P6 Web Accessがインストールされていてワークフローおよびコンテンツリポジトリが設定されている場合、ドキュメントレビューを開始または参加することができます。
注意:プロジェクトドキュメントの場合、レビューを開始できるかどうかはドキュメントのセキュリティポリシーによって決まります。
ドキュメントレビューとは
ドキュメントレビューは、特定のドキュメントバージョンがレビューを行う人物に割り当てられるワークフロープロセスです。各ドキュメントレビューには、レビュータイプが割り当てられ、これによってワークフローにおける承認要件とレビュー者の順番が決まります。
ドキュメントレビューは、ドキュメントが1人または複数の人によって承認を受ける必要がある場合に便利です。たとえば、部門内のほかの4人からレビューを受けるプライベートドキュメントがあるとします。プロジェクトのすべてのメンバにドキュメントを提供する前に、ドキュメントが正しいかどうか各部門のメンバのレビューを受けることができます。ドキュメントレビューの作成は、情報を共有し、ほかのメンバから具体的なコメントやフィードバックを受ける場合に便利です。
ドキュメントレビューの開始
ドキュメントレビューの開始は、任意のドキュメントの[ドキュメント詳細]で行います。ドキュメントレビューを開始するときに、ドキュメントをレビューする人の名前を指定し、
以下のいずれかのレビュータイプを選択できます。
- [誰かがレビュー]:リストに含まれているレビュー者のうちの1人が、そのドキュメントバージョンを承認または却下できます。1人のレビュー者がドキュメントを承認すると、レビューステータスがレビュー承認済に変わります。1人のレビュー者がドキュメントを却下すると、レビューステータスがレビュー却下に変わります。
- [全員がレビュー]:リストに含まれているすべてのレビュー者がドキュメントレビューに応答する必要があります。レビューステータスがレビュー承認済に変わるためには、すべてのレビュー者がそのドキュメントを承認する必要があります。レビュー者の1人でもそのドキュメントを却下するとレビューステータスがレビュー却下に変わります。
- [全員が順番にレビュー]:リストに含まれているすべてのレビュー者が指定された順序でドキュメントレビューに応答する必要があります。レビューステータスがレビュー承認済に変わるためには、すべてのレビュー者がそのドキュメントを承認する必要があります。レビュー者の1人でもそのドキュメントを却下するとレビューステータスがレビュー却下に変わります。レビュー者の1人がそのドキュメントを却下すると、レビューが完了します。
レビューを開始すると、ダッシュボードのプロジェクト/ドキュメントワークフローポートレットにそのドキュメントが表示されます。このポートレットで、ドキュメント詳細のリンクをクリックすると、すべてのレビュー者からの応答と、まだレビューに応答していないすべてのレビュー者名のリストを表示できます。[ドキュメント詳細]からレビュー詳細を表示することもできます。
レビューが完了したドキュメントは、プロジェクト/ドキュメントワークフローポートレットから消去されます。この後、[ドキュメント詳細]の[レビュー詳細]タブから、完了したレビューの詳細にアクセスできます。
ドキュメントのレビュー
ドキュメントのレビュー者として割り当てられると、ダッシュボードのアクション要求ポートレットにそのドキュメントが表示されます。このポートレットで、ドキュメントのリンクをクリックしてレビューに応答することができます。
レビューに応答すると、そのドキュメントはアクション要求ポートレットから消去されます。この後、[ドキュメント詳細]で完了したレビューの詳細にアクセスできます。