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Oracle® Database 2日でデータベース管理者
11gリリース2(11.2)
B56320-04
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A Oracle自動ストレージ管理の管理

この付録では、Oracle自動ストレージ管理(Oracle ASM)の使用について説明します。Oracle ASMは、オラクル社が推奨するストレージ管理ソリューションであり、従来のボリューム・マネージャ、ファイル・システムおよびRAWデバイスの代替ソリューションです。ここでは、次の内容について説明します。


関連項目:

  • Oracle自動ストレージ管理の詳細は、『Oracle Automatic Storage Management管理者ガイド』を参照してください。


Oracle自動ストレージ管理について

Oracle自動ストレージ管理(Oracle ASM)は、統合された高パフォーマンスのデータベース・ファイル・システムおよびディスク・マネージャです。オペレーティング・システムのファイル・システムのかわりにOracle ASMを使用して、Oracle Databaseファイルを格納します(任意に他のファイルも格納します)。

Oracle ASMは、記憶域の管理は管理者ではなくデータベースが行うという原則に基づいています。そのため、数千に上ることもあるデータベース・ファイルを管理する必要がなくなります。

Oracle ASMはストレージ・システム内のディスクを1つ以上のディスク・グループにグループ化します。ディスク・グループの小セットを管理し、Oracle ASMがこのディスク・グループ内のデータベース・ファイルの配置を自動化します。

Oracle ASMには次の利点があります。

RAWデバイスまたはオペレーティング・システムのファイル・システムではなく、データベース・ファイル記憶域にOracle ASMを使用することをお薦めします。ただし、データベースはOracle ASMファイルおよびOracle ASM以外のファイルの組合せです。Oracle Enterprise Managerには、Oracle ASM以外のデータベース・ファイルをOracle ASMに移行できるウィザードが含まれています。

Oracle ASMインスタンス

Oracle ASMは特殊なOracleインスタンスとして実装され、独自のシステム・グローバル領域とバックグラウンド・プロセスを持ちます。Oracle ASMインスタンスはデータベース・インスタンスと密接に統合されます。Oracle ASMを記憶域に使用する1つ以上のデータベース・インスタンスを実行する各サーバーには、Oracle ASMインスタンスがあります。Oracle Real Application Clusters環境では、各ノードに1つのOracle ASMインスタンスがあり、Oracle ASMインスタンスがpeer-to-peerで相互に通信します。ノード上のデータベース・インスタンスの数に関係なく、各ノードに必要なOracle ASMインスタンスは1つのみです。

Oracle ASMの管理

Oracle Enterprise Manager Database Control(Database Control)でOracle ASMを管理します。Oracle ASMインスタンスおよびOracle ASMディスク・グループを管理するには、SYSASMシステム権限を付与されたユーザーとしてOracle ASMインスタンスに接続します。Oracle自動ストレージ管理コマンドライン・ユーティリティ(ASMCMD)およびSQL*Plus文を使用してOracle ASMを管理することもできます。

インストール時またはOracle自動ストレージ管理コンフィギュレーション・アシスタント(ASMCA)の使用によりOracle ASMインスタンスを作成すると、SYSASMが指定されたOracle ASM管理者ユーザーに付与されます。


関連項目:


ディスク、ディスク・グループおよび障害グループの概要

データベース内に作成されたファイルのデフォルトの場所となるディスク・グループを作成して、Oracle ASMを構成します。ディスク・グループのタイプによって、Oracle ASMのファイルのミラー化の方法が決定されます。ディスク・グループを作成するとき、そのディスク・グループが通常の冗長性ディスク・グループ(デフォルトによる2通りのミラー化)か、高冗長性ディスク・グループ(3通りのミラー化)か、または外部冗長性ディスク・グループ(Oracle ASMによるミラー化なし)かを指示します。ストレージ・システムがハードウェア・レベルでミラー化されているか、または冗長データを必要としない場合は、外部冗長性ディスク・グループを使用します。デフォルトのディスク・グループ・タイプは、通常の冗長性です。

