ステージ定義ページでは、プロジェクト要求ワークフローテンプレートの各ステージのデータとレビュー要件を作成または修正します。
[ステージ定義]ページで行える操作
特定ステージの要件の定義
- ワークフローグラフィックで、ステージのアイコンをクリックします。
- [全般フィールド]や[レビュー者]など、定義するデータ分類のタブをクリックします。
- テンプレートの要件の定義が完了したら、[テンプレートの保存]をクリックします。
データフィールド状態の選択と既定値の指定
各データフィールドの状態を設定して、フィールドを表示するかどうか、編集可能か、必須であるかを制御します。
データフィールドの状態はステージごとに設定されるため、ワークフロープロセスの各レビューグループのさまざまな要件に合わせて、ワークフローテンプレートをカスタマイズできます。たとえば、ステージ2のレビュー者には予算情報が必要ですが、ステージ4のレビュー者は予算情報にアクセスする必要がないか許可されていないため、予算のデータフィールドをステージ2では編集可能にし、ステージ4では非表示にすることができます。一部のフィールドには 既定値を指定することもできます。編集状態に設定されているフィールドに既定値を指定した場合、その既定値はワークフローの期間中に上書きされる可能性があります。
注意:プロジェクト要求テンプレートのステージ1では、[要求名]および[要求ID]の各必須テンプレートフィールドに状態と既定値を設定することはできません。
- [必要] - すべての必須フィールドに入力しなければ、ワークフローを次のステージに移行することができません。
- [自動生成](要求テンプレートのみに適用) - この設定は第1ステージの[要求ID]フィールドにのみ適用できます。このフィールドは、起案者がプロジェクト要求の固有のIDを指定する必要がない場合に使用します。
- [編集] - 編集フィールドでは入力と修正を行えますが、行わなくてもワークフローを次のステージに移行することができます。
- [非表示] - 非表示のフィールドは、プロジェクト要求フォームに表示されません。
- [読取専用] - 読取専用フィールドは、プロジェクト要求フォームに表示されますが修正できません。
- [非表示と割当の既定] (要求テンプレートにのみ適用) - この設定は、第1ステージの[上位EPS]および[責任者]フィールドにのみ適用できます。これらのフィールドに既定値を指定し、第1ステージではこれらのフィールドを非表示にする場合、この設定を選択します。
- [ドキュメント割当可能/不可] - ドキュメントの添付が可能なワークフロー内の個々のステージでドキュメントの割当機能を有効または無効にするときに、この設定を使用します。状態が[ドキュメント割当不可]に設定されている場合、ワークフロー要求フォームに[ドキュメント]セクションは表示されません。
レビュー者の選択
第1ステージを除くテンプレートの各ステージでは、回覧プロジェクトコード、あるいはユーザを選択することにより、1人以上のレビュー者を指定する必要があります。使用する方法のオプションをオンにしてから、プロジェクトコードまたは個々のユーザを割り当てます。
注意:回覧プロジェクトコードを使用する場合、使用する各プロジェクトコードの1つ以上の値にユーザが関連付けられていることを確認する必要があります。ワークフロー受信者と呼ばれるユーザとプロジェクトコード値との関連付けは、Project Managementアプリケーションで行います。ワークフロー受信者に1つ以上の値がマップされているプロジェクトコードのみを、回覧用に選択できます。
- プロジェクトコードを指定した回覧
回覧プロジェクトコードを割り当てるには、[割当]ボタンをクリックします。1つのステージに1つの回覧プロジェクトコードを割り当てることができます。 - ユーザ名を指定した回覧
レビュー者を割り当てるには、[ユーザの割当]をクリックします。ユーザ名を指定して回覧する場合、レビュー者を何人でも選択できます。順番に承認する回覧タイプが設定されている場合、必要に応じて矢印を使用してリスト内のユーザの順序を変更します。
適切なモジュールアクセスを持つユーザだけが、利用可能なレビュー者のリストに表示されます。
レビュータイプの指定
テンプレートレビュータイプは、定義されたステージにおけるワークフローの移行方法を決定します。
[全員がレビュー] - ワークフローはそのステージに選択されたすべてのレビュー者に回覧され、ダッシュボードのアクション要求ポートレットに表示されます。レビュー者がプロジェクト要求を移行する順序は指定されていません。すべてのレビュー者に回覧されると、ワークフローは次のステージに移行します。
[誰かがレビュー] - ワークフローはそのステージに選択されたすべてのレビュー者に回覧され、ダッシュボードのアクション要求ポートレットに表示されます。レビュー者がプロジェクト要求を移行する順序は指定されていません。ただし、あるステージの1人のレビュー者がワークフローを移行すると、そのワークフローはその他すべてのレビュー者のアクション要求リストから削除され、次のステージに移行します。
[全員が順番にレビュー] - ステージに指定されている順序に従って、ワークフローはレビュー者に1人ずつ回覧されます。ワークフローは最初のレビュー者のパーソナルワークスペースのアクション要求ポートレットに最初に表示されます。 ワークフローは最初のレビュー者のダッシュボードのアクション要求ポートレットに最初に表示されます。レビュー者がワークフローを移行すると、そのワークフローはアクション要求リストから削除されて次のレビュー者に回覧され、次のレビュー者のパーソナルワークスペースにあるアクション要求ポートレットに表示されます。 順番が最後に指定されているレビュー者がワークフローを移行すると、ワークフローは次のステージに移行します。