第 1 章
ブート環境の概要
ブート環境とは、Oracle Solaris オペレーティングシステムのブート可能なイメージと、そのイメージにインストールされたほかのアプリケーションソフトウェアを加えたものです。 システム管理者はシステム上に複数のブート環境を維持することができ、 各ブート環境にそれぞれ異なるソフトウェアバージョンをインストールすることも できます。
システムに Oracle Solaris リリースの初期インストールを行うと、ブート環境が 1 つ作成されます。システムで追加のブート環境を管理するには、beadm(1M) ユーティリティーを使用します。