ディスク・グループは1つのユニットとして管理されるディスクのグループから構成されます。これらのディスクはOracle ASMディスクと呼ばれます。Oracle ASMディスクはディスク・デバイス、パーティションまたはネットワーク接続ファイルとして使用できます。

Oracle ASMインスタンスが起動すると、すべての使用可能なOracle ASMディスクが自動的に検出されます。とは、システム管理者がOracle ASMに準備したすべてのディスクの検索、ディスク・ヘッダーの確認、ディスク・グループに属するディスクの決定およびディスク・グループへの割当てが可能なディスクの決定のプロセスです。Oracle ASMは初期化パラメータにリストされているパス内(パラメータがNULLの場合はオペレーティング・システムのデフォルトのパス内)でディスクを検出します。

障害グループでは、一般的な潜在的障害メカニズムを共有しているOracle ASMディスクが定義されています。障害グループの例は、同じSmall Computer System Interface (SCSI)コントローラを共有しているSCSIディスクのセットです。障害グループは、データの冗長コピーの保存に使用するOracle ASMディスクを決定するために使用されます。たとえば、ファイルで双方向ミラー化が指定される場合、Oracle ASMによって自動的にファイル・エクステントの冗長コピーが別々の障害グループに保存されます。障害グループは、標準冗長性および高冗長性のディスク・グループにのみ適用されます。ディスク・グループを作成または変更する場合、またはOracle ASMで自動的に各ディスクを個別の障害グループに配置する場合、障害グループをディスク・グループに定義できます。ほとんどのシステムでは、デフォルトの障害グループはデータの損失を防止するために動作します。


関連項目:

  • 障害グループの詳細と障害グループの構成方法については、『Oracle Automatic Storage Management管理者ガイド』を参照してください。


Oracle自動ストレージ管理のインストール

このドキュメントでは、Oracle自動ストレージ管理(Oracle ASM)がシングル・インスタンスのサーバーまたはOracle Real Application Clusters(Oracle RAC)ノードにインストール済および構成済であることを前提としています。シングル・インスタンス・データベースまたはOracle RACデータベースの場合のOracle ASMのインストールおよび初期構成の詳細は、『Oracle Grid Infrastructureインストレーション・ガイドfor Linux』を参照してください。

Oracle自動ストレージ管理ホームページへのアクセス

すべてのOracle自動ストレージ管理(Oracle ASM)の管理タスクはDatabase ControlのOracle ASMホームページで開始されます。Oracle ASMホームページには次の内容が表示されます。

asm_home_11gr2.gifの説明が続きます。
asm_home_11gr2.gifの説明

Oracle ASMホームページにアクセスする手順は、データベースがシングル・インスタンス・データベースか、Oracle Real Application Clustersデータベースかによって異なります。詳細は、次の項を参照してください。

シングル・インスタンス・システムでのOracle ASMホームページへのアクセス

シングル・インスタンス・システムでは、データベースのホームページからOracle ASMホームページにアクセスします。

シングル・インスタンス・システムでOracle ASMホームページにアクセスするには、次の手順を実行します。

  1. データベースのホームページに移動し、任意のデータベース・ユーザーとしてログインします。

    詳細は、「データベースのホームページのアクセス」を参照してください。

  2. 「一般」ヘッダーで、「ASM」ラベルの横にあるリンクをクリックします。

    asm_si_11gr2.gifの説明が続きます。
    asm_si_11gr2.gifの説明

  3. Oracle ASMログイン資格証明の入力を要求された場合、ユーザーSYSとインストール時に設定したOracle ASMインスタンスのSYSパスワードを入力して、SYSASMとして接続します。

Oracle RACシステムでのOracle ASMホームページへのアクセス

Oracle RACシステムでは、クラスタ・データベースのホームページからOracle ASMホームページにアクセスします。

Oracle RACシステムでOracle ASMホームページにアクセスするには、次の手順を実行します。

  1. Database Control OC4Jインスタンス実行中のいずれかのノードでOracle Enterprise Managerにログインします。

    Database Control OC4Jインスタンスは、クラスタ・データベースを作成するためにDBCAが実行されたノード上で自動的に起動します。ユーザーの構成によっては、Database Control OC4Jインスタンスはその他のノード上でも実行する場合があります。

