コードはプロジェクト、リソース、アクティビティ、問題点をわかりやすい分類に編成するツールであり、データのグループ化、ソート、フィルタに使用します。たとえばプロジェクトの場合は、特定のロケーションで発生するプロジェクトや特定の作業フェーズに達したプロジェクトについてのみデータをレビューする必要がある場合に使用します。コードを使用してプロジェクトのさまざまな要素を分類することによって、プロジェクトデータの特定のサブセットに焦点を当てた分析を行うことができます。
コードの構成要素
コードは、コード名、コード値、コード値詳細記述の3つの構成要素からなります。
コード名は、「地域」のように、アイテムを分類するための大分類を表します。コード値は、「関東」、「関西」のように、分類内の具体的な名前を表します。したがって、プロジェクト要素にコードを割り当てる場合に選択する必要があるのは、実際にはコードではなくコード値です。コード値詳細記述は、コードの意味を説明する簡単な文章です。
プロジェクト、リソース、および問題点はグローバルなので、企業内のあらゆるプロジェクトで使用することができます。アクティビティコードには、さまざまなタイプがあります。
アクティビティコードのタイプ
アクティビティコードは、グローバル、EPS、またはプロジェクトのいずれかを指定することができます。グローバルアクティビティコードは、企業内のすべてのプロジェクトで使用することができます。EPSアクティビティコードは、指定されたEPSおよびその従属EPSノードに属するプロジェクトでのみ使用することができます。プロジェクトアクティビティコードは、1個のプロジェクト内でのみ使用することができます。アクティビティコードが関連付けられるEPSまたはプロジェクトは、コードを作成する際に指定します。
コードの作成と割当
Project Managementでのみ、プロジェクトとリソースコードの作成、削除、編集を行うことができます。P6 Web AccessとProject Managementの両方で、アクティビティコードの作成、削除、編集を行うことができます。
Project ManagementとP6 Web Accessで、プロジェクト、リソース、アクティビティコードとコード値を割り当てることができます。
問題点コードは、P6 Web Accessでのみ作成、削除、修正、および割当を行うことができます。