1. Oracle Solaris 11 Express の研究
2. Oracle Solaris 11 Express をインストールする準備
3. Oracle Solaris 11 Express のインストール
pkg コマンドを使用してシステム上の個別ソフトウェアパッケージを更新
A. Oracle Solaris リリースでの GRUB メニューの管理
システムを最新の状態に保つために、システム上のパッケージのうち、利用可能な更新があるすべてのパッケージを更新できます。この処理では、カーネルコンポーネントやその他の低水準システムパッケージなど、通常は更新が考慮されない可能性があるパッケージを更新します。
システム上のパッケージのうち、利用可能な更新があるすべてのパッケージのリストを表示するには、次のいずれかの方法を使用します。
パッケージマネージャーで、次の手順に従います。
「表示」メニューから「更新」を選択します。
「発行元」メニューから「すべての発行元」を選択します。
表示されたパッケージのリストから、「インストール/更新」ボタンをクリックするか、または「パッケージ」->「インストール/更新」を選択します。
表示されたすべてのパッケージを選択するには、列見出しにある選択アイコンをクリックするか、または「編集」->「すべて選択」オプションを選択します。
パッケージマネージャーで、「更新」ボタンをクリックするか、または「パッケージ」メニューから「更新」を選択します。
「更新」ウィンドウに、更新されるすべてのパッケージが表示され、更新を取り消すか実行するかをここで選択できます。
GNOME デスクトップメニューから、「システム」->「管理」->「Update Manager」を選択します。
「Update Manager」ウィンドウに、更新されるすべてのパッケージが表示され、更新を取り消すか実行するかをここで選択できます。
利用可能な更新があるパッケージのリストを表示するには、次のコマンドを入力します。
$ pkg list -u
イメージを更新するには、次のコマンドを入力します。
# pkg update --accept
このコマンドは、現在のイメージ内にあるすべてのインストール済みパッケージを、利用可能で許可された最新バージョンに更新します。ライセンスの確認が必要な場合、ライセンス契約に同意して更新を続行します。--accept オプションを指定しない場合、ライセンスへの同意が必要なパッケージが 1 つでも含まれていると、どのパッケージも更新されません。
実際には更新せずに、更新対象のパッケージを表示する場合は、次のコマンドを入力します。
# pkg update -nv --accept
一部のドライバやその他のカーネルコンポーネントなど、特定のキーパッケージが更新されると、システムは次の処理を実行します。
起動可能イメージである現在のブート環境 (BE) のクローンを作成します。
クローン内のパッケージを更新しますが、現在の BE 内のパッケージは一切更新しません。
システムの次回ブート時に、新しい BE をデフォルトのブート選択肢に設定します。現在の BE は代替のブート選択肢として残ります。
beadm コマンドを使用して、BE を作成、名前変更、マウント、マウント解除、アクティブ化、または破棄します。パッケージマネージャーを使用して BE をアクティブ化、名前変更、および削除できます。
より詳細な情報については、「「関連情報」」を参照してください。