    詳細は、「データベースのホームページのアクセス」を参照してください。

  2. クラスタ・データベース: ホームページの「インスタンス」ヘッダーの下にある、該当するOracle ASMインスタンスへのリンクをクリックします。

ディスク・グループの領域使用量の監視

Oracle Enterprise Managerを使用すると、ディスク・グループの合計容量を監視できます。この容量には、未使用の領域の容量と、ミラー化を考慮しても安全に利用できる未使用の領域の容量が含まれます。

Oracle自動ストレージ管理(Oracle ASM)ディスク・グループの使用および空き領域を表示するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle ASMホームページに移動します。

    詳細は、「Oracle自動ストレージ管理ホームページへのアクセス」を参照してください。

  2. 「ディスク・グループ」をクリックして、ディスク・グループ・サブページを表示します。

  3. Oracle ASMのログイン・ページが表示されたら、SYSユーザーとしてログインし、SYSASMとして接続します。Oracle ASMインスタンスを作成したときに設定したSYSのパスワードを指定します。

ディスク・グループ・サブページには領域使用率の情報に関するすべてのディスク・グループが表示されます。

asm_admin_page_11gr2.gifの説明が続きます。
asm_admin_page_11gr2.gifの説明


注意:

「使用可能な空き領域」列に、ディスク・グループ内の実際に使用可能な領域がGB単位で表示されます。この数値はディスク・グループの冗長性レベルを考慮したもので、ディスク障害の発生後にディスク・グループ内の全ファイルの完全な冗長性をリストアするために予約されている領域は除外してあります。

ディスク・グループの作成

次のいずれを行う場合も、Oracle自動ストレージ管理(Oracle ASM)ディスク・グループを追加で作成する場合があります。

ディスク・グループを作成するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle ASMホームページに移動します。

    詳細は、「Oracle自動ストレージ管理ホームページへのアクセス」を参照してください。

  2. 「ディスク・グループ」リンクをクリックして、ディスク・グループ・サブページを表示します。

  3. Oracle ASMのログイン・ページが表示されたら、SYSユーザーとしてログインし、SYSASMとして接続します。Oracle ASMインスタンスを作成したときに設定したSYSのパスワードを指定します。

  4. 「作成」をクリックします。

    ディスク・グループの作成ページが表示されます。このページには、ディスク・グループに追加可能なOracle ASMディスクのリストが表示されます。「メンバー・ディスクの選択」ドロップダウン・リストを使用して、「すべてのディスク」または「候補ディスクのみ」のどちらが表示されるかを選択できます。

    create_disk_group_11gr2.gifの説明が続きます。
    create_disk_group_11gr2.gifの説明

  5. ディスク・グループ名を入力し、冗長性タイプ(「高」、「標準」または「外部」)を選択します。

  6. 次のとおりにディスクを選択します。

    1. 新規ディスク・グループに含める各ディスクの左のチェック・ボックスを選択します。

    2. ディスクを強制的にディスク・グループに追加するには、そのディスクの「再使用の強制」チェック・ボックスを選択します。


      注意:

      「再使用の強制」チェック・ボックスを選択すると、ディスクが別のディスク・グループに属していて有効なデータベース・データを持っている場合でも、新しいディスク・グループに追加されます。このデータは失われます。ディスク・グループに追加できるディスクを選択したかどうかを確認する必要があります。

    3. オプションで、選択した各ディスクのOracle ASMディスク名を入力します。(ユーザーが実行しない場合は、Oracle ASMにより名前が入力されます)。

  7. 「OK」をクリックし、ディスク・グループを作成します。


関連項目:


ディスク・グループの削除

ディスクを削除する場合は、そのディスク・グループおよびすべてのファイルを削除します。データベース・ファイルがオープン状態だとディスクを削除できません。ディスク・グループを削除した後、他のディスク・グループにメンバー・ディスクを追加したり、他の目的で使用することもできます。

