクトアクセスをプロジェクト構造のWBSレベルまで詳細に定義できることから発生します。[限定されたEPSのプロジェクト]グループは1個しか存在しないので、このグループに複数のEPSノードに属するプロジェクトを含めることができます。
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ポートフォリオでグループ化すると、手動で管理されているポートフォリオが[グローバルポートフォリオ]セクションおよび[ユーザポートフォリオ]セクションにリストされます。フィルタによって管理されているポートフォリオは、[グローバルフィルタポートフォリオ]セクションおよび[ユーザフィルタポートフォリオ]セクションにリストされます。
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プロジェクトコードを選択することはできません。選択できるのはプロジェクトコード値だけです。ダイアログがプロジェクトコードで編成されている場合、そのコードに関連付けられている値を表示するには、プロジェクトコードのリストを展開する必要があります。たとえば、「Location」という名前のプロジェクトコードがあり、そのコード値が「North」、「South」、「East」、および「West」である場合、いずれかのコード値を開くことはできますが、プロジェクトコード「Location」を開くことはできません。
最後に作業したプロジェクトグループを開くには、グローバルナビゲーションバーで[ポートフォリオ]をクリックします。
最近使用したプロジェクトグループを開くには、グローバルナビゲーションバーの[ポートフォリオ]アクションメニューから最近使用したプロジェクトグループを選択します。アクションメニューにリストされる最近使用したアイテムの最大数は、管理設定で制御されます。