ディスク・グループを削除する理由の1つとして、冗長性(「標準」、「高」または「外部」)の変更があります。ディスク・グループの冗長性は変更できないため、ディスク・グループを削除し、該当する冗長性で再作成します。この場合、ディスク・グループを削除する前にディスク・グループをバックアップするか、または移動する必要があります。

ディスク・グループを削除するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle ASMホームページに移動します。

    詳細は、「Oracle自動ストレージ管理ホームページへのアクセス」を参照してください。

  2. 「ディスク・グループ」リンクをクリックして、ディスク・グループ・サブページを表示します。

  3. Oracle ASMのログイン・ページが表示されたら、SYSユーザーとしてログインし、SYSASMとして接続します。Oracle ASMインスタンスを作成したときに設定したSYSのパスワードを指定します。

  4. 「選択」列でクリックし削除するディスク・グループの名前を選択します。

  5. 「削除」をクリックします。

    確認ページが表示されます。

  6. ファイルが含まれたままのディスク・グループを削除するには、「拡張オプションの表示」を展開して「コンテンツを含む」が選択されていることを確認します。

    ディスク・グループにファイルが含まれ、「コンテンツを含む」オプションが選択されていない場合、ディスク・グループを削除できません。

  7. 確認ページで「はい」をクリックします。

選択したディスク・グループへのディスクの追加

ディスク・グループにディスクを追加して、ディスク・グループの記憶領域の合計を増やします。1回の操作で1つ以上のディスクを追加できます。Oracle ASMは、ディスク・グループをリバランスするため、データは新規に追加されたディスクを含め、すべてのディスクに均等に配分されます。

数値を指定して、リバランス操作の速度を制御できます(有効な値の範囲は、使用しているOracle Databaseのリリースによって異なります。Oracle自動ストレージ管理管理者ガイドを参照してください)。数値が高いほど、リバランス操作は迅速になります。数値が低いと、リバランスに時間がかかりますが、処理およびI/Oに消費されるリソースは少なくなります。そのため、これらのリソースをデータベースのために使用できます。デフォルト値の 1 では、データベースの中断が最小になります。0では、リバランス操作は完全に停止されます。後で手動または自動でリバランス操作を実行します。たとえば、データベースで要求が少ない時間を待つ場合、およびディスクの追加または削除を行い、ディスク・グループ全体の変更後に1回のみリバランス操作を実行する場合などに、リバランス操作を延期できます。

ディスク・グループに1つ以上のディスクを追加するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle ASMホームページに移動します。

    詳細は、「Oracle自動ストレージ管理ホームページへのアクセス」を参照してください。

  2. 「ディスク・グループ」リンクをクリックして、ディスク・グループ・サブページを表示します。

  3. Oracle ASMのログイン・ページが表示されたら、SYSユーザーとしてログインし、SYSASMとして接続します。Oracle ASMインスタンスを作成したときに設定したSYSのパスワードを指定します。

  4. 「名前」列のリンクをクリックし、ディスクを追加するディスク・グループを選択します。

    ディスク・グループにあるディスクのリストが示されているディスク・グループ・ページが表示されます。

    disk_group_page_11gr2.gifの説明が続きます。
    disk_group_page_11gr2.gifの説明

  5. 「追加」をクリックします。

    ディスクの追加ページが表示されます。ディスク・グループに追加可能なOracle ASMディスクのリストが表示されます。これにはCANDIDATEPROVISIONEDまたはFORMERのヘッダー・ステータスが使用されたディスクが含まれます。

    asm_add_disks_11gr2.gifの説明が続きます。
    asm_add_disks_11gr2.gifの説明

  6. ディスク・グループに追加できるディスクのみではなく、ディスク・グループ(ヘッダー・ステータス = MEMBER)に属するディスクを含めたすべてのOracle ASMディスクを表示するには、「メンバー・ディスクの選択」リストから「すべてのディスク」を選択します。

    このページがリフレッシュされ、Oracle ASMインスタンスによって検出されたOracle ASMディスクの完全なリストが表示されます。

  7. オプションでリバランス処理の速度を変更するには、「指数のリバランス」リストから選択します。

  8. 次のとおりにディスクを選択します。

    1. ディスク・グループに追加する各ディスクの左のチェック・ボックスを選択します。

    2. ディスクを強制的にディスク・グループに追加するには、右の「使用の強制」チェック・ボックスを選択します。


      注意:

      「使用の強制」チェック・ボックスを選択すると、ディスクが別のディスク・グループに属していて有効なデータベース・データを持っている場合でも、ディスク・グループに追加されます。このデータは失われます。ディスク・グループに追加できるディスクを選択したかどうかを確認する必要があります。

    3. オプションで、各ディスクのOracle ASMディスク名を入力します。(ユーザーが実行しない場合は、Oracle ASMにより名前が入力されます)。

  9. 「OK」をクリックし、選択したディスクを追加します。


関連項目:


ディスク・グループからのディスクの削除

ディスク・グループからディスクを削除する場合は、削除するディスクからディスク・グループ内の他のディスクへすべてのファイルをバランスよく移行します。Oracle ASMはディスクを解放します。その後、このディスクを他のディスク・グループへ追加したり、他の目的に使用することもできます。1回の操作で複数のディスクを削除でき、削除操作のためのバランス調整もオプションで設定できます。

次はディスクを削除する場合の理由のリストです。


注意:

ディスク・グループからディスクを削除しても、それはディスク・グループから論理的に削除するにすぎません。ディスクの内容は削除されません。ただし、内容はディスクを新しいディスク・グループに追加したときに失われます。

1つ以上のディスク・グループを削除するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle ASMホームページに移動します。

    詳細は、「Oracle自動ストレージ管理ホームページへのアクセス」を参照してください。

  2. 「ディスク・グループ」リンクをクリックして、ディスク・グループ・サブページを表示します。

  3. Oracle ASMのログイン・ページが表示されたら、SYSユーザーとしてログインし、SYSASMとして接続します。Oracle ASMインスタンスを作成したときに設定したSYSのパスワードを指定します。

  4. 「名前」列のリンクをクリックし、ディスクを削除するディスク・グループを選択します。

    ディスク・グループ・ページが表示されます。

  5. 「メンバー・ディスク」ヘッダーの「選択」列で、削除するディスクのチェック・ボックスを選択し、「削除」をクリックします。

    確認ページが表示されます。

  6. リバランス処理の速度を変更する場合、またはディスクの削除にFORCEオプションを設定する場合は、次の操作を実行します。

    1. 「拡張オプションの表示」を展開します。

    2. オプションで、「強制」オプション、または、「指数のリバランス」リストのリバランス処理の速度の値を選択します。


    注意:

    Oracle ASMでディスクの読取りまたは書込みができない場合は、FORCEオプションが必要になることがあります。

  7. 「はい」をクリックし、ディスクを削除します。

    ディスク・グループ・ページに戻ります。削除された各ディスクはDROPPINGの状態で表示されます。

  8. 削除したディスクがディスク・グループに表示されなくなるまでページをリフレッシュします。


注意:

削除操作およびリバランス操作が完了するまで(削除したディスクがディスク・グループ上に表示されなくなるまで)は、削除したディスクの再利用または切断はできません。


関連項目:


Oracle ASM管理ファイルのバックアップ

Recovery Manager (RMAN)を使用して、Oracle ASMで管理されるファイルをバックアップすることをお薦めします。RMANを使用したバックアップの実行の詳細は、第9章「バックアップおよびリカバリの実行」を参照してください。

Oracle自動ストレージ管理: Oracle by Example Series

Oracle by Example(OBE)には、このマニュアルに関するシリーズが含まれています。このOBEでは、この付録のタスクを段階的に説明し、注釈付きのスクリーンショットを使用します。

Oracle自動ストレージ管理のOBEを参照するには、ご使用のブラウザで次のURLを指定します。

http://www.oracle.com/webfolder/technetwork/tutorials/obe/db/11g/r2/2day_dba/asm/asm